株を持っている投資家が冷静でいられない理由

お金が絡むとほとんどの人は冷静にいれなくなる

お金が絡んでしまうと、どうしてもほとんどの人は冷静に物事を考える事が難しくなります。世の中で起きている犯罪などを見ても感じてしまいますし、家族や仕事なんかもお金のことが常に絡んでいます。お金で仕事を決めている人はたくさんいます。ほとんどの人はお金のことを普段考えて生きています。お金さえあればもっと良い家に住めるし、好きなものが買えるし、おいしいご飯が食べれるし、結婚して子供もたくさん作れるのに…なんて考えているわけです。当然、株式投資ではもろにお金の運用をしているわけですので、どう考えても冷静にできるわけがありません。大切な大切な自分のお金が毎日増えたり減ったりしているわけなんですから。冷静にできるなんてどう考えても難しいことです。

 

含み損を抱えた投資家の最後の手段は「希望」

株価は毎日上がったり下がったりの繰り返しです。と言うことは株を持っていれば、当然毎日自分のお金が増えたり減ったりします。多くの個人投資家は株価が上がればすぐに利食いをして、利益を確保したくなります。逆に株価が下がれば、損を確定させたくないので株価が戻れとお祈りをします。本来なら損切をしなければいけないにも関わらず損切りが出来ない人は、自分のお金が減るのが嫌だからです。自分の間違いを認めるのが嫌だからです。

そんな投資家の最後は、「希望」を抱くことです。

 

株価が上がれ上がれとお祈りをしてしまいます。あなたにも一度は経験がありませんか?

 

「希望」で株を買うことはないはず

この希望を抱くことって、投資をしている上では無意味どころか、有害でしかありません。そもそも考えてほしいことは、「希望」で株を買うことは絶対にありません。この株、上がればいいなあ…ってだけで買うことって基本ありませんよね?この株上がってください!ってお願いだけをして、株を買う人なんて方はいないと思います。

 

株を買う時はいつだって理由がある

そう、株を買う時はいつだって必ずその人なりの理由があります。株価が上がると感じる理由が無ければ人は絶対に株を買いません。上がるとも思えない株をわざわざ手数料を払って、しかも損をする可能性もあるにも関わらず買うなんて、意味がわかりませんよね。売る時も同じです。持っている株価が値下がりしている時に、希望を抱いてしまえば、もうそのトレードは損切りをしなければいけない段階に来ています。希望を抱いてしまった時点で、もう持っている株を買った理由は消え去っています。僕は希望を抱けば、すぐさまその時点で損切りする事を意識しています。そうすることで、損を小さくしています。上手い人でも勝率なんて60%程なんですから、損切りなんて当然たくさんやって当たり前なんです。株式投資は、損切り以上に利益を多く出せばそれで良いので、とにかく早めの損切りを僕は常に心掛けています。

⇒株は入口にあらず、出口にあり。損切り水準は買う前に決めよう。

⇒株は法則でやる。感情の上に法則を置く。法則こそ神。

 

「デイトレード」より引用

ここで僕が一番勉強になった本「デイトレード」より引用した文章を紹介します。

「希望」について、わかりやすく語ってくれています。

希望は特にトレーダーにとっては危険なものである。含み損を抱えたポジションを持ち続ける癖のあるトレーダーにとって、希望は大敵である。この場合、希望は、まさに行動が必要な時に行動を起こさないように仕向けるものである。何もしないことがその時点で最も避けなければならない選択肢である時に、希望は快適さと自己満足を与えてくれるのである。希望は知的な判断応力を奪い去る麻薬のようなものである。希望を持つことによって事実が見えなくなり、そして、希望を売る者の餌食になるのである。選択できるものなら、私は常に希望を売る側を選ぶ。トレーディングにおいては、希望は疫病神であり、何としても避けなければならないものである。

 

損切りを我慢すればする程、損失の額が膨れ上がる

いかがだったでしょうか。これまでの投資で、損切りをしなければいけないにも関わらず、「希望」を抱いた人はたくさんいるかと思います。そしてその希望が通じて、株価が買値に戻った人もたくさんいるでしょう、と言うか、少なくとも1度は絶対に皆希望を抱いたことで株価は戻っています。株式投資では損切りをしなければいけないにも関わらず、損切りをしなかったとしても10回中9回くらいは買値に戻ってくれます。意外と優しいものです。ですがたった1回だけ地獄を見ます。そしてそのたった1度の地獄で退場をしたり、大損をしたりする投資家がたくさんいます。

下落をした時に、損切りが嫌だなあと思いながらとりあえず様子見。さらに下がったとしてもやはり損切は嫌なので希望を抱いて様子見。そしてまた更に下がると、もうこれ以上下がらないだろう…と思って多くの投資家はナンピンをしていきます。下がれば下がる程ナンピンをしていき、評価損はポジションが増えるにしたがってすごい勢いで上昇していきます。そしてまた更に下がってしまうと、もう耐えきれなくなった投資家は全てのポジションを損切りしてしまいます。大損をしてしまう人の一般的な負け方はこんな感じです。

⇒大負けしたくないから株のしくじり先生を読んで勉強してみた。

⇒相場では株の買い時・売り時以上に大切な事がある。

 

損切り嫌だなあ…と思い始めた時に損切をする

こんな負け方をしない為にも、損切りが嫌だなあ…なんて思い始めた時にすぐに損切りをしましょう。なるべく早めに損切りをしさえすれば、損失はたいした額ではありません。避けるべきは大損なのです。細かい損は例え繰り返したとしても、そこまで大きな額にはなりません。そうやって何度も繰り返していく中で、自分にとって良い面悪い面を見つけていき、それをまた相場に活かしていけばいいのです。損切りをしたとしても、それで成長さえしていけば、いつかは取り返すことは出来ます。なので、とにかく早めの損切を意識してやっていきましょう

⇒年に数度訪れる暴落で大損失を出さない為に準備しておくべき事

 

損切りをする事で新たな投資をする資金を作れる

損切りを早くすることの大切さは、損失を小さく済ませることも一つですが、もう一つは、損切りをすることで自分にとって必要の無い銘柄に投資をしていた資金を新たな投資先に投資をできるようになることです。これが意外と大きなことです。塩漬け銘柄ばかりが増えていくと、有望株が見つかっても資金が足りずに投資ができません。そしてそういった時に株価が大きく上昇してしまうものです。

⇒塩漬け銘柄を無くす為にプロスペクト理論を知ろう

 

本当に持っておきたい銘柄なら損切りしてまた買おう

もし大きな評価損を抱えている銘柄が今あるならやって欲しい事が一つあります。

その株を一度損切りをしてみてください。そしてまた同じ株数買ってみましょう。

 

これ、出来ますか?もし本当に自信を持っている銘柄なら、多少株価が下がったところで買い直すことは出来ると思います。でもその銘柄が本当に上がるかどうかを疑い出している人には損切りして再度買い直すことなど出来ないでしょう。そして買い直すことができないということは、もうその銘柄はあなたにとって持っていても意味がないということです。株価が下がって損切を迷っている人は、一度このことを考えてください。そして試してください。そうすることで、その株に本当に自信を持っているのか、ただ損切をしたくないだけなのかがすぐにわかります。一度損切りをすることで人は冷静に物事を考える事ができます。その状態でまた株を買いたいかどうかを考えてみてください。

 

 

運営者一番お勧めの「デイトレード」から学ぶメンタルの鍛え方

次はこちらです。

⇒連敗していてもルール通りにトレードをしなければいけない。

 

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めたん

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元証券ディーラー。現在は専業投資家として日々相場に向き合いながら、いくつか事業も立ち上げて高知県で生活をしています。立ち上げている全ての事業は完全在宅です。こちらのブログでは株式投資の日々の戦略や収益、相場への考え方や向き合い方、完全在宅ビジネスの内容、お金についてのメリットや考え方、趣味の登山や旅行について記事にしています。   詳しい自己紹介【about】をクリック!   無料メールマガジン配信しています!詳しくは【こちら】に記載しています。

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