一つの失敗が死に繋がる零戦搭乗員から学ぶ失敗への向き合い方

零戦搭乗員とは

題名からすると少し重たそうな内容に感じるかもしれませんが、重たい内容にはなっていません。「about」でも書いていますが、僕は第二次世界大戦についての本や映画を色々と読んだり見たり、そして戦跡巡りをしたりしていまして、その中でも一番印象に残っていて、自分の人生観が変わり、勉強させて頂いているのが零戦搭乗員の方々です。零戦についてはほとんどの人が聞いた事があるとは思いますが、大東亜(太平洋)戦争時代に日本で活躍した戦闘機です。正式名称は零式艦上戦闘機と言います。詳しく知りたい方は零戦を設計された方が書いた本がありますので、一度読んでみてください。零戦を聞くと特攻隊の事を想像する人が多いんじゃないかな?と思います。爆弾を抱いて敵空母に体当たり攻撃をする特別攻撃隊の事です。大東亜戦争末期では特攻隊が主流でしたが、戦争初期の頃は特攻隊などは存在せず、零戦の性能、そして搭乗員の技量共に世界最高レベルで世界に敵無しと言われている時代もありました。

 

今の10代20代の方々は多分ほとんどの人が戦争の事なんて詳しく知らないと思います。10代の人たちは日本がアメリカと戦争をしたことすら知らない人がいるとも聞いた事があります。僕もまだまだ20代なので、そんな若い人間が戦争の映画を見たり本を読んだりしていると、割と変な目で見られることも正直多いです。笑 でも60歳以上の方々とお話をしたり、そして本を読んだりする中で、口を揃えて「若い人程(戦争の事を)知って欲しい。」という事を仰っていました。別に戦争をしたいと言ってるわけではありませんよ、当然ですが。こちらの記事では僕がこれまで戦争について勉強をしてきた事を踏まえて、僕が仕事にしている「株式投資」だったり「商売」だったりに繋がる内容を書いていきますが、ほんの少しでも記事が面白いと思って貰えたら、シェアして頂いたり、こちらの記事で紹介している本や映画なんかをどれか1つでも見て頂けりすると嬉しく思います。

 

零戦 その誕生と栄光の記録 (講談社文庫)

 

 

有名な映画としては、「永遠のゼロ」や「俺は、君のためにこそ死ににいく」なんかがありますね。どちらも有名な映画なので知っている人も多いと思います。

たった1つの失敗が死に繋がる

彼らに共通している事は、戦闘機乗りというのはたった一つの失敗が死に繋がる事です。例えば自軍の基地の上空で空戦をしている時に被弾をしても、飛行機の被弾だけであるならば最悪飛行機が墜落する前や爆発する前に逃げ出してパラシュートを使えば助かるでしょう。もちろん体を撃ち抜かれると終わりですが。ただ敵基地に攻めに行っている場合はそうもいきません。自分の体だけではなく、飛行機も中々あまり被弾する事は出来ません。被弾する場所が悪いと帰れなくなってしまうからです。零戦搭乗員は帰れない事がわかると相手に損害を与えようとそのまま自分の体もろとも飛行機で自爆する事を選んでいました。

もちろん空戦だけではありません。零戦は航続距離が長いので、遠くまで飛んでいくこともありました。その際に道を間違えてしまうと帰れなくなりますし、もちろん燃料が無くなってしまっても終わりですし、そういった部分でも失敗は出来ません。空母だと着陸する事も難しいのでそこでも失敗は出来ません。敵基地まで飛んでいっている途中も常に油断は出来ません。往復数時間かかろうと、いつ敵が現れるかわかりません。気付いたら撃墜されている…ということにならない為にも常に警戒をしておかなければいけず、遠い場所まで攻撃をしにいく搭乗員の日々の疲労は大変なものだったそうです。

 

実際に日本海軍航空隊のトップ・エースとして活躍した方が書き残した空戦記録もお勧めです。めちゃくちゃ読みやすいです。岩本徹三中尉、撃墜機数二〇二機、うちラバウル上空の戦果一四二機―初陣の中国大陸から、真珠湾、ソロモン、比島、本土と、常に最前線の空戦場裡で死闘を繰りひろげ、みごとに勝ち抜いてきた方です。

零戦撃墜王―空戦八年の記録

死んでしまうと次は無い世界

こうやって零戦搭乗員は毎日の様に「死」が隣り合わせの状態で一人ひとりが任務にあたっていました。「たまに」ならまだわかりますが、「毎日の様に」です。そして死んでしまうとそこで全てが終わりです。

「進撃の巨人」でリヴァイが言った名言があります。

お前ら明日何をしていると思う?明日も飯を食ってると思うか?明日もベッドで十分な睡眠を取れると…思っているのか?隣にいる奴が…明日も隣にいると思うか?

まさに当時はこんな世界だったようです。空戦に行く前にいた味方も、空戦から帰って来ていたら何人か減っている…こんな事は日常茶飯事でした。どれだけ技術が向上してもほんの少しの油断で死に繋がる事もありますし、自分ではなく指揮官の判断ミスで巻き添えをくらうこともあります。

 

運の要素も大きい

そして運の要素も大きいです。空戦で後ろから敵に撃たれても運よく体に敵弾があたらないこともあるでしょうし、飛行機も燃えずに飛ぶことが可能な場合もあるでしょう。逆に空戦中に流れ弾が一発当たってそれだけで飛行機が火だるまになって死んでしまうこともあるでしょう。中には特攻隊として選ばれて亡くなった人もいるでしょうし、運よく選ばれず生き残った人もいるでしょう。戦争終結時まで生き載り戦い続けた人は運と実力の両方を持っていたわけです。

 

今は失敗は次の成功に繋げられる

当然ながら今の時代はこんな厳しい時代ではありません。失敗しても死にません。当たり前です。失敗をする事が自分の経験値となり、失敗の原因を探り同じ失敗をしない事で成功へとつなげる事が出来ます。失敗をする事は成功への条件、みたいなものです。

 

とにかく経験を積んでいく

だからこそやりたいことがあるけど失敗するのが怖い…と思っている人は、失敗なんて気にせずとにかく行動をしていきましょう。経験を積んでいきましょう。失敗せずに成功する事なんてそもそも無理です。失敗をしたことが無い人は成功をしたことが無い人とも言い換えられます。とにかく行動していくことで、失敗をするかもしれませんが、その失敗を糧にしていきましょう。具体的に動けば、具体的な答えが出ます。上手くいけばそれはそれでいいですし、上手くいかなければ上手くいくためにどうするのか?を考えていけばいいだけです。

 

小さな失敗で終わらせる

ただ覚えておかなければいけない事は、必ず小さな失敗で終わらせる事。失敗をしてもたいしたリスクを負わない範囲で失敗をしなければいけません。

 

一つの失敗で全てが0になるリスクは取らない

ここで株式投資の話になりますが、例えば1銘柄に全力で空売りをしたり、先物やFXでフルレバレッジでエントリーをしたり。そんなリスクのある事をすると、もし自分が思った方向の逆にいくと簡単に全ての資金を失ってしまいます。飲食店を出したいと思っている人がいたとして、いきなりお店を開業するのもリスクは大きいでしょう。まずは小さく、例えばどこかの飲食店の定休日だけを使わせてもらうとか、夜に営業している店があるなら昼間だけ使わせてもらうとか。自分の家で何かイベントを企画してご飯をふるまうのもいいでしょう。これなら失敗したとしても金銭的リスクはとても小さいですよね。自分に向いていないなら辞める事も出来ますし、失敗したらしたで何が駄目だったのかを考えて次に繋げる事もできるでしょう。

株にしろ、商売にしろ、なんにしろ、最初は小さく小さくやっていくことを強くお勧めします。そして自信がついていけば少しずつ大きくしていけばいいのです。経験も積んでいないのにいきなり大きくやっていくと失敗した時に取り返しがつかなくなる可能性があります。

⇒下手な空売りは一発退場!!買いは家まで売りは命まで。

 

同じ失敗は絶対にしないようにする

そして大切なのは、同じ失敗をしないようにする事。同じ失敗を繰り返していては全く意味がありません。失敗をした時に反省をして、次に同じ失敗をしないからこそ失敗には意味があります。そうやって失敗を潰していけば、必然的に成功へとつながるからです。だからこそ、一度自分がやらかした失敗は、対策を考えて同じ失敗を二度と繰り返さないようにしましょう。

 

株式投資でも失敗しない事を考える

株式投資の世界では失敗は損失を出した時に見つかる事が多いでしょう。この世界で多くの人はどうやったら稼げるか?勝てるのか?ばかり考えています。でも実はそうじゃないんですよね。「どうやれば負けないか?損失を出さないか?」を考える方が大切です。そのために自分でルールを作っていかなければいけません。損失には2種類あって、防げた損失と防げない損失があります。防げない損失はどうしようもありません。株式投資では勝率が100%と言うのはありえないわけで、必ず損失は出ます。ただ防げる損失は絶対に防いでいかなければいけません。1度目はもちろんわからないので損失にはなるでしょうが、その損失を出した時に損失を出した原因を見つけます。その原因が見つかれば次に同じ損失を出さないようにルール作りをしていきます。

僕はたった一つのルール違反が退場に繋がる可能性がある…と普段から常に考えて、相場に向き合っています。たった1度くらい…と思う人もいるかもしれませんが、1度でもやってはいけない事(自分のルールを破る事)をしてしまうと、人は2度でも3度でも繰り返します。そしてルール違反に慣れ切った時に、とりかえしがつかない状態になり、退場へと歩んでいくでしょう。僕はそうならない為にも自分が決めたルールは1度たりとも破らないように意識をしています。

⇒大負けしたくないから株のしくじり先生を読んで勉強してみた。

⇒損切りの上手い人だけが相場の世界で生き残る。

⇒全てを自己責任と考えれない人は投資なんて辞めた方がいい。

⇒塩漬け銘柄を無くす為にプロスペクト理論を知ろう

⇒負けなければおのずと勝ちになる。投資ではリスク管理を徹底する。

生き残る事が何よりも大切

矛盾しているように聞こえますが、稼ぐ事なんて正直考えなくてもいいんです。どうすれば負けないか?を考えて、そしてそれを実行していけば収益はいずれついてきます。だからこそ失敗をしてしまった時に自分のトレードを振り返り、何が駄目だったのかを見つけて、そして同じ失敗を絶対しないようにします。そうやって失敗を潰していけば、損失を出す時が圧倒的に減ります。損失を出さなければ、当然ながら収益を出す時が増えていきます。

 

資金さえあれば何度でもチャンスがある

株をやっていると、たった一回の暴落で全ての資金を失っている人をよく見かけます。たった1銘柄に全ツッパして資金を失っている人も見かけます。暴落なんて1年の間に何回か必ず来ます。その1回1回でいちいち退場していると資金がいくらあっても足りません。暴落で損をした経験のある人はなぜその時に大きな損をしたかを考えて、次は同じ失敗をしないようにしましょう。資金さえあれば何度でもチャンスがあるのがこの世界。その大切な大切な資金をどうやれば減らさないで株式投資が出来るのかを考えて相場に向き合うと、結果は変わって来ると僕は思います。相場はギャンブルとしてやるならお金はいくらあっても足りませんが、仕事としてやっていくなら少しの資金であっても安定的な収益を築いていけるでしょう。

⇒年に数度訪れる暴落で大損失を出さない為に準備しておくべき事

 

まとめと、おススメの本

いかがだったでしょうか。僕が伝えたかった事をまとめると、

・失敗は悪い事ではない

・失敗をしたら次に同じ失敗をしないように工夫する

・全てを失うような失敗だけはしてはいけない

の3つです。行動をしていると失敗なんて日常茶飯事です。失敗を怖がらず、成功する為の過程として受け止めて進んでいってください。

 

では最後に。僕がこれまで読んできた戦争関連の本(DVD)でお勧めのモノをいくつかご紹介します。もし気になるものがあれば一度読んで頂けると嬉しく思います。

太平洋戦争 全10巻セット

 

沖縄戦 二十四歳の大隊長: 陸軍大尉 伊東孝一の戦い

 

大空のサムライ

 

最後のゼロファイター 本田稔・元海軍少尉「空戦の記録」

 

特攻の真意 大西瀧治郎はなぜ「特攻」を命じたのか

 

ユキは十七歳 特攻で死んだ

 

太平洋戦争 最後の証言 第一部 零戦・特攻編

 

国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動

※この本は自衛隊の方のお話です。

 

※今回の記事は今まで自分が勉強してきた上で書いていますが、もしかしたら多少の間違いなどがあるかもしれません。「戦争」というワードはデリケートな内容だと思いますので、もし間違いなどがありましたらすぐに確認の上、記事内容を訂正させて頂きますのでお伝えして頂けたらと思います。

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めたん

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元証券ディーラー。現在は専業投資家として日々相場に向き合いながら、いくつか事業も立ち上げて高知県で生活をしています。立ち上げている全ての事業は完全在宅です。こちらのブログでは株式投資の日々の戦略や収益、相場への考え方や向き合い方、完全在宅ビジネスの内容、お金についてのメリットや考え方、趣味の登山や旅行について記事にしています。   詳しい自己紹介【about】をクリック!   無料メールマガジン配信しています!詳しくは【こちら】に記載しています。

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