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人生でお金はめちゃくちゃかかる
低賃金、サービス残業、何年働いても給料は上がらない、休みが無い…ここ数年、若い人たちは悲鳴を上げています。会社員として働いているのに本当に最低限度の生活すら送る事ができていない人を僕は見かけたことはありませんが、なんだかんだ言っても、家賃払って、通信費を払って、服を最低限買って、ご飯を食べると、毎月のお金が残らない…。こういう生活を毎月送るだけの収入しか得ていなく、貯金が中々貯まらない…そんな人はたくさんいます。「もっと給料が欲しい」「毎日やりたいことをしたい」「働きたくない」なんて思っている人は多くいるでしょう。ただ「今」は現状でも生活ができているのでいいかもしれませんが、「未来」のことも考えておかないといずれどこかで大変なことになります。家族ができたり、車を買ったり、老後の資金だったりと思っている以上に人生でお金はかかります。そしてその準備はなるべく早めに、若い間からしていった方が確実に有利です。
こちらの記事では人生でお金がかかるイベントを見ていって、人生で具体的にどれくらいお金がかかるのか?そしてその為にどんな準備をしていけばいいのか?について記事にしました。
準備、していますか?お金かかること、知ってますか?
準備、していますか?
人生でどれくらいお金がかかるか、具体的に知っていますか?
この質問、ほとんどの人が「NO」と答えます。知らないから将来の事が漠然と不安になりますし、知らないから準備も具体的にしたくてもできません。毎月ただ何となく1万円を貯金したとしても、3万円貯金したとしても、将来にどれくらいお金がかかるか知っておかないとずっと不安でしょう。1000万円の貯金があろうと、3000万円の貯金があろうと、それは変わりません。お金に関わる不安を無くす為には、まず人生でどれくらいお金がかかるかを知り、そしてそのために少しずつ準備をしていくことです。世の中ではお金に関わる話をする事はタブーとされています。学校でも教えて貰えません。先生も知らないからです。だからこそ、自分で情報を取りにいかなければいつまでたってもわからないわけです。本を読むのもいいですし、セミナーに行ってみるのもいいですし、ネットで色々なブログを読んでみるのもいいでしょう。まずは知る事。知れば不安は無くなります。そして次に考える事は、どうやって準備をしていくのか?毎月の貯金で足りるのか、副業を始めなければいけないのか、転職をするのか。選択肢を自分なりに考えていき、答えを見つけ出していきましょう。
若くから始めた方がいい理由
なるべく若くから始めた方が良い理由はいくつかあります。
・失敗しても取り返しやすい
⇒若い間は失敗しても比較的取り返しやすいです。金銭的に失敗したとしても、若い間は大きな資金を持っている可能性は低いので、いずれは取り返しやすいです。他にも結婚をしていなければ、例え失敗したとしても大きな迷惑をかけることになる可能性は少ないでしょう。若い間に失敗をしても、年齢的に再度挑戦することも可能です。
・複利の力を活かしやすい
⇒投資をやるとすると、確実に若い間から始めた方が有利です。毎年5%の資産を継続して増やせるとすると、10年間だと100万円は1,628,891円にしかなりませんが、40年間だと7,039,941円にもなります。投資に興味がある人はなるべく若い間からこつこつと初めていくほうが絶対に有利です。
・年を取る程、行動ができなくなる
⇒年を取ると、人は現状維持を好むようになります。守りに入ります。リスクを取る事を嫌います。体力的に、厳しくなります。
・応援してくれる友達が比較的多い
⇒何か新しい事を始める場合は、応援してくれる人が多いほど成功がしやすくなります。若い間は学生時代の仲間やスポーツや趣味の繋がりが比較的残っています。
新しい事を始めようと考えている人は、「勉強してから」とか「3年後には」とか「いつか」とか言わずに、今すぐ始めることをおススメします。行動することが何よりの勉強になりますし、同時に経験値もついていきます。応援してくれる人も若い間の方が多いですし、失敗しても取り返しがつきます。「若い時の苦労は買ってでもせよ」と言われますが、本当にその通りでとにかく何かやりたいと考えている人は早い間にやっておきましょう。
人生でお金がかかるイベントから必要な貯蓄額を考えよう
ではここからは「人生でお金がかかるイベント」を見ていき、生涯でどのくらいお金がかかるかを考えていきましょう。人生でお金がかかるイベントには、「結婚」「車」「出産」「養育費」「家」「老後」等があります。これらを一つひとつ見ていき、どのくらいお金がかかるかがわかれば、貯蓄していかなければいけない額が見えてきます。あくまで平均的な価格でお伝えをしているので、人によっては大きく金額は変わりますのでその点はご了承ください。25歳から65歳までの40年間で考えています。
・結婚…300万円
⇒結婚式の費用はご祝儀が返って来るので実質の費用は100万円前後になりますが、新婚旅行や引越し、家具家電の購入を含めると結局300万円近くになります。
・車…1500万円
⇒車本体、ガソリン、駐車場、自賠責保険、任意保険、車検、税金…などなど。維持費は車種や住む場所によって大きく変わる項目もありますが年間で約25万円程かかります。となると40年間で約1000万円になります。車本体は15年で買い替えると考えて、1回あたり約150万円の費用、25歳、40歳、55歳で購入する計算とします。本体と維持費を考えると、40年間で約1500万円の費用がかかります。
・家…約4300万円
⇒一般的に家を購入される平均金額は約3000万円です。例えばそこから35年払いの金利が2.22%固定だとすると、総支払額は約4300万円となります。家を購入される際は頭金も必要になってきますので、購入前にまとまったお金も用意しておかなければなりません。
・養育費…約2000万円
⇒幼少中高大の教育費、食費、衣料費、医療費、おもちゃやゲーム、その他いろいろで2000万円近くかかります。教育費はご存知の方も多いとは思いますが、私立や公立に行くかで大きく変わりますし、小中高で塾に行くかどうかでも変わってきます。
・通信費…約1000万円
⇒携帯代とネット代金のトータルです。今は格安シムも出てはいますが、一般的なキャリアのケータイを使うと月に7000円前後かかります。夫婦二人で14000円、後は家に繋ぐインターネットも考えると月に2万円近くかかるでしょう。子供がいると更にかかりますね。年間で24万円かかり、それが40年だと、約1000万円かかる計算となります。
・老後…約5000万円
⇒夫婦2人で65歳から80歳まで生きるとして、月に25万円の生活費がかかるとします。そうすると25×12(ヶ月)×15(年)=4500万円。たまに旅行とかもいきたいでしょうし、何かしらの出費なども含めると、大体5000万円かかるでしょう。年金が貰えるといいのですが、僕らの世代は貰えない可能性が高く、あまり期待はできません。少しずつ自分たちで貯金をしていかないといけません。
などなど。
もちろんこれらの他にも月々の生活費もかかります。保険に入ったり、食費がかかったり、服を購入したりと毎月何かとお金がかかります。収入から生活費を引いて、少しずつでもお金を残していって、いずれ来るイベントの為に貯蓄をしていかねばなりません。
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一般的な会社員の生涯年収を考えよう
一般的な会社員の平均年収はいくらかご存知でしょうか?平成27年度分の民間給与実態統計調査によれば、男性は年収521万円、女性は年収276万円とのことです。22歳から65歳の年齢まで働くとすると、(65-22+1)×521=1億7,714万円となります。平成27年度の平均年収で見ると、男性の生涯賃金はこの金額となります。ちなみに女性は(65-22+1)×276=9,384万円となります。もちろんここから税金が引かれるので手取りは少なくなります。大体2割くらい引いた額が手取りとなります。
何も準備しておかなければ死ぬまで働くのが当たり前に
今では男性だけではなく、女性も働くのが当たり前の時代です。考えてみると当たり前ですが、男性の生涯賃金だけで見ると、絶対にお金は足りません。平均より稼いでいる人ならば奥さんが働かなくとも、男性だけ働けば何とかなるかもしれませんが、平均年収程度であるならばどこかで足りなくなります。昔は65歳になると年金が貰えたのですが、僕らの世代は貰えない可能性は高いでしょう。今のお年寄りの方々は年金が貰えていない人だと生活が成り立たないので、生活保護が貰えている人が多いです。それで生活が出来る人も多くいるでしょうが、多分今の20代が高齢者になる時はそういったことも中々厳しいでしょう。どんどん少子高齢化が進んでいるからです。
共働きであるならば、平均年収だけを見るとイベント、食費、保険、その他の費用を含めても何とか足りそうです。しかし子供が生まれると奥さんはしばらく働けなくなりますし、子供が増えれば増える程、養育費は倍になっていきます。「何とかなるだろう」と若い間から何も考えずにいると、割と大変なことになる可能性があることが、わかって頂けると思います。
収入を上げるか、支出を下げるか、お金に働いてもらうか。
じゃあ選択肢は「収入を上げるのか」「支出を下げるのか」「お金に働いてもらうのか」の3択です。一つひとつの選択肢を検討していき、自分に出来る範囲からやっていきましょう。
収入を上げるの選択肢
・転職
⇒今より給料の良い会社に転職をする
・共働き
⇒1馬力ではなく2馬力にすることで収入を上げる
・副業
⇒会社の収入に上がる見込みが無ければ、副業をして収入を作る
独立・副業したいなら1円でもいいからお金を稼ぐ経験値を作ろう
僕が完全在宅で月に10~20万円を安定して稼いでいる商売について記事にしています。
ブログを書くことでも収入を作る事ができます。
⇒知識0の人がワードプレスで記事を書いて収益化するまでを目標に、これまで実践してきた事を紹介していく
支出を下げるの選択肢
・家計簿をつける
⇒家計簿をつける事で支出の無駄を見つけ、削減していく
・通信費の見直し
⇒格安シムに変更をする
・家賃の見直し
⇒今より家賃が安い家に引っ越しをする
WiMAX2+ギガ放題の各社料金比較。「安い=おすすめ」ではない!
お金に働いてもらうの選択肢
・投資をする
⇒株式投資、不動産投資
⇒太陽光発電
個人の太陽光発電って実際メリットあるの?儲かるの?2017年の今、考えてみる。
何からしたらいいかわからない人はまず本を読もう
何からしたらいいかわからない人はまず自己投資をしていきましょう。僕が一番おススメするのは読書です。世の中では読書をしただけでは人生は何も変わらない…と言っている人もいますが、僕はそうは思いません。僕は商売や仕事の事なんて何もわからない社会人1年目に150冊近くの本を読み、それでどんどん考え方が変わり、そして行動に移していきました。読書は投資額が安く済む割に、リターンがめちゃくちゃ大きな投資です。僕がこちらの記事を読んで頂いている方におススメの3冊です。
人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。
金持ち父さん貧乏父さん
金持ち父さんのキャッシュフロークワドラント
まとめ
では、まとめです。
・人生でどれくらいお金がかかるかを知ろう
・普通に会社員をしているだけだと、お金は足りない可能性は高い
・なるべく若い間から準備をしておく方が有利
・収入源を上げるか、支出を下げるか、投資を始めるかの選択肢を考えておこう
・何をやればいいかわからなければ、とにかく本を読もう
以上です。
こちらの記事が参考になりましたら幸いです。

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