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イオンを例に株主優待の権利を得るタイミング解説!ぎりぎり購入は危険?

株主優待とは?

株主優待とは、会社の株を持ってくれている人に、その会社が「株を持っていてくれてありがとう」と会社が株主へ送るプレゼントのようなものです。このプレゼントの事を株主優待と言います。この株主優待は、企業の株を何株持っているかによって、プレゼントの内容も変わってきます。

こちらの記事では、イオンという会社を例に株主優待の権利を得るタイミングとどのタイミングで株を買うのがおすすめか?そして優待を得る際に気を付けたいことについてお伝えをしていきます。

「株主優待の権利」は1日だけ持っておけば得られる

先程株主優待についてこんな説明をしました。

株主優待とは、会社の株を持ってくれている人に、その会社が「株を持っていてくれてありがとう」と会社が株主へ送るプレゼントのようなもの。

これは間違いではないのですが、実は株主優待は常に会社の株を持っておかなくてもいいのです。極端な話、1日だけ株を持っていれば株主優待の権利を得ることはできます。株を買って、翌日株を売れば、株主優待の権利を得る事ができます。たった1日持ち越すだけでいいなんてありがたいお話ですね。

いつのタイミングで持っていたら株主優待を貰えるのか

ではいつのタイミングで持ってたらいいの?というと、それは会社によって変わってきます。例えばイオン(8267)を例にお伝えしていきます。

イオンは株主優待を貰えるタイミングが年に2回あって、2月末と8月末になっています。

⇒イオンの株主優待

2月末と8月末と言っても、本当に末に買っていては株主優待は貰えません。実は末から2営業日前に買っておかなければいけません。2019年で考えてみましょう。

※2019/7/16より株取引ルールが変わり、受渡日が約定日から3営業日から2営業日後へと変更されました。

2019年8月です。

2営業日前に購入すると考えると、8月の最終日は8/30金曜日になります(土日は株式市場は開いていません)ので、8/28にイオンの株を購入しなければなりません。8/28に買って持ち越しをすれば、次の日にすぐに株を売却したとしても、イオンの株主優待と配当金を貰える権利が確定します。

ではもう一つ例として2020年2月の株主優待の権利日についてです。

2営業日前に購入することを考えると、2月28日が最終営業日ですので、2月26日に購入をしなければなりません。この日に買って持ち越しをすれば、次に日にすぐ売却したとしても株主優待と配当金を貰える権利が確定します。

2019年のイオン(8267)の配当金は、2月末は1株当たり17円で、8月末は1株当たり18円(予定)となっています。100株単位でしか買えないので、100株持っていれば年間で3500円の配当金と株主優待が貰えるわけです。

株主優待や配当金を入手するためには、まず証券会社で口座開設をしなければいけません。僕が普段使っている証券会社は松井証券と楽天証券の2社です。僕が口座開設をしてきた基準について書いた記事がありますので、紹介しておきます。

「口座開設する証券会社を選んできた理由と現在の使用用途について」

株主優待はたくさんあるので色々と探してみよう

今回こちらの記事ではイオンについてお伝えをしていますが、株主優待は1000社以上の会社が実施をしています。会社によって様々な優待を実施していますので、知りたい方は次の漫画を読むと面白おかしく勉強ができます。

爆笑コミックエッセイ 株主優待だけで優雅な生活

権利日に購入は危険?

権利日当日の購入は値下がりリスクが大きく、あまりおすすめできません。

と言うのも、皆が皆同じような事を考えて、「権利日に購入をして、権利確定後の翌日に株を売る」なんてことをするとどうなるでしょうか?権利日当日は株価が高くなる可能性が高いですし、権利確定後の翌日は株価が下がりやすくなります。

ですので、せっかく株主優待と配当金が貰えたとしても、株価が値下がって損をしてしまう可能性があります。全部が全部というわけではありませんが、権利日当日に優待を狙って株を買う事はあまりおすすめをしません。

逆を言うと、権利日の翌日やしばらくたってからだと安く買える時もあるでしょうし、権利日の1か月くらい前の安い時に買っておけば、権利日が近づくと高値で株を売る事が出来る時もあるかもしれません。

いくら良い優待だからといって、株の値下がりリスクが高い局面で買ってしまうと勿体無いです。どうせなら安い時で買えるように、工夫したいところです。皆が買いたいと思う時に売って、皆が売りたいと思う時に買うことができれば、優待もゲットできますし、株の値上がりで収益を上げる事もできるかもしれません。

信用取引では株主優待の権利は得られない。現物で持とう!

ちなみに株主優待は信用取引で買っていると貰えませんので注意しましょう。

信用取引で買っている株は、配当金については貰えますが、株主優待は貰えません。株主優待が欲しい会社の株に関しては、現物で買うようにしましょう。

イオンを例に購入タイミングを考えてみよう

ではイオンを例に、購入タイミングを考えていきましょう。

イオンの株主優待はめちゃくちゃお得!

イオンの株主優待は、先ほども画像でお見せしましたがめちゃくちゃお得なんです。

たった100株を買っておくだけで、イオンでのお買い物が3%安で買うことができるからです。毎月のお買い物をイオンでしている人なら、月々3万円のお買い物をしているとして、年間で36万円かかっているとしたら、3%のキャッシュバックを考えるとそれだけで10800円がお得になるわけです。もちろん配当金も貰う事をかんがえると、大きくお得になりますね。

詳しくはこちらの記事で書いていますので是非一度読んでみてください。

割引いっぱいのイオンでお得にお買い物!株主優待とイオンカードの併用がおすすめ!

権利日翌日は株価が下がりやすい?

先程もお伝えをしましたが、権利日の翌日は株を売る人が多くなりやすいため、株価は比較的下がりやすくなります。絶対に下がるわけではありませんが、比較的下がりやすくなるので、権利日当日に株主優待の権利を取りたいからと言って株を買うのはあまりおすすめしません。

翌日に株価が値下がり、株主優待と配当金は貰えても、値下がったことで損をしてしまう可能性が高いからです。

日経平均が下がっている時や、権利日直後がおすすめ

なのでおすすめは、日経平均が下がっている時や、権利日直後や権利日からしばらく経ってからがおすすめです。株価の安い時に買っておけば、株主優待と配当金も貰えますし、値上がり益も見込めます。

下がったとしても、株主優待を狙って長期投資で持つ株であるならば、多少株価が下がっても気にならないでしょう。

日経平均についての説明は、こちらで記事にしています。

「日経平均株やTOPIX等の指数について。」

両建てはあまりおすすめしない

最後です。

株主優待を得ようとするために両建てと呼ばれる技をする人がいます。

僕は正直あまりおすすめはしていないのですが、どうせやるなら損をしないでほしいので、両建てのデメリットと上手くやるコツをお伝えします。

両建てとは

イオンを例にしますが、両建てとは、イオンの株を現物で買っておいて、買った枚数と同等の株数を信用取引で空売りをすることを指します。そうすることで、株価の値下がりリスクを消した状態で、株主優待だけ得ることができます。

株を買うとどうしても値下がりリスクが生じるので、そのリスクを消した状態で株主優待だけを得られるわけですから、お得といえばお得です。

信用取引については、こちらで記事にしています。

「信用取引とは?現物取引と比較してリスクリターンについて説明」

配当金が貰えない

ただこのやりかたをすると、配当金は貰えません。

現物で買った分は配当金を貰えますが、信用取引で空売りをしている分に関しては配当金を支払わねばなりません。そうることで±0となってしまいます。

逆日歩に注意

そして何より注意したいのは、逆日歩。

両建てをして株主優待を取得する上で逆日歩程恐ろしいものはありません。

逆日歩とは、信用取引での空売りが多すぎて証券会社の株が不足した時に、違うところから株を調達してくるときにかかる費用のことです。特にこれは株主優待の時に多く発生します。そしてこの逆日歩の費用は、たまに株主優待で得られるメリットの数倍以上の損失に繋がる事があります。

両建てで大損した例をご紹介

両建てでの大損は今までも数々あります。

こちらの2つの記事を参照して頂けると両建ての恐怖がわかります。

湖池屋の悲劇、1千円相当の株主優待ポテチが値段だけ3万2千円の超高級ポテチに豹変

伊藤ハムの株主優待、5千円相当のハムが値段だけ3万6千円の超高級ハムとなる悲劇

両建てにはこういった大きすぎるリスクがあります。十分に注意をしましょう。

もし両建てをするなら必ず一般信用取引でしよう!

どうしても両建てをしたい場合は、空売りの方法を「制度信用取引」ではなく「一般信用取引」の「売り」を利用するようにしましょう。一般信用取引を利用することで、先ほどの「逆日歩」といったリスクを0にすることが出来ます。

一般信用取引には逆日歩はかからないからです。

僕が口座を開いている松井証券にも書かれています。

松井証券だと左側の「制度信用取引」だと逆日歩はありになっていますが、「無期限信用取引」だと逆日歩はなしになっています。逆日歩が無い分、金利や貸株料は高いですが、逆日歩ありのリスクと比べると微々たるものです。

もし両建てをするなら、必ず逆日歩がなしの一般信用取引で空売りをするようにしましょう。

最後に

それではまとめです。

・株主優待を得られる権利日について

・株主優待だけではなく配当金も貰える

・株主優待を狙う際の株を買うタイミングを考える

・逆日歩には要注意!

・どうしても両建てをしたいなら一般信用取引を利用する!

以上です。

株主優待はたくさんありますので、自分にとって面白そうな優待を是非探してみてください(^^)

詳しくはこちらの漫画で楽しく勉強することができます。

爆笑コミックエッセイ 株主優待だけで優雅な生活

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めたんmethane
資金たったの50万円で専業トレーダーになった人。板読みデイトレードで資産を増やした後は短期トレードや中長期トレードもやりながら、在宅でできる中古家電せどりやブログ・Youtube等で副収入も作っている。お金の貯め方・増やし方・守り方の3点をメインに日々情報発信をしている。