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キャッシュフローにはとても大事な事が書かれている。
四季報は初めは読んでもちんぷんかんぷんだと思います。小さな文字で色々な数字が書かれていて、指標の意味がわかっていないとこの会社が良い会社かどうかはひと目では中々わからないと思います。こちらの記事では四季報で書かれていて大切な1つである「キャッシュフロー」についてお伝えします。キャッシュフローについては、
・営業CF
・投資CF
・財務CF
・現金同等物
こちらの4つがあります。一番知っておかないといけないのは営業CFです。営業CFがプラスなのかマイナスなのかでその会社の将来性が全然違います。マイナスならば倒産する可能性もあるので、キャッシュフローの中で営業CFは絶対に投資する前に見ておかなければなりません。
▲←四季報ではこれがマイナスと言う意味ですので、覚えておいてくださいね。
プラスの場合は数字のみが書かれています。
では1つずつ説明していきます。
そもそも四季報とは
四季報とは年に4回出版される分厚い本です。会社の情報が事細かに載っていて、投資家にとっては必須の本です。四季報を購入する為には一冊2000円くらいと意外と高いのですが、楽天証券を口座開設していると四季報の情報を無料で入手することができます。
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営業CFとは
営業CFとは、本業による収入と支出の差額を表します。
営業CFがプラスであるならば、本業が好調で会社にお金が入ってきている状態です。
逆に営業CFがマイナスであるならば、会社からお金が出て行ってしまっている状態です。
と言う事は、営業CFがマイナスが続くと言うことは会社からお金がどんどん無くなっている状態です。会社からお金が無くなっていくと経営は出来なくなりますね。営業CFがマイナスになっている会社は少し危険な会社ですので、投資するには慎重に考えた方がいいでしょう。こちらの記事でも営業CFがマイナスの会社には手を出さない方が良いと僕は書いています。
⇒「倒産しそうな株には手を出すな!買ってはいけない銘柄の見極め方」
投資CFとは
投資CFは基本的にマイナスの事が多いです。この数値がマイナスでも焦らなくても大丈夫です。投資CFは、設備や固定資産、株や債券などを買ったり売ったりした時の現金の増減がどうなるかを示しています。会社では活動を行っていくために、設備を購入したり、固定資産を購入したりと、色々な投資を行っていきます。そうして会社を発展させていき、更なる売上高に繋げていきます。その為、基本的には現金を活用して投資を行っていくので、しっかりした会社程ここの数値はマイナスになる傾向があります。
プラスになる場合は、投資額以上に会社の固定資産を売ったり、株や債権を売ったりすることで、プラスになります。
⇒口座開設する証券会社を選んできた理由と現在の使用用途について
財務CFとは
財務CFも基本的にはマイナスになることが多いです。マイナスでも焦らないようにしましょう。財務CFでは、株主に配当金を支払ったり、借金を返済したり、自社株買いをしたりした場合、マイナスになります。プラスになる場合は、借入金をしたり、社債を発行したり等、資金を外部から調達した場合、プラスになります。プラスになっているからと言って、会社は借入金ばかりしているからダメな会社…だと考えるのも少し早いです。借入金をしている内容を一度確認してみましょう。
まだまだ成長段階の会社だと、たくさん借入金をしてそれを投資している可能性もあります。そういった会社は多少借入金も多くなるので、財務CFがプラスになる事もあります。
⇒主要証券会社を徹底比較!!-売買手数料・取引ツール・提供しているサービス-
現金同等物とは
営業CF、投資CF、財務CF、この3つの下に「現金同等物」と言った記載があります。こちらについても最後説明します。こちらは単純で、お金が増えているかどうか。これだけです。プラスになっていれば前期よりお金は増えているし、マイナスになっていれば前期よりお金は減っています。プラスの方が経営は上手くいっていると言えます。
以上、四季報に記載されているキャッシュフローについての説明でした。営業CFの時でもお伝えしましたが、営業CFがマイナスの会社は少し黄色信号です。お金がどんどん会社から出て行っている状態ですから。営業CFがマイナスの会社の場合は、株の初心者の方はあまり手を出さない方が良いでしょう。
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