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移動平均線とは?基本を知ることで活用方法がわかる

株式投資をしていてチャートを見ると当たり前の様に使われている移動平均線ですが、ほとんどの人は何となく使っています。そもそも移動平均線ってチャートを見ると自分で設定してなくても最初から存在するので、投資経験者の人でもあまり詳しく知らずになんとなく使っている人も多いんじゃないかと思います。こちらの記事では移動平均とはどういったものなのかについて、基本的な部分から活用方法までお伝えしていきます。

チャートについてはこちらの記事を参照してください。

⇒「チャートとは?-投資をしている人の心理を読み取る-」

ローソク足についてはこちらの記事を参照してください。

⇒ローソク足とは?チャートを理解するための超基本知識!

移動平均線の付いたチャートを見てみよう

ではまず色々なチャートを見てみましょう。ローソク足と3本の移動平均線が存在しています。

それぞれ1年間のチャートです。

1つのチャートに移動平均線が3つ表示されています。曲線になっているのが移動平均線です。移動平均線は色によって名称が変わります(色はいくらでも変更できます)

青色⇒75日移動平均線

オレンジ色⇒25日移動平均線

黄緑色⇒5日移動平均線

移動平均線がどうやって作られているかを知る

5と25と75日移動平均線の3つを紹介しました。この数字の違いによって移動平均線はどう変わるのか?説明していきます。

一番わかりやすい5日移動平均線を例にして説明していきます。3つの移動平均線は時間軸が違うだけで、時間軸が短い方がイメージが湧きやすいからです。5日移動平均線とは5日間の株価の平均値を出していて、その5日間の平均値を繋ぎ合わせていくとチャートにあるような曲線になっていきます。この株価の”平均値”に関しては、「始値」、「終値」、「一日の株価の平均値」の3つの選択肢があり、それは自分の好みで設定出来ます。

例えば5日間の株価の終値が、

1日目⇒80円

2日目⇒90円

3日目⇒100円

4日目⇒110円

5日目⇒120円

とします。

こうなると、5日移動平均線の数値としてはこの5つの平均値ですから、「100」となります。次に6日目が130円だったとすると、2日目から6日目の平均値は、「110」となります。7日目が140円だったとすると、3日目から7日目の平均値は、「120」となります。5日移動平均線はこの「100」、「110」、「120」を直線ではなく、波になるように繋げていくことで形成されていきます。

イメージは湧きましたか?

株価が上がれば上がるほど、5日移動平均線も上がっていくことになります。逆に株価が下がれば下がるほど、5日移動平均線も下がっていきます。25日移動平均線や75日移動平均線は、この平均値が「5日」から「25日」や「75日」に変わっただけになります。

※補足 移動平均線には3つの種類がある

知らなくてもいいとは思いますが、移動平均線の3つの種類について解説します。ほとんどの人が移動平均線で使っている種類は「単純移動平均線」なのですが、実は移動平均線には3つの種類があります。世の9割以上の人が「単純移動平均線」を使っているでしょう。

単純移動平均線(MA or SMA)…一定期間を対象にして算術平均で算出します。過去の価格トレンドを追随する分析法で、市場の動きに後れをとりますが、大きなトレンドの動きを教えてくれます。

加重移動平均線(WMA)…価格の重みを過去に向けて順次小さくするので、緩やかに上昇・下降する時は威力を発揮します。しかし、乱高下や保ち合い局面では利用価値が劣ります。

指数移動平均線(EMA)…累積加重平均で、直近の価格にウェートをつけます。単純移動平均線、加重移動平均線より、市場の変化をより早く表すチャートといわれます。高値ゾーンでEMAが上昇から下降へ反転したら売り信号、安値ゾーンでEMAが下降から上昇に転じたら買い信号となります。

(岡三証券より引用)

ここでは、移動平均線って3種類もあるんだ~くらいで良いかと思います。こちらの記事では投資家の9割が使っている単純移動平均線についてのお話しかしませんので、他の2つの移動平均線についての説明は省略しています。もし興味があれば、色々と試してみてください。

移動平均線の活用方法

株式投資が上手い人は、ローソク足と移動平均線だけで株価がどう動いていくかを予想し、それだけで収益を上げている人もいます。移動平均線を見ることで収益を上げられる理由はトレンドを見分けやすいからです。チャートについてのブログで、チャートを上手く活用しての投資法をお伝えしています。一言で言うと、トレンドに上手く乗ることが大事!と言う事です。

⇒「チャートとは?-投資をしている人の心理を読み取る-」

⇒投資で勝てない間は「買い」目線だけで考える方が簡単

⇒上昇相場に乗れない時は焦らずに物色されていない銘柄を探す

移動平均線を上手く活用すると、トレンドが見極めやすくなります。

・移動平均線が右上の方に上がっていれば、上昇トレンド

・移動平均線が右下の方に下がっていれば、下降トレンド

・移動平均線が横横であれば、トレンドレス

こういった考え方が出来るようになります。一度出来たトレンドは継続しやすいので、トレンドさえわかればそれに上手く乗り、収益を上げやすくなります。株式投資ではトレンドは物凄く大切で、そしてそれを見極める為に移動平均線が存在します。

移動平均線は短い日数より長い日数の方が機能する

移動平均線は短い日数より長い日数の方が信頼性が上がります。例えば上記で載せている画像では5、25、75日移動平均線です。5より25の方が、25より75日移動平均線の方が、トレンドとしては信頼性が高いです。一般的に使われるのは5、9、25、75、100、200日移動平均線あたりです。僕は5、25、75、200の4つが好きですね。

僕が過去に半年程入塾したついてる仙人さんはローソク足と移動平均線を活用して大きな収益をデイトレードで継続して出し続けています。

⇒ついてる仙人さんの相場塾に入ってみて勉強になった事。

⇒ついてる仙人が大切にする トレードルール 99plus1

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⇒利益を最大限伸ばす為に必要な投資手法、トレイリングストップとは。

ついてる仙人さんが出版している書籍です。是非読んで欲しいです。

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移動平均線を使えばトレンドを見極めることが簡単になる

移動平均線を使えばトレンドを見極めることが可能となります。トレンドを見極めることで上昇トレンドならば押し目買いを狙っていき、大きな利益を上げることができるでしょう。

押し目買いの意味についてはこちらの記事を参照してください。

⇒逆張りより順張り投資が儲けやすく損しにくい理由とは

例えば上昇トレンドを形成している銘柄に関して、少し調整で株価が下がったとしてもどのあたりで押し目買いをすればいいのかは難しいポイントです。しかし移動平均線さえあれば、トレンドが持続する限り、移動平均線あたりで反発する事が多いです。(※多いですが、絶対ではありませんので、ロスカット価格は必ずエントリー前に決めましょう。)

まずは、5日移動平均線からの反発があるかどうか。そこを下抜けた場合、続いては25日移動平均線で買いが入るかどうか。そこも下抜けた場合、75日移動平均線で買いが入るかどうか。こうやって考えていきます75日移動平均線も下回った場合は、トレンド転換の可能性が高くなります。その場合は少し様子見をするのが良さそうです。

こういった感じで、移動平均線を活用してトレンドを上手く見極める事は物凄く大事です。

移動平均線がどちらの方向を向いているのか。

・トレンドの判断

・買うべきポイントの判断

こちらの二つを移動平均線を活用して、上手く売買に取り入れていってください^^

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