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チャートとは?
チャートとはそもそも何?って思われる人にわかりやすく一言で説明します。
「ローソク足が集合したものがチャート」です。
株式投資をしている人にとってチャートは知っていて当たり前の内容かもしれませんが、僕自身が相場で経験してきた事を踏まえてチャートについて書いているので株式投資初心者はもちろん、投資経験者の方も是非最後まで読んでみてください。チャートを上手く活用すればそれだけで大きな収益を生み出すことも可能です。
ローソク足についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
チャートが大切な理由は投資家の心理がわかるから
チャートが大切な理由は、チャートを見るだけでそこに投資家の心理が読み取れるからです。株式投資と言うのは少し言い方を変えると心理ゲームの様なモノです。株価は需要と供給で全てが決まります。自分が買いたいと思って銘柄を買う時には必ずその株を売りたい人がいます。
売りたい人がいなければ、その株を買う事は出来ません。その究極が、ストップ高であったり、ストップ安になります。株を買いたい人、売りたい人が多いか少ないかによって株価が形成されていきます。必然的に、チャートも形成されていきます。よって、チャートには人の心理が現れているというわけですね。
株価が需要と供給で決まることについては詳しくこちらの記事で書いています。
様々なチャートを見てみよう
それではいくつかチャートを載せていきますね。




4つのチャートを載せてみました。チャートには「ローソク足」の他には、「移動平均線」と「出来高」も載っています。(出来高とは、どのくらいの株数が売買されているかの指標です。)
ローソク足と移動平均線にはこちらの記事を読んでくださいね。
チャートから心理状態を読み取る為に
チャートからどうやって心理状態を読むのか。
方法としては二つあります。
・トレンドの把握
・ローソク足の形
この二つです。まずトレンドの把握からお話ししていきます。
トレンドの把握とは
トレンドの把握としては、チャートには3つのトレンドがあります。
それは、
・上昇トレンド
・下降トレンド
・トレンドレス
この3つしかありません。少ないですね。
そして覚えておいて欲しい事がもう一つ。トレンドは継続しやすいので逆らってはいけない事です。
トレンドを活用した株式投資についてはこちらで記事にしています。
上昇トレンドについて
上昇トレンドとは、その名の通り株価が少しずつ上がっていくことです。
例えばこちらの画像の左半分を見てください。

画像の左から真ん中あたりまでは株価が少しずつ上昇しているのが目に見えると思います。こういった上昇トレンドを描いている銘柄に関して有効なのは、「押し目買い」をする事です。押し目買いというのは、上昇トレンドを描いている銘柄の株価が少し下がった(押した)時に、買うことです。
上昇トレンドは株価が上がりやすい傾向にあります。しかし株価は波を形成するので、ずっと上がり続ける事はありません。その為、上昇トレンドを作っていても、下がる場面は必ず来ます。上昇トレンドを作っている銘柄に関しては、そういった下がった時(押し目)こそ絶好の仕込み場になります。
下落トレンドについて
逆に下降トレンドでは、”下がった時に買う”といった考え方は物凄く危険になってきます。先程言った様に、トレンドというものは、一度形成されると持続しやすい傾向にあります。その為、株価が安いからといって買ってしまったとしても、下降トレンドを形成していると市場心理としてはやはり株を売りたい人の方が買いたい人より多い傾向にあります。
下落トレンドの時は株価が安いところで買えたとしても、そこから更にもっと安くなってしまう事があるというわけです。株式投資はトレンドに乗る!これを忘れないでくださいね。
トレンドに上手く乗って売買されている方で”ついてる仙人”さんという方がいます。僕は半年程この方の相場塾に入塾して学んだ経験もあります。是非一度記事が書籍を読んでみて欲しいです。
ついてる仙人さんが書かれている書籍です。
日経225先物必勝トレード術-幸せなお金持ちになるための-
トレンドレスについて
さて最後にトレンドレスについてです。こちらはトレンドが無い状態です。

上昇をする事もなければ、下降する事も無い…。こんなトレンドの無いヨコヨコの動きをしたチャートです。こういった銘柄に関しては、トレンドが無いので一切手を出さないか、もしくはレンジ内の底で買ってレンジ内の高値で売るのが手段としてあります。
例えば株価が1000~2000円で繰り返し動いているとすれば、レンジの底は1000円あたりでレンジの高値は2000円くらいとなります。しかし買ってみたはものの、レンジを下にブレイクしてしまった時は、そこから下降トレンドになり大きく株価が下がる可能性があります。なので、レンジを下抜けしたらロスカットをすると言う事は頭に入れておかねばなりません。
以上、チャートを使ってのトレンドの把握でした。トレンドに乗って株を買う場合は必ず下降トレンドの時には買わないようにしましょう。基本は上昇トレンドを作っている銘柄が押した時に押し目買いをする事です。もしくはトレンドレスのレンジ内での安値。このどちらかが有効です。では下降トレンドの時は買わない方がいいのか?そこも市場心理を考えていけば、買える局面は出てきます。
ローソク足の形について
では続いては「トレンドの把握」ではなく、「ローソク足の形」についてのお話です。株式市場では明らかに株価が安すぎる場面と言うのが出てくる時があります。例えばセリクラと言って、市場がパニック状態になっている時などは、とにかくどんな値段でもいいから株を売りたい!と言った人が多く出てきます。
そういった時は物凄く安い値段をつけることがあり、絶好の買い場になります。同じように、信用取引をしている人にとっては株価が下がりすぎると「追証」と呼ばれる、含み損を抱えすぎて強制ロスカットをしなければいけない場面が出てきます。こういった時もやはり安すぎる株価をつける場面があります。
もちろんこういった見極めは経験値も必要になってきますが、ローソク足の形でもある程度判断出来る時もあります。こちらの画像を見てください。

市場心理がローソク足の形だけである程度判断できます。僕の考えとしては、株価が底値圏で「出来高」が増えてそして大きく下げた後に強い買いが入って来れば、そこは買い場だと考えています。
これは上記の画像をしっかり見ながら、どんな足の形が出たらいいのかを見てください特に「性質」と書かれた説明を読むことを強くお薦めします。下降トレンドだったとしても、ローソク足の形を見れば底を上手く見極めることができ、安い価格で仕込むことができます。
まとめ
では最後に少しまとめを。チャートと言うのは、市場心理が全て描かれています。チャートからどうやって市場心理を読み取るかについては二つの考え方があります。
・トレンドの把握
・ローソク足の形
トレンドには3つ、
・上昇トレンド
・下降トレンド
・トレンドレス
こちらの3つのパターンがあります。基本は上昇トレンドの押し目買いやトレンドレスでのレンジ内の底値圏での買いを狙う。下降トレンドでは売り圧力が強いため、買わない方がいいが、ローソク足の形によっては買ってみてもありだと考えています。少し長くなってしまいましたが、まとめを読めば大体こんな話をしていたな~というのが頭に入ったと思います。
チャートは株式投資をする上で必ず必要です。チャートには、市場の心理が全て現れているからです。市場の心理を読むことが出来れば、収益を上げる可能性が高くなります。
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