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CFD取引有名2社はDMMとGMOクリック証券
日本であまりなじみの無いCFD取引は株式投資経験者でも売買した事が無い人はもちろん、CFD取引という意味自体あまり知らない人は多いと思います。CFD取引口座が存在する証券会社はいくつかありますが、中でも代表的な2社はGMOクリック証券とDMM CFDです。こちらの記事ではこの2社を比較してみて、僕の独断と偏見で総合的にどちらの方がおすすめのCFD取引口座なのかをお伝えしていきます。
CFD取引ってなんだ?と聞いたことが無い方についてはこちらの記事を一度読んでみてください。
CFD取引口座を選ぶ上で比較するべきポイント
CFD取引口座を扱っている2社を比較するべきポイントです。
・扱っている商品数
会社によって取扱い商品数は違いますので、各社どういった商品を扱っているか、どちらの方が多いのかについてお伝えしていきます。
・取引できる時間帯の違い
同じような商品であっても、不思議な事に取引できる時間が違います。株式投資でしたらどこの証券会社でも同じ時間帯に取引できますが、CFD取引ではそうはいきません。取引できる時間帯から、どちらのCFD取引口座が良いかについてお伝えしていきます。
⇒実はCFDでは取引ができる時間帯が何より一番大切です。
・スプレッド(取引コスト)
CFD取引はFXの様に売買手数料が無料で取引コストとしてスプレッドがあります。こちらのコストがどちらが安いのかについてお伝えしていきます。短期トレードをメインにする人はスプレッドも気にしていかないといけません。ほんの少しの差でも、積み重なれば大きなコストとなります。
・レバレッジはどのくらいかけれるか
レバレッジがどのくらいかけれるかについて比較していきます。
・スマホアプリ
スマホアプリがあるかどうかについて比較していきます。
・キャッシュバックキャンペーン
キャッシュバックキャンペーンがあるのかどうか、あった場合の条件・報酬について書いています。
DMMとGMOクリック証券のCFD取引口座が扱っている商品数
ではまず扱っている商品数から比較していきましょう。正直扱っている商品数は僕としてはあまり評価に入りません。。と言うのも、多くの個人投資家はそんなにもたくさんの銘柄を取り引きしないからです。取引するのなら多いに越した事はありませんが、大半の投資家は売買代金が多い上位3銘柄の取引をする事が多いでしょう。売買代金が多い上位3つの商品は、「日本225」「原油」「米国30(ダウ)」です。CFD取引をされる方はこの3つの取引が多いでしょう。後、他にあるとしたら「金」「銀」「ナスダック」、他の国の指数、くらいでしょう。
ちなみに取り扱い商品数の多さでは断然GMOクリック証券です。
DMM CFDでは7つの銘柄しか取引が出来ません。DMM CFDでは「日経225」「ナスダック」「ダウ」「SPX500」「原油」「金」「銀」の7銘柄です。
GMOクリック証券では数えきれないくらいたくさんの取り扱い商品があります。下の画像でまとめてみました。

たくさんありすぎますね。一つひとつは紹介できませんが、海外の株価指数や海外の株式を取引できるので、その影響で多くなっています。たくさんの商品を売買したい人や、海外の指数や株式も売買してみたい人はGMOクリック証券で口座開設するべきでしょう。
CFD取引口座で取引できる時間帯の違い
では続いて取引できる時間帯の違い。実はCFD取引口座を開設する上で何より重要なのが、取引できる時間帯です。こちらは「日経225」だけで判断してみます。
まずはDMM CFDから。

商品名はJPN225/JPYとなっていますが、いわゆる日経225先物と同じようなものです。こちらの取引時間を見てみるとわかるのですが、証券会社の先物・OP口座で取引ができる日経225先物と取引時間が変わりません。
CFD取引の一番のメリットはほぼ24時間取引できるのが利点だと僕はこちらの記事でお伝えしています。
しかしDMM CFDはたいして取引時間が日経225先物と変わらないんですよね。もちろんCFDなら平日であれば祝日でも取引が出来るので、そこは利点ではあるのですが。
ではGMOクリック証券を見てみましょう。

こちらを見ると、月曜から金曜日は祝日であろうとほとんど24時間取引できる(月~金の8:30~翌7:00まで)ことがわかります。僕としてはほぼ24時間取引できることこそがCFD取引の魅力だと考えています。そしてもちろんCFD取引は平日であれば祝日も取引出来ます。GMOクリック証券に口座開設をしていると、もし祝日に何か暴落があったとしても、いつでも「日経225」を売りポジ作っておいてリスクヘッジが出来ますね。僕がGMOクリック証券をおすすめしている理由はなにより取引できる時間帯がほぼ24時間だからです。これは他のどんな理由よりも大きなメリットです。平日の15時15分~16時半の日経先物が売買出来ない時間帯も売買出来るわけですから。もちろん、祝日も。いつでも売買できるのはめちゃくちゃ大きなメリットになってきます。
スプレッド(取引コスト)
次はスプレッドです。取引コストも大切な点ですね。こちらも今回は代表的な日経225のスプレッドから比較していきましょう。
まずはDMM CFDから。

DMMCFDのスプレッドは7.0円です。
ではGMOクリック証券はどうでしょう。

GMOクリック証券【CFD】のスプレッドは9.0円です。2.0円DMM CFDより高いですね。
取引コストだけで考えるとDMM CFDの方が良さそうです。手数料もたくさん売買する人にとっては意外と大きな負担になってきます。たった2.0円の違いでも、数を重ねると無視できない取引コストになります。
レバレッジがどのくらいかけれるか
さて次はレバレッジです。
まずはDMM CFDから。
調べてみると、シミュレーションの画面でレバレッジの事が書かれていました。インデックス(日経225、ダウ、ナスダック、SPX500)が10倍でコモディティ(金、銀、原油)が20倍と書かれていますね。

では続いてGMOクリック証券です。こちらもDMM CFDと基本的に同じですね。株価指数CFDがレバレッジ10倍、商品CFDがレバレッジ20倍。これらはDMM CFDと同じ分野です。後DMM CFDでは扱っていない株式CFDとバラエティCFDがレバレッジ5倍となっています。

レバレッジに関してはどちらも同じだったので、特別比較することはありませんでした。
スマホアプリはどちらもある
続いてスマホアプリ。GMOクリック証券【CFD】では提供されていますが、DMM CFDではスマホアプリは提供されていません。
キャッシュバックキャンペーン
そしてキャッシュバックキャンペーンです。キャッシュバックキャンペーンはDMM CFDではやっていませんでした。しかしGMOクリック証券ではキャッシュバックキャンペーンをやっていました。内容を見てみましょう。

最大で10000円のキャッシュバックですが、そのうち7000円は抽選です。キャッシュバックを貰うために、まずは当然ながら新規口座開設をしなければいけません。そして次に「証券CFD銘柄」および「商品CFD銘柄」をそれぞれ1回以上新規取引しなければいけません。CFD新規取引10回以上で3000円のキャッシュバックと書かれていますが、どちらか証券CFDか商品CFDどちらか片方を10回やっても意味は無いという事です。どちらも少なくても1回以上は取引をしなければいけません。そして3000円のキャッシュバックの条件を満たした人のみが、7000円のキャッシュバックを貰える抽選に参加する事が出来ます。3000円のキャッシュバックを得る手順は簡単ですので、CFD取引口座を開設をされる方は絶対に狙いにいきましょう。
キャッシュバックが少しでも欲しい人は断然GMOクリック証券が良いですね。
※キャッシュバックキャンペーンは大体どれも期間がついていますが、キャッシュバックキャンペーンをやっている会社は基本年がら年中やってますので、もし期間が切れていたとしても数日待てばまたキャッシュバックキャンペーンをやっている事が多いです。
最後に
いかがでしたでしょうか。総合的に見てGMOクリック証券がおすすめだということが分かって頂けたと思います。何度も言っていますがGMOクリック証券のCFD取引口座は取引できる時間帯が長い事が大きな魅力です。
ただ、取引コストならDMM CFDの方が安いので、取引コストだけで見るならDMM CFDの方が良いかもしれません。これは人によって見るべきポイントは違ってくるので何とも言えません。どちらか良いと思った方が口座開設するのでも良いでしょうし、どちらも口座開設をして良いとこどりをするのも一つの手です。良いと思った証券会社を是非一度口座開設してみて、そしてCFD取引に興味を持たれた方は一度どんなものか取引してみることをお勧めします。
こんにちは。
スマホアプリはどちらもあると記載がありますが、DMM CFDはないんですよ。
PCのみです(DMM FXはスマホ版あり)。
ご確認下さい。
初めまして。
教えて頂きありがとうございます。
確認したところありませんでした(__)
早速記事を訂正させて頂きます。