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株で勝ちたいなら負けない事を考える。
株で勝ちたいなら…負けない事を考える。
なんだか不思議な言葉ですね。笑
株をやっている理由は?と聞くと100人中99人以上はお金を増やしたい、稼ぎたいから、と答えるでしょう。しかし、株で本当に勝ちたいなら何より考えなくてはいけないことは勝つことではありません。負けない事なのです。
勝つことは考えなくていい
実は勝つことは考えなくても良いのです。勝つことばかり考えている人は、逆に負けている人がほとんどです。勝つこと考える事以上に大事な事は、負けない事です。リスクがどのくらいあるか、です。要はエントリーする際に、損切する時の額はどのくらいなのか、その損切の額はリターンに見合っているのか、それだけのリスクを背負ってまでエントリーする価値はあるのか、それらを見極めねばなりません。
⇒コツコツドカンで負ける人と負けない人の違い-投資はTOTALで勝つ-
考えるべき事はリスクの度合い
「このエントリーには10万円勝つ可能性がある。しかし損切をした場合には-15万円になる。勝率は50%」
これならエントリーはしませんよね。する意味が全くありません。しかし勝つことだけを考えて負ける時のことを考えていない人は、エントリーしてしまうかもしれません。
「このエントリーには3万円勝つ可能性がある。しかし損切をした場合には-3万円になる。勝率は60%」
これならどうでしょうか。勝つ時も3万円。負ける時も3万円。しかし勝率は60%とそこまで高くはないですが、何度も何度も繰り返せば少しずつお金は増えていきます。投資で生計を立てている人はこのように、リスクが低い投資を継続して何度も繰り返して、1回1回の損益は無視してTOTALで見て収益を上げています。ホームランを打つのではなく、毎日少しずつヒットを打つ感じです。一発ドカンと大きなのはいらないのです。必要なのは大きなリスクを背負うことなく、毎日コツコツとヒットを打ち続ける事なのです。コツコツドカンではなく、コツコツコツコツです。それを意識して続けていると、たまにどかんとホームランが打てることがあります。
インベスターZ 2巻より
※神代がテニス部員とテニスの試合後のお話
財前「だから壁打ちだけでもテニス部の人に勝てる自信があったのか。」
神代「そうだ……試合の結果を見て俺が投資で失敗しない理由がわかっただろ。」
Z「え……。そうか……。あ。つまり……テニスと同様、神代さんは投資で極力ミスをしない。」
K「そうだ……俺の投資はミスをしない投資!!」
Z「ミスをしない……投資……。」
K「つまり投資とは……いかにミスをしないか……だ。」
インベスターZ 2巻に出てくる内容です。
負けなければおのずと勝ちになる。
「負けなければおのずと勝ちになる。」
この言葉は僕が一番尊敬しているトレーダー、テスタさんが仰っている言葉です。
僕は常にこの言葉を意識して、とにかく負けない事だけを意識して日々相場に向き合っています。エントリーする前にリスクとリターンを意識して、リスクに見合ったリターンが得られるのか。いくら大きなリターンが出そうであっても、リスクが大きければエントリーはしないようにする。わからない時は手出しをしない。勝つことなんでほとんど考えてないんですね。笑 自分の手法を淡々と繰り返していくだけなんです。その際に上記に書いたようにリスクを見極めています。
僕はデイトレードで日々生計を立てています。負けない事を常に意識していて、9割以上の営業日をプラスで終わらせています。動画はこちらの記事で公開しています。
自分が負けた時の理由を相場ノートに書いていく。
負けないようになる為に一番大切な事は、負けた事を全て相場ノートに記載していくことです。その辺のコンビニで買ったノートの表紙に「相場ノート」と書けばそれが相場ノートになります。株で損切をした時には、必ず理由があります。その負けた理由を全てノートに記載していくのです。そしてしばらくして見返してみると、同じような負け方が多いことに気付くでしょう。その同じ負け方を全て潰していくのです。同じ負け方がを潰していけば、必然的に勝率が上がっていきます。そうすれば勝手に勝ち続ける投資家になることが出来ます。
ただここで忘れてほしく無いことは、損切をする事は悪いことではありません。株はうまい人でも勝率は60%程。自分の手法通りやったとしても、毎回勝ち続ける事は不可能なのです。損切は必要不可欠なのです。ただ負け方には良い負け方と悪い負け方があります。ルール通りでの損切は良い負け方なのです。ルールにない損切が悪い負け方。これを潰していくのです。
ルールを破った場合はたった1回の負けで退場する。
最後に一番大事な事をお伝えします。
ルールを作る理由は、退場をしない為にです。
ルールを守らない人は必ずいつかは退場します。人によって様々なルールがあるでしょう。例えば損切のルールがあったとして、ルール通りなら本来は損切をしないといけない…。そんな場合があったとしましょう。
この時に、損切をしなかったとします。そして結果的に助かって同値撤退出来たとします。自分の損切というルールを破ったこの投資家は、我慢さえしたら同値撤退出来ると思うことが増えるでしょう。次回に同じような事があったとしても、また我慢して同値撤退まで我慢するでしょう。実は、損切をしなくても10回中9回くらいは助かります。だから何度もこの投資家は助かります。そしていつしか損切をしないことが当たり前になってきます。そしてこの後どうなるか…想像はつきますよね。笑 たった一回の暴落で資産のほとんどを失う結果になるのです。
株は勝率が99%でも退場をする可能性があるゲームです。その可能性を排除するために損切をしなければいけません。勝率に意味はありません。損切より利益確定の額が上回っているか、大事なのはその一点のみです。ルールを破っていれば、必ずいつか退場につながります。退場しないためにも、損切は必ずしていきましょう。それがあなたがこの世界で生き残り、いつしか勝ち続ける投資家になるのです。
漫画インベスターZから学ぶ!株式投資とは?
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