2020年は暖冬で四国の山にはほとんど雪が無く、今回の伊予富士(いよふじ)登山は雪山登山として行くつもりでしたが雪はまったくないんだろうな、と直前まで思っていました。しかし登山2日前に雪が降ってくれたお陰で一部に雪が残ってくれていて、今年初めての雪山登山となりました。
Contents
伊予富士へのアクセスや登山道のルートについて
まずは伊予富士の登山口である旧寒風山トンネルへの行き方や登山道のルート、危険なエリアについて解説していきます。
登山地図・登山コース・コースタイム
登山コースはわかりやすい一本道なので道に迷う危険性は低いでしょう。山頂直前は急勾配となっており足を滑らせると滑落する危険があります。山頂直前を除けば登山レベルとしては初心者の方でも問題なく登れるかと思います。
地理院地図の地図を印刷して山へ持って行っています。YAMAPアプリをスマホでインストールしておくと、登山中にマップが表示されるので道迷いのリスクをほぼゼロにできます。
地理院地図で磁北線の表示方法は↓記事で解説していますが、【ツール】⇒【その他】⇒【磁北線】とクリックすれば磁北線が引けます。
【車】高知駅から旧寒風山トンネル登山口までのアクセス
ドライブコースとして有名なUFOライン
旧寒風山トンネル登山口からはドライブコースとして有名なUFOラインへ行くことができ、シーズン中は登山客だけではなく多くのバイカーさんが来られて大賑わいとなります。ちなみにUFOラインは伊予富士山頂から見ることができます。
今回伊予富士山頂から見たUFOライン。少しわかりづらいですが白くなっているのが道路です。

菅田将暉くんと中条あやみさんがUFOラインでドライブデートしているCMです。
シーズン中は登山口でカフェが営業されている
シーズン中は旧寒風山トンネル登山口でカフェが営業されています。今回の伊予富士登山はシーズン外だったのでカフェは営業されていませんでしたが、2020年10月25日の紅葉シーズンに寒風山・笹ヶ峰登山で訪れた時にはカフェがオープンしていました。美味しいコーヒーが飲めるのでおすすめです。

旧寒風山トンネル登山口からはさまざまな山に行ける

旧寒風山トンネル登山口からは稜線沿いに歩いていくとさまざまな山へ行けて、自分は伊予富士以外には寒風山・笹ヶ峰へと行きました。稜線沿いに歩いていくと石鎚山まで行くこともでき、大座礼山から一週間近くかけて石鎚山を目指している人と出会ったことがあります。
伊予富士登山で危険なエリアを紹介
伊予富士登山では山頂直前がとても急な登りになっているので下山時に滑落しないよう注意が必要です。開けた場所なので滑落しても止まらないでしょうから数十m落ちる可能性があるでしょう。今回雪山登山ということもあってつるつる滑ったので自分はいつも以上に慎重に下山をしました。画像は伊予富士山頂を撮っています。
アイゼンやピッケルは必ず用意しておきましょう。山頂は風が強く寒いので目出棒やオーバー手袋も必須です。

旧寒風山トンネル登山口から伊予富士山頂までの登山記録
実際に登山した日の記録です。

旧寒風山トンネル登山口から桑瀬峠まで
旧寒風山トンネル登山口に到着。雪は少なくても道路は凍結しているので滑らないよう注意しながら登山口へ向かいます。こちらの登山口からは伊予富士だけではなく寒風山や笹ヶ峰にも行けます。笹ヶ峰にはここ数年でできた登山道があって、とある方が綺麗に舗装されていてとても上り下りしやすいので是非一度行ってみて欲しいです。そこまでやる?ってくらい丁寧に舗装してくれています。山と高原地図にも新しい登山道は記載されています。
登山口から桑瀬峠までは50分、伊予富士山頂までは2時間20分、寒風山へは2時間10分かかるとのこと。今回の雪山登山では伊予富士山頂まで2時間10分で登れているのでほぼ予定通りです。
登山口あたりは太陽があまり当たらずに雪が残っています。ただ下山時にはこの辺の多くは雪が溶けていました。暖冬で偶然雪が残っている場合はなるべく早めに登山に行かないといけませんね。登山中と下山中では雪の量が違うことで景色が全然違いました。
笹ヶ峰方面はあまり雪が見えません。北側に面している部分は雪がたくさん残っていますが、南側だと太陽が当たるのでほとんど解けてしまったんでしょう。

桑瀬峠から伊予富士山頂まで
旧寒風山トンネル登山口から1時間弱登り桑瀬峠へ到着。ここから見える寒風山は雪が残っていてとても綺麗でした。桑瀬峠から北に登ると寒風山へ行けます。

桑瀬峠からは伊予富士山頂は見えませんが、伊予富士周辺にたくさん雪が残っていることを確認できました。桑瀬峠~伊予富士山頂までは稜線沿いを歩いて行きます。山の北側は雪が期待できそうです。

桑瀬峠から伊予富士山頂までは稜線沿いを歩いて行きます。左手(南側)には雪がほとんどなく右手(北側)には雪が残っていて不思議な景色がしばらく続きます。樹氷もたくさんありとても綺麗でした。
桑瀬峠から登ることなく平坦な道をずっと歩いてきましたが、最後に一気に登ります。この角度が結構急なので登りは当然きついですし、下山では滑落しないように気を付けてください。開けた道なので滑ってしまうと止まらずに転げ落ちてしまうでしょう。アイゼンやピッケルは必ず用意しておきましょう。
山頂まであと少しです。

伊予富士山頂に到着
登り切って伊予富士山頂に到着。

登ってきた道の逆側にはUFOラインが見えます。冬場は通行止めになっていますがシーズン中はバイカーさんたちがたくさん走っていて、登山口は大混雑します。

山頂からの景色をいくつか。
帰りは633美の里へ寄って帰宅
下山は全て同じ道です。帰りは道の駅633美の里へ寄って帰宅しました。
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