ここでは証券会社での口座開設のやり方や口座開設をする際に大切な事をお伝えしていきます。特別難しい事はありませんので、焦らずゆっくりとやっていきましょう。
各証券会社の詳しい口座開設方法はこちらで記事にしています。
Contents
証券会社を選ぶ。
まずは口座を開く証券会社を選ばなければなりません。証券会社にも会社によって色々と特徴があります。手数料の違いであったり、扱えるツールの違いであったり、機能がたくさんあったり、不具合の対応が早かったり…などなど。いろいろな証券会社を見比べた上で、自分に合った証券会社を選びましょう。
僕が選んできた証券会社についてはこちらの記事で詳しく書いています。
「口座開設する証券会社を選んできた理由と現在の使用用途について」
資料請求が出来る!
証券会社を色々と見比べて見たけど…一つに決められない。そんな時には資料請求を一度してみて、更に詳しく証券会社の情報を入手してみましょう。もしくは口座開設はどこの証券会社もほとんど無料ですし10分程あれば口座開設手続きは終わります。なので気になった証券会社があれば全て口座開設してみるのも一つです。会社によって特徴は全然違うので、複数あった方が正直便利です。
たとえば楽天証券を口座開設しておくと無料で日本経済新聞社が提供するビジネスデータベースサービス「日経テレコン」を読むことができます。完全無料なので口座開設していない人は口座開設だけでもしておくことをおススメします。10分もあれば口座開設は終わります。口座開設しているだけで無料で日経新聞の内容を知ることが出来るので、それだけで大きなメリットですよね。
日経テレコンで提供しているのは以下の3つです。
・日本経済新聞(朝刊・夕刊)、日経産業新聞、日経MJなどの閲覧(3日分)
・過去1年分の新聞記事検索
・日経速報ニュースの閲覧
僕は松井証券、楽天証券、SBI証券、GMOクリック証券、SMBC日興証券の5社の口座開設をしていてその5社全てを日々活用してデイトレードを行っています。松井証券は株の売買をする為の発注端末として使用していて、他の3社はチャートを見たり板情報を見たりと情報入手のツールとして活用しています。
⇒デイトレード向けの証券会社-売買手数料が無料の会社を選ぶ-
・松井証券
⇒僕が発注端末として使っている証券会社。10万円までの取引は手数料が無料なので投資初心者に一番おススメしたい証券会社です。まずはこちらの証券会社で少額資金で株式投資を行っていき、投資について学んでいってほしいです。初心者だけではなく中上級者にとってもおススメで、それは何と言っても「一日信用取引」だと売買手数料が無料だからです。デイトレードをする際には手数料が安いところが大切なのですが松井証券だと一日信用取引なら売買手数料が無料です。松井証券が提供しているネットストックハイスピードも優秀なツールでして、まさに初心者はもちろん中上級者のデイトレーダーにとっても一番良い証券会社です。
・楽天証券
⇒僕が初めて使った証券会社。手数料が安く株をやっていない人でも聞いたことがある会社名なので安心感があります。口座開設をすると四季報の情報が無料で読めますし、日経新聞も無料で読めます。情報を入手するには楽天証券は物凄く優秀な会社です。
・SBI証券
こちらは株式投資を行っている人で一番使っている人が多い証券会社です。それだけ信用も高い会社です。
・GMOクリック証券
こちらも総合的に優秀な証券会社です。他の3社には無いCFD取引口座というのもあり、幅広く投資をするならGMOクリック証券をおススメします。
・SMBC日興証券
SMBC日興証券は信用取引手数料が無料です。このサービスは他のどこの証券会社にも無く、SMBC日興証券独自のサービスです。信用取引を考えている人にとっては取引コストを抑えることが出来るので一番おススメの証券会社です。
⇒信用取引やるならSMBC日興証券が一番!!取引手数料が常に無料
口座開設に必要な事
証券会社を選んだ後は、口座開設です。口座開設は特に難しい事はありません。
・口座開設申込書に必要事項を記入する。
・身分証明書のコピーを提出する。
・マイナンバーのコピーを提出する。
・一般口座か特定口座、源泉徴収をありかなしか選択する。
この4点です。慣れている人は10分もかからないでしょう。口座開設はネットだけでも出来ますし、必要資料を送ってもらいそれを記入して、証券会社に資料を発送して開設する事も出来ます。ネットでしようが、必要資料を送ってもらおうが、特別違いはありません。ただネットの方が比較的短い時間で口座開設が出来ますので、とにかく早く口座開設したい!って方はネットで口座開設をしましょう。口座開設の際に一つだけ難しい言葉が出てきます。それは、一般口座か特定口座、そして源泉徴収をありかなしかを選択する事です。これはもう説明する前に、特定口座かつ源泉徴収ありにしてください。笑 ありにすると、株の利益が出ても自分自身で確定申告をせずに証券会社が面倒な税金の支払いを全てしてくれます。投資を始めてされる方なら、ありにした方が楽です。
詳しく一般口座や特定口座、源泉徴収について知りたい!って方の為に説明します。
特定口座、源泉徴収についてのメリットとデメリット
「特定口座」と「一般口座」のどちらかを必ず選ばなければなりません。そして特定口座を選んだ方のみ、源泉徴収をありかなしかどちらにするかを選択しなければいけません。必ず、特定口座かつ源泉徴収ありを選択しましょう。
・「一般口座」を選んだ場合
メリット
⇒年間での利益が20万円以下なら税金を払わなくて良い。
デメリット
⇒年間での利益が20万円を超えた場合は確定申告をしなければいけない。(20万円未満の場合は確定申告は不要だが市区町村役場に住民税の申告が必要。住民税は支払わなくていい)
⇒確定申告をする際に、取引報告書を自分で作成しなければいけない。
・「特定口座」を選んだ場合
特定口座かつ源泉徴収ありのメリットデメリット
メリット
⇒証券会社が1年間の取引報告書を作成して郵送してくれる。
⇒利益が出ても確定申告をしなくて良い。
⇒副業としてやっていても収入に合算する必要は無い。
(住民税や健康保険税が増えない)
デメリット
⇒年間利益が20万円以下の場合でも税金が引かれる。
特定口座かつ源泉徴収なしのメリットデメリット
メリット
⇒証券会社が1年間の取引報告書を作成して郵送してくれる。
⇒年間利益が20万円以下の場合は所得税を払わなくて良い。(住民税は支払わなければならない)
デメリット
⇒20万円以上の利益が出たら確定申告をしなければいけない。
⇒20万円未満の利益の場合、確定申告は不要だが市区町村役場で住民税の申告が必要。利益20万円未満の場合、所得税は免除。
⇒副業としてやっていても、本業の収入と合算され住民税や健康保険税が増える。
こんな感じです。難しい事は初めは覚えなくて良いと思うので、とにかく特定口座かつ源泉徴収有りにしておきましょう。笑 一番手間がかかりません。
ちなみに…一般口座に関しては絶対にやめておきましょう。株式投資では「損失の繰越控除」と言った制度が存在します。年間の利益がマイナスだった場合は当然税金を支払う必要はないのですが、その翌年に大きな利益が出た場合は、前年の損失と相殺をする事が出来ます。相殺をする場合は、源泉徴収をありにしていても確定申告をしなければいけませんが、特定口座だと証券会社から年間取引報告書を作って貰えるので、確定申告も比較的容易にする事が出来るので、一般口座よりか特定口座にした方が良いです。一般講座はただただ面倒で手間がかかるだけです。
でも、始めての方は特定口座の源泉徴収ありにするので、関係ありませんね。笑
口座開設後
口座開設後は、しばらくすると証券会社から書類が郵送されます。書類の中にパスワードとIDが書かれた紙が入っていますので、それで証券会社にログインが出来ます。後は指定された口座にお金を入金すると、取引が出来ます。証券会社を選び、口座を開設し、お金を入金。これで株を買える準備が整いました(^^)
次はこちらです。
⇒株価はどうやって決まるのか?上がったり下がったりする理由について
僕が使っている証券会社4社を全て2社ずつ比較しています。
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