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株は怖い?借金する?-人は自分が知らないモノを怖いと感じる-

”株は怖いし借金するから辞めておけ”

”株式投資を始めようと思っていて…。”

投資を始めようとする時って、いろんな人に伝えたくなってしまいませんか?新い友人にふと株式投資を始める事を僕は伝えましたが伝える人ほとんどすべての人に僕は反対をされました。

”株なんて危ないものはやめておけ。”

”借金するぞ!”

”素人が勝てるわけないだろ。”

こんな言葉をたくさん言われました。株式投資を始めようと決めた当時、22歳の頃です。20代前半で株式投資をしている人なんて、今の日本では多くはありません。寧ろ少ないでしょう。株をしたこと無い人からするとどうしても”株は怖いもの”と言った認識が強く、株式投資を始めようとする僕を何とか止めようとしてくれたんでしょう。

じゃあ本当に株は怖いものなのか?本当に借金をするのか?勉強して調べたり、実際に株式投資を始めたりしたことで知った事を踏まえてこちらの記事でお伝えしていきます。

株は大損や借金などの悪い話が広がりやすい

その友人に、「株は危ないものと言っているけど、どう危ないの?」と聞くとほとんどが「俺はやった事がないからわからない。」と言った返答でした。わからないけれど、株は怖いもの。多くの人はそんな認識でした。

”株式投資をしていないのに、知らないのに、なぜ怖いのか?”当時僕はこんな風に思っていました。そしてわからない人に聞いても仕方が無いと判断して、自分なりにブログを読んだり、本を読んだりして株の知識を増やしていきました。

人は知らないモノは当然怖い

知識を集めたり実際に株式投資を始めたりしたことでわかった事があります。それは、人は知らないモノは怖いと感じる事。これです。”株を怖い借金する”と言っている人は、株の事を知らない人が多いです。

何も知らないけれど、ネットやテレビではすごい大きな損失を出したとか、借金をしちゃったとかを聞いた事がある。だから怖い、と。ネットやテレビでは話題を集めやすい内容を報道する事が多いです。株で大損した…借金をした…なんてのは株をやっていない人からすると面白いニュースですよね。そして多くの人は思うわけです。株なんてやって楽して稼ごうと思わずに、毎日汗水たらして働かないと。こう思うと、株の事を知ろうとする機会を失ってしまいます。

株のリスクは自分で選ぶことができる

株式投資のリスクを知れば、株は怖くなくなりますし、もし株式投資をしても借金なんてすることは無いでしょう。株式投資には実は3つのリスクしかありません。

値下がりリスク

流動性リスク

倒産リスク

このリスクについて知るだけで株は怖くなくなります。

この3つのリスクについて詳しくは別記事で記載しています。

⇒株式投資には3つのリスクが存在する-リスクを知れば投資は怖くない-

ローリスクならローリターン ハイリスクならハイリターン

そして株式投資は自分でどれだけリスクを取るのか選べます。小さなリスクでこつこつ投資をやっていくこともできますし、一発逆転を狙って大きなリスクを取る事も出来ます。ローリスクの投資をしていけばローリターンしかありませんし、ハイリターンを追い求めればハイリスクとなります。株式投資ではうまい話はありません。

大切なのは、自分がやろうとしている投資にどれだけリスクがあるのかを把握する事です。リスクもわからずにやっていれば株は怖いままですし、もちろんリスクを知らない間に取り過ぎていて借金をしてしまう可能性も0ではありません。

必ず余裕資金でやる事

株式投資は必ず余裕資金でやっていきましょう。生活に必要な資金や使ってはいけない資金などは絶対に投資に回してはいけません。余裕資金でさえやっておけば、大きな損失を出すことはありませんし、最悪投資資金が全て無くなったとしても余裕資金でやっているわけですので生活に困る事はありません。

でも、投資資金が全て無くなるのはやっぱり困りますよね。ここからは投資でリスクを取り過ぎない為に気を付けておきたい3つ事柄についてお伝えしていきます。

銘柄によってリスクの違いを知る

まず1つ目は銘柄によってリスクが大きく変わってくるということ。倒産しそうな会社、倒産するかもしれない会社、こんな会社は絶対に投資をしてはいけません。

詳しくはこちらでも記事にしています。

⇒倒産しそうな株には手を出すな!買ってはいけない銘柄の見極め方

他にも市場が変わるだけで、リスクは全然違います。誰もが知っている、トヨタ・日立・野村證券・三井住友銀行などなど…こういった銘柄は全て”東証一部”といった市場で上場しています。いわゆる”大型株”と言われますが、投資をやっていない人でも誰もが知っているような銘柄は毎日そんなに大きく株価は動きません。大きく動いたとしても5%程度ですし、5%も動けば新聞に載る事もあります。大型株はそこまで大きく株価は動かないので、比較的のんびり持っててもいきなり投資資金が大きく増えたり減ったりすることはありません。

ですが、新興市場と言われる市場であれば、話は変わってきます。”マザーズ”や”ジャスダック”と言われる市場が新興市場と言われています。これらの多くの銘柄は比較的小さな規模の会社ばかりです。ですが数年後数十年後には大きくなっているかも…と思われているような会社が多いです。新興市場の銘柄は株価が一日で10%、20%動くような事はしょっちゅうあります。しかもそれが同じ銘柄で毎日続く事もあります。そう、新興市場は値動きがとても激しい銘柄が多いのです。ですので、新興市場だと株を買ってしばらく放っておいたら株価が物凄く変わっている…なんて事もあるわけです。

新興市場で株を買う際は、株価が値下がったのを放置していたら、気がづけば株価が半額になっている…ということもあるので、リスク管理を特にしっかりしていかねばなりません。

1つの銘柄に全額投資をする怖さを知る

株式投資では、分散投資が基本です。一つの銘柄に自分の投資資金を全額投資する事はリスクが高いからです。例えば100万円の投資資金があったとして、その資金を1社に全て投資します。株価が上がればいいですが、もし決算発表なんかで悪い決算を出してしまって、株価が大きく下落してしまうと、自分の投資資金にもろに影響が出てきます。

一気に10%や20%株価が下がると、10万円20万円が無くなるわけです。もしこれが5社に均等に投資をしていたとすると、一つの銘柄が20%下がったとしても、4万円の損で済みます。20万円と比べると、全然違いますね。一つの銘柄に全額投資をする事は、ハイリターンもあるでしょうが、その分ハイリスクです。

投資で大切な事は、勝つことより負けを小さくする事です。負けにくい投資をしている人は、いずれ勝てる投資家へとなっていきます。勝つことより、負けを小さくすることを常に意識してください。

⇒コツコツドカンで負ける人と負けない人の違い-投資はTOTALで勝つ-

信用取引をする事の怖さを知る

先程、株のリスクは3つだけとお話しました。

値下がりリスク

流動性リスク

倒産リスク

ですが、信用取引口座を開設するとリスクが更に3つ増えます。

・空売りで損失無限大のリスク

・レバレッジを掛け過ぎるとハイリスクハイリターン

・手数料の種類の増加(金利、貸株料)

信用取引は自己資金の約3倍近くの資金で株式投資をすることが可能になったり、”買い”だけではなく”空売り”もすることが可能のなったりと、投資の幅が大きく広がります。

しかし、リスク管理をしていなければたった一度の投資で投資資金の全てを失ったり、投資資金以上に損をして借金をしてしまう可能性も0ではありません。信用取引はそれだけリスクがある投資方法となっているので、しっかりと勉強をしてから行う様にしてください。

信用取引に関しては次の3つの記事でそれぞれ詳しく説明しています。

⇒信用取引とは?現物取引と比較してリスクリターンについて説明

⇒信用取引のリスクとは-3つのリスクについて具体的に説明-

⇒空売りのリスクとは?下手なやり方をすると一発退場!買いは家まで売りは命まで

まとめ リスク管理さえすれば株は怖くない

株式投資は怖いモノ・借金する可能性があるモノと思っている人は数多くいます。間違ってはいませんが、それは株について無知な人がリスク管理もせずに投資をしてしまうのが大きな原因です。

株の怖さを知り、リスク管理の勉強をしさえすれば、借金なんてすることはありません。一つずつ学んでいくことで株は怖いモノでは無いですし、借金をする事も無いというのがわかっていきます。

次はこちらです。

⇒値上がり益・配当金・株主優待とは。

⇒株式投資には3つのリスクが存在する-リスクを知れば投資は怖くない-

⇒株は怖いもの? リスクや借金について、知っておこう。

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