株式ディーラーのぶっちゃけ話
著 現役ディーラー 高野譲
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⇒証券ディーラーとはどんな世界なのか 就職の仕方や業務内容・リスクについて
株式ディーラーのぶっちゃけ話を読んだ感想
僕自身株式ディーラーをしていた時期もありますので、こちらの本を知った瞬間、面白そう!と思い買ってしまいました。Amazonでも物凄い人気です。株式ディーラーへの転職は中々覚悟がいる事ですし、そもそも株式ディーラー経験の無い人間を雇ってくれる会社もあまり無いので、実際にどういった仕事をしているのか気になるのでしょう。内容自体は面白く、スラスラと読めました。僕自身1社しか所属していなかった事と、10人ほどの少ない人数の職場だったので他社がどんなとこか知れたのが良かったです。
ただ、こちらの本の表紙に、「天国と地獄は紙一重 毎日がギャンブルです。」と書かれているのですが、こちらには全面的に同意しかねます。
株式ディーラーの投資方法って実際どういったもの?
少なくとも僕がいた会社で生き残っている人に、株式投資をギャンブルとして捉えている人は一人もいませんでした。仕事として捉えている人しかいません。そもそも株を仕事にして数十年生き残っていくならば、相場をギャンブルとして捉えていては生き残ることなど不可能です。本にも書いていた様に、どうしても地合が悪く損失が続いていた場合は、いわゆる「勝負」に出ないといけない局面もあるのは事実です。自分が扱える資金を一気に買いが売りかに傾けて、損失を全て取り戻すか、クビになるか…。人によってはそういった勝負をしなければいけない人も出ます。
後はこちらの本ではデイトレーダーが多いと書かれていましたが、それも人によりけりですね。
・新興株だけ触っている人、
・100銘柄くらい保持して、売り買いの資金を5:5にして、 全てペアトレードでリスクを減らしている人、
・デイトレードだけの人、
・大型株をメインにしてる人、
・「買い」のポジションだけでやっている人。
全てが自己責任で、とにかく会社のルールに従った上で稼げば良いわけですから、人によって様々でした。
※会社にルールによっては持ち越しが出来ず、ほとんどデイトレしかできないような会社もあるみたいですが。
とにかく稼げれば良い
手法は何でも良いんです。
稼げれば。笑
そんな世界でした。株が好きな人しかいないので、毎日が楽しくて刺激があり、たくさん勉強をさせて頂いたので、株式ディーラーを経験する事が出来て僕は本当に良かったです。株式ディーラーという仕事がどういったモノかがこちらの本を読めば詳しくわかるので、株が好きな人でしたら一度読んでみる価値はありです^^
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僕がデイトレで使っている証券会社について記事にしています。
僕のトレード環境やネット環境についてはこちらで記事にしています。
株式ディーラーのぶっちゃけ話
著 現役ディーラー 高野譲
こちらの本も証券ディーラーを経験されていた方が書かれていまして、おすすめです。
一度は必ず読んで欲しい本ですね。
詠み終わった感想を少しTwitterに書きました。黄色のマーカーで書かれている文を是非読んでください。

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