鷲尾山(わしおやま)登山王道のコースと言えば筆山(ひつざん)公園登山口から皿ヶ峰(さらがみね)を通り、鷲尾山・烏帽子山(えぼしやま)を目指すコースでしょう。鷲尾山は高知県高知市の南に位置する標高306m(烏帽子山は標高359m)の山で多くの人から親しまれている自然公園です。鷲尾山を目指す登山口は10カ所近くあり、その中でも一番登る人が多い筆山公園から鷲尾山・烏帽子山を目指す登山口への行き方や登山地図の入手方法、駐車場の場所、登山時間や難易度について紹介していきます。
鷲尾山山頂からの景色です。

別の登山口から鷲尾山へ登った記事です。
Contents
筆山公園登山口へのアクセスや鷲尾山・烏帽子山登山道のルート
登山地図・登山コース・コースタイム
登山した日にち…2017年11月25日(鷲尾山は定期的に登っています)
10時20分 筆山登山口から出発
11時30分 鷲尾山山頂到着 軽食・休憩
11時50分 烏帽子山へ出発
12時20分 烏帽子山山頂
12時50分 烏帽子山から下山
14時20分 皿ヶ峰山頂
14時30分 筆山登山口へ下山完了
筆山公園登山口と鷲尾山の標高差…約200m
筆山公園登山口と烏帽子山の標高差…約250m
歩行時間…約3時間
標高差は200mくらいしかありませんし歩行時間も3時間あれば帰ってこられるので、難易度としては初心者向きで初めての登山にぴったりの山でしょう。鷲尾山は小学生くらいの子たちが登っているのもよく見かけます。登山道もわかりやすく道迷いのリスクもほとんどありません。さまざまな人が登っているので最悪の場合、他の登山客に助けを求めることもできますし、山頂近くまで道路も通っているので道路伝いに下山することもできます。
地理院地図の地図を印刷して山へ持って行っています。YAMAPアプリをスマホでインストールしておくと、登山中にマップが表示されるので道迷いのリスクをほぼゼロにできます。
地理院地図で磁北線の表示方法は↓記事で解説していますが、【ツール】⇒【その他】⇒【磁北線】とクリックすれば磁北線が引けます。
【車】登山口の筆山公園への行き方と駐車場について
駐車場は3カ所あります。トイレ横とさらに登った場所に2か所。多くの人は登山口がすぐ近くにあるトイレ横に停めようとしますが、ここは10台くらいしか停められません。
休日だと7時くらいから登り始める人も多く、8~9時くらいになるとトイレ横は満車になることが多いので注意が必要です。その場合はさらに登った2か所の駐車場に停めるか、路駐されている人も多いです。
↓3カ所の駐車場をGoogleのストリートビューで表示しました。↓

鷲尾山登山に最低限必要な登山用品
鷲尾山登山に最低限必要な登山用品はザック・登山靴・レインウェアの3つです。この3つはどんな山を登るにも必ず必要で登山における”三種の神器”と呼ばれています。鷲尾山登山が初めての登山だという方は必ずこの3つを揃えた上で登るようにしましょう。
- 登山用のザック⇒肩だけではなく体全体で背負うことで負荷が分散でき重たい荷物でも背負いやすい
- 登山靴⇒足首を守ってくれるので捻挫がしにくくなり、雨でも土や岩、木道などを歩いても滑りづらい
- レインウェア⇒雨から体が濡れるのを防ぐことで低体温症を防ぐ
筆山公園登山口から鷲尾山・烏帽子山の登山記録
実際に登山した日の記録です。

筆山公園登山口から土佐塾まで
筆山公園の駐車場にトイレがあるので先に済ませておきましょう。鷲尾山にはトイレはなく、烏帽子山にトイレがあります。鷲尾山へは最初墓地の中を抜けていきます。
墓地を抜けると分かれ道に。右へ行くと皿ヶ峰山頂へ行けますが、今回は帰りに寄る予定だったので左へと行きます。皿ヶ峰山頂へ寄っても結局は同じコースへと合流するのでどちらへ行っても問題ありません。
墓地を抜けると少しずつ登山っぽい道に。
土佐塾から鷲尾山山頂まで
しばらく歩いていると道路があって目の前に土佐塾があります。道路を横切って階段を登りそのまま歩いていきます。
いくつか分かれ道はありますが、標識を見ながら道を間違えない様に気を付けてください。土佐塾を抜けたあたりからは一気に山頂まで150m登るのでしんどい登山道が続きます。
横浜ニュータウンの標識が見えたら山頂まではあと10分くらい。
鷲尾山山頂に到着
鷲尾山山頂に到着。ベンチやテーブルがいくつかあって座ってご飯が食べられます。四国の山では山頂に行っても人はあまりいませんが、鷲尾山だと日によっては数十人が山頂にいてわいわい楽しんでいます。山頂からの景色もとても綺麗でした。
鷲尾山山頂から烏帽子山山頂まで
鷲尾山山頂から烏帽子山山頂へは20~30分かかります。標高差としては50mくらいですが、一度下ってから再度登り直すので、実質100mくらいは登ります。道は一本道でまっすぐ行くだけですのでとてもわかりやすいでしょう。
烏帽子山は鷲尾山山頂から見えており鉄塔が見えるあたりに烏帽子山山頂があります。登ってきた道とは反対側に登山道があるので下っていって道なりに行くと烏帽子山へ到着します。
烏帽子山山頂に到着
烏帽子山山頂は鷲尾山とは違って開けた場所はなく展望はありません。小さな神社があるだけですので少し物足りなく感じる人は多いでしょう。
しかし烏帽子山では鳥をたくさん見られるのがおすすめポイント。どなたが作ったのかはわかりませんが鳥のエサや水が置かれていてたくさんの鳥たちがご飯を食べにやってきます。もし鳥のエサがなくなっていた場合は、近くにあるベンチ付近に鳥のエサが入った袋が置かれているので追加してあげてください。烏帽子山は30分でも1時間でものんびりできて昼寝がしたくなるような場所です。
烏帽子山から筆山公園登山口へ下山途中に皿ヶ峰へ寄り道
烏帽子山から筆山公園登山口へと下山中に皿ヶ峰へ寄り道しました。皿ヶ峰は筆山公園登山口から10分くらいあれば行けます。
皿ヶ峰へ寄った後は筆山公園登山口へ戻って下山完了。鷲尾山と烏帽子山は高知駅から手軽に行ける山でして、高知県民はもちろん高知県へ旅行に来られた方にも一度は登ってほしい山です。鷲尾山だけであれば往復2時間近くあれば十分ですので、少し時間を作って一度登ってみてはいかがでしょうか。
他のコースで鷲尾山登山をした時の記録です。
漠然としていたお金についての悩みが具体的となり今後やるべきことが明確になるセミナー。自分はお金や投資の勉強をはじめた頃に視聴して人生が大きく変わりました。金融商品の販売や紹介は一切してこないので安心してください。
\視聴までたったの3分!/
⇒お金の教養講座
⇒株式投資スクール無料体験会