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株主優待や配当金を取得する為には権利付き最終日までに株を買っておく
株主優待や配当金を取得する為には権利付き最終日までに株を買っておくことが必須です。株を買うタイミングを間違えると株主優待は取得できないので注意してください。
株主優待・配当金を取得する際には3つのキーワードが出てきますので最初にご紹介しておきます。
・権利付き最終日(権利取り日 株をこの日までに購入しておく)
⇒”権利確定日”から2営業日前
・権利落ち日(株を売ってもいい日)
⇒”権利付き最終日”の翌営業日
・権利確定日
⇒権利が確定する日(株主名簿に自分の名前が記載される日)
これをカレンダーと照らし合わせます。2019/6のカレンダーです。
6/26⇒権利付き最終日(株を購入しておく日)
6/27⇒権利落ち日(株を売ってもいい日)
6/28⇒権利確定日(株主名簿に自分の名前が記載される日)
となります。
※2019/7/16(火)より株式投資の取引ルールに変更があり、受渡日が3営業日から2営業日へと変更になりました。こちらの記事では新ルールの受渡日で解説しています。
6/28の権利確定日に自分の名前が株主名簿に記載されるためには、6/26の権利付き最終日までに株を買っておかなければなりません。そうすれば次の日の権利落ち日にすぐに株を売却しても、株主優待は取得できます。株主優待を取得するにはたった1日だけ株を持っているだけでいいのです。
大切なことは、権利確定日に株を買うのではなく、権利付き最終日までに株を買うこと。購入する日を間違えて株主優待が貰えなかった…なんてならないよう、購入するタイミングを間違えない様に注意してください。
株主優待には継続保有期間が定められている優待も存在する
株主優待の購入タイミングは間違っていないのに株主優待が貰えなかった…それは継続保有期間が定められている可能性があります。
例えば8013のナイガイは6カ月以上継続保有した株主だけが株主優待を貰えます。
ナイガイの株主優待を貰おうと思ったら、1月末の権利付き最終日の半年前からナイガイの株を買っておかなければなりませんので、自分が欲しい株主優待に継続保有期間が無いかどうか、購入前に確認しておきましょう。
信用取引で買わず、現物取引で購入する
信用取引で株を買っている場合は、権利付き最終日に株を買ったとしても株主優待も配当金も貰えないので注意してください。信用取引は証券会社からの融資で株を買っている状態なので、その株の実際の所有者は証券会社のままだからです。
しかし、配当金に関しては”配当落調整金”という名目で受け取ることができます。
株主優待はいつごろ届く?
株主優待の発送は、権利確定日の2~3か月後に行う企業が多いです。例えば3月が権利確定日ならば5~6月あたりに株主優待が届きます。具体的にいつ発送されるか知りたい場合は、その企業に一度問い合わせてみてください。
まとめ:株主優待は権利付き最終日に株を持っておく
まとめです。
・株主優待を取得するタイミングは月末から2営業日前の権利付き最終日に株を買う
・権利付き最終日の翌日である権利落ち日に株を売っても、株主優待は貰える。
・株主優待には継続保有期間が定められている優待もある
・信用取引では株主優待は貰えない
以上です。
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