株の板読みデイトレード手法で一日5,000円稼ぐ

 まずは20分の動画を観てください。2015年9月より自分が実践している板読みデイトレード手法で、実際に自分がデイトレードを行っている動画です。動画自体は2017年と古いですが、現在でも変わらず通用する手法です。

 自分自身は現在違う手法をメインにしているのですが、隙間時間に2021年8月12日~8月25日の10営業日、板読みデイトレード手法を実践した結果は↓の通りです。10営業日で9勝1敗の+38,953円という結果でした。記事タイトルの一日5,000円は稼げていませんが、他のトレードをしている中での隙間時間でやった結果なので、板読みデイトレード手法だけに集中してやっていればまた結果は変わったと思います。2016年、2017年は板読みデイトレード手法をメインとしていて2016年は+7,464,114円、2017年は+5,847,709円という結果でした。

 これから紹介する板読みデイトレード手法はリスクの小さいことがメリットです。他にも、成行買いを一切せずに指値買いをメインとして行う手法なので、約定するまでひたすら待つ板読みデイトレード手法となっています。その為、隙間時間で行うこともできるので在宅ワークを行っている方の副業としても使える手法です。

  • 板読みデイトレード手法とはなにか?
  • 一日5,000円をデイトレード・副業で稼ぎたい
  • リスクの低いデイトレード手法なんてあるのか?

 こんな人たちはぜひ読んでみてください。自分が行ってきた板読みデイトレード手法を包み隠さず公開しているので、本気でデイトレードで稼ぎたい人には必ず参考になる内容になっています。長い記事ではありますが、最後まで読んでいただけると嬉しく思います。

Contents

板読みデイトレードの基本

  板読みとは売買注文を表示している板情報を元に売買タイミングを見極めるデイトレード手法です。トヨタやソフトバンクなどの大型株は複雑な値動きをすることもあって板読みデイトレードを行うことはほとんど不可能であり、板読みデイトレード手法を実践できるのは、マザーズ市場やジャスタック市場などの新興銘柄が中心となっています。

板を見てわかる情報

 買い板と売り板見るだけでふたつの大きな情報がわかります。

  • 個別銘柄の需給(方向性)
  • 参加者の多さ(出来高も込みで判断)

 個別銘柄の需給に関しては、板だけではなく個別銘柄の強弱と指数の強弱も込みで判断することでより精度が高くなります。強弱というのは、上昇していたら強く、下落していたら弱いという意味です。需給を判断することでどのあたりが短期的な底なのかを判断し、デイトレードを行います。

 参加者の多さに関しては買い板・売り板共に板が厚ければ当然参加者が多いことはわかります。もちろんこれは出来高で判断することも可能です。一般的にデイトレードではボラと流動性のある銘柄が好まれますが、自分が行う板読みデイトレード手法ではあまりデイトレーダーからは好まれない銘柄を選ぶことが、勝つ上でとても大切な特徴となっています。

【低リスクの理由】上げ相場で普通に稼いで暴落相場で大きく稼ぐから

 一般的に上げ相場では多くの人が稼げて、下げ相場では多くの人が損をします。そして暴落相場では大半の人が大損をします。しかし自分の板読みデイトレード手法は違います。

  • 上昇相場やヨコヨコ相場⇒普通に勝つ
  • 下げ相場⇒いつもより大きな金額を勝つ
  • 暴落相場⇒大きく稼げるチャンス

 自分の板読みデイトレード手法は下げ相場の時こそ威力を発揮します。自分は2014年4月から証券ディーラーとして働きましたが、2015年9月にクビとなりました。そこから個人でデイトレードを始めたのですが、当時はデイトレードに使える金額はわずか50万円しかなく、副業とデイトレードで毎月確実に生活費を稼げなければ3ヶ月以内に資金(生活費)が枯渇する状況でした。

 「負けが重なる=デイトレードを辞めて就職」といった厳しい状況でどうやったら稼ぎ続けられるか?と考えた結果思いついたのが、板読みデイトレード手法です。この手法は上記にある通り上げ相場でも下げ相場でも稼ぐことが可能で、下げ相場でこそ大きく稼げるデイトレード手法です。本来デイトレードでは勝つ日もあれば負ける日もあって、1か月という期間でみるとプラス収支になっている、という人がほとんどです。しかし自分の場合は生活費を稼ぐ為に一日たりとも負けられない状況で、だからこそ思いついた手法です。この板読みデイトレード手法をメインとしていた2016年は247営業日中プラスの日は238営業日(年間収支+7,464,114円)、2017年は243営業日中プラスの日は227営業日(年間収支+5,847,709円)と、勝率は90%を軽く超えています。負けた日も、金額としては数千円の負け額の日が多く、大きな金額負けたことはほとんどありません。

証券会社は松井証券がオススメ

 板読みデイトレード手法では松井証券のネットストックハイスピードがオススメです。ネットストックハイスピードはデイトレーダーに特化した取引ツールとなっていることと、松井証券ではデイトレードの売買手数料が無料のふたつの理由から、松井証券をオススメしています。

 しかし、松井証券ではフル板がひとつしか見られません。その為、楽天証券口座開設してマーケットスピード2も用意した方が尚よいでしょう。マーケットスピード2ではフル板を4つ表示できるので、板読みデイトレードをする際にはとても有効に活用できます。

アローヘッド稼働前の板読み手法は役に立たない

 板読みに関しては書籍やブログなどでいろいろと解説されていますが、アローヘッドが稼働する前である2010年1月4日以前の記事は正直一切参考にならないと思っています。アローヘッドが稼働されてからは板の動きが大きく変わり、板読みのルール自体も変わりました。アローヘッドが稼働されたことで、これまで板読みで勝ち続けてきた証券ディーラーの多くも勝てなくなってしまい淘汰されています。板読みの勉強をする際はアローヘッドが稼働されてからの内容を勉強してください。

arrowheadは、2010年1月4日に稼働した、世界最高水準の高速性・信頼性・拡張性を兼ね備えた、現物商品の売買システムの呼称です。直近では、注文件数の増加、短時間での注文集中、投資家の新しいニーズ等の株式市場の環境変化に対応するため、2019年11月5日にバージョンアップしています。対象取引は現物商品にかかるオークション取引(株式、CB等)です。

「arrow」 はスピードを象徴し、処理性能の高速性を意味しています。
また、「head」は障壁をものともしない頑強な矢の先端をイメージさせることで、堅牢性や信頼性を意味しています。小文字で表記することにより、拡張性を表現しています。

⇒JPX日本取引所グループ公式サイトより引用

板読みデイトレード手法のルール

 では具体的な板読みデイトレード手法についての解説をしていきます。

【スプを抜き続ける】板読みデイトレード手法の原理原則を公開

 ↑画像を見てください。自分が行っている板読みデイトレード手法は、スプレッドのある銘柄だけをデイトレードしています。画像左の4883モダリスは、1,489円の100株の買い板を無視すれば、1,487円~1,492円のスプレッドとなります。画像右の7072インテMは1,407円の買い板100株がなければ、1,406円~1,417円のスプレッドとなります。

 左の板4883モダリスでは1,480円と1,483円に厚い買い板があり売り崩されにくそうに見えるので、1円上の1,484円に100株の買い指値をいれます。買い指値が約定すれば、すぐに1,492円に売り指値をいれます。売り指値が約定すれば8円抜けるので、800円のプラスとなります。もし1,480円の買い板が売られてしまったら、その場合は迅速に損切りをします。損切りした場合は500円くらいの損失となりそうです。

 右の板7072インテMでは1,400円~1,405円に厚い買い板があり売り崩されにくそうなので、1円上の1,406円に100株の買い指値をいれます。約定すれば1,417円に売り指値をいれます。約定すれば11円抜けるので1,100円のプラスとなります。こちらも1,400円が割れたら迅速な損切りをします。損切りになった場合は700円くらいの損失となりそうです。

 一回あたりの利益は数百円程度ですが、これを一日50回100回と何度も繰り返すことで5,000円の利益を目指します。これが板読みデイトレード手法の原理原則です。スプレッドのある銘柄に、売り崩されにくそうな場面のみデイトレードを繰り返すことで、60%以上の勝率を狙っていきます。利食い額と損失額に関してはそこまで大きな違いはないので、勝率を高めることでトータルでのプラスを目指します。

最初に見せた10営業日の収益画像の、勝率と益出しと損切りのパーセンテージを確認してみてください。勝率は61.7%、益出しは0.3%、損切りは0.4%となっています。損切り額の方が大きくても勝率が高いのでトータルでみるとプラスが残っています。

【株を買う時は指値買いだけ】上値買いや成行買いはNG

 株を購入する時は売り板(上値)を買いにいったり、成行買いをしたりするのはNGです。指値買いを入れて約定するのを待つといったスタンスで行います。株価が上がったからといって焦って上値を買ったとしても、スプレッドのある銘柄だとリスクリターンがまったくあわないので、長い目線で見たら必ず利益額より損失額が大きくなってしまいます。

 上画像を見てください。左板の6567SERIOでは売り板(上値)の829円を買ったとしても、次の売り板が831円にあるので自分の売り指値は830円にいれることになります。その場合利食えたとしても1円しか抜けておらず、+100円の利益でしかありません。もし値下がった場合は825円や822円で損切りをすることになるので、損失額としては400円や700円となり、利益と損失額を比較するとリスクリターンはあわないことがわかります。

 右板の7072インテMでは売り板(上値)の1,418円を買ったとしても、次の売り板が1,421円にあるので、自分の売り指値注文は1,420円にいれることになります。その場合利食えたとしても2円しか抜けておらず、+200円の利益でしかありません。しかしもし値下がった場合は1,412円や1,409円で損切りすることになるので、損失額としては600円や900円となり、利益と損失額を比較するとリスクリターンはあわないことがわかります。

買い指値が約定したらすぐに売り指値をいれる

 買い指値が約定したらすぐさま売り指値をいれます。基本は売り板の一番手にいれますが、場合によっては2番手3番手にいれることもあります。地合いやその時の状況によって変わってきます。上画像7072インテMの場合、一番手は現在売り指値をいれている1,413円となり、2番手だと1,415円となります。

 上画像7072インテMを例に2番手に売り指値をいれるパターンについて解説します。たとえばこちらが1,413円に売り指値をいれた瞬間に、アルゴが自動で1,412円に売り指値をいれてくることがあります。一番手を取られたくないといった理由でアルゴが売り注文を被せてくるわけです。これは板読みデイトレードを実践すると誰もが一日目に経験することで、売る時だけではなく買う時にも起こります。こういうことが起こるとどんどん売り板を下げていくことになるのですが、一番手の売り板競争をすると、結局買値を割れてしまうことが頻繁にあります。その為、不毛な争いをせずに売り板の2番手に指して、約定するまで我慢することは板読みデイトレードではよくあることです。一番手にこだわるのか、二番手三番手でいいと思うのかはその時の状況で変わってきます。

エントリー条件が崩れたら迅速な損切りを行う

 エントリー(株を購入)した条件が崩れた場合は迅速に損切りを行います。損切りの仕方は成行売りでもいいですが、オススメは一番手の買い板に売り玉をぶつけることです。成行売りだと予想以上に安値で損切りとなる可能性があるからです。

 上画像を見てください。たとえば左板の7078INCを見ると、900円~906円に厚い買い板が並んでいます。ここを壁に906,907円で100株ずつ指値買いをいれます。約定すれば912,913円で売り指値をいれて利食いを待ちます。損切りの場合は、時と場合にはよりますが、大きな損失を防ぐために自分なら905円の買い板が売り崩されたら903~904円で迅速に損切りを行い小さな損失で終わらせます。損切りをしてしばらく様子見をした後、900円~903円は底堅そうであれば、再度903,904円あたりで買い指値をいれる可能性もあります。

 右板6567SERIOを見ると、807円~811円に厚めの買い板が並んでいます。この銘柄は騰落率を見ると本日10%近くの下落をしていることがわかります。そのため、まとまった投げが発生し急落することが多いです。しかし810円くらいで何度も下げ止まっているのでここが底堅そうだとわかります。812,813円に買い指値をいれて、約定すれば816円,818円に売り指値をいれます。損切りの場合は本日安値の807円を割ってからという判断もアリですが、小さな損失で済ませる場合は810円が割れてからという判断もできます。807円の安値更新すると、逆指値の売りが発動して急落する可能性を自分は警戒してしまいます。時と場合によりますが、自分だと810円を割れたら一度損切りを行い様子見をし、807円割れそうになければ再度810,811円あたりで買い指値をいれるでしょう。

歩み値はとくに気にしなくてよい

 板読みデイトレードではよく「歩み値」いうワードをよく見かけます。歩み値を使った板読みデイトレード手法ももちろんあるとは思いますが、自分の板読みデイトレード手法では歩み値を使う必要はありません。見ても見なくても結果はほとんど変わらないと思います。

 というのも歩み値はさらにボラや出来高の激しい銘柄でこそ活きるからです。自分がデイトレードしているような一日の出来高10万~100万くらいの銘柄であれば、大口資金を持ったトレーダーが参入してくるのは稀なので、チェックしていてもそこまでメリットはありません。自分は板読みデイトレードをする上で歩み値をチェックしたことはありません。

板読みデイトレード手法に適した銘柄の選び方&探し方

 板読みデイトレード手法に適した銘柄の選び方と探し方の解説をしていきます。選び方に関しては「手法」を伝える段階である程度分かってもらえているとは思いますが、もう少し掘り下げて解説していきます。

プロと同じ土俵で戦わないことを意識する

 銘柄選びの大前提として、自分より格上のデイトレーダーと戦わないような銘柄を選ぶ必要があります。デイトレードではスポーツみたいに戦う相手の顔は見えませんが、自分が株を買う時には売ってくれる人がいて、自分が株を売る時には買ってくれる人がいます。株価は上がるか下がるかの二択しかありませんので、買った自分か売った相手のどちらかが下手くそなわけです。その銘柄をトレードしている人たちが上手なひとばかりであれば、自分が下手の可能性が高くなります。しかし上手な人がいない銘柄をトレードしていれば、相対的に自分がその銘柄の中では一番上手な可能性が高くなります。

 自分はなるべくプロと同じ土俵で戦わないように、デイトレーダーが大好きなボラティリティーや流動性がランキングトップにくるような銘柄をトレードすることは避けています。デイトレードはゼロサムゲームで弱肉強食の世界。自分より下手な人がいる銘柄で戦うことで、自分は勝ち続けています。

株式を取引するのではなく、人を取引する

デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術NO.351より引用

ボラや流動性が少ない銘柄はプロがいないから比較的簡単に稼げますが、デメリットも当然あります。それは大きく稼げないこと。ボラや流動性が低いのですから当然ですね。しかし、一日∔5,000円くらいでしたら稼ぐことは可能なので、安定して毎日稼ぎ続けたい人にはオススメです。

スプレッドのある銘柄を狙う

 買い板と売り板にスプレッドがある銘柄のみをデイトレードしていきます。これは自分の手法の原理原則になる部分ですので説明不要かと思います。スプレッドのある銘柄に、売り崩されにくそうな場面のみデイトレードを繰り返すことで、安定して60%以上の勝率を狙うことが可能となります。

 スプレッドがあれば買い指値が約定した瞬間に売り指値を一番手にいれて約定すれば、それだけで数百円の利益が出ます。スプレッドのない銘柄であれば、せいぜい1円抜きしかできないので100円の利益しか作れません。スプレッドがあるからこそ数百円の利益を作れます。

マザーズ市場orジャスダック市場がメイン

 デイトレードする市場はマザーズかジャスダックが多いです。自分は最近マザーズ銘柄のみデイトレードを行っていますが、ジャスダックもOKですし、東証2部でもデイトレードできる銘柄はあります。東証一部銘柄となるとそもそもスプレッドのある銘柄がないので自分の手法が使える銘柄はないでしょう。最初はマザーズかジャスダックから銘柄を探してみてください。

株価は500円~3,000円を狙う

 デイトレードで狙う株価は500円~3,000円くらいです。これには理由があって、株価が3,000円を超すとそもそも1ティックが5円となります。自分の板読みデイトレードは数百円を細かく稼ぎ続ける手法なので、1ティックが5円となるととてもやりづらくなるので除外しています。3,000円を超す銘柄でもスプレッドのある銘柄はあるのですが、出来高の少ないことが多く板もスカスカなので、売り崩されてしまった場合に一度の損失が数万円になる可能性も高く、リスクリターンがあいません。

 株価が500円未満だと板が詰まっていてスプレッドのない銘柄が多いです。スプレッドのある銘柄ももちろんあるのですが、デイトレード銘柄候補を探す際に500円未満の株価もいれてしまうと、スクリーニングに時間がかかってしまうので自分は除外しています。しかし、日中にデイトレード銘柄を探す際にランキングを見て株価500円未満の銘柄が見つかった際には、出来高や板の動きなどをみてデイトレードができそうであれば、デイトレード銘柄として採用することもあります。

 株価は500円くらいと2,500~3,000円くらいを比べると、板のスプレッドも違いますし、値動きも全然違います。自分は1,000円前後の株価が好みです。人のよってこの好みは違いますので、実際に自分でさまざまな株価を見てデイトレードをしてみて、得意な株価を見つけてください。

出来高は10万株~100万株が狙い目

 一般的にデイトレードはボラがあればあるほど好まれますが、自分の板読みデイトレード手法は違います。「プロと同じ土俵で戦わない」という話をしましたが、出来高ランキングのトップにくるような銘柄だとボラや流動性が大きく、そこには自分より格上のデイトレーダーがたくさんいるのでデイトレードをしても勝つことは難しいです。

 そこで自分は出来高が10万~100万株くらいがちょうどいいと結論付けました。出来高が多過ぎず、かといって少なすぎずのちょうどいい出来高です。ただ、出来高10万株と出来高100万株を比べると全然違う動きをしますので、ここは人それぞれの好みも入ってくると思います。自分が一番好きなのは出来高30万株前後です。しかしそこだけに絞ってしまうとデイトレード銘柄が見つからなくなることもあるので、10万~100万と幅を広げています。自分なりにいろいろとチェックしてみて、お好みの出来高を探してみてください。

 

探し方①:楽天証券のスーパースクリーナーが便利

 ここまでデイトレード銘柄の選び方について解説してきました。ここからはデイトレード銘柄の探し方となります。引け後に翌日のデイトレード銘柄探しをする際は、楽天証券のスーパースクリーナーがオススメです。

 楽天証券のスーパースクリーナーを開き、市場をマザーズとジャスダックにチェックをいれます。そして詳細検索項目で「株価」と「平均売買代金」を表示させます。残念ながらスーパースクリーナーには「出来高」の項目はありません。

 株価は500円~2,500円として、平均売買代金(千円)をここでは100,000~1,000,000とします。平均売買代金はばらつきがでる部分ですので、いろいろな数字をいれて試してみてください。これだけで板読みデイトレード手法に適した銘柄が見つかります。後はここから一つひとつ板やチャートをチェックしていって、自分なりにトレードしやすそうな銘柄を見つけていきます。毎日この作業をするだけで翌日9時からすぐにデイトレードできる準備が整いますので、毎日必ずやった方がいい作業です。

探し方②:日中だとSBI証券のHYPER SBIでランキングチェック

 日中にデイトレード銘柄を探す時はSBI証券のHYPER SBIが便利です。「マーケット情報」⇒「ランキング」といくと、さまざまなランキングをチェックできます。マザーズorジャスダックにチェックをいれて、出来高急増や売買代金が急増している銘柄をチェックしていくことで、デイトレード銘柄を探します。

 寄付前であれば、寄前気配上昇率上位や寄前気配下落率上位を見るとデイトレード銘柄を見つけやすいです。寄ってから5分10分は特別買気配や特別売気配にチェックをいれても、デイトレード銘柄が見つかります。日中はHYEPR SBIをうまく活用してデイトレードできる銘柄をどんどん見つけていってください。

板読みデイトレードの勝率を上げるテクニック

 ここからは板読みデイトレードで安定して稼ぐための細かなテクニックを紹介していきます。手法を理解しただけでは利益を出すことは難しいです。これから紹介するテクニックを理解することでさらに勝率が上昇していくでしょう。

指数の強弱と個別株の強弱からエントリーポイントを判断する

  指数の強弱と個別株の強弱からエントリーポイントを判断していくことで勝率は大きく変わります。単純に毎回厚い買い板を見つけて、その少し上に買い指値をいれているだけで勝ち続けることは難しいでしょう。強弱というのは、指数や個別株が上がっていたら強く、指数や個別株が下がっていたら弱いという認識です。指数と個別株の強弱パターンには4つあります。

  • ①指数が強く個別株も強い
  • ②指数強いが個別株は弱い
  • ③指数弱いが個別株は強い
  • ④指数が弱く個別株も弱い

 この4つのパターンによって、指値買いのいれ方は変わります。①の場合はとにかく強気で攻めていく必要があり、あまりに指値買いを下の方にいれているとずっと約定しません。上画像を見てください。左板6567SERIOだと770,771円の厚い買い指値を壁にして772円に指値買いをいれます。約定すればすぐに売り板の一番手に売り指値をいれます。770,771円が割れたら損切りをします。右板7078INCLUSIVEだと902,903円の買い板を壁にして904円に買い指値をいれます。約定したら売り板の一番手に売り指値をいれます。902円が割れたらすぐに損切りをします。

 ④の場合は①と同じような考えてやってしまうと損切りだらけになり大きな損失を計上することになります。④だと厚い買い板があっても簡単に売り崩されてしまいます。その為、売り崩されてからのリバを狙いにいくスタイルが一番手堅く、そして大きく稼げます。

 ④のパターンで、たとえば左板6567SERIOだと770,771円は売り崩される前提で考えます。その後投げてくる人がでてきて急落する可能性が高く、その場合はどこで下げ止まるかを考えると753円に10,000を超える買い板があるのでここで一旦下げ止まりそうです。自分なら757,759,765円あたりに100株ずつ指値買いをいれる戦略をとります。約定したらすぐに売り指値をいれてリバを待ちます。753円割れたら損切りをします。

 ④のパターンで、たとえば右板7078INCLUSIVEだと902,903円は売り崩される前提で考えます。そうなると897円か、さらに売られることを想定して886,887円あたりに買い指値をいれるとうまくいきそうです。このように、パターン④の指数と個別株どちらも弱い場合は厚い買い板があっても簡単に売り崩されるので、その想定をして下げ止まりポイントを探して、買い指値をいれるとうまくいくことが多いでしょう。②、③に関しては板の動きをみながら、①のパターンの様に強気スタンスでいくのか、④パターンのように弱気スタンスでいくのかは時と場合によってかわりますので、板を見ながら判断していくこととなります。

デイトレード前にチャートを簡単に確認しておく

 実際に板読みデイトレードしやすそうな銘柄を見つけた場合、必ずチャートも確認しておきましょう。チャートを確認することでその日の値動きのパターンが想定できるからです。たとえばチャートを見て直近急騰しているのであれば、10%20%近くの急落をする可能性があるので安易に買い指値はいれられないでしょう。急落からのリバを狙うのが稼ぎやすそうです。

 たとえばチャートを見て下落トレンドが続いている銘柄であれば、短期的な急落は気を付けなければいけませんが、下げたら買いたい人も多いと推測できるので同じ価格で何ともスプレッドを抜き続けられるかもしれません。チャートが動かずヨコヨコになっている銘柄も同様で、上にも下にも動かなければずっと同じ価格のスプレッドを抜き続けられる可能性が高そうです。

 デイトレードする前にチャートを見て、「今日はこういう動きをしそうだな」「こんな動きもあるかもしれない」と、いくつかパターン立てて考えておくことで損切りになる可能性を減らせるでしょう。

板がスカスカの銘柄は瞬間の急落を拾えるとおいしい

 

 板がスカスカでボラが大きくなっている銘柄は、急落を拾えるとおいしいです。直近やその日のボラが大きくなっている銘柄は上に下にと大きく動きます。現在値周辺の価格だけを見ていると板が薄くてなかなか買い指値をいれづらいですが、フル板を見るとどこかに厚い買い板が見つかります。その近辺に買い指値をいれておくと、大口の売りで株価が急落したところをうまく拾えることがあります。大体急落した後はすぐさま大きなリバが待っているので、リバったタイミングでサッと売り指値をいれて利食いをすれば、100株だったとしても2,000円、3,000円、場合によっては4,000円近くの利益を数秒~数十秒で手に入れることもできます。

 上画像を見てください。3976シャノンの日足、1分足、板、フル板を表示しています。1分足を見るとこの銘柄は本日3度も50円近くの急落をしています。フル板を見ると1,400円に厚い買い板があるのがわかります。この1,400円の板を発見しておけば、その少し上の1,401円~1,410円あたりに買い指値をいれておくことで急落した時に約定していたかもしれません。もし約定すればすぐリバったところで売ると簡単に数千円の利益となります。板がスカスカの銘柄は現在値周辺だけを見るとデイトレードしにくいですが、フル板を活用することで簡単に大きな利益を手にできる可能性があります。

 フル板は楽天証券のマーケットスピード2のツールを使っています。マーケットスピード2のフル板は一つのパソコンで4つも表示できるのであったら便利なツールです。

見せ玉に騙されないようにする

 板読みデイトレード手法では見せ玉に騙されないように注意しなければいけません。毎日見せ玉との勝負…といっても過言ではありません。見せ玉はもちろんやっている人が一番悪いんですが、それに騙されて自分が損したとしても、その損失は戻ってきません。文句いっても意味がありません。騙す人が一番悪いですが、騙される人も悪いと思っておかなければいけません。

 上画像を見てください。板読みデイトレードをしていると9時48分、急に910円に5,000株近い買い板が割り込んできました。急に厚い買い板が割り込んできた時、「チャンス!」と思って上値を買いにいってはいけません。大抵は見せ玉で、すぐに消してくることが多いです。もし910円の買い板が見せ玉だったにもかかわらず騙された場合のパターンは、

  • 厚い買い板が出現したからすぐに911円で購入
  • しばらくしたら910円の買い板が消える
  • 仕方なく907円の買い板に売りをぶつけて損切り(-400円)

 見せ玉に騙される場合はこんなパターンがとても多いです。自分はこれまで数えきれないほど騙されてきているので、とても疑り深くなっています。ただ、今回のパターンでは見せ玉ではないと判断して、自分は913円で購入しています。

 見せ玉だと思わなかった理由は、9時半あたりから896円に厚めの買い板がずっと並んでいて、この銘柄を買いたい意思を感じていたからです。そして9時40分に一度急騰して940円近くまで上昇していたからです。このふたつの理由で、ずっと下げ続けていた7078INCが今日はリバのターンでは?と考えてどうしても購入したい人がいるんだと推測をしました。だから自信を持って913円で購入しています(結局同値撤退で終了しましたが、これは結果論です)。

同銘柄で5,6回連続損切りが続くならその銘柄は触らない

 板読みデイトレードに適していそうな銘柄が見つかったとしても、同じ銘柄でその日に5,6回連続で損切りが続くようであれば、その日はもうその銘柄を触らない様にしましょう。特定の銘柄だけ手があわずに損切が続く…なんてことは頻繁にあります。熱くなってその銘柄に固執して負け続けるようなことはしないように気を付けてください。

 日を空けてもう一度デイトレードをしても損切りが続いてしまうような銘柄も稀にあります。銘柄にはそれぞれ癖があるので、どうしても手が合わない銘柄は存在します。そういった銘柄は禁止銘柄にして、一度たりとも触らない方がよいでしょう。デイトレード銘柄なんていくらでもあるので、自分にとって稼ぎやすいと思える銘柄だけをトレードし続けるべきです。難しいことをして勝っても簡単なことをして勝っても、利益額が変わるわけではありません。ならば簡単なことをやり続けて勝ちを積み重ねていくべきでしょう。

板が見えなくても指値は約定することがある

 損切りをする時、買い板に自分の売り玉をぶつけるのが一般的ですが、買い板のない価格に売り指値をいれた瞬間に売り指値が約定することがあります。これはこちらが売り指値をいれた瞬間にアルゴが買ってきているからです。自分で一度試してみるとどういう意味かがわかるでしょう。

 これをマスターすることで損切りのコストを少し減らせます。しかし指数や個別株が弱い(地合いの悪い)時にアルゴが買ってくることを期待して買い指値より少し上に売り指値をいれて損切り額を小さくしようとすると、逆に売りアルゴが一気に登場してきて株価が10円20円一気に下がることもあるので、使い方を間違えると節約どころか大きな損失になってしまうこともあります。これは説明するのが難しく、実際に経験しながら学んでいくしかありません。大きな損失の可能性を少しでも減らしたいのであれば、損切りの時は買い板に自分の売り玉をぶつけて確実に損切りすることをオススメします。

バカなアルゴを発見したらその日は楽して勝てる

 稀にとてもバカなアルゴを発見できることがあります。

  • A、自分が買い指値をいれたらすぐに約定する(アルゴが自動で売りをぶつけてくる)
  • B、自分が売り指値をいれたらすぐに約定する(アルゴが自動で買いをぶつけてくる)
  • C、基本はAかBのどちらかしか起こらないが、本当に稀に一つの銘柄でA,Bどちらも起こることがある(買って利食って買って利食って…と永遠に稼げる)

 実際2021年8月23日に2497ユナイテッドでAのアルゴが30分くらいだけ存在を確認できました。Bはいませんでしたが、雑に成行き売りをしてくる人もいたので、何度も買っては売ってを繰り返して約30分で+2万弱稼げています。勝率は90%を超えていて、損切りは一度もしていませんね(同値撤退はしています)。こういった存在は2,3ヶ月に一度見つかったらよい方なので期待し過ぎてはいけませんが、もし見つけた場合は強気に攻めると大きな利益になります。

空売りで稼ごうとしてはいけないふたつの理由

 板読みデイトレード手法はすべて「買い」しかやってはいけません。空売りをしてはいけない理由はふたつあります。

  • 新興銘柄の多くは空売りの手数料が高い
  • 株価の上昇と下落の動き方は別物。どちらかだけをマスターした方が上達は早い

 上画像を見るとわかりますが、新興銘柄の多くを空売りする場合「プレミアム空売り手数料」といった特別な手数料がかかります。この手数料は1~3円、銘柄によっては数十円かかることも。板読みデイトレード手法では数円を何度も抜いていくので、手数料で1~3円もかかってしまうとどれだけ稼いでも手数料負けしてしまいます。その為空売りはNGです。

 もうひとつ、株価は上昇と下落では全然違う動きをします。上がる時はじわじわ、下がる時は急落することが多いので、デイトレードで買いと空売り両方やろうとすると、このどちらの動きも対応できるようにならなければいけません。あまり意識している人は少ないですが、買いでも売りでも取ろうとするとデイトレードの難易度はとても高くなってしまいます。それよりかは、買いしかしないと決めておいた方が難易度は低いですし、買いだけで相場を見ることによってデイトレードのスキルも上達しやすくなります。

ナンピンとロットを増やすやり方・考え方

 基本的に板読みデイトレードは100株のエントリーを何度も繰り返しますが、時と場合によっては200株・300株のロットでエントリーする時もありますし、ナンピンを想定して指値買いをいれる時もあります。次の画像を見てください。

 これはロットを増やす場面です。3441山王の5分足を見ると本日1,700円が底堅いことがわかります。経験則になりますがこういう場合は引け間際になると一時的にリバることが多いです。だから自分は引け間際になって買いが入りそうな気配を感じたら買っていこうと考えていました。そして引け間際になって1,700円割れそうな雰囲気からじりじり買いが入ってきたので、1,703円で100株買いました(上画像板①~②)。1,703円は指値買いでは間に合わなさそうだったので上値を買いにいっています。本来なら上値買いはしませんが、この場合は1,700円割れで損切りしても損失は500円程度、利食いは1,708~1,713円あたりでできると考えていて利益は500~1,000円程度を見込んでいたので、リスクリターンを考えるとリターンの方が大きいと判断し、上値を買いにいっています。1,703円買い⇒1,709円利食いできています。

 1,700円は割れないと考えているので、1,702円と1,703円で指値買いをいれました(上画像③)。いつもなら100株ですが、1,700円は高い確率で割れないと判断しているのでロットを増やしています。自分はこういう場面では300株くらいまでロットを増やすことはあります。1,702,1,703L⇒1,707利食いという結果になりました(上画像④)。このように自信がある時に関してはロットを積んで攻めていき一気にプラスを狙うこともあります。

 次の画像を見てください。ナンピンの考え方です。

 3814アルファクの板を見ると680円に1,300あるのでここを壁にして板読みデイトレードをしようと考えていて、現在682円買いの686円に売り指値をいれています。続いてフル板をみると670円に9,000株と668円に2,400株の厚い買い板があります。この銘柄は日足チャートを見ると2営業日前に900円弱までつけてから、本日は700円割れまで下げて大きなボラとなっています。700円割れとなると急騰前あたりまでの下落となっているので、そろそろ一度リバってもいいのでは?と思える水準でした。

 その中で670円と668円に厚い買い板があったので、もし680円が売り崩されて急落したとしても、670円あたりまで下げてすぐにリバるという考えが自分の中にあり、ワンチャンス買えたらおいしいかも…なんて考えて677円、673円、671円と買い指値をいれています。結局この3つの買い指値は刺さりませんでしたが、自分はこのような形で、複数の買い指値をいれることがあります。

板をたくさん表示させるために高スペックPCと大きなモニターを用意する

 デイトレードには高スペックPCと大画面モニターが必要です。今の時代PCは10万くらいあればデイトレードで必要なスペックのPCは手に入るでしょう。自分は日本HPで法人用のワークステーション(PCよりさらにハイスペックなモノ)を購入しています。コストは少し高く1台約30万円を2台使用しています。ここまでいくとオーバースペックではありますが、参考にしてみてください。

 モニターは最低でも27インチ、できれば42.5インチモニターがオススメです。自分が使用している27インチモニターは解像度を2560×1440に設定できるため、従来のモニターより作業スペースが約1.8倍もあるのでさまざまなツールを配置できます。42.5インチモニターは単純にサイズが大きいですし、解像度は3840×2160に設定できるのでさらに多くのツールを配置できます。27インチモニターなら少なくとも2台は用意した方がよいでしょう。

【実践編】実際のデイトレードを解説していく

 板読みデイトレード手法のすべてをお伝えしました。最後に、実際に自分がデイトレードをしたのを売買履歴や板、チャートを見ながら解説をしていきます。

2021年9月6日(月)銘柄:7072インテM 結果:∔1,464円

 2021年9月6日の日経平均とマザーズのチャートです。菅さんが総裁選に出ないとのことで、金曜日(9/3)から大きく先物が買われていて、今日もGUスタートとなり一日中指数は強い動きをしていました。

 7072インテMの日足チャートと5分足チャート、そして当日の売買履歴(6回トレード)です。5分足チャートには自分が買ったタイミングを↑で表示していて、利食いはC、損切りはLCと表示しています。では6回のトレードのうち、みっつのトレードを取り上げて解説していきます。

 日足チャートは8/17から大きく上昇して8/25に2,000円を超えて天井をつけてその後は下落し続けています。連日下げ続けているのでそろそろどこかで買いが入ってもおかしくない水準にはきているので、地合いさえ悪くなければ下げてもすぐに買いが入ってくると考えていました。前日から1,400円が底堅いので、1,400円付近の攻防は狙い目だと考えていました。

解説①7072インテM9:45買い→9:46利食い +700円

 一回目のデイトレードは9:45に1,411円買い⇒9:46に1,418円利食いで+700円(手数料含まず)となりました。チャートを見てもわかるように1,400円が堅い動きをしていて、1,405円、1,408円に厚い目の買い板があったことと、今日は日経もマザーズも強い動きをしていたのでそう簡単に売り崩される動きにはならないと思い、強気スタンスでトレードしても問題無いと判断していました。

 もし指数も個別株も弱い日であれば、1,400円は売り崩される前提で動いていて、1,400より上に買い指値を置くのではなく、1,400割れの1,391円とか1,382円あたりに買い指値を置いていたと思います。これは、1,390円や1,380円の節目には厚い買い板があることが多いので、それを壁にして買い指値をいれるためです。

 1,411円に買い指値をいれてしばらく待っていると約定しました。その後すぐに1,418円に売り指値をいれます。この時、2番手の売り指値は1,422円だったのですが、1,421円ではなく1,418円に売り指値をいれています。理由は、1,421円に売り指値をいれた場合はアルゴがすぐに1,420円に売り指値を被せてくると思ったからです。実際にいれてみないとどうなるかはわかりませんが、欲張らずに1,418円に売り指値をいれました。その後1分も経たない間に1,418売り指値は約定して、あっさりと+700円を稼ぐことができました。こんな簡単に稼げるのは少ないですが、相場の動きと自分の考えがマッチしている時はこうやって簡単に取れるのが何度も続くこともあります。

解説②7072インテM 9:51買い⇒9:51損切り -700円

 二回目のデイトレードは9:51に1,411円買い⇒同時刻9:51に1,404円損切りで-700円となりました。一回目と同じ価格でのエントリーで、一回目同様に1,400円あたりを壁に同じような取り方ができると思ってエントリーをしました。しかし、1,411円が約定すると同時に壁にしていた1,408円を売り崩されてしまい、一気に1,400円が割れそうな展開に。少し我慢するかどうか迷いましたが、1,400円が割れてしまうと投げが加速して一気に1,390円、1,380円と下落してしまう可能性があったので、数秒考えて1,404円でLCしました。

 LCした瞬間に1,404円と1,406円に買い板が現れたので、自分は「ダマシか…」と思い1,400円割れはなさそうだな、と思いました。しかしすぐにエントリーするわけにもいかずに様子見をしていると、10~20秒くらい見ていたら上値1,414円を買ってくる人が現れました。

 結果論ではありますが、我慢していたらプラスで終わっていました。しかしエントリー条件はそもそも1,408円の厚い買い板を壁にしていたわけなので、ここを売り崩された時点で損切りするという判断は間違っていないので仕方のないことだと思います。今回は700円の損失で済んでいますが、板読みデイトレードは買うポイントを間違えると売り崩されてからの急落という大きな下げをくらって、一回の損切りが数千円になることもザラにあります。こういった急落でのやられをなるべく防ぐことが大切です。その為にはエントリーポイントをしっかり見極める必要があります。指数の強弱と個別株の強弱を判断した上で、どこなら売り崩されなさそうか?を常に考えなければいけません。

解説③7072インテM 13:00買い⇒13:02利食い +400円

 三回目のデイトレードは13:00に1,409円買い⇒13:02に1,413円利食いで+400円となりました。しばらく様子見をしていましたが、変わらず1,400円が底堅いので1,409円に買い指値をいれました。約定したら売り板の状況が変わっていましましたが、3番手の1,417円に売り指値をいれます。

 しばらく時間がたつと板状況が変わったので1,415円に売り指値を変更します。そうすると売りアルゴが1,414円にすぐさま売り指値をいれてきました。邪魔だったので1,413円に注文変更したら、買いアルゴが買ってくれて約定しました。

 ちなみにこの後3回も1,409円に買い指値をいれて、すべて利食い成功しています。そしてその後に1,400円割れる場面がありましたが、それは回避できています。回避できた理由は板の動きを見ていると徐々に売りが強くなっている気がしたので、様子見をしたからです。1,400円割れを拾うことはできませんでしたが、損失になっていないだけで十分でした。

2021年9月6日(月)銘柄:7078INCLUSIVE 結果:∔4,236円

 2021年9月6日の日経平均とマザーズのチャートです。菅さんが総裁選に出ないとのことで、金曜日から大きく先物が買われていて、今日もGUスタートとなり一日中指数は強い動きをしていました。

 7078INCの日足チャートと5分足チャート、そして当日の売買履歴(16回トレード)です。5分足チャートには自分が買ったタイミングを↑で表示しています。少し回数が多く同タイミングの場面も多いので、矢印の個数はトレード回数と比べると少し少なくなっています。16回のトレードのうち、印象に残っているふたつを取り上げて解説していきます。

 日足チャートを見ると株価は数営業日前に一度大きな反発はしていますが、一時的な反発ですぐに垂れています。長い目線で見ると下落トレンド継続中ですし、900円くらいでは下げ止まっているように見えるので、下げたとしても900円割れは買ってもいいのでは?と考えていました。日経平均は大きなGUスタートだったので、7078INCが弱い動きだったとしても下げたら押し目買いが入ってくる可能性が高いと思っていました。

解説①7078INC 903円200株買い⇒906,907円利食い+700円 9:50買い⇒9:53C

 9時半過ぎから何度かトレードしていて、ここで紹介するのは9時50分に903円で200株買い⇒9時51分に906円で100株利食い、9時53分に100株利食いで+700円となりました。何度か同じパターンでデイトレードしていて、一番わかりやすいのが今回の場面でした。900円に10,000を超える厚い買い板があるのが画像を見るとわかります。これが見せ玉ではなく本物っぽかったので、これを壁にデイトレードを行います。

 902円にも厚い目の買い板があるのでその1円上の903円に200株指値買いをいれました。しばらくするとドカッと売られてどちらも約定。この時点で902円すら売り崩されなかったので、やはり900円と902円の買い板は見せ玉の可能性は低く、903円で買ったポジは高い確率で利食いできると確信していました。907円、909円に100株ずつ売り指値をいれました。しばらくして片方を906円に売り指値を変更すると、906円だけ約定して+300円に。

 もうしばらく待っていると907円も約定してさらに+300円。まだまだ900円の壁は堅いと思うので、901円、903円に買い指値をいれます。こういうパターンだと、900円が売り崩されるか大きく上昇しない限りは何度でも同じパターンで稼ぎ続けることが可能です。今回は結局この後1時間近く指値買いが約定することはありませんでしたが、うまくはまった時は5回10回と同じやり方で稼ぎ続けて一気にプラスを積み重ねることができます。

解説②7078INC 901円100株買い⇒905円利食い+400円 11:25買い⇒12:30C

 前引け間際になっても900円あたりは底堅そうな動きを続けていました。もし900円が割れたとしても、895,896円に厚めの買い板があるので、900円割れてもすぐにリバりそうな雰囲気です。なので901円買いを狙いつつも、900円が割れてからのリバを拾う為に896,897円にも指値買いをいれています。11時25分に901円の100株が約定して、前場が終了しました。

 後場寄りは高く始まったことで905円の売り指値が約定で+400円です。そしてその後すぐ下がったので900円の買い指値が約定して905円に売り指値をいれました。その数分後905円の売り指値が約定して、+500円です。底堅い動きをしている時はこのように何度も同じような稼ぎ方ができるのでおいしいです。

2021年9月7日(火)銘柄:7078INCLUSIVE 結果:∔2,440円

 2021年9月7日の日経平均とマザーズのチャートです。前日からの強い動きは継続していて、日経平均は日中に3万円を超える場面もありました。マザーズも上値が重たい状態が続いていましたが、一気に上抜けして雰囲気がとてもよくなりました。

 7078INCの日足チャートと5分足チャート、そして当日の売買履歴です。5分足チャートには自分が買ったタイミングを↑で表示しています。前日同様指数は上げ相場でしたので似たような考えでトレードすることが多かったので、ひとつだけピックアップしてトレード内容を解説していきます。

 昨日と変わらずまた意識すべき価格は900円付近です。ここで買いが入りそうな動きをするのであればあ積極的に買っていこうと考えていました。

解説①7078INC 9時13分~9時18分の5トレードを解説

 昨日とは違って900円は割れてしまっていましたが、変わらず892円~896円には厚い買い板がありました。ここは底堅そうなので、昨日同様で簡単には売り崩されないと判断し、強気で896円~898円に300株の買い指値をいれました。この後898円の100株だけ約定したので、売り崩しを一応警戒して100株だけ買い指値を取り消しました。

 しばらく待っていると896円の買い指値が約定、そしてすぐに900円に売り指値をいれると瞬間で約定しました。+400円です。ここで900円より下だとすぐに買いたい人(アルゴ)がいるのではないか?と推測していました。多分今日は大きく下げることはなくどこかのタイミングで買いが入る…と自分は考えていました。しばらく待っていると902円の売り指値も約定。+500円です。

 この後896円、898円に100株ずつ指値買いを入れて約定したので、902円、900円と売り指値をいれるとさきほどと同様に瞬間で約定しました。+800円です。ここは正直もう少し強気で904円くらいで売り指値をいれるべきでした。900円より安ければ買いたい人がいるという推測をしているのであれば、中々下げることはないので強気でいっても良かった場面でした。

 そして899円の指値買いが約定したので902円に売り指値をいれるとまた瞬間で約定…。+300円です。これも反省ですね、強気でいってもよかったです。すぐに売り指値をいれないと…という焦りでしっかり考えずに売り指値をいれてしまいました。以上が9時13分~9時18分の5トレードでした。

2021年9月7日(火)銘柄:6567SERIO 結果:∔1,573円

 2021年9月7日の日経平均とマザーズのチャートです。強い動きは継続していて、日経平均は日中に3万円を超える場面もありました。マザーズも上値が重たい状態が続いていましたが、一気に上抜けして雰囲気がとてもよくなりました。

 

 

 6567SERIOの日足チャートと5分足チャート、そして当日の売買履歴です。5分足チャートには自分が買ったタイミングを↑で表示しています。日足を見ると2営業日前に大きく上昇した後は急落しています。本日も急落を警戒しつつも、割安感が出てきて押し目買いも入ってくると考えていたので、急落からのリバを狙っていました。指数は強いが個別は弱いといった動きを想定していて、板の値動き的に急落がありそうだったのでリバで大きく狙おう…という考えが頭にありました。印象に残ったトレードを一カ所ピックアップして解説していきます。

解説①6567SERIO9時~9時半過ぎのトレードを解説

 2営業日前に6567SERIOは大きく上昇をしていましたが、前日に上昇幅の半分近く下げていました。前日は815円くらいで底堅い動きをしていましたが、本日はあっさり815円を割っています。3~6営業日前では800円弱で推移していることが多かったので、800円割ってくると押し目買いが入ってくるのでは?という考えが自分の中にありました。

 一度800円は割りそうだな、と思いつつも800,801円に厚い買い板があったので、一度くらいは取れるかも…と思い802円に指値買いをいれました。9時11分に802円買い約定。すぐに807円に売り指値をいれるのですが、すぐさま806,805,804円と売り指値が並びます。やはり今は買いたい人より売りたい人の方が多いと判断し、802円で同値撤退します。ちなみにこの後すぐに806円つけているので、我慢して持っていたら利食いができていましたが、結果論です。

 しばらくすると800円を割ってきました。800円割れは押し目買いが入ってくると思っていたので割と強気にいきたい場面です。780~770円あたりに厚い買い板があったので、ここを売り崩される可能性は低いと判断しました。782円に買い指値をいれると9時32分に782円買い約定。785円に売り指値をいれるとすぐに約定して+300円。同じ時間の9時32分にまた782円に買い指値をいれると約定して、784円に売り指値をいれるとすぐに約定して+200円となりました。買って売って買って売っての2トレードを1分間という短時間で行いました。

これまで紹介した4つの銘柄はすべてマザーズ指数が強い時だったので、マザーズ指数が弱い局面がきたら、また売買解説した内容を追記します。

まとめ

 板読みデイトレード手法のすべてと、実際に板読みデイトレード手法を使った売買の解説をしました。とても長くなってしまいましたが、デイトレードをしている人やしようと検討している人、副業を探している人に少しでも参考になっていれば嬉しく思います。わからない点があればコメントいただけたらお答えしますので、お気軽にコメントしてきてください。

2件のコメント

タックン より:

反響がすごいでしょうね。

さて、今日は”④指数が弱く個別株も弱い”だったと思いますが、
そうとも知らず、コツコツドカンでした。
毎日読み返し、少しはドカンの無い日を作ります。

めたん より:

タックン様

コメントありがとうございます。
今日は指数じり下げだったので大きな急落銘柄は少なかったかもしれませんが、中途半端な価格に指値買いをいれていると買っては損切り買っては損切り…と、何度も細かな損切りが続くことは多かったかもしれません。
もちろん銘柄によっては急落もあったと思いますので、コツコツドカンになられたのもわかります。

ぜひ、読んでみてください。
そしてわからないことや気になることがありましたらコメントいただければお答えしますので、お気軽にしてくださいね。

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