簡単な自己紹介
名前:めたん
33歳、個人投資家兼、個人事業主です。
資金たったの50万円で専業トレーダーになった人。デイトレで資産を増やした後は短期トレードや中長期トレードもやりながら、在宅でできる中古家電せどりやブログ・Youtube等で副収入も作っている。お金の貯め方・増やし方・守り方の3点をメインに日々情報発信をしている。
自分の仕事部屋(トレードルーム)はこんな感じです。(2023/5現在)

これだけの自己紹介だとあまりにもさっぱりしすぎているので、自分が投資と出会った経緯、そもそもなぜ個人事業主をしているのか、その前は何をしていたのか、自分がどうやって生きてきたかについてもっと深く掘り下げて書きました。ぜひ一度読んでみてください。
仕事なんてなんでもよかった大学生時代
では社会人として生きていく少し前のお話から…。
元々自分は学生時代ブレイクダンスをやっていました。当時は結構本気でやっていまして、学生時代はダンスの大学生の全国大会みたいな大会で2年連続準優勝をしていまして、自分でいうのもなんですがそこそこのレベルだったと思います。そして社会人になってもダンスを続けたいと考えていました。だから就職活動をしている時も、仕事なんて正直何でもよく、希望していたのは二つだけ。
- 土日が休み(ダンスのイベント出たいから)
- 大阪で仕事をする(ダンスのチームメイトと継続して頑張りたかったから)
条件としてはこれだけでした。笑 仕事の内容はなんでもよくて、給料ですらたいして気にもしていませんでした。今思うと適当だったなあ…と思います。就職活動の結果、お望みの会社から内定をもらいました。就職活動が終わり、社会人になるまでずっとダンスばかりしていました。
就職する前に本にハマった
就職する3か月ほど前にこのままでいいのかなあ…?とふと思うようになりました。大学時代は好きなことだけをし続けていて、それがダンスでした。「お金」について何も考えたことがなく、好きなダンスの世界で結果を求めて日々努力していました。日々の努力が実りダンスの世界では自分にとってそこそこ満足のいく結果は得ました。自分なりの目標が大体叶ったので、ダンスにたいして少し熱が冷めていたのもあったのだと思います。
不安に思った時、本にハマりました。就職する前の3か月前、2012/1の時でした。それまでは人生で漫画はたくさん読んでいましたが本を読むことはほとんどありませんでした。自己啓発やビジネス書・小説・金融・経営に関連した本を自分が面白いと思うものは軒並み買って読んでいました。後は不思議と思われるでしょうが戦争についての本(映画含む)もちらほらと読んでいました。2012年だけで150冊くらいは読みました。とにかくその時は何かに憑りつかれたかのように仕事をしている時以外の時間は本を読んでいました。
中でもきっかけは金持ち父さん貧乏父さん
ありきたりではありますが、読んだ本の中で自分の人生観がとても変わったのが金持ち父さん貧乏父さんでした。有名な本ですので知らない人の方が少ないでしょう。読んだことがなければぜひ一度読んでみてください。
本を読んで、このまま会社員をしていてはダメだ… !と本気で思うようになりました。本を読んだことがある人にはわかると思いますが、多くの人がラットレースの状態であると知り、自分自身もこのままでは同じような状態になると本気で思いました。
ラットレース(英語:rat race)とは、働いても、働いても、一向に資産が貯まらない状態のことである。 働いても、働いても、一向に資産が貯まらない様子が、回し車の中で、クルクル回っているネズミに似ていることから定義されていると、ロバート・キヨサキが自著「金持ち父さん 貧乏父さん」の中で語っている。
ウィキペディアより引用
自分自身もともと生きていてあまりお金を使うタイプではありません。社会人1年目の時は年収300万くらいで一人暮らし(寮)をしていて、毎月本に2万円近くお金をかけていたにもかかわらず、1年間で100万円近く貯金が貯まるくらいの倹約っぷりでした。笑
お金は貯まるには貯まりますが、そもそもの収入が少ないのでこのままだとダメでした。会社員で本当に好きな仕事をしているならばそれでも良かったのですが、楽しくはありましたが、一生続けたいと思うような仕事ではありませんでした。
簿記やFPの資格も勉強した
お金の勉強だけはしておかなければならないと考えて、社会人一年目に簿記3級・簿記2級・FP3級の資格も取りました。これは今思えば取っておいて良かったなあと思える資格です。簿記の知識があることで帳簿もつけられるし、ある程度お金の流れもわかりますし、FPの資格を持っているだけで最低限の金融知識が身についているからです。社会人1年目の時は、お金を稼ぐ行動自体はほとんど何もせず、自己投資ばかりしていました。
大きな夢が2つ見つかった
多くの本を読む中で、自分の中で大きな夢が二つ見つかりました。
- 好きな時に好きな人と好きな事が出来る状態
- 結婚をして幸せな家庭を築く
誰もが思う当たり前の夢かもしれません。親が好きだった影響か、自分は昔から戦争関連の映画をちょいちょい見ていました。それでふと大学を卒業してから当時の戦争体験者が出した本や、当時の戦争体験談を集めた本や小説、他には戦争関連の映画などを見ていました。その中で特に惹かれたのが特攻隊でした。一度九州の基地跡や知覧特攻平和会館に訪れたこともあります。
たくさんの見方はありますし、賛否両論もあるでしょうが、それでも結果だけを見ると彼らは国の為に、大切な人の為に命を捧げた方々です。生きたかったのに生きられなかった方々を知って、当たり前の毎日を大切にして生きていかないとなあ…と思うようになりました。自分の二つの夢は特別なことではありませんが、今の時代ではその当たり前の夢を叶えることは少し難しくなっているような気もします。
何か商売を始めなければならない
自分の夢を叶える為には今の状態では駄目でした。当時の収入源は会社からの給与所得のみ。会社を辞めたら一気に生活に困ってしまいます。となると、何かしら自分で商売を始めなければならない状態でした。
株・せどり・FP・ダンス・ネットワーク・アフィリ・Airbnb
まず始めたのは株式投資でした。次にFPといわれる仕事をされている方と出会ったきっかけで、自分もFPの勉強をしたり実際に仕事として取り組んだりしていきました。その傍らアフィリエイトやせどりにも手を出していました。そしてネットワークビジネスの勧誘も受けたので、評判が悪いことは知っていましたが、やってみないとわからないと思って始めてみました。(3か月で辞めました。笑)
株について本格的に勉強したくなった
いろいろと手を出す中で、自分の性格に向いている仕事が見えてきました。一番集中して取り組んでいた株式投資についてもっと本気で勉強をしたくなりました。となるとプロが集う現場で学んでみたいと思い、それなら証券ディーラーかなと思って証券ディーラーになろうと考えました。当時はとあるメーカーで会社員として仕事をしながら兼業で投資をしたり、他の商売をしたりしていましたが、会社員を辞めて証券ディーラーとして転職をしようと決めました。
証券ディーラーとして挑戦
2014年4月よりとある証券会社に証券ディーラーとして入社しました。大阪から東京に出てきて、右も左もわからない状態で、結果だけが求められる仕事について、新しいことばかりでした。
証券ディーラーに就職して半年間は上手くいっていた
証券ディーラーとして仕事を始めて、最初の半年間くらいは意外と上手くいってました。勝ったり負けたりを繰り返しながら、一か月のトータルで見るとプラスが残っている…そんな感じでした。
扱う資金が増えてからプレッシャーが大きくなった
ただ、扱える資金が増えてから、プレッシャーが大きくなり結果が出せなくなりました。入社して半年間は毎月プラス収支が続いていたのですが、半年以降で月間収支がプラスになった月はありませんでした。証券ディーラーとして入社する際、新規採用と中途採用の二つに分かれるのですが、当然ながら自分は新規採用でした。
新規採用ならばトレードの経験値が上がるまでは扱える資金を少なくして、収益額は気にせずにトレードで安定した成績を残すことが求められます。そして安定した成績を残すことができれば、扱える資金が増えて収益額もしっかりと残さないといけなくなります。証券ディーラーですから、当然といえば当然ですね。
扱う資金が増えると評価益や評価損も大きく上昇します。大きく上昇すると、当然ながら今までと同じようなメンタルではトレードができなくなります。自分自身が成長せねば、評価益や評価損の増減に耐えれなくなります。
トレードの軸がわからなくなり全く勝てなくなった
資金が増えてからは自分の軸が物凄いブレて全く勝てないようになってしまいました。そもそもその時点ではまだ入社して半年やそこらで、自分の軸なんてあってないようなもんでした。手法も定まっておらず、どうやって勝っていけばいいか毎日悩んでいる状態でした。そこから抜け出さなければいけないのにも関わらず、全く抜け出せず辛い日々を過ごしていました。
そして入社して1年半くらい経った時に損失額としては自分にとって絶望な額となり、クビになってしまうかな…といった状況でした。クビになった後、個人投資家としてもう少し頑張ってみるか、トレーダーとして生きていくことは諦めて普通に会社員をしながら兼業投資家としてやっていくのか、仕事中に考えるようになっていました。
クビになる直前にデイトレードで勝てる手法が身に付いた
クビが決まる1か月くらい前にはもうクビになることを見越して、個人投資家とやっていくことをイメージして個人で使える資金枠の中で、どうやったら生活ができるくらいの利益を作れるか?を考えて証券ディーラー最後の1か月を過ごしていました。当時、自分の実力ではもう証券ディーラーとして生き残ることができないと思っていました。
自分の中での敗因は資金が増えた時に上手くその資金を扱うことができなかったこと。だからこそ少額資金でまた1から力をつけていけばやっていけるのでは?と考えていました。少しずつ資金を増やしていけば、それに見合った実力もついてくると考えていたのです。いきなり資金を増やしてやるのではなく、少額でやること。
そうして色々と試した結果、自分なりにデイトレードでやっていけそうな手法が何とか見つかりました。ぎりぎりでしたがその手法が見つかったおかげで、個人投資家としてもう少し頑張ってみようと決めました。
証券ディーラーとして勤めていた会社には死ぬほど申し訳なく思っていましたし、今でも思っています。社内の多くの人からアドバイスを貰ったにも関わらず、結果を残せず、損失を出した状態で会社を去っているわけですから。
専業トレーダーとして挑戦することに
そうして2015/10より専業トレーダーとしてスタートしました。収支はブログに記載しています。
50万から始めた理由はお金がなかったから
50万円という金額はわざと少額でやろうとした訳ではなく、捻出できる資金がそれだけしかなかったからです。笑 東京に来てからは毎月赤字で貯金を垂れ流している状態で、証券ディーラーをクビになった時期は本当にぎりぎりの状態でした。
ただ当時は副業の”せどり”が軌道に乗り始めたとこでその収入がそこそこあったので、株の収益は少しでも出せれば生活自体は問題ありませんでした。しかし数か月経ってもトレードで儲からなければ、すぐに就職は考えていました。日々の努力の甲斐があってか、トレード収益は有難いことに右肩上がりで生活には一切困らないくらいの収益は数か月で出すことはできました。
トレード資金が増えることで手段(手法)が広がっていった
最初は資金が少なくてデイトレード一本に絞っていましたが、扱える資金が増えることで取れる手段もどんどん広がっていきました。デイトレードだけではなく、スイングトレードをしたり、先物取引をしたり、ロングショートや裁定取引、CFD取引と、様々なトレードをすることが可能になりました。自分はトレードをする上で大金を稼ぐことには興味はなく、安定して毎日2万円を稼ぎ続けることを何よりも重要視していました。
相場と同じでトレード収益にはもちろん波はありますが、日々の努力もあってかトレードと同時並行でせどりやブログの副収入も込みで考えると、今後も問題なく生活ができるのではないか?と思うようになりました。もちろん商売をしている限り”安定”といった言葉は中々難しいですが。
ブログを作った理由
株式投資は多くの人が安易に参入してきます。「副収入が作れたら」「一発株で大きく稼ぎたい」なんてことを思って参入する人が後を絶ちません。しかもそういう人はリスク管理も学ばず、株について本気で学ばず、何となくでやっている人ばかりです。
投資というのは1割の人が勝ち9割の人が負ける世界。本気で相場と向き合わなければ勝てるわけがないんですね。安易な気持ちで参入してくる人の多くは当然ながら勝てるはずもなく、退場したり、株を辞めてしまったり、常に負け続けていたり、そんな人ばかりでした。甘い世界ではありません。
株式投資で学んできたことを発信していきたい
そんな人たちが一人でも減ればいいな…と思い、自分が勉強してきたこと、経験したことを発信していくためにブログを立ち上げました。大切な大切な資金を株で負けてなくしてしまう前に、このブログを見てくれて、しっかりと勉強してくれれば自分としてはとても嬉しいです。ブログを読んで、それをトレードに役立てて貰えるとブログを書いている意味もあります。ブログの記事からリスク管理を学んでくれて、お陰で退場せずに済んだ…なんて人が一人でも増えて欲しいです。
人生はお金が全てではありませんがお金で解決出来ることは物凄く多いです。投資をはじめてお金を減らすのではなく、投資を始めて少しでも裕福に暮らせるように。そんな人が一人でも増えたらと思い、このブログでは僕が勉強してきたこと経験してきたことをお伝えしています。
誰でも好きな事を仕事にして生きていくのが一番
これは僕がよく周りの人に言っている事なのですが、好きなことを仕事にすると、それだけで人生がとても楽しくなります。「好きなことを仕事になんて出来るわけがない」と思っている人は多くいるでしょうが、自営業をやっている所為か僕の周りには自営業の人がたくさんいます。そして彼ら彼女らは皆、自分が好きなこと・自分がやりたいと思うことを仕事にしています。
もちろんそれは自営業だけではなく会社員にも言えること。会社員にも当然ながら色々な業種や職種があるわけです。その中で自分に向いている仕事もあれば向いていない仕事もあるでしょう。会社員として自分がやりたい仕事をしている人はキラキラしていますし、あまりやりたいと思ってない仕事をしている人は愚痴を吐いてる人も多いです。やりたい仕事なんて無い…と思う人は、まず自分が何をしている時が一番楽しいかを一度考えてみてください。そして、自分がやっていて楽しいことでどうやって周りの人にも楽しんでもらえるか、周りの人の力になれるかを考えてみてください。そうすると、自分がやりたいことが見えてくると僕は思います。
トレード収益を増やしていきながらも他の仕事(収入源)も作っていく
最後です。自分は投資の収益を今はメインとしていますが、やはり投資だけだとリスクが大きいと常日頃感じています。だからこそ他の収入源も作ることを意識しています。目標としては少なくても5つ。5つあれば、どれか1つの収入源がなくなったとしても、そこまで痛い傷を負わないでしょう。4つの収入源が残っている間に、また1つ新たな収入源を見つけていけばいいだけです。もちろん簡単なことではありませんが…。
僕は自分が好きなことだけをして、それを仕事にしたいと考えています。だから自分が普段やっていて楽しいこと・好きなことを通じて、どうやって周りの人にメリットを与えられるか、喜んで貰えるかを普段考えています。例えば株だったらブログを書いて発信したり、人に会って自分の経験値を伝えたりできます。登山であれば自分が行った山の行程をブログに載せておけば同じ道を行ってみたい人は喜んでもらえるでしょう。人生に悩んでいる人とか仕事に悩んでいる人がいると、僕が今まで経験した事(aboutに大体書いてはいますが)をお伝えして、会社員だけではなくこういった道もあるよとお伝えしたり、自分の人脈を活用して知り合いとお繋ぎしたりすることもあります。
お金を貰っているものもあれば今はお金を貰っていないものもあります。それでも自分が経験したことを活かして周りの方々の役に立っていれば、いつか何かに繋がると思っていますし、そもそも人と関わることが好きなので人と関わって何かをやっていきたいという気持ちもあります。人にメリットを与え続けていると、お金を貰わなくとも信用を与えているので、自分が困った時に助けてもらうことも何度かありました。自分の好きなことなら本気で頑張れるので、これから先もトレードの収益をメインにしながら、自分が好きなことで何か周りの人に役に立っていきたいな、と思っています。
そしてこちらのブログでは常に投資にまつわる情報発信をしていき、株式投資で困っている人に少しでも力になれたらと考えています。最後まで読んで頂いてありがとうございました(^^)
僕が大学3回生の冬に出場していたイベントで、全国大会の決勝戦です。8分20秒あたりから出てきて逆立ちしてぴょんぴょん跳ねているのが僕です。