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優待タダ取り|株主優待クロス取引のやり方やコストについて

優待クロス取引で株主優待をタダ取りする

クロス取引と呼ばれる手段を使い、株主優待をタダ取りする方法についてこちらの記事で解説していきます。今では優待クロスは多くの人が知っているとは思いますが、僕自身が実際に2019/9より優待クロス取引を行ってきたことで色々と気付いた点があるのでこちらの記事でこれまで学んだことを踏まえてお伝えしていきます。

本来株主優待は優待を提供している銘柄を現物で購入し、権利付最終日を跨ぐことで優待が貰える権利を得て、2~3か月後に株主優待が届きます。しかし、現物で購入をして持ち越すことで値下がりリスクがどうしても存在します。せっかく株主優待が貰えても、株価が値下がってそれ以上の損失を被ってしまえば優待を現物で購入する意味はありません。そのリスクをゼロにする為に優待クロス取引を行います。

楽天証券の2つの記事を同時に紹介します。この2つの記事を読んでいる上で解説をしていきますので、こちらの2つの記事にも目を通しておいてくださいね。

⇒楽天証券 一般信用取引「短期」

⇒リスクを抑えて株主優待を獲得する「つなぎ売り」について

クロス取引とは

クロス取引とは、ある銘柄の注文において、同一銘柄、同数量の買い注文と売り注文を同時に発注し、約定させる取引をいいます。現物取引の買い注文+信用取引の新規売り建て注文を同時にセットすることで、株価の値下がりリスクをゼロにした上で株主優待をゲットできます。売り建てを制度信用ではなく一般信用取引にすることで、逆日歩のリスクをゼロにすることも可能です。

優待クロス取引の手順

優待クロス取引の手順です。

①権利付最終日までに信用取引の買い注文と一般信用取引の売り注文を同時にセットし、約定。

②信用取引の買いポジションを現引きし、信用⇒現物へと変更

③権利付最終日を跨ぐ

④翌日の権利落ち日に信用取引の売り建てのポジションを現渡してポジションを解消する

⑤2~3か月後に株主優待が届く

③の株主優待を取得するタイミングについては別記事で紹介しています。

⇒株主優待や配当金を取得する権利を得るためには

優待クロス取引で掛かるコストとは?

上記で紹介した手順である優待クロス取引①~⑤をこなすことでどの部分でコストがかかるかを解説します。売買手数料・貸株料・配当金(現物と信用売り建て)の差額の3つでコストがかかります。

一般的にはこんな形でコストが掛かります(楽天証券より引用)。

①証券会社によっては信用取引で売買する際に信用取引手数料が掛かります。ちなみに、現物で購入せずにわざわざ信用で購入して現引きする理由は、現物の売買手数料より信用の売買手数料の方が安いからです。

※補足ですが、僕自身は楽天証券の大口優遇が適用されている為、信用取引手数料は無料です。その為①ではコストは一切かかりません。

②現引きに関しては楽天証券ではコストがかかりません。

③、④ポジションを作ってから権利落ち日に現引きをするまでに貸株料が毎日掛かります。楽天の一般信用取引(14日)だと貸株料は3.9%(年率)です。一般信用取引(無期限)だと貸株料は1.1%(年率)です。

・3.9%の場合、100万円売り建てている場合は1日あたり106円のコスト(貸株料)がかかります。

③、④権利付最終日を跨ぐことで、配当金の買いと売建の差額の約20%がコストとしてかかります。

・現物株式の配当金は、源泉税(20.315%)を差し引かれた金額が支払われます。

・一般信用取引(売建)の場合は、配当金相当額として配当金の100%をお支払いいただきます。

・制度信用取引(売建)の場合は、配当金相当額として配当金の84.685%をお支払いいただきます。

現引き・現渡とは?

現引きとは…信用取引で買建をしている人が、売り返済をせずに代金を支払い、現物株にすることで建玉を決済することをいいます。買付代金・金利などの未払費用(諸費用)を証券会社に支払います。また、 品受(しなうけ) ともいいます。

現渡とは…信用取引で売建をしていた人が、買い返済をしないで所有している現物株を売建にあてることで、決済することをいいます。売建をした際の売付代金より、逆日歩・未払費用(諸費用)を差し引いた金額を受け取ります。 品渡(しなわたし)ともいいます。

優待クロス取引する際の注意点

優待クロス取引をする際の注意点について解説していきます。

権利付最終日までに株を買っておく

言うまでもありませんが、権利付最終日までにポジションを作っていなければ株主優待は貰えません。権利付最終日のタイミングについては別記事で紹介しています。

⇒株主優待や配当金を取得する権利を得るためには

購入は信用ではなく必ず現物で

いくら権利付最終日にポジションを作っていたとしても、信用取引で買いポジションを持っていては意味がありません。株主優待は現物で買っている場合のみ貰える権利が確定します。必ず現物で購入をしておきましょう。

現渡をする時間に注意する

権利付最終日に現渡をする場合、時間帯には注意しましょう。あまりに早く現渡をすると、株主優待を貰える権利が無くなってしまいます。翌日の権利落ち日に現渡をするのが確実です。

詳しくは楽天証券の”よくある質問”を見てください。

⇒【信用取引】現引・現渡をする時の注意点はありますか?

制度信用で空売りすると逆日歩が怖い

一般信用ではなく、制度信用で売り建てをしても値下がりリスクはゼロにできます。しかし制度信用の場合は逆日歩に注意をしましょう。数千円の株主優待を取得する為に、数万円の逆日歩を払う可能性もあります。

たった1,000円のポテトチップスを取得する為に制度信用取引でクロスした人は逆日歩25,440円も支払うことになった例を紹介しています。

⇒湖池屋の悲劇ふたたび、1千円相当の株主優待ポテチが値段だけ2万5440円の超高級ポテチに豹変

一般信用は在庫が無いと空売りできない

一般信用は在庫が無ければ売り建てができません。権利付最終日ぎりぎりに優待クロスをすれば貸株料は小さく済みますが、同じようなことを考える人は当然たくさんいますので、ぎりぎりになると在庫は0の場合が多いです。早く優待クロス取引をしてしまうと、その分コストがかかりますが在庫がたくさんある場合も多いです。

どのタイミングでするのがベストか?コストや在庫を考えながら優待クロスをするタイミングを考えましょう。

短期の一般信用か無期限の一般信用かを選択する

楽天証券の場合は短期(14日)の一般信用と無期限の一般信用の2種類が存在します。権利付最終日が近づくと14日の一般信用でしか売り建てはできません。14日の一般信用は貸株料が3.9%で無期限の一般信用は貸株料が1.1%です。

早めに優待クロスをするとコストがその分かかりますが、無期限の一般信用だと貸株料は1.1%で済むので時期によっては早めに優待クロスをしておくのも一つです。早い方が在庫が残っている可能性も高いでしょうし。こちらも先程のコストや在庫を考えながらどのタイミングで優待クロスをするのがベストかを考えなければなりません。

総合利回りが高くかつ割安な銘柄は現物での長期投資を検討する

ここまで優待クロス取引の方法について解説をしてきました。やり方はわかりましたか?優待クロス取引はいわば100%儲かりますので、株式投資初心者が手を出しやすい手法だと僕は思っています。しかし、最近優待クロスをやる人が増えてきたことで、上場会社も少しずつ対策を取ってきています。

分かりやすい例で言うと、1年以上保有している株主のみ株主優待が貰える権利を得るといった内容が最近多いです。優待クロスは上場会社側からするとコストだけ掛かって迷惑ですからね、こういう対策を取る理由ももちろんわかります。証券会社側からすると、貸株料が得られるので推奨をしていますが。

僕はこういった理由からこの優待クロス取引はいつまでも出来るものだとは思っていません。その為、優待・配当を狙った長期投資に少しずつ資金を回しています。長期的な視野で資産形成をする1つの方法として、株主優待や配当金は味方につけると大きいです。なんと言っても総合利回りが4%~5%を超える銘柄は色々とありますからね。優待クロス取引をしようと検討している方や実際にされている方は、長期的な資産形成を視野に入れた長期投資も是非検討してみてくださいね。

僕自身が実際に長期投資をする際の銘柄選別方法について、別記事で詳しく紹介しています。

⇒株主優待・配当金で資産形成|長期的な視野で投資する基準について

※クロス取引の注意点

・クロス取引を行う場合、その取引状況(取引の回数や出来高など)によっては、他の投資者に現実の需給に基づいて取引が頻繁に行われていると誤解を生じさせるものとして、不公正取引と見なされるおそれがあります。

・さらに、注文する銘柄の株価を変動させるようなクロス取引は株価操作に該当するものとして、不公正取引と見なされるおそれがあります

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めたんmethane
資金たったの50万円で専業トレーダーになった人。板読みデイトレードで資産を増やした後は短期トレードや中長期トレードもやりながら、在宅でできる中古家電せどりやブログ・Youtube等で副収入も作っている。お金の貯め方・増やし方・守り方の3点をメインに日々情報発信をしている。