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専業投資家に必要な資金は意外と少なくて済む
兼業投資家なら誰もが一度は夢見る専業投資家。専業投資家になって在宅で株式投資だけで生計を立て、年間で数千万円の収益を稼ぎ、休みの日は旅行へ行ったり、旅先でも株式投資をしたり…そんな夢のような生活を考えている人も多いと思います。
しかし、専業投資家になる為には数千万円・数億円の資金が必要で自分には一生無理だ…と思っている人も多いでしょう。ただ本当に数千万円もの資金が必要かどうかは考えてみる必要があります。というのも、僕自身はたった50万円から専業投資家としてスタートしたからです。リスクは当然ありますが、やり方次第では少ない資金でも専業投資家として生きていく事ができる事をこちらの記事で是非知って欲しいです。
まず生活する為の月の固定費を考える
専業投資家として生きていくために必要な資金…を考える前にまず考えるべきは月の固定費です。1か月、自分がいくらくらい使っているかを明確に把握していますか?
家賃、通信費、光熱費、社会保険、生命保険、ローン、食費、雑費、などなど…毎月必ず出費がかかるものがあるはずです。まずはそれを調べてみましょう。そうすることによって、月に最低限20万くらい稼がねばならないのか、50万稼がねばならないのか、自分が毎月稼がねばならない収入が把握できます。
毎月の生活費が高い人は、一度色々と固定費を見直してみましょう。月3万円くらい簡単に削減できるかもしれませんよ。
専業投資家なら投資資金は数千万円以上必要?
専業投資家になるなら資金は数千万円は絶対必要。と考えている人は多いです。当然と言えば当然かもしれません。ネットの掲示板やTwitterをいくつか見た事はありますが、数百万程度の資金で専業になれますか?という質問にたいして、多くの人がその程度の資金で専業は絶対無理と書かれている事が多いです。
まあそう考えるのも当然なのかもしれません。と言うのも、投資信託なんかを見ると年間で7%の利回りを出していると物凄く優秀な投資信託と言われます。ファンドなんかでも同じです。7%もの利回りを出していると優秀と言われます。こう考えると数百万の資金じゃ、年間で7%程度の利回りを出したとしても専業投資家として生活が成り立つわけがありません。
デイトレードなら数百万の資金でも専業投資家になれる
しかし、デイトレードの専念するならば、数百万の投資資金でも成り立ちます。上手くやれば、専業投資家として生計を立てる事が出来ます。数千万の資金が無いと専業投資家としてはやっていけないと思われる人が多いと思いますが、実際僕が数百万程度の資金で毎月生活に困らないくらいの収益を上げる事が出来ています。
僕が行っているデイトレードの手法は全てこちらの記事に記載しています。
⇒初心者がデイトレードで儲けるために学ぶべき全てのこと-手法,リスク管理,資金,証券会社,PC環境,銘柄選定,心構え-
デイトレなら松井証券がおススメです。
毎日1%動く銘柄はたくさんある
例えば200万円の投資資金があったとします。そしてそれを信用取引でやると、約600万近くの額で運用が出来ます。株式投資をやっていればわかると思いますが毎日1%動く銘柄なんて山ほどあります。中には10%20%動く株もありますし。と言うことは、600万円をフルレバでとある1銘柄に全力で突っ込んだとして、1%抜けたとします。そうすると一日の収益は6万円です。それを上手く毎日続けることが出来れば一か月で約120万円の収益になります。
こう考えると、数百万程度の資金でも専業投資家としてやっていけると思いませんか?もちろん簡単ではありませんよ。1%抜くどころか、抜かれる可能性もあるのか相場の世界ですから。でも結果さえ出し続ける事ができれば、数百万の資金でも専業投資家としてやっていけることは納得して頂けたと思います。
僕がデイトレで使っている証券会社について記事にしています。
僕のトレード環境やネット環境についてはこちらで記事にしています。
スイングトレードならば資金は1000万円くらいは必要
デイトレードではなく、スイングをメインにしていくなら、さすがに数百万円の資金だと専業投資家は厳しいです。一日の間に資金を何度も回してデイトレードをするならば数百万でもいけますが、スイングだとしばらく資金を株に変えている時間もあるので、数百万円の資金だと枠が足りない可能性が出てきます。
ですのでスイングトレードなら1000万円くらいあった方が良いでしょう。信用取引を使って枠は約3000万円。上手くロングショートでポジションを組んで、毎月5%の利回りを出すことが出来れば月収で150万円を確保できます。この月収なら全く悪くないですし、こちらも結果さえ出し続ける事が出来ればなんとかなりそうな数字です。
僕自身が行っているスイングトレードの手法と実際に過去に売買した銘柄を紹介しています。
もちろん、資金は多ければ多い方が良い
当然ながら資金は多ければ多い方がいいです。少なり利回りでも大きな収益になるわけですから。もちろん資金が増えると評価損や評価益の額も大きく上昇してしまいますので、それに耐えるメンタルも必要にはなってきますが…。ただ資金が多ければ、値上がり益を取りにいくだけではなく、配当金や株主優待を狙う事も出来るので、収益を出す幅が広がります。
専業投資家ではなく証券ディーラーに興味がある人にはこんな記事も書いています。僕は実際に1年半という短い期間ではありますが、証券ディーラーという職業を経験していました。
⇒証券ディーラーとはどんな世界なのか 就職の仕方や業務内容・リスクについて
⇒証券ディーラーが使う取引ツールやモニターの枚数・内容を公開します
こちらの2冊はどちらも証券ディーラーを経験されていた方が執筆された本です。
1億円の資金があれば配当や優待だけで生活が出来る
資金が多ければ、配当や優待だけでも結構な収益になってきます。配当や株主優待は資金が少なければお小遣い程度の収入にしかなりませんが、資金が多ければバカにならない収入になります。
株主優待に関してはこちらの本が面白くてわかりやすく読むことができます。
配当金と株主優待を上手く使えば、年間5%くらいの利回りを出すことができます。例えば1億円の資金があれば5%だと、年間で500万の収益を生み出すことができるわけです。しかも、ほとんどノーリスクで。これってめちゃくちゃすごいことです。働かずして500万円。贅沢する人であれば厳しいかもしれませんが、物欲が無い人でしたら500万円のお金があれば、家族がいても普通に生活することが出来ます。
僕の目標は配当と株主優待だけで生活が出来る状態
僕の目標はこの500万円の収益を株主優待や配当金だけで作る事です。そのために1億円の資金を作る為に日々頑張っています。僕は物欲があるわけでもないし、贅沢が好きなわけでもありません。相場が好きなので仕事をしてるだけで楽しいですし、休みの日に山に行ったり大切な人とご飯を食べたりするだけで幸せを感じる事が出来ます。安上がりですね。笑
専業投資家と呼ばれる仕事をしている限り常にプレッシャーはあります。なので年間で500万が勝手に入ってくる状態を作って、お金からある程度自由になることを目標にしています。好きな仕事をしていても、やはりいつまでこの仕事で稼げるかはわかりませんので。
専業投資家になりたい人は月収いくら必要かを必ず考える
最後に同じことをもう一度言いますが、専業投資家になりたい人は月収いくら稼がねばならないのか、稼ぎたいのかを必ず考えておきましょう。それを考える事で今の自分の資金で毎月どれくらいの運用利回りを出さねばならないのかが見えてきます。それが無謀な数字なのか、努力すればいけそうな数字なのかを考えていきましょう。
いきなり専業投資家には絶対ならずに、まずは兼業投資家として、他に安定収入を必ず作っていきましょう。そして半年くらいその安定収入を一切使わずとも、株だけの収入でご飯を食べていけるならば初めて専業投資家になることを考えてもいいでしょう。この世界は本当に自己責任ですし、潰しがなかなかきかない商売です。稼げている間はいいかもしれませんが、稼げなくなると大変なことになります。稼げる状態になってもいないのに専業投資家になることは絶対にやめておきましょう。
僕はリスク分散の為、他にも事業を立ち上げています。
独立・副業したいなら1円でもいいからお金を稼ぐ経験値を作ろう
月に10~20万円を安定して稼いでいる商売についてはこちらの記事で詳しく書いています。
挑戦する人を僕は心から応援しますし、僕もこの道で頑張っているので共に頑張っていきたいですが、半端な覚悟ならば兼業投資家のままの方がいいでしょう。精神的に物凄く楽だからです。それでも専業投資家になりたいと思うならば、頑張ってください。そしていつかどこかでお会いできる日を楽しみにしています。
株式投資で生計を立てていくためには。
次はこちらです。
⇒兼業投資家の強みとは?会社員との二足の草鞋を履くからこそ成功する |
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