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株主優待は購入するタイミングが大切
株主優待はどのタイミングで購入しても権利付き最終日までに株を買っていれば株主優待は貰えます。しかし、購入タイミングが悪ければ株主優待は貰えたとしても株価が値下がりしてしまい損失になってしまう可能性があります。せっかく株主優待は貰えても、持っている株価が値下がってしまえば意味がありませんよね。こちらの記事では株主優待は貰いつつも、値下がりリスクをなるべく小さくするどころか、値上がり益まで狙う方法について解説していきます。
権利付き最終日や優待1カ月前に買うのは値下がりリスクが大きい
株主優待は権利付き最終日にさえ買っていれば、株主優待を貰うことができます。権利付き最終日にだけ購入して、翌日の権利落ち日に売却すれば手っ取り早く株主優待が取得できます。…しかし、同じようなことは他の投資家も考えます。他にも、多くの投資家が株主優待を狙う為に権利付き最終日だけではなくその1か月前からじわじわと株価が上昇することも多いです。そして権利付き最終日後から1~2か月かけて株価が下がっていきます。
ここで優待株として人気の8267イオンを見てみましょう
イオンの株主優待権利確定日は2月末と8月末の年に2回です。↑のチャートの2つの赤い縦線が8月末と2月末の権利付き最終日です。縦の赤線を見ればわかりますが、その翌日は大きく株価が下がっています。多くの投資家が株主優待を貰えることが確定した為、権利落ち日で売るからです。
そして縦の赤線から1か月前の動きを見ると、じわじわと株価が上昇しているのもチャートを見てわかると思います。これらも株主優待を取得しようと思って買っている投資家が多い為です。有名な株主優待はこのように、権利付き最終日や権利付き最終日に向けて1か月程度は株価が上昇傾向にあります。
※補足|イオンの株主優待とは
イオンの株主優待ってなに?と少し気になった方はこちらをご確認ください。イオンによく行く人は必ずこの株主優待はゲットしておいて欲しいですね。というのも、優待カードの効果がとても大きく、イオンで買い物をした金額に対して、優待獲得株数に応じて還元されるからです。
半年間で100万円をイオンで使い、そしてイオンの株を3000株以上持っていれば、7万円の還元があります。要するにイオンでのお買い物は全て7%引きで購入できるというわけです。
優待株購入日の理想は権利落ち日から1か月以内
じゃあどのタイミングで株主優待株を購入すればいいのか?
一番わかりやすいのは、権利落ち日から1か月以内の下がったタイミングです。先程のイオンのチャートをもう一度見てみましょう。
権利落ちしてからしばらくは株価が下落傾向にあるのが見てわかると思います。こういう下落傾向のタイミングで株を購入しておけば、値下がりリスクが小さくなりますし、かつ半年後にはなりますが株主優待も貰えてダブルでお得になります。
日経平均を週足や月足で見て下がっている時も購入タイミング
もう一つは日経平均の週足や月足を見て、大きく日経平均が下がっているタイミングに購入することです。日経平均が下がれば全体的に株価は値下がりします。そんなタイミングで優待株を購入しておけば、値上がり益を狙えるチャンスです。日経平均が大きく下がってそれに連動して優待株が下がったとしても、優待株は株主優待を欲する投資家が一定数いる為、短期的に下がることがあっても比較的株価は戻りやすいからです。
市場全体が大きく下がった時も優待株を購入するタイミングだということを覚えておいてください。
まとめ 株主優待と値上がり益ダブルで儲けよう
それではまとめです。
・権利付き最終日や優待1カ月前に優待株を購入すると、権利落ち後に値下がりリスクの可能性が高い為損をしてしまう可能性が高い。
・権利落ちから1か月以内は値下がっている可能性が高い為、株の購入タイミング
・日経平均が暴落して優待株が一時的に値下がりしている時も優待株を購入するタイミング
以上です。
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