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マーケットスピード2がようやくリリース!
予定より少し遅れましたが、2018/10/28よりマーケットスピード2がリリースされました。
マーケットスピード2のDLはこちら⇒マーケットスピード2
マーケットスピード1とどう違うの?って思っている人も多いでしょうし、マーケットスピード2ではアルゴリズムが個人投資家でも使えると話題になっていましたがそれ以外の機能はどうなのか?って自分自身思っていたので実際に色々とリリース初日にマーケットスピード2をいじってみました。いじってみた結果マーケットスピード1より明らからにマーケットスピード2が使いやすくなっていましたので、良くなった点についてこちらにまとめました。上記のリンクをクリックすれば楽天証券からマーケットスピード2の詳しい説明がありますので、そちらも併せてチェックしてくださいね。
※マーケットスピード1から(自分が気付いていないだけで)元々あった機能を紹介している場合もあるかもしれませんが、その点はご了承ください。マーケットスピード2は説明書を見ずとも感覚で色々と設定をいじれる部分もメリットになっていて、元々備わっていた部分をもしこちらの記事で紹介していたのであれば、マーケットスピード2の設定変更がわかりやすくなった事で気付いたと思ってください。
マーケットスピード2は楽天証券が提供している取引ツールです。
楽天証券の口座を持っていない人はまずは口座開設を!
デイトレードとして使うための設定方法やマイページの作り方はこちらで書いています。
自分自身が普段使っているツールのみ、マーケットスピード2と1を比較
色々とマーケットスピード2を触ってはみましたが、元々僕が使っている部分のみの比較となります。僕はマーケットスピードは発注端末として使用していて、デイトレードやスイングトレードをする為に活用しています。情報端末としても使用はしていますが、メインは発注端末です。発注の際に使っているツールは“武蔵”です。
マーケットスピード2で話題のアルゴ注文は使っていない
マーケットスピード2がリリースされる前に一番話題になっていたのが個人投資家がアルゴリズム注文を使用できるようになることでした。アイスバーグ注文やスナイパー注文、トレイリング注文などですね。
こちらに関しては僕は一切使っていませんし、今後も特に使う予定は今のところはありませんので記事では一切触れていません。もし使い始めたらまた別記事でご紹介していきます。個人的な意見としてはアルゴリズム注文が使えると言っても、個人投資家レベルだとそんなに必要が無い気がしています^^;
マケスピ2では環境設定やマイページが”感覚”で設定可能
マーケットスピード2では環境設定の変更やマイページの作成がマーケットスピード1より簡単になっている印象を受けました。マーケットスピード1だと使いにくい部分があったり説明書を読まないとわからない部分があったりしました。
マーケットスピード2を立ち上げて、右上の環境設定をクリックすると色々と環境を設定することができます。
僕は“注文・約定1,2”と“武蔵”と“文字サイズ”を変更しています。
文字サイズは元々14になっていますが、僕は全て9にしています(画像では10になっています..)。特に僕は一目で板をたくさん見れる状態にしておきたいので、サイズは重要です。この環境設定を自分好みに変更することでマーケットスピード2の使い心地は大きく変わると思いますので、一度上から下まで全てチェックしてみてください。
マイページについて
ではここからはマイページについてマーケットスピード2に変わった事で良かった点についてお伝えしていきます。マイページでは自分好みに表示したい画面を表示させることができます。
画面をいちいち区切らず使用可能
割と嬉しいのは、画面をいちいち区切らずにマイページが使えるようになったこと。マーケットスピード1ではマイページはいちいち画面を区切らないといけませんでした。伝わりにくいかもしれませんが、こんな感じ。
でもマーケットスピード2では自由にカスタマイズできるようになりました。
右上の3つのうち、”こだわり”にチェックを入れて、画面追加をクリックすると色々な画面を表示させることができます。マーケットスピード1とは違って、それらのサイズを自由に変更したり、画面を移動させたりすることが可能です。
適当ですが、少し移動させたりサイズを変更させたりして、こんな感じになりました。簡単にカスタマイズできるようになったのが嬉しいです。
信用建玉一覧などが、画面を有効に使える
もう一つ、小さなことですが嬉しいことです。自分のポジションを確認する為に信用建玉をよく見るのですが、3つのうち”銘柄別建玉合計”しか僕は見ることはありません。↓2つの建玉明細と諸費用詳細を見ることはないのですが、どうしてもこの3つがセットで表示されていて↓の2つを削除する事ができませんでした。画面を有効活用することができず邪魔でした。
しかしマーケットスピード2では違います。同じ信用建玉一覧を表示させました。赤線の部分にカーソルをあてて、一番下にさせると…
こうなります。これで、信用建玉一覧の画面を100%有効に活用することができるようになりました。小さな違いですが、僕にとってはマーケットスピード1を使っていた時不便に思っていたことで、この違いは嬉しいです。
発注端末としてとても優秀なツール、武蔵について
続いて発注端末として使用している武蔵について、マーケットスピード2に変わって良くなった点についてお伝えしていきます。武蔵は使っている人も多そうです。赤〇にしている部分をこれから説明していきます。
フル板が武蔵で見れる
マーケットスピード2に変わった事で、フル板が武蔵で見れるようになりました。右上の欄を通常板からフル板にするとフル板に変わります。そして真ん中上の気配本数が20~100に変更可能でして、20なら20個分の板が表示され、100なら100個分の板が表示されるようになります。僕は場中にフル板をよく見るので、発注画面の武蔵でフル板が見れるのは大きなメリットです。
注文区分にオートセレクトが選択できるように
注文区分に”新規”と”返済”以外に”AS(オートセレクト)”が増えました。
ASとは…建玉がゼロならば信用新規が、建玉があれば信用返済が発注時に自動的に設定されます。返済の場合、「建玉指定」の優先順位に応じて自動的に注文の対象となる建玉が選択されます。
ASを選択すれば両建てはできませんが、誤発注で両建てをしてしまう事を防げます。ポジションが無ければ自動的に新規注文になりますし、ポジションがあれば自動的に返済注文となります。ロングだけではなくショートポジションも作る人にとっては、ASにチェックを入れておけば注文時に新規や返済を選択する手間がなくなります。僕はショートをすることもあるので、この選択肢が増えたのは嬉しいですね。
注文受付後のメッセージを表示なしに
マーケットスピード1を使っていた時、新規注文や注文変更をした後にわざわざ「注文しました」と通知が出て”OK”をクリックしないといけなくて、面倒だな~って思っていました。スキャやデイトレード等、細かい注文を何度もする人にとっては手間のかかる作業でした。手間と言ってもOKをクリックするだけですので1秒もかからないわけではあるんですが^^;相場が動いている時はその1秒ですら大切な時間となります。
マーケットスピード2では環境設定の武蔵の設定を変更することでそういった通知を出ないように設定することが可能になりました。初期設定では表示するになっていますが、僕は3つとも表示なしに設定しています。
表示なしに設定する場合は、注文・約定2で暗証番号を入力しておきましょう。
買いと売り共通の注文ドックを右側に表示
武蔵では右にも左にも注文ドックがありますが、右上の赤〇の部分をクリックすると、注文ドックが右側だけの表示となります。左右どちらにも表示されているとモニターを有効活用できないので、右側だけに表示をしています。
右側の表示だけで買い注文・売り注文どちらの注文もできるようになります。左側のドックを消去することにより画面を効率よく使えるようになりますね。
下の欄を表示・非表示の選択可能
注文紹介・約定照会・保有銘柄などが武蔵の下の欄にありますが、赤〇の部分をクリックすることで非表示にして板を大きくして使えるようになります。僕はあまり下の欄を見ることがありませんので、こちらもマーケットスピード2での嬉しい改良です。それならもう一つの発注端末である”武蔵(板)”を使えばいいのでは?とマーケットスピードを頻繁に使っている人は思うかもしれませんが、登録銘柄を見たり、持ってる建玉をチェックしたりする時がたまにあるので、武蔵(板)は使っていません。
武蔵はマイページだと3種類の表示の仕方を選択できます。僕は一番メインの武蔵を使っています。
27インチ画面に板が3つ表示できる
マーケットスピード1の時だと27インチの画面に武蔵を2つしか表示させることができなかったのですが、マーケットスピード2だと少しコンパクトになったので、板を3つ表示させられるようになりました。わがままを言えば4つ表示させたいのですが…3つになっただけでも嬉しいです。
こんな感じ。
約定音は良いのが全然無いのでマーケットスピード1のものを活用しよう
マーケットスピード2に変わった事で約定音の品ぞろえは増えたかな?と思ったら、めちゃくちゃ減っていました。笑
しかも酷いのしかない…。って事で、僕はマーケットスピード1で使っていた約定音をパソコンに取り込んで、そこからマーケットスピード2へと取り込みました。
マーケットスピード1の環境設定⇒プロパティ1にいくと、約定音を選択できます。赤〇をクリックします。
僕が使っている約定音は、Windouws Notify Calenderです。ここで右クリック⇒コピーをして、自分のパソコンのどこかに貼り付けます。
その後マーケットスピード2の環境設定⇒注文・約定2に移動して、赤〇をクリックして先程パソコンに取り込んだものを選択します。これでマーケットスピード1で使っていた約定音を2にも取り込むことができます。
細かな違いばかりだがマーケットスピード1より物凄く便利になった
以上、リリースしてからマーケットスピード2を色々と触ってみてマケスピ1からマケスピ2に変わった事で良くなった点をまとめました。僕がこれまで使っている部分だけしかチェックしていませんが、それでもこれだけ色々と改良されていまして発注端末として優秀なツールとなってくれています。
マーケットスピード1との違いがあれば随時更新
普段相場でマーケットスピード2を使っていきますので、更に1と比べて良くなった点が見つかれば随時こちらの記事に加えていくつもりです。
最後まで読んで頂きありがとうございました(^^)/
DLはこちら⇒マーケットスピード2
デイトレードとして使うための設定方法やマイページの作り方はこちらで書いています。
⇒マーケットスピード2武蔵のデイトレード設定方法・マイページ作り方について
楽天証券の口座を持っていない人はまずは口座開設を!
初めまして、こんちにちは。
早速の記事、ありがとうございます。
松井もメインに使っておられる、めたんさんの感覚では、マケスピ2の板乗りスピードは松井と比べてどうでしょうか?
シングルクリックでAS注文可能、一日信用無料で、フル板も見れて、、、、あとは板乗りが早ければ、スキャルパーの人は利用しない理由が無いですね。
自分で確かめたいのですが、恥ずかしながら他の証券会社の金を移さないと実験出来ない金欠状態です。
ご感想、よろしくお願い致します。
初めまして^^
コメントありがとうございます。
マケスピ2は明日からスタートですのでまだ何ともわかりませんが、マケスピ1に関しても正直しっかりと検証はしたことがありません。マケスピではデイトレードはしますが、スキャはしないので(__)
ただ、これまで使ってきて感覚的にではありますが、松井よりは楽天の方が板乗りが早いのでは?と思っています◎
松井は正直板乗りが結構な遅さですので^^;
参考になるかわからないお答えですが、参考になりましたら幸いです(__)
めたんさん、ご返信ありがとうございます。
私は新興の激しい板で売買を繰り返すのが好きなので、AS機能は待望でした。
サブウィンドウで武蔵(板)を追加すれば、松井の様に板を単独で出せ、列表示も必要な物だけ選べ、上下も伸ばし放題で使いやすそうです。
楽天は板乗りが遅いイメージが有ありました。スキャ用口座の変更を検討してみたいです。
これからも記事更新を楽しみにしています。
また情報が有れば、よろしくお願い致します。
めたんさん、お疲れ様です。
ザラ場にマケスピⅡを開いてみました。
わかった事が有るので、報告をしておきます。
板の更新速度が目で見てわかる程に遅く、板乗りスピード以前の問題でした。
念のため、板を並べ、スローモーション動画を撮って、確認しましたが、マケスピⅡは残念な結果でした。
他社のも比較すると、
【GMO>松井>カブコム>マケスピⅡ】 でした。
ネット環境も関係するのかもしれませんが。
せっかくのAS機能ですが、スキャ口座は引き続き松井証券で行こうと思います。
お騒がせしました。
なるほど(__)
そこまで早い動きの銘柄はマケスピ2では見ていなかったので、気付きませんでした。
間違った情報を昨日お伝えしてしまい申し訳ございませんでした。
教えて頂きありがとうございます。
参考にさせて頂きます(^^)