書籍レビュー|初心者にもできる逆張りデイトレードの極意

デイトレ本としては珍しい内容

デイトレ本と言うと一般的には9時~15時のたった5時間(昼休み1時間除く)で毎日数十万円~数百万円を稼ぎ、15時以降は自由に過ごせる…みたいな楽して大金稼いで自由に人生過ごしています!みたいな本が多いと思います。僕も株式投資を始めた頃はそんな生活を夢見て似たようなトレード本を読みふけった過去があります。

しかし今回こちらで紹介する本は違います。デイトレの手法や考え方が記載されていますが、読んだからと言って楽して稼げるようにはなれません。そもそも著者自身が過去に1年間デイトレードで負け続けて550万円もの損失を出して退場しかけた過去があります。そんな負け組だった著者は退場ギリギリの状態でとある手法を見つけたことで勝ち続けるデイトレーダーへと変わります。

僕自身その手法はもちろん、著者の日々のデイトレへの取り組み方に関して共感できる部分が多かったので今回こちらで紹介をしていきます。

⇒初心者にもできる逆張りデイトレードの極意;ロスカットが下手でも、コツコツドカンでも勝てる! 

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2章の負け組デイトレーダーとして1年過ごした部分がとても共感できる

一番本で共感できた部分は負け組デイトレーダーとして過ごしていた時期。僕も今でこそはトレードで生計を立てることが出来ていますが、2014/4~2015/9の証券ディーラーとして仕事をしていた期間、どれだけ努力をしてもどれだけ相場と向き合っても全然勝てることが出来なかった時期があります。

自分自身の詳細についてはaboutでも記載していますし、Twitterでも少し呟きました。当時のことは今思い出すだけでもしんどくなります。アルバイトでは働いた時間×時給が自分の給料となりますが、株式投資では費やした時間が収益には直結しません。努力の仕方を間違うとお金を減らすことにも繋がります。自分が行っている努力が本当にトレードに活きているのかわからない状態で毎日相場に向き合うのはとても辛かったです。

デイトレへの取り組み方が自分と似ている

3章からは実際のデイトレの手法についての話になります。Rさんのデイトレへの取り組み方や考え方も共感できる部分が多く、参考になりました。Rさんが書籍で記載されていた中で印象に残っているのは以下の3点です。

①損小利大ではなく損大利小でも良い(こつこつどかんでも勝てる)

②毎日数万円のプラスを目指しこつこつ勝ち続ける

③”買い”しかしないのに暴落相場こそ稼ぎ時

1つずつ紹介していきます。

①損小利大ではなく損大利小でも良い(こつこつどかんでも勝てる)

一般的なトレード本では損切りを早くして利益を大きく伸ばす(損小利大)と書かれています。しかしRさんは真逆で勝率が高ければ損大利小でも問題ないと言っています。というのも多くの投資家は損切りが苦手です。損切りをするということは自分のトレードが失敗だったからと認めることになりますし、自分の大切なお金が無くなってしまうからです。だからその気持ちには逆らわずに、損切りは苦手のままでもいいと本で言っています。(※ただし、デイトレードなので引けの15時にはどれだけ損失があろうとポジションは手放さなければなりません)

じゃあどうやって勝つのか?と言うと、エントリーポイントに徹底的に拘れと書かれています。お試し買いや打診買いなどは一切せず、買値を欲張ることで勝率を高める工夫をされています。実際にRさんはブログで松井証券の成績表を開示していますが、勝率はなんと80%。驚くべき勝率です。損益率を見ると2019/6のデータだと益出しより損切りの割合の方が大きいですが、それでも勝率が高いのでトータルでプラスを残せています。

引用:12月13日 デイトレ結果|過去の成績データとの比較

このように、損切りが苦手でも買値を欲張ることで勝率を高め、トータルでプラスを残すことが可能です。ちなみに僕自身は勝率は60%くらいをキープしています。損益率を見ると益出しと損切りの割合はほとんど変わりありませんが、勝率が5割以上をキープしているのでトータルでプラスを残せています。もっと買値を欲張って勝率を高める工夫をしていきたいですね。

②毎日数万円のプラスを目指しこつこつ勝ち続ける

デイトレというと毎日数十万・数百万勝っている人を想像しがちですが、毎日確実に数万円を勝ち続けることができれば一か月で50万・100万円という大きな利益が積み重なります。僕もそうですが、Rさん自身も大勝などは一切目指さずに毎日数万円をこつこつと勝ち続けることを意識されています。

もちろん先程①でお伝えした通り損大利小なのでたまに負けることはありますが、それでも買値を欲張ることで負け額が小さいことが多いです。そもそも負ける日はほとんど無く月に1度あるかどうかくらいのイメージで、ほとんどの日をプラス収支で終えています。これは書籍で紹介されている”ズレ手法”を上手く活用された結果で、僕とは似ているようで全然違う手法でこつこつと勝ち続けられているのはとても参考になりました。自分も身につけたい手法ですね。

③”買い”しかしないのに暴落相場こそ稼ぎ時

Rさんは空売りをすることはありません。上昇相場であろうと下落相場であろうと買いのみしかしません。これは多くの投資家も同じだと思います。空売りをする投資家はまだまだ比率としては少ないのが現状です。

”買い”のみしかしない投資家だと、上げ相場では当然儲かります。誰もが儲かる上昇相場だと、投資初心者であろうと”買い”しかしていなければ儲かります。しかし投資初心者は下げ相場で儲かった金額以上のお金を溶かしてしまいます。ましてや暴落相場が来ると、投資資金のほとんど全てを溶かしてしまう人もいるでしょう。相場によって一般的な投資家の収支を考えてみましょう(書籍から引用)。

一般的な考え方

暴騰相場…大きく儲けやすい

上昇相場…勝ちやすい

ヨコヨコ相場…自分の実力で微益か微損か変わる

下落相場…負けやすい

暴落相場…大負けしやすい

ショック相場…退場が見える負け方

これは買いしかしていない投資家は納得できる内容だと思います。しかし、Rさんのデイトレでの考え方は全然違います。

Rさんのデイトレでの考え方

暴騰相場…大した額ではなくていつも通り勝てればいい

上昇相場…大した額ではなくていつも通り勝てればいい

ヨコヨコ相場…大した額ではなくていつも通り勝てればいい

下落相場…大した額ではなくていつも通り勝てればいい

暴落相場…少し大きく勝ちたい

ショック相場…かなり大きく勝ちたい

いかがでしょうか?一般的な投資家と比べると全然違うことがわかります。一番の違いはやはり多くの投資家が負ける下げ相場で勝とうとしていること。そして2番目は一般的な投資家が大きく儲けられる上昇相場ではいつも通りのプラスでいいと割り切っていること。

誰もが負けやすい相場でプラスを残し、誰もが勝てる相場ではいつも通りのプラスを残すことで収支を安定させる。それがRさんのデイトレでの考え方であり、Rさんが書籍で紹介しているズレ手法の活用方法なのです。

僕自身も空売りは一切せず”買い”しかしません。しかもRさんと同じで下げ相場が得意です。笑 Rさんと同じように大勝には興味がなく、誰もが負ける相場でも安定してプラスを残すことを考えていくことで下げ相場が得意となりました。ズレ手法は下げ相場でこそ活きるので、下げ相場でいつも負けているデイトレーダーは参考になる部分がかなり多いと思います。

スキャに”ズレ手法”を組み入れること収益が更に安定していきそう

僕はスキャやデイトレで比較的安定してプラスを残すことができていますが、Rさんの本で紹介されているズレ手法というものをこれまで使ったことはありませんでした。どの辺が底か?どの辺でエントリーすれば取れそうか?等は普段常に考えていますが、似ているようで全然違った手法で日々利益を積み重ねています。

Rさんが紹介しているズレ手法は上手くハマれば1回のエントリーでも数千円、相場によっては数万円の利益が見込めそうな手法です。しかもリスクが低く、勝率が高い。僕は今自分が持っている手法にプラスしてこのズレ手法を取り込むことが出来れば更に安定してスキャ・デイトレで利益が残せていけそうだと考えています。

そしてこのズレ手法は投資初心者はもちろん、デイトレで中々安定して勝てていない人でも比較的実践しやすい手法となっています。デイトレへの取り組み方やメンタル面も網羅されている一冊となっているので、是非読んでほしい一冊です。

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