サラリーマンの副業の選択肢として思いつきやすいモノにブログでのアフィリエイト、せどり、ネットワークビジネス、YOUTUBEなどの動画配信なんかがあります。どれもこれも初期投資が安く済みますし、日中仕事をしている人でも手軽に始めやすいことから人気になっています。特にブログですと無料ブログを使えば初期投資は0円で始めることが可能です。
僕は会社員の頃にこの4つの全てに手を出した事があります。この中から今でも残っているのはブログとせどりの2つです。せどりについて調べた事がある人は知っているかもしれませんが、せどりはもう数年も前から”稼げない”とか”飽和ビジネス”だとか言われ続けています。今更始めたところで既に始めている人たちが多すぎて稼げないみたいです。まあ、他に紹介している3つでも同じことが言えるかもしれませんね。
しかし、僕自身せどりを始めた当初は苦労はしましたが、数か月である程度稼げるようになりましたし、せどりを始めて数年経った今では毎月安定して稼ぐことが出来ています。別に人より早く始めたわけでもありませんし、寧ろ僕がせどりを始めた時も同じように”せどりは飽和ビジネスだ”とか言われていました。
こちらの記事ではせどりは儲からない、せどりは飽和ビジネスだ、と言われ続けている理由について考えてみたので、せどりを始めようかどうか考えている人は是非最後まで読んで欲しいです。
Contents
せどりとは?簡単に説明
一言で言えば安く買って高く売る、あらゆる商売の大前提をするのがせどりです。よく転売ヤーなんて悪く言われることもありますが、転売ヤーとはちょっと違うというのが自分の意見です。せどりは割安な商品を仕入れて適正価格で販売することで利益を得るのに対し、転売ヤーは人の足元を見ていると僕は考えています。詳しくはこちらの記事で書いているので、せどりって結局転売なんでしょ?と悪いイメージをお持ちの方はこちらの記事を読んで欲しいです。
儲からないという人は安易な気持ちで参入してくる人
せどりが稼げないと言われる一番の理由は安易な気持ちで参入してくる人が多いからだと僕は考えています。参入障壁が低い分、安易にせどりを始めることが可能です。しかし、実際に始めるとわかりますがせどりで稼いでいくためには覚える事が意外と多いです。
・Amazonへの出品許可を取る
・仕入れ商品を見つけていく(⇐これが一番大変)
・Amazonへの商品登録、Amazon倉庫へ商品の発送
・出品した商品の価格修正
・クレームや不備があった場合にお客様への対応(ごく稀)
・古物商許可証の取得(取得していない人の方が多いですが)
⇒Amazonせどりには古物商許可証が必要な理由!-知らなったでは済まされない-
・その他
などなど、やる事自体は安く仕入れて高く売るという物凄く単純なビジネスモデルではありますが、実際に始めてみるとこまごましたことが多く、覚えることは意外とあります。慣れたらそこまで大変ではないんですけどね。
そしてやる事自体は小売業なわけで、売り上げを作る為にはまず実際に自分のお金を使って商品を仕入れていかねばなりません。この仕入れが一番せどりでは大切なのですが、やり方をたいして知りもせずやってしまうと痛い目を見てしまいます。
知識が無ければどれだけ時間を作っても仕入れ商品を見つけることは難しいですし、よくわからずに仕入れてしまって結局売れなかったり売っても赤字だったりしてしまうと、せどりで儲けるどころが損をしてしまう可能性もあります。
たくさんある副業の中でせどりは比較的稼ぎやすいと僕は思っていますが、せどりには在庫リスクがありますので、やり方を知らずに始めてしまうと結局は損をして、せどりを辞めてしまう人もいるでしょう。そういう方々が”せどりなんて儲からない”と言っているのかなと思っています。
ネット上では未だに楽して稼げると紹介されているのも理由の1つ
他にもネット上で楽して稼げるビジネスの1つとして紹介されていることが多いというのも理由の一つとしてあるかもしれません。Googleで検索かけてせどり関係のブログを見ると、〇〇のソフトさえ購入すれば自動で商品をどんどん仕入れてくれる…とか、〇〇の方法さえ使えば簡単に商品をたくさん仕入れることができる…と言った記事を見かけます。
もちろん嘘はついていないと思います。しかし全く同じような仕入れ方を10人100人、極端に言えば1000人がやってしまうと流石に全員が全員稼ぐことは難しいのではないでしょうか。
せどりでは仕入れの仕方に一番個性が出る部分で、どういったカテゴリーの商品を仕入れるか、どうやった仕入れの仕方をしていくかは人それぞれ違ってきます。そしてそこが一番楽しい部分だとも僕は思っています。僕もこれまで何人かの方に仕入れのノウハウをお伝えしてきましたが、同じ人間が教えているにも関わらず、人それぞれ仕入れ方法や仕入れ商品は全然違ってきます。違ってくる理由はその人が得意なカテゴリーがあったり、その人に向いている仕入れ方法があったりするからです。僕はこれまで何十個の仕入れ手法を実践してきているので、その中から自分に合った仕入れ方法をやって貰っています。
冷静に考えて楽して稼げる商売なんてあるわけが無い
当然ではありますが、どんな商売でも楽して稼げるような方法はありません。もしあったとすれば、それは詐欺ですし、目の前のあなたに甘い言葉で勧誘してお金を取ろうとしているだけだと思います。
せどりも同じです。他の商売と比べると僕は難易度が低いと言いますか、稼ぎやすい商売だとは思いますが、だからといって楽して稼げるか?と聞かれるとそんな事はありません。
日々の継続した努力が出来る人のみ稼ぐことができる
日々の継続した努力が出来る人がせどりであれ、他の商売であれ、成功していくのだと僕は思っています。もし努力した上で失敗したとしても、その人には”努力をした”という経験は残っています。そういう人は、今回努力したモノにたいしてはもしかしたら向いていなかったかもしれませんが、違う商売だと成功できる可能性は大いにあります。
”努力ができる”というのは才能の一つだと思っていて、お金とは無縁の事に時間や労力を注いできた人、例えば大学時代にスポーツに打ち込んだ人などは比較的仕事で成功しやすいと言われています。スポーツ選手が大手企業に内定を貰いやすいのはそういう部分が理由だと僕は思っています。
安く買って高く売るという商売が無くなるわけが無い
せどりというのは安く買って高く売るというあらゆる商売の大前提です。たくさんの会社が内容は違えど、安く買って高く売ることで利益を作っています。何十年、何百年も前から安く買って高く売るという商売はあるわけで、未来永劫無くなる事は無いと僕は思っています。
もちろんずっと同じような事をし続けることで稼げるか?と言われるとそんな事はあり得ないと思っています。例えば僕は今はメルカリやヤフオクで仕入れた商品をAmazonで販売して稼いでいます。しかし、10年後20年後も同じことをし続けているかはわかりません。メルカリやヤフオクが無くなっているかもしれませんし、もしかしたらAmazonが無くなっているかもしれません。ですが、せどりという商売自体は無くなる事は絶対にないと思っています。
どこかに必ず鞘(買値と売値)はありますので、そういう部分を見つける事さえできれば今後ともせどりで稼ぐことは可能だと思っています。
話は変わりますが、株式投資ですとせどりの事を少し言い方を変えてアービトラージと言います(厳密には意味は違いますが、似ていると僕は思っています)。昔と比べると難易度は上がっていますが、今でも投資の世界でアービトラージで稼ぐことは可能です。安く買って高く売る…少し見方を変えると色々な部分で使うことができて、そしてそれで稼ぐことができます。
せどりは儲からない、飽和ビジネスだ、などと言われることもありますが、僕はそんな事は無いと思っていますし、数年後も数十年後も絶対にこの商売は無くならないと思っています。
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