アルファベットじゃなくて数字を5桁にしてくれない?と思ってしまいますが、2024年1月より証券銘柄コードに英文字が入るようになりました。今までは右手にマウス、左手にテンキーで証券銘柄コードをブラインドタッチで入力できていたのに、”A”というアルファベットが入ることでできなくなってしまいました。
デイトレではコンマ何秒のロスが命取りになることもあるので、少しでも早く証券銘柄コードは入力したいですよね。僕が使っているロジクールのMX KEYS Sのワイヤレスキーボードを使えば、今まで通りブラインドタッチでも簡単に証券銘柄コードが入力できるのでやり方を紹介します。
Contents
アプリでカスタマイズができる

ロジクールのMX KEYS Sはロジクール公式サイトにあるLogi Options+というアプリを使えば、一部のボタンをカスタマイズできます。例えば僕はトレード用にテンキー上にある”電卓ボタン”をタップするとアルファベットのAが打ち込まれるように設定しています。
テンキーの近くにAボタンを用意しておくことで、これまで通り右手にマウス・左手にテンキーボタンでブラインドタッチで証券銘柄コードを打ち込んでいます。
Aボタンのカスタマイズ方法


MX KEYS Sを使ってAボタンをテンキー近くに配置するやり方を紹介します。まずはLogi Options+をインストールしてください。インストールが終わったらLogi Options+を立ち上げてください。上にある「デバイスの追加」をクリックし、Logi BoltもしくはBluetoothでMX KEYS Sを接続してください。そうすると、MX KEYS Sが表示されるのでクリックします。
Logi Boltで接続した方が遅延が少ないのでおすすめです。遅延とは言ってもごくわずかでして、ほとんどの人が気付かないレベルではありますが…。

右上の〇が4つの”グローバル設定”にチェックを入れた上で、MX KEYS Sでカスタマイズしたいボタンをクリックしてください。(最初はchromeやfire foxなどのアプリが表示されていますが、僕は消去しています。)
松井証券のネットストックハイスピードをお使いの場合は、右上+のアプリケーションを追加をクリックし、ネットストックハイスピードのアプリを追加してください。そしてネットストックハイスピードを選択した上でカスタマイズしたいボタンをクリックしてください。ややこしいのですが、そうしないとネットストックハイスピードではなぜかカスタマイズしたボタンが反映されません。
準備できたら”Smart Actionsを作成”をクリックします。

- アクションを追加
- キーストロークを選択
- 記録を開始をクリック
- ”a”をタップした後、確認をクリック

これで”電卓ボタン”をタップしたらアルファベットのaが表示されるようになりました。僕は元々設定していたので、上画像の状態だと”aa”とaが2回タップされる設定になっています。問題なければ保存をクリックします。

Smart actionsにも反映されていることがわかります。これにて設定は完了です。一度電卓ボタンをタップしてみて問題ないかチェックしてみてください。
問題がある場合は、最初にお伝えしたグローバル設定orネットストックハイスピードでカスタマイズできていない可能性が非常に高いです。
A~Dまでは何とかなりそう

MX KEYS Sではテンキー近くだと4つのボタンがカスタマイズ可能です。数年後、もしくは数十年後かもしれませんが、証券銘柄コードのアルファベットがAだけではなくB,C,Dと続いていったとしてもDまでなら対応可能です。まあその時にはまた違った方法が見つかっている可能性は高そうですが…
その他おすすめ設定

それ以外で僕が使っているカスタマイズはフォルダを開くのと設定を開く2つだけです。どちらもトレードとは関係ありませんが、普段使いする上で頻繁に使うモノだけカスタマイズしています。
MX KEYS Sの他のメリットやら
証券銘柄コードAを素早く入力できるMX KEYS Sですが、元々僕が購入した理由は他にあります。MX KEYS Sのメリットなどについて紹介していきます。
3つのPCと接続できる

購入した1番の理由は3台のPCとワンタッチで接続切り替えができることです。僕はデスクトップPC2台とノートPC1台をトレードに使っています。3台のPCそれぞれキーボードを用意するとそれだけでデスク上がパンパンになってしまいます。
ですがMXKEYS Sがあると1つのキーボードで済むので、デスク上を効率良く使えます。2台以上PCを使う人にとって、接続切り替えができるキーボードは必須です。本当にこの機能が優秀過ぎるので、デスク上に2台以上キーボードを置いている人はMX KEYS Sに買い替えを強くおすすめします。
PC台数分のLogi Boltを用意

キーボードを接続するPC分のLogi Boltも購入しておきたいです。Logi BoltはいわゆるUSBレシーバーでして、MX KEYS Sと接続する際に必要になる商品。MX KEYS Sを購入する際に1つついていますが、僕は3台のPCと接続するために2個Logi Boltを購入しています。
MX KEYS SはLogi Bolt・Bluetoothと2通りの接続ができるので、正直Logi Boltはなくても問題はありません。ですが自分で検証してみたところ、Bluetooth接続よりLogi Bolt接続の方がわずかに切り替えの速度が速いです。トレード中にすぐさま接続を切り替えて証券銘柄コードを入力したい時、そのわずかな時間で機会損失が発生して悔しい思いはしたくありません。そう考えるとLogi Bolt1個1,200円×2個で2,400円の投資は安いモノです。
打鍵感が心地良い
MX KEYS Sはスペックだけじゃなくて、打鍵感ももちろん良いです。ゲーミングキーボードやメカニカルキーボードとはまたちょっと違う打鍵感ではありますが、ずっとタイピングしたくなるような、そんなキーボードでして何年使っても飽きません。
メカニカルキーボードを使っている人がこんな薄いキーボードに乗り換えるのは不安かもしれません。僕も元々ゲーミングキーボードやメカニカルキーボードを使っていたので気持ちはわかります。ですが一度使ってみるとその良さがわかるはずです。
パームレストは購入すべき

パームレストは絶対に購入しておきましょう。パームレストにわざわざ2,700円なんてもったいないと思うかもしれませんが、あるかないかで疲労感が全然違います。
パームレストがないとどうしても手首が疲れてきます。他にも滑り止め機能があるので、しっかりと手首を固定してくれる感じがあってよりタイピングがやりやすくなります。
耐久性としては僕は一度買い替えていますが、1つ目のパームレストは大体4年半くらい使い続けることができました。汚れや端っこの剥がれが目立つようになってきたので、使おうと思えばまだ使える状態ではありましたが、買い替えることにしました。使用状況によってどの程度持つかは変わると思いますが、参考にしてください。
充電は数か月に一度でOK

充電はバックライトをオフにすれば数か月持つので、年に数えるほどしかしていません。ちなみにバックライトをオンにした場合は大体10日くらいで充電が必要とのことです。充電するのが面倒なのでバックライトをオフにして使用しています。
まとめ
いかがだったでしょうか。元々は3台のPCにワンタッチ接続できるのが魅力で購入したキーボードでしたが、証券銘柄コードにアルファベットが増えてからさらに使い勝手が良くなりました。
アルファベットの”a”を打つ時にわざわざキーボードを見るのが面倒…と思っていた人はぜひ買い替えを検討してみてください。
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