トレードで毎月安定して稼げるようにはなってきたけれど、収益が伸びない…。そんな人の為に僕自身が月100万円の収益を達成し、かつ安定させる為にやってきたことを紹介します。
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僕が月40⇒100稼げた理由
僕が月40万円⇒100万円と稼げるようになった理由を一言で言うと、メイン手法だった板読みデイトレードを捨てて新手法を開発し、増えたトレード資金をフルに使っても流動性リスクに問題ない銘柄が触れるようになったからです。
僕自身は2015年10月に証券ディーラーから個人投資家となった時は1日2万円、月40万円の利益を目標としていました。最初はお金がなくトレードに使える資金が50万円しかないこともあって、1日2万円ですら高い目標だったと思います。
ですが毎月40万円以上を安定して稼げるようになっていくにつれてトレード資金が少しずつ増えていき、資金を持て余すようになりました。当時は板読みデイトレード手法をメインとしていたのですが、僕のやっている板読みデイトレードだと多くの資金が使えない手法だったんですよね。なので余った資金を何か別のトレード手法に使えないかを考えました。
そして新たにできた手法は今現在メイン手法となっていて、板読みデイトレードとは違い数千万円の資金でも問題なく使いこなすことができる手法です。例えば3,000万円の資金がある場合、月の利回り4％達成できれば+120万円となります。流動性リスクの少ない銘柄を触るので、資金があればあるほど(ある水準までは)比例してトレード収益も増えます。
板読みデイトレードでは1銘柄あたり多くても100万円くらいの資金しか使えませんでした。そして1回あたり数百円の利益を狙う手法なので、これで毎月100万円を稼ぐのは非常に厳しいんですよね。だからこそ新手法が必要だったわけで、新手法を開発したからこそ毎月100万円以上稼げるようになりました。
もう少し掘り下げて理由をお伝えしていきます。
元々板読みで毎日2万が目標
ディーラーから個人投資家となった時はお金がなくて50万円しか証券口座に入れられませんでした。たった50万円で生活費を稼ぐ為にはとにかく資金効率を良くする必要があったので、板読みデイトレードで数百円抜きの利益を狙う売買を繰り返して1日2万円を目標にトレードをしていました。
板読みデイトレードでは当時資金たった50万円で1日2万円稼げていたわけなので、資金効率としては非常に良かったわけです。50万円で2万稼ぐということは、1日で利回り4％を達成しているわけですからね。今は月利回りで4％もいけば個人的には十分過ぎる利益です。
でも僕の板読みは板がスカスカの銘柄でデイトレードをするわけなので、1銘柄に500株とか1,000株購入してのデイトレードはできません。なので資金が増えてもやり方を変えることはできませんでした。また、集中力が必要なので日中は他のことができませんでしたし、引け後の疲労感が凄かったことも結構きつかったです。
資金をフルに使える手法を発見
増えてきた資金を有効活用するために何か新しい手法がないかを2017年ごろから探していました。当時はまだYouTubeで情報発信している人は少なく、本・X・セミナー・ブログなどで様々なトレーダーさんの手法を学び、自分でも使えそうな手法が無いかを探し続けました。
そうして2018年にXのとある人のトレード手法が自分でもできそうかつ自分の性格に合ってそうだと思い、実践してみることに。当然ではありますが、そのとある人は自分のトレード手法を事細かに紹介なんてしていません。でも毎日のポスト内容から何となく「こんな手法かな？」といったことがわかるので、それを自分なりにアレンジして取り組んでいきました。
少しずつその手法のやり方がわかっていき、2020年に入ってようやく芽が出て2020年以降はその手法のお陰で毎年1,000万円以上を稼ぐことができるようになりました。ちなみに2017～2018年頃は板読みだけに頼ることに限界を感じていたので、他にも様々な手法を見つけては実践していました。その中で上手くいった手法がXのとある人のトレード手法です。
この手法は板読みと同じで安定して毎日勝ちやすい手法なので、自分の安定志向な性格と相性も良いです。
一撃死だけには要注意
トレード資金が増えたことで一番気を付けているのが資金管理です。どれだけ勝てる確率が高い場面であっても、1銘柄あたりに資金を入れ過ぎないように注意しています。極端な話、99％の確率で2倍に増えるけど1％引いたら資金が0円になる場合、期待値で考えるとトレード資金を全額入れるべきかもしれません。ですが僕は常に最悪の可能性を考えるので、どれだけ勝てる確率が高い場面であっても1銘柄に入れるロットは資金の2割くらいに抑えるようにしています。
毎月100万円稼ぐとなるとある程度のトレード資金が必要です。勝てる確率が高いからと言ってリスクを考えず1銘柄に資金させてその銘柄がストップ安になってしまうと、取り返すのに非常に時間がかかってしまいます。特に空売りだと資金を吹き飛ばすどころか借金する可能性すらあります。
毎月100万以上稼ぐためにはそれ相応のリスクを取らなければいけません。でも、たった一度の負けで致命傷を負わないためにもリスクとリターンのバランスを常に考えた立ち回りを徹底して意識しています。後は短期トレードに使う資金を決めていて、それ以外の資金はすべて長期投資に回すようにもしています。こうすることで短期トレードで取るリスクを今以上に大きくしないようにもしています。
“稼げなくなる”不安との闘い
月100万稼げる手法っていつまでも続くものだとは思っていません。相場は常に変わっていきますし、法律やルールもどんどん変わっていきます。なので稼げている間に次々と新しい手法を模索していく必要があります。
今の手法を改良していったり、全く別の手法を作ったり、ちょっと趣旨とはそれますが株以外でも稼ぐ手段を作ったり。僕自身は大金を稼ぐことより、安定して生活費を稼ぎ続けたいという気持ちが強いので、そこを目標に日々行動をしています。
そもそも2020年に芽が出た新手法も、2020年と今だとやっていることはだいぶ変わっています。2020年に大きく稼げた手法は既に使えなくなっていて、今現在は当時の手法を改良させたやり方で対応をしています。ずっと同じ手法で稼ぎ続けることなんて不可能なので、現状維持は考えず常にアップデートを繰り返しています。
あなたが稼げるようになるために
以上が僕自身の体験談でした。
ここからは僕の経験を通じて、この記事を読んでくれているあなた自身が毎月100万円以上稼げるようになるためにすべきことを紹介していきます。
安定して勝っている人が前提
と言っても今現在毎月勝ち続けている人を前提として話していきます。まだトレードで勝てていなかったり勝ったり負けたりが続いたりしている人は、月10万円を安定して勝ち続けるために必要なことを書いた記事があるのでそちらを読んでください。
今の手法のままでいける？
まず考えるべきは今の手法のままでいけるのかどうか。例えばFXや先物であれば、月10万円安定して勝てるのであれば、ロットを10倍にするだけで収支は月100万円のプラスとなります。評価損益の変動が10倍になるので、月10万稼げた時と同じメンタルでトレードするのは難しいですが、流動性に問題のない市場であれば単純にロットを10倍にするだけで月100は達成できるはずです。
ですが今勝てている手法がロットを10倍にすることや手数を増やすことが難しければ、新しい手法を作り出す必要があります。この手法を増やすという作業は思った以上に難しいものです。僕自身2017年にこのままではやばい…と思ってから新しい手法が形になったのは2020年でして、約3年間もかかっています。
要領が良い人であればもっと短期間で新手法を作成できるんでしょうが、優位性のある手法かつ自分の性格にあった手法を作るのには時間がかかります。今の手法のままだと月100は難しいと感じるのであれば、新しい手法を探してください。
手法探し自体は簡単
手法探し自体は難しくはありません。ブログ・X・YouTube・書籍で今は数えきれないくらいのトレード手法が紹介されているので、気になる手法が見つかれば片っ端から調べていきましょう。その中で面白そう・自分に合ってそうだと思える手法があれば、自分で検証してみて少額資金で実践で試してみます。
少額資金で試してみて優位性があればさらなる検証をしていき、勝てると確信を持てればロットを上げてトレードをしていってください。検証してみてダメそうであればまた手法探しへと戻ります。この繰り返しで新手法を見つけていきます。
手法なんて10個試してみて1個形になればいい方なので、「お、これは良さそう…」と思ってもほとんどは杞憂に終わります。僕自身2017～2018年ごろにいろんな手法を試していますが形になったのは1つだけです。もちろん今も変わらずトレード手法が閃いたら優位性がありそうかを検証しています。同じ手法でずっと勝ち続けられるほど甘い世界ではないので、常に新しい手法を探し続けています。
自分だけのエッジを見つける
月10万円程度であれば他の人と同じような手法でも問題ないですが、月100となると自分にしかないエッジを見つける必要があります。”エッジ”は”優位性”とか”勝ちパターン”とも言い換えられます。
物凄く抽象的な話にはなりますが、勝ち負けの世界で月100万円という大金を勝ち続けるのであれば、人と同じことをして結果を出すことは難しいです。他の人がやっていない、自分だけしか知らないであろうトレード手法を見つけ出す必要があります。
例えば僕が今メインとしているトレード手法は完全非公開としています。その手法で誰しもが勝てないでしょうし逆にその手法で負ける人もいるでしょうが、手法を公開してしまうと自分の収益が減る可能性は高いと考えています。なのでまあ…1,000万円積まれたとしても人には教えません。
でも板読みデイトレード手法に関しては完全公開しています。これも公開することで多少は稼げなくなるんでしょうけど、板読みで触る銘柄は流動性リスクのある銘柄が比較的多いです。なので資金を持った大口投資家がこんなちまちましたトレードをやるとは思えないので、それほど影響はありません。現に手法公開後も稼げています。もしこの手法で毎月100万円以上が稼げていれば僕は公開していなかったと思います。
とにかくまずは自分に合っていそうな、自分が得意な手法を見つけて、それを深堀していくことで自分だけのエッジは見つかりやすくなります。簡単なことではありませんが、自分だけのエッジを見つけるためにもブログ・X・書籍・YouTubeなどを活用してさまざまな情報をインプットしていってください。
手法は必ず横展開していく
1つの手法だけでずっと稼ぎ続けられるほど相場の世界は甘くありません。そしてトレード手法はそう簡単にぽんぽん作ることはできません。なのでトレード手法を1つ作り上げることができれば、その手法をさまざまな相場で対応できるようにいろんなパターンに応用させていくことが非常に大切です。応用って書くと難しく感じるかもしれませんが、簡単に考えてください。
例えば僕がブログで公開している板読みデイトレード手法は、基本としての手法はスプレッドを抜くことです。でもそこから細かくいろんなパターンで使い分けられるように手法分けしています。例えば、
- 出来高が少ない銘柄の急落を狙う
- 板が厚い価格を壁にして、何度もレンジを狙う
- 出来高が多め(30～100万株)の銘柄で細かくスキャをする
- 寄り付きの材料なしGD銘柄のリバを狙う
などなど。１つの手法でも時間帯や銘柄の値動き・出来高などで使い分けをしていくことで、手法を横展開させていきます。どれか１つの手法が潰されても他の手法が残っているのでそれほど困ることはありませんし、随時トレードをしていくことでまた板読みという手法の中でも新たな手法の作成ができていくはずです。
こうやって１つの”核”となるトレード手法が見つかった場合はその手法を活用して横展開、いろんなパターンに使い分けられないかを考えていくことでトレード収支が安定していきます。
評価損に耐えられるか
例えば毎月10～20万円稼いでいた人が月100万円を狙っていく場合、当然これまで以上のロットでトレードする必要があります。その場合、たとえ連戦連勝だったとしても瞬間的にはこれまでの数倍の評価損額になるタイミングは出てきます。
その評価損に耐えられるかどうかは”慣れ”も必要ですが、純粋にトレードのスキル…言い方を変えるとメンタルも必要です。評価損にどれだけ耐えられるかでその人のトレードレベルがはっきりします。例えば僕自身が2015年10月に個人投資家となった時、たった1,000円の評価損すらきつかったですが、今は10万円くらいの評価損になっていてもそれほど気にはなりません。もちろんまったく気にならないかと言えばそれは嘘で、いずれはプラテンして利食いができたり、短期的には負けてもトータルでは勝てたりすると思っているから気にならないだけです。
これまでの数倍の評価損となった場合でも今までと変わらずトレードできるかどうかは必ず考えておきましょう。もしできそうにない場合はいきなり月100万円を狙うのではなく、月10万のプラスが安定しているのであれば月20万を狙うといった形で、目標を刻んでいって少しずつステップアップをしていってください。
相場に合わせて緩急をつける
月100万を稼ぐといっても毎月必ず稼ごうとする必要はありません。これまでトレードをやっているならわかると思いますが、トレード収支なんて相場と同じように波があるものです。例えば僕で言うと、2024年は年間収支が2,000万円を超えていますが100万稼げていない月は3ヶ月もあります。ちなみに2023年は年間収支+1,234万円とぎりぎりアベレージで月100万を稼げていますが、100万円稼げていない月は9ヶ月もありました。
どんな相場でも稼ぎたい気持ちはわかりますが、どれだけ努力しても稼げない月はあるものです。そう割り切って相場とトレード手法が合わない時は無理せず諦める気持ちも大切です。副業があれば稼げない月も焦らず相場に向き合えるので、株一本で稼ごうとするより副業も作っておくのは非常に大切です。僕は中古家電せどり・ブログ・YouTubeと3つの副業をやりつつ、優待・配当狙いの安定した長期投資もやっています。
トレード資金500は必要
月100万稼ぐ資金として、最低でも500万くらいは用意しておきたいです。1,000万円くらいあればトレードの選択肢も増えるので、できることなら1,000万円は用意しておきましょう。
500万円で100万稼ぐとなると月利回り20％ととんでもない数字ではあるんですが、短期トレードであれば達成できない数字ではありません。実際に僕自身だと資金50万円で月50万くらい稼いでいた時期もありまして、利回りで言うと月100％です。
トレード手法やリスクの取り方によって月100稼ぐための資金は変わってきます。1,000万円もあれば無理なリスクを取らずとも月100狙うことは可能な水準です。
まとめ
それではまとめです。
いかがだったでしょうか。僕の経験を元に月100万円稼ぐためにやるべきことを紹介しました。僕自身は月100万円稼ごうと思って行動してきたわけではなく、トレードで稼ぐための努力をしていたら気付けば月100稼ぐことが当たり前になっていた感じです。
とは言っても自分としては初心を忘れずと言いますか、トレードで大金を稼ぐことより毎月安定して生活費を稼ぐことを重要視しています。なのでリスクを取って毎月100万円以上稼ぐことより、毎月50万円を安定して稼ぐ方が大切です。今後も相場の世界で安定して稼ぎ続けられるよう努力を継続していきたいです。
僕の経験が参考になりましたら幸いです。
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