Contents
デイトレ用のパソコンとして日本HPのワークステーションZ440を購入
2018/2に約2年使っていたパソコンが急にぶっ壊れました。修理するかどうか迷ったのですが、元々価格が安い…という理由だけで選んだパソコンなので良い機会だと思い新しいパソコンに買い換えました。それが今回こちらの記事で紹介する日本HPのワークステーションZ440です。前回とは違い価格はあまり気にせずにデイトレードに適したスペックだけを求めて選んだパソコンです。
デイトレードを行う際はモニターを複数表示させて様々な情報を入手したり、ソフトを立ち上げたり、発注端末で数秒を争う売買をしたりするので、とにかくパソコンのスペックが要求されます。スペックの良し悪しで収益額が大きく変わる可能性もあるので、ここはいくらでもお金を掛けて良いと考えていました。
・パソコンの価格、スペック
・なぜこのパソコンを選んだのか
・Z440を購入する際に大切な基本構成
・Z440を購入する際の注意点
についてこちらの記事ではお伝えします。
現在のトレード設備はこんな感じです。

トレード環境や設備に関してはこちらでも詳しく記事にしています。
ネット環境に関してはこちらの記事で記載しています。デイトレードにはパソコンのスペックも大切ですが、ネット環境も同じくらい大切です。通信速度が遅かったり、たまにネットが繋がらなくなったりとしている人はネット環境を一度見直すことをおすすめします。
⇒デイトレードで最適なネット環境とは-ネット回線・プロバイダ-
デイトレ用のパソコンとしてHP Z440を選んだ理由
そもそもHPのZ440をデイトレード用のパソコンとして選んだのは有名な個人投資家が使っていたからです。お名前はRINGさん。トレードをしていてTwitterを活用している方だと知らない人はいないでしょう。Twitterで【 @xRINGx パソコン】と検索をするとRINGさんご自身が使っているパソコンについてのツイートをいくつか見ることが出来ますので、興味ある方は是非一度見てみてください。
パソコンとワークステーションの違い
僕自身パソコンにあまり詳しくありません。とにかくデイトレード用として使うためにスペックの良いものを探していましたが、そもそもパソコンとワークステーションの違いすら知りませんでした。調べていると日本HPのサイトにこういう記事があったのでご紹介します。
※ワークステーションと言うのは長いので、こちらの記事ではワークステーションのこともパソコンと言っています。
【パソコンを更に良くしたもの】ってイメージ
調べてみると、表現の仕方が難しいのですが【業務用PC】って感じな気が僕はしました。普通のパソコンより更に処理能力を高めてそして長時間の稼働にも耐えられる、それがワークステーションなのかな、と(あくまで僕の感想です)。そう考えるとデイトレード用に向いているパソコンだと思ったので本格的に購入を検討しました。
カタログはこちら
カタログもあります。PDFです。
⇒HP Z Workstation-プロフェッショナルが求める一台-
⇒HP Workstation Zシリーズ-プロフェッショナルが求める一台-
スタッフの電話対応が超親切
僕としてはパソコンのスペックと同じくらい大切にしているのですが、スタッフさんの電話対応が超親切でした。パソコンについての知識が無さすぎるのでスタッフさんのお力を借りる必要があったからです。スタッフさんの対応があまり宜しくなければ多分僕はこちらでパソコンを買わず他社を検討していたと思います。笑 本当に親切に対応して頂いて、知識の無い僕に一つひとつワークステーションのことやZ440の基本構成のこと、そして購入後に僕が用意しておかないといけないもの等について教えて頂きました。TOTAL90分くらい電話対応して貰っています…本当にありがとうございました。
購入するかどうかは未定だけれども製品について聞きたい場合は下の画像の0120-436-555に電話を掛けると色々と教えて貰えます。僕はまず0120-436-555の番号に掛けた後、スタッフさんから個人営業担当(0120-111-238)に繋いで頂きその方に更に色々と教えて頂き電話で全て基本構成を決めて購入を即決しました。(個人営業担当との電話で即決したら少し安くして頂ける可能性があります…ご参考までに。あくまで可能性ですので。笑)

Z440を購入した際の基本構成とその他必須付属品
では僕がZ440を購入した際の基本構成を全てお伝えします。
※基本構成を変えたもののみ分かりやすく色を変えています。参考にしてください。
Z440の基本構成を選べるサイトへ飛びます。

全てが標準の基本構成だと220,212円です。普通にパソコン買うならこれだけでも結構な価格です。
・言語
日本語版
一言⇒当然日本語です。
・オペレーティングシステム
Windows 10 Pro (64bit) (日本語版)(Intel Xeon4コア以下搭載システム用)
一言⇒windows7が標準みたいですが、新しい方が良いのでは…とのことでwindows10にしました。ちなみにwindows10にチェックを入れるとエラーが表示されますが、2個先のリカバリメディアオプションでリカバリメディアキットなしを表示するとエラーが解除されます。
・BIOS設定
なし
・リカバリメディアオプション
リカバリメディアキットなし
・プロセッサー
インテル(R) Xeon(R) E5-1620v4 プロセッサー (3.50GHz, 4コア, 10MB, 2400MHz)
一言⇒ここで+55000円です…お高いですね。ただ処理能力を上げるためには大切とのことで、プロセッサーは少し良いものを選びました。
・プロセッサー冷却方式
HP Z クーラー
・メモリ
16GB DDR4 SDRAM(2400MHz, ECC, Registered, 8GBx2)
一言⇒メモリは標準ではなく営業担当の方からアドバイスを頂きスペックを上げて16GBを選択しました。+48000円です。
・SASコントローラ
なし
・オペレーティングシステムインストール先ドライブ
SATA/SASストレージドライブにインストール
・PCIe ストレージドライブ
なし
・ハードディスクドライブ
500GBハードディスクドライブ(SATA, 7,200rpm)
一言⇒容量はパソコン価格を考えると小さいですが、トレード用なので特に気にせず標準を選びました。足りないと思えば後付けしたらいいだけなのでここはコストを抑えました。
・増設用ハードディスクドライブ(2nd)
なし
・増設用ハードディスクドライブ(3rd)
なし
・増設用ハードディスクドライブ(4th)
なし
・ハードディスクドライブのRAID構成
なし
・グラフィックス
NVIDIA Quadro P400 2GB
・グラフィックス 2nd
NVIDIA Quadro P400 2GB 2nd
一言⇒このグラフィックスというのはパソコン本体とディスプレイを繋げる為に必要なものです。一つ上の選択で「NVIDIA Quadro P400 2GB(標準)」を選んでいますが、これ1つで本体からディスプレイを3画面繋げます。僕は3画面じゃ足りないので、その2倍の6画面を繋げられるようにグラフィックス 2ndで「NVIDIA Quadro P400 2GB 2nd」を選択しました。これで3+3で6画面繋げることができます。+15000円。
・ディスプレイ変換アダプタ
なし
一言⇒ここが僕は一番ややこしかった部分です。パソコン本体とディスプレイを繋げるためにはアダプタが必要です。パソコンの差込口は「ミニディスプレイポート」と呼ばれる差込口です。そして僕はディスプレイではVGAで繋いでいます。VGAの差込口はZ440にはありませんのでミニディスプレイポートとVGAの変換アダプタが必ず必要になってきます。HP-Z440の基本構成ではミニディスプレイポートとVGAの変換アダプタは付いていませんので、自分で買う必要がありました。買ったものは以下の3つです。正規品では無いのでいくつか買ってみて使えるものと使えないものを分けようと考えていたのですが、結果全て順調に使えています。
・エレコム 変換ケーブル miniDisplayPort-VGA 2m ブラック AD-MDPVGA20BK
⇒こちらは変換アダプタではなくミニディスプレイポートからVGAへと繋げる為のアダプタです。
・Mini DisplayPort VGA 変換アダプタ , Rankie 金メッキコネクター搭載 Mini DP (Thunderbolt) オス→ VGA メス 変換ケーブル
・ICZI Mini Displayport VGA アダプタ ミニディスプレイポート(Thunderbolt ) – VGA 出力 PC プロジェクター ケーブル ミラーリング Apple製品 MacBook Mac Macbook pro Mac Air , Microsoft Surface pro/pro2/pro3/pro4 ThinkPad X1動作確認済み
⇒以下二つはミニディスプレイポートとVGAとの変換アダプタです。
———————————————–
※2018/07/14記載
上ではミニディスプレイポート⇒VGAへとパソコン本体からディスプレイへと繋げていますが、この状態だとアナログ式でしかディスプレイは表示しないそうです。VGA端子は2009年以降はあまり使われていない端子だそうです。アナログ式だとブルーレイディスクが設定上ブロックされているみたいで見ることができません。その為ミニディスプレイポート⇒HDMI端子へと繋ぐようにアダプタを変更しました。HDMI端子だとディスプレイはデジタル式で見れるとのことで、デジタル式だとブルーレイもディスプレイで見ることができます。ブルーレイを見たい人、というかVGA端子はそもそも古いみたいなのでHDMI端子へと変換するのもアリかもしれません。(デイトレードとは全く関係ない話で、パソコンでブルーレイを見たい人だけが読んで頂ければと思います。)
・Amazonベーシック Mini DisplayPort – HDMI 変換ケーブル 1.8m
ちなみにこの下で紹介している”オプティカルドライブ”で僕は”DVDライター”を選択しています。このままだとブルーレイが見れません。なのでpioneerのこちらの商品を購入しました。この商品だとDVDやblu-rayが見れる有名な有料アプリ”Power DVD“も無料同梱されているのでおススメです。Z440にはDVDやblu-rayを見れるアプリは最初入っていないので自分で何かしらインストールしないといけません。無料や有料のものがたくさんありますが、Power DVDは本来5000円くらいインストールするのにお金がかかりますが無料で同梱されています。下のオプティカルドライブでブルーレイドライブをチェックすると+20,000円かかりますが、pioneerのこちらの商品だと+10,000円くらいの出費でblu-rayも観れるし、Power DVDもインストールできるし、コスパが良いです。
・Pioneer パイオニア Win & Mac対応 BDXL対応 USB3.0 クラムシェル型ポータブルブルーレイドライブ ブラック BDR-AD07BK
———————————————–
・オプティカルドライブ
DVDライター(スリムライン)
・増設用オプティカルドライブ
なし
・メディアカードリーダライタ
なし
・ネットワークコントローラ 2nd
なし
・Thunderbolt-2
なし
・シリアルポート
なし
・キーボード
USB スリムスタンダードキーボード(日本語版109Aキーボード)
・マウス
USBレーザースクロールマウス
・マウスパッド
なし
・モニタ
なし
・モニタ 2nd
なし
一言⇒モニタは家にたくさんあるのでいりません…必要な人は買った方がいいでしょう。ちなみに僕が使っているのはモニターを縦と横どちらにも切り替えられるのでとても便利です。画面も大きいのでトレードとしてはもちろん普段使いとしても使いやすいです。机が少し小さめの人とかは縦画面にすることでモニターを複数置くことができるので、情報量が増えるでしょう。
・iiyama モニター ディスプレイ XB2783HSU-B1 (27インチ/フルHD/AMVA+/HDMI,D-sub,DVI-D/昇降/ピボット/3年保証)
※今はもう上記の商品は売り切れていて、今は新しいバージョンの商品が登場しています。商品名に”ピボット”と書かれていると縦横変更できる商品です。↓の商品が上記と同じメーカーで縦横変更できる商品なのでおすすめです。
⇒iiyama モニター ディスプレイ XUB2790HS-B2 (27インチ/フルHD/AH-IPS/HDMI,D-sub,DVI-D/昇降/ピボット/3年保証)
(Amazonのページに飛びます)
・オフィスソフトウェア
Microsoft Officeイメージなし
・セキュリティチップ(TPM)バージョンアップ
なし
・ラベル貼付サービス
ラベル貼付(シリアル番号,Macアドレス1,UUID)
一言⇒これはありでもなしでもどちらでもいいと思います。
ここから下は全て保証内容をアップグレードするかどうかの内容になります。僕は全て標準のままなので、省略します。
全てを選択し終えると価格が大きく跳ね上がって、340,740円となります…。今って5万円~10万円くらいあればそこそこのパソコンを買える時代なので、そう考えるとこの価格は物凄く高いですね。

Z440を使ってデイトレードしてみた感想
Z440が届いて仕事(デイトレード)をしてみた感想としては、使ってみて1時間も経たずに前に使っていたパソコンとの違いを感じることができました。スペックが全然違うんでしょうね。板乗りが特別早くなるわけでは無いのですが、サクサクとツールが動いてくれるので本当に使いやすいです。パソコン変えるだけでこうも違うものなのかと驚きました。デイトレードをするにはネット回線も当然大切なんでしょうが、パソコンのスペックの高さも大切なことを改めて思い知らされました。デイトレード用のパソコンを探している方はHPのZ440をお薦めします(^^)
最後に
このパソコンを使ったトレード設備については別記事で詳細にお伝えしています。
※2018/9にZ240も購入しました。購入した最大の理由はどちらかが故障した時に修理出している間仕事が出来なくなるのでそのリスクを0にする為です。どちらも6画面繋ぐことができて、Z240の方が安い価格になっていますが、どちらでもデイトレードとして使用するには十分すぎるスペックとHPの社員さんに言われています。

トレード設備は投資家にとってとても大切なものです。特にデイトレードを専門にしている人はスペックの高いものを揃えておかなければコンマ何秒の差ですが、処理速度で負けてしまいます。株で勝てるかどうかの前段階でして、ここでスペックの低いものを揃えていてはいくらトレードが上手い人でも勝つことはなかなか難しいでしょう。しっかり良いものを揃えてトレードをされることをお薦めします。そしてこちらの記事がその参考に少しでもなりましたら幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。(__)
⇒生産性を上げる為に!パソコン使って行う在宅ワークに必要な道具は?
ネット環境に関してはこちらの記事で記載しています。デイトレードにはパソコンのスペックも大切ですが、ネット環境も同じくらい大切です。通信速度が遅かったり、たまにネットが繋がらなくなったりとしている人はネット環境を一度見直すことをおすすめします。
⇒デイトレードで最適なネット環境とは-ネット回線・プロバイダ-
デイトレードやスイングトレードの手法も公開していますので、是非こちらの記事も読んでみてくださいね。
pc本体はどこに置いていますか?
コメントありがとうございます(^^)
ディスプレイが6台ありますが、左から2番目のディスプレイの下にZ440を置いて、一番右のディスプレイの下にZ240を置いています。