コツコツドカンで負ける人と負けない人の違い-投資はTOTALで勝つ-

【この記事を書いた人】元証券ディーラー めたん

現在は専業投資家として株式投資で生計を立てつつ、在宅でできる”せどり”や”ブログ”で副収入を作っている。株式投資の知識や勝ち方、在宅ビジネス”せどり”での稼ぎ方、お金のメリットや考え方、趣味の登山や旅行について記事にしている。

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コツコツドカンでは一生投資では勝てない

コツコツドカン…投資をやっている人なら一度は聞いたことがある言葉です。そして一度は誰もがコツコツドカンで大きく損をした経験をしているでしょう。僕も投資を始めた頃はしょっちゅうありました。コツコツと利益を積み重ねていても、大きな下げがあった時にまともにやられてしまってドカンと損失を計上…。数日、数週間積み上げた利益がたった数日で溶けちゃう最悪の事が何度もありました。

何度もコツコツドカンで大きな損失を出してしまって気付いた事は、投資では全ての売買で勝とうとせずに、トータルでプラスを残せていたらそれで良いんだ、ということ。当たり前と言えば当たり前かもしれません。でもそれを気付くまでに時間は結構かかってしまいました。

こちらの記事ではコツコツドカンで負けない為の考え方を記事にしました。コツコツドカンで普段負けてしまう人は是非参考にしてみてください。

コツコツドカンにはならないパターンを例に

一つ、具体的な例を出して説明します。

株の売買を10回やった時に以下の結果になったとします。

単位は円です。

1回目:+1000円

2回目:-1500

3回目:-500

4回目:+2000

5回目:-500

6回目:±0

7回目:+1000

8回目:+500

9回目:+1000

10回目:-500

この10回の売買を全て足すと+2500円となります。勝率で言うと5勝4敗1分。10回の中で半分しか勝てていませんが、トータルではプラスを残せています。半分だけしかプラスを残せなくとも、損を小さく利を大きくすればトータルでは勝てます。

収益の2500円を売買回数の10で割ると、+250円。平均すると一回当たり250円のプラスを出している計算となります。一回一回の売買では勝ったり負けたりするかもしれませんが、気にせず同じやり方を貫けば一回当たり250円ずつお金が増えていく計算となります。

投資ではなくギャンブルでも考えてみましょう。

ギャンブルは普通にやっていれば必ずお金がどんどん減っていきます。それは還元率がマイナスだからです。パチンコの還元率は85%程度。競馬なら75%程度。これはパチンコで10000円投資したとしたら、8500円しか返ってこないことを意味しています。残りの1500円がお店側の儲けになります。当然ですね。お店側が儲からなければ経営が出来ないのですから。

ただ中にはパチプロと呼ばれるような人が存在して、継続してギャンブルでも勝っている人は必ずいます。それは勝ちやすい(期待値の高い)場面を見極めて、勝つ確率が高い時だけを狙ってやっているからです。トータルで勝てるやり方さえ見つければ、パチンコでも投資でも負ける日もあるかもしれませんが、一週間や一ヶ月で見ればトータルするとプラスを残せているはずです。

投資で勝つためには1回毎の売買の勝ち負けを気にしない

投資で勝つためには1回1回の売買での勝ち負けにこだわらない事が大切です。株式投資では10回中10回勝つ必要はありません。収益の額と損失の額が毎回同じであるならば、10回中6回収益を出すことが出来るならば、必ずじわじわとお金は増えていきます。その10回中の1回だけ負けたところで、その損失にこだわる必要はありません。

投資で勝てない人に多いのは、全ての売買で勝とうとすること。そういう人にありがちなパターンがコツコツドカンです。コツコツドカンの売買パターンには3種類あります。

①株を買った後上昇して、普通に利食いをする。

②株を買った後に値下がりして評価損になってしまったが、ナンピンをしてしばらく待っていると株価が戻ってきて、同値撤退もしくは小さく利食いをする。

③株を買った後値下がりして評価損になってしまったが、いつも通り我慢をしていると戻ってくると思い放っておいたが戻ってこず、ナンピンをして平均買い単価を小さくするも更に大きく値下がりしてしまい、大底で損切りをしてしまい株を辞めたくなるくらいの大きな損切りをする。

トータルで勝つことを考えず、全ての売買で勝とうとする人にありがちの3パターンです。①は当然ながら良いパターンですね。そして③は最低ですね。ただ③を経験している人の多くは大きな損切りをした時、「相場が悪かった、運が悪かった」等の言い訳をされる方が多いです。でも相場には運は無いんですね。負けた時は全て自分の実力が無いから負けるのです。

③の理由で損切りをされる人は、その前に②の経験が多いはずです。③のパターンと言うのはそもそも稀です。大体ナンピンをしていれば10回中9回は同値撤退もしくは小さく利食いをすることができます。でも株式投資と言うのはたった一度の負けでも退場をする可能性があるものです。年に数度の暴落、数年に一度の大暴落、そんな時でも退場をするような損失を出さないようにするためには、そもそも②の時に我慢をせずに、自分が損切りをする価格を決めておいて、その価格になれば損切りをしておけば、③のパターンにはならないでしょう。

たった一度の負けでも退場をしてしまう可能性があるのが投資の怖いところ。いつ来るかわからない暴落に備えて、普段からしっかりと損切りをする事を意識しておきましょう。1回の売買での勝ち負けには意味は無いんですから。トータルで勝つことを目指しましょう。

宝くじは100%お金が減っていくギャンブル

コツコツドカンのタイプの人で見かけるタイプの一つに夢を見る人がいます。株は夢を見るもの…と僕は昔株式投資を教えて頂いた師匠から教わった事があるのでその気持ちも物凄くわかりますが、夢を見続けるとそれはそれで大変な事になります。これはギャンブルで考えてみるとわかりやすいです。

例えばパチンコとかパチスロって中にはトータルでプラスを出せている人っていますよね。パチプロという言葉もあるわけですし。パチンコもパチスロもお店側が経営していくために、お店側がある程度の儲けを出すために還元率はマイナスにしています。先ほどもお伝えしたことですね。

でもプロと呼ばれる人は自分なりに色々と分析をして、勝ちやすいパターンを見つけ出します。そしてしっかりと分析した事で、勝ちやすい時にしかプロは手を出しません。だからこそ勝てる人にとってはパチンコもパチスロも還元率はマイナスでも、収益をプラスに持っていくことが出来ます。ほとんどのギャンブルでは、やり方さえしっかりしておけば収益をプラスに持ってこれるんでしょうね。

しかし、どうしようも無い…と言うか、皆が平等なギャンブルもあります。工夫のしようが無いというか、全員の還元率が必ず同じというか。…そう、宝くじです。これは工夫の余地が無く、「宝くじを買う」だけしか出来ないことです。そして宝くじの還元率は50%前後と言われています。宝くじはあらゆるギャンブルの中で一番還元率の低いギャンブルです。還元率が50%と言うのは、3000円分の宝くじを買っても1500円しか戻ってこないという事です。買えば買うほど、お金が半分になる…これが宝くじと言うギャンブルです。笑 CMでは夢見させるように作られていますが、還元率で考えるとお金の無駄遣いでしかありません。

トータルで勝てるようになると、収益が物凄く安定する

1回1回の売買を気にし過ぎずに、トータルの収益で評価をする。これをしっかりと納得して実践していけば、今まで投資で結果を出せなかった人も結果が変わってくる可能性が高いです。僕自身、昔は損切りが嫌で嫌でしょうがなかった過去もあるので、昔と今を比べるとやはり大きく結果は変わっています。「これ以上損失を計上出来ない。だから損切をせずに放置をしておこう…」と考えて損切りを先送り先送りにしてしまい、結果的に絶望的は損失になってしまった事が何度かあります。そういう時は大体大底で損切りをしてしまうものです。

冷静に考えると何であんなところで損切りをしてしまったのか…と思ってしまいますが、ポジションを持っていて、しかも評価損が恐ろしく大きくなっている時に、人は冷静に物事を考える事が出来ません。多くの人が一度は経験していることでしょう。

多くの投資家は利確より損切りの方が大きな額になっています。しかし一回の売買の結果を気にし過ぎずにトータルで勝てれば良いと考えることで、それを防げる可能性が高くなってきます。勝率は多少低くても損小利大を目指すのか、勝率を高くして損切と利確の額を同じにすることを目指すのか。これはその人の性格によって変わってくるでしょう。

⇒株を持っている投資家が冷静でいられない理由

勝率が100%の手法は損切りをしない事

勝率が100%ってあり得ないように見えて実は簡単なんです。ただ、勝率が100%を目指すと必ず退場をするという不思議な現象が起こりますので絶対やらないようにしましょう…。株を買っても損切りさえしなければ、それは損失には繋がりません。勝率が100%を目指したい人は、利益確定だけをして、損切りを一生しなければいいだけなんです。評価損になったとしても、それを実損として計上しなければ損失とは言えません。

でもずっとそんなやり方をしていればどこかで買った株価が下がり続けてしまい資金の全てを失ってしまいますので絶対やらないようにしましょうね。

上手い人でも勝率は60%程

勝率100%を目指す人はコツコツドカンでいずれ大きすぎる損切りをすることになるか、一生を懸けた塩漬け株を持ち続ける事になるか、二つに一つでしょう。損切りは必ず必要なことです。損切りをしないと株で収益を出すことは不可能です。どれだけ上手い人でも損切りは必ずしています。でもそれ以上に収益を出しているから、トータルで見て収益を出すことが出来ているわけです。

どれだけ上手い人でも、勝率は60%前後です。5回に2回は損切りをしているのです。ですので損切りを悔しいことだとは思わずに、損切りして当たり前と思えるくらいに損切りに慣れていきましょう。慣れたくはないんですけどね。笑

本当に勝ちやすいと思った時だけエントリーをする

株で勝つためには自分にとって簡単な時だけ、勝ちやすいと思う時だけにエントリーを繰り返さねばなりません。多くの人は、よくわからない時にもエントリーをしてしまったり、「これは遊びだから」みたいな理由でギャンブルのようなエントリーをしてしまったりしている人が多いです。こんな事をしていると収益を出すことは難しくなるでしょう。

難しい事はせずに、自分にとってこれは勝てる…!と思った時だけエントリーをして、それ以外の時はチャンスが来るまでずっと我慢をしましょう。それだけエントリーを厳選したとしても、勝率は60%前後にしかならないと思います。…となると、やはり自分にとってわからない時にエントリーをすると勝率はどんどん減り、やはりトータルで勝つことは難しくなるでしょう。

何が何でもコツコツドカンをしないようにする

意識すべき事は何度も何度も言っていますが、コツコツドカンをしないようにすることです。先ほどの3つをもう一度紹介しましょう。

①株を買った後上昇して、普通に利食いをする。

②株を買った後に値下がりして評価損になってしまったが、ナンピンをしてしばらく待っていると株価が戻ってきて、同値撤退もしくは小さく利食いをする。

③株を買った後値下がりして評価損になってしまったが、いつも通り我慢をしていると戻ってくると思い放っておいたが戻ってこず、ナンピンをして平均買い単価を小さくするも更に大きく値下がりしてしまい、大底で損切りをしてしまい株を辞めたくなるくらいの大きな損切りをする。

①は良い事でしたね。そして③が駄目でした。③というのはたまにしか起こりませんが、③が起こる要因は②を繰り返してしまう人が年に数度の暴落や数年に一度の大暴落で②から③へと変わり、大損するんでした。大負けを減らすためには、③を絶対に無くさなければいけません。③を無くす為には、②を無くさねばなりません。そう、自分で決めた損切り価格を必ず守る事です。それさえ守っておけば、コツコツドカンになる事は絶対にありません。

相場日誌を作り反省点を見つけて、潰す

大負けを減らすためには…損切りを減らすためには、相場日誌を作る事が必要不可欠です。相場日誌というものは、その辺で売っている大学ノートの表紙に「相場日誌」と書けばそれが相場日誌となります。相場日誌に書くべき一番大切な内容は、反省点です。一日の自分の相場での行動を振り返って、ダメだった事、反省すべき事、なぜ損切りをしたのか、など思うことを書いていきましょう。

そして書いた後は、反省点にたいして、どう対処していけばいいのかを書いていきましょう。そこまで書けばもう完璧です。対処していくべき方法を考えて答えを出せれば、もうそれは自分の売買ルールに入ったことになります。そのルールを守れなければ話にはなりませんが、ルールを守れるようであれば、同じような負け方はもう二度としません。

そうすれば、負ける確率がどんどん減っていきます。負ける度に反省点を見つけて、同じミスをしないようなルールを作るんですから当然です。負ける確率を減らすことは、必然的に勝てる可能性を高めていきます。そうしていくと、少しずつ収益がマイナスからプラスへと、プラスから大きなプラスへと変わっていくでしょう。

ギャンブルをしている様な興奮が無くなった時が本物

株式投資というものを、ギャンブルと思ってやっている人もいるでしょう。ギャンブルとは思っていなくとも、知らず知らずのうちにギャンブルをやっているような気持ちになることもあるでしょう。ただ覚えておいて欲しい事は、投資の世界で勝ち続けている人はギャンブルをしているような興奮はほとんどありません。いわゆる仕事です。株をどこで買ってどこで売るのか?それをただただ考えて、行動に移すだけです。

普通に仕事をしていてギャンブルをしているような感覚になることってないですよね。笑 営業中でもいいですし、事務作業をしている時でもいいです。なんでもいいですが、普通にあなたが仕事をしていてギャンブルをしているような興奮状態になることはほとんどの確率で無いでしょう。

株式投資も同じです。ギャンブルとして考えずに、仕事として取り組んでいくとそんな気持ちは無くなっていきます。僕も投資を始めた当初はどきどき感わくわく感はありました。でも今では全くありません。いわば毎日コツコツと数字を積み上げていくだけの作業です。

だからといってつまらないわけではなく、買ったり売ったりの繰り返しではあるのですが、相場は毎日違ったドラマを見せさせてくれるので、楽しくて仕方無いんですね。

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1 個のコメント

  • 男けんさん より:

    株式投資を始めて専業になり5年程の経験ですがすでに650万円を溶かしてしまいました。

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    元証券ディーラー。現在は専業投資家として株式投資で生計を立てつつ、在宅でできる"せどり"や"ブログ"で副収入を作っている。こちらのブログでは株式投資の説明や勝ち方、在宅ビジネス”せどり”での稼ぎ方、お金のメリットや考え方、趣味の登山や旅行について記事にしている。詳しい自己紹介は”about”をクリック!初めて来られた方は”こちら”をクリック!