2015年10月に個人投資家となってから今現在まで、トレードルームがどう変わっていったかを時系列で紹介していきます。
すべての画像は画質を落としています。またモザイクにしている部分もあります。詳しく映したくない部分もあるのでご了承ください。
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Contents
2015年10月:個人投資家に
2015年10月~12月の収支→+541,634円
2015年9月に証券ディーラーをクビとなり、2015年10月から個人投資家となりました。当時はお金が100万円くらいしかなく、そのうち50万円をトレード資金に回しています。東京で一人暮らしをしていたこともあり毎月の生活費も必要だったので、トレードルーム作りに資金を使う余裕はありませんでした。
ノートPCは1つだけ持っていたので、5万円くらいでもう1つ購入して、中古の2,000円くらいのモニターを2台購入しました。部屋も狭かったのでこたつに座椅子といった環境でのデイトレでした。この環境で半年近くデイトレードをしています。
2016年:机・椅子・27インチモニタ
2016年の収支→+7,464,114円
- デスクとチェアを購入
- 27インチモニターを1台購入
→トレードルーム構築費用は15万円弱
2016年3月の賃貸2年契約更新のタイミングで、東京の葛飾区から西東京市へと引っ越しています。部屋が広くなったことと座椅子だと腰が痛かったので、デスクと椅子を購入しました。Amazonで購入し、デスクと椅子どちらも1万円しなかった記憶があります。
デイトレで毎月50万円くらい稼げていましたし、せどりをやっていたので副収入もありました。でもまだまだ総資産が少なかったので、当時はなるべくお金を使わずトレードルームを作成していました。
- 27インチモニターが4台に増えた
- デスクトップPCを購入
→トレードルーム構築費用は約25万円
2016年夏ごろにはノートPC以外は27インチモニターで統一をしています。後はこの時期にデスクトップPCを1台購入しています。といってもスペックは低くて10万円弱のPCを購入しています。
知識がなかったこともあり、モニターはすべてフルHDです。解像度という言葉を知りませんでした。今現在は4KモニターとWQHDモニターを使用しています。高解像度モニターだと同じインチ数のモニターでも表示できるツール数が増やせます。
この時期はまだ松井証券でデイトレしかほとんどやっておらず、真ん中のモニターを発注端末として使用しており、それ以外は情報取得のために使用していました。
2018年:トレード用PCを2台
2017年の収支→+5,847,709円
2018年の収支→+8,609,964円
- DXRacerのゲーミングチェアを購入
- トレード用PCとして日本HPのWorkStation Z440を購入
- ノートPCは使わずすべてデスクトップPCに
- 27インチモニターが6台に(多分すべてフルHD)
→トレードルーム構築費用は約60万円
撮影は2018年7月。使っていたデスクトップPCが1台壊れたこともあり、トレード用PCとしてハイスペックなモノを1台購入しようと決め、日本HPでWorkStation Z440を購入しました。6画面接続できるようにPC本体をカスタムしましたが、6画面接続するとさすがに重たくなってしまうのでもともと持っていたデスクトップPCも使いながら6画面でトレードをしています。
後はDXRacerのゲーミングチェア。この時期は毎日10時間以上椅子に座るのが当たり前だったので、どうせなら良い椅子に座りたいと思い購入しました。とても座り心地が良く、疲れた時は背もたれを倒して仮眠もとれるので、購入して良かった商品です。ただメンテナンスを怠っていたこともありますが、耐久性があまりなくて3~4年間くらいで汚れが目立ってきたので買い換えています。
- トレード用PCとしてZ240も購入
→トレードルーム構築費用は約80万円
2018年10月撮影。トレード用PCとしてもう一台日本HP WorkstationのZ240を購入しています。2023年11月まではZ440とZ240の2台使いでトレードをしています。
後変わったところと言えばデスクの右側の下にニトリのラックを購入しています。いろいろと床に置いていたのをラックに置くようにして、見た目がすっきりしています。
2019年:現状維持
2019年の収支→+5,784,446円
- マウスを有線から無線へと変化
→トレードルーム構築費用は約80万円
2019年2月撮影。特に大きな変化はなく、キーボードを右側のZ240用にも買ったくらいでしょうか。この影響でデスク上にスペースがほとんどなくなっています。
後はマウスも有線から無線へと変化していますね。今も使っているlogicool GのG304です。マウスやキーボードは無線を強くおすすめしています。というのもデスク上がすっきりしますし、マウスは有線だとコードの形次第で勝手に動いてしまい、誤発注してしまうことがあるからです。
Logicool Gはゲーマー向けに作られたブランドなので、無線と言ってもラグを感じたことは一度もありません。定期的に電池を入れ替える作業とコストは必要ですが、価格も安いのでデイトレーダーにおすすめしたい商品です。
2020年:環境構築ほぼ完成
2020年の収支→18,893,954円
- 42.5インチ4Kモニターを購入
- JPXカレンダーをこの時期から毎年購入
→トレードルーム構築費用は約85万円
2020年3月に撮影。コロナショックで暴落から少しずつ戻している時期ですね。この時期に42.5インチの4Kモニターを購入しています。4Kモニターを購入したことで解像度によっての違いを大きく実感しました。
これまではフルHDしか使ってきませんでしたが、一度4Kモニターを使用するともう戻ることはできません。2020年にモニターすべてを買い換えて、4KとWQHDモニターへと変化しています。
ちなみにこの時期に使用しているデスクは耐久性が非常に弱く、最大積載質量を間違いなく超えています。デスクがガラス製だったので重さに耐えきれず割れるといったことがあってもおかしくなかったです。
- 最大積載質量80kgのデスクに買い換え
- 3台まで無線接続できるlogicoolのキーボードを購入
- 42.5インチ4Kモニターをもう1台購入
- 27インチモニターをフルHDからWQHDへと買い替え
→トレードルーム構築費用は約100万円
2020年11月撮影。引っ越したタイミングでトレード設備が大幅に変化しています。まずは強度に不安なデスクを買い換えています。garageのL字型デスクは価格10万円弱なのに最大積載質量が80kgと頑丈でコスパの良いデスクです。
42.5インチの4Kモニターが使い勝手良かったのでもう1台購入しています。そして27インチのフルHDモニターもWQHDモニターへと買い換えています。またキーボードでデスク上がごちゃごちゃするのが嫌だったので、PC3台までBluetooth接続できるロジクールのキーボードを購入しています。
デスクが大きくなったこととキーボードが1つで済んだこと、そしてモニター台数が減ったことでデスク上がすっきりとしています。
2021年:ノートPCと撮影環境
2021年の収支→+13,491,653円
特になし
2021年7月撮影。Xのアイコンとかblogでの自己紹介に使っていた画像です。トレードルームの画像探している時にたまたまた見つけたので掲載しています。今も昔も変わらず仕事中はレッドブルかコーヒー飲んでいます。カフェイン量は気にしていて、1日に200mgまでに抑えています。
- ノートパソコンを導入
- YouTube撮影用にマイク購入
- デスクを増設してモニター1台追加
- ワイヤレスのトラックボールマウスを購入
→トレードルーム構築費用は約115万円
2021年12月撮影。2018年に外出用として購入したノートパソコンを1台導入しています。理由としてはフル板の表示数を増やすためです。楽天証券のマーケットスピード2ではPC1台あたりフル板が4つまでしか表示できない仕様なので、PCを増やすことでフル板の表示数を増やしています。
2021年からYouTubeの活動を始めたのでマイクを購入しています。このマイクはUSB接続できる点が良かったのですが、初期不良があったので後に返品しています。
logicoolのワイヤレスのトラックボールマウスも購入しています。普通のマウスとは違い親指でカーソルを移動させるのが特徴です。デイトレみたいに細かな動きを素早くするのは難しいのですが、短期トレードや事務作業なんかではトラックボールマウスが活きます。後はマウスを動かす必要がないので、デスク上をコンパクトに使えるのもメリットです。
モニターを増やしたかったので、デスクを増設してそこに27インチWQHDモニターを1台置いています。
2022年:ハーマンミラーの椅子
2022年の収支→+18,432,240円
- ハーマンミラーのエンボディチェアを購入
- マイクの買い替え
- モバイルモニターを購入
- Benqのモニターライトを購入
→トレードルーム構築費用は約150万円
2022年は目に見えての変化は少ないですが、仕事環境を良くするためにいくつか投資をしています。
まず部屋が少し暗めになっていますが、電気を消しているからです。そしてBenqのモニターライトだけ光らすことで仕事の集中力を上げています。と言っても感覚的なモノなのでプラシーボ効果もあるかもしれません。
そしてハーマンミラーのエンボディチェアを購入しました。価格は約25万円しますが、12年保証がついているので1年あたりだと約2万円です。ずっと使っていたゲーミングチェアがボロボロになってきたので、めちゃくちゃ良い椅子を使ってみたいと思い購入しました。
デスクに少しスペースがあったのでノートPCに接続してモバイルモニターも使用しています。小さいですが意外と良い働きをしてくれているので購入して良かったです。
後はマイクの買い替えですかね。トレードとは関係のない部分ですが、有名なオーディオテクニカのAT2035を購入しています。この時期は空中に浮かせて?使用していますが、邪魔で仕方なかったので今はデスクに直置きして使用しています。
2023年:トレード用PC買い換え
2023年の収支→+12,347,723円
- トレードPCの買い替え
→トレードルーム構築費用は約160万円
2023年5月撮影です。2023年11月にトレードPCを買い換えました。トレード用に特化したBTOパソコンを販売されている”勝ち組デイトレパソコン販売”から購入しています。詳しくはレビュー記事にしているのでここでは書きませんが、ハイスペックPCの導入でトレードだけではなく作業効率が相当上がっています。
パソコン本体以外は特別新たに投資したものはありません。
2024年2月:トレード用PC2台目導入
- トレードPCをもう1台購入
- デスクマットを購入
- スピーカーを買い替え
- Pixelタブレットを購入
→トレードルーム構築費用は約185万円
2024年2月にもう1台トレードPCを買い換えています。同じく勝ち組デイトレパソコン販売でCPUi9-14900K,メモリ128GBとハイスペックPCを購入しました。価格は538,000円です。ノートPC含めてPC3台で108万円の費用がかかっています。
後は今更なんですがデスクを汚さないためにデスクマットを購入しました。いつもデスクに手が触れるのを気にしていたのですが、これで気にならなくなりますし、見栄えも良いです。
そしてスピーカーも買い換えています。BOSEのスピーカーを使っていたのですが、モニターと干渉してその部分が見えづらかったんですよね。サウンドバーだと背が低く設置しやすかったのでRazerのLeviathan V2 Xに買い換えました。
Pixelタブレットも購入しています。これは仕事使いというより趣味の要素が強いです。スマホの大きい版って形で使っていて、漫画読んだりキッチンで使用したりと汎用性高くて購入して良かったです。
2024年8月:ノートPC買い替え&モニター増設
- ノートPCを買い替え
- 24インチモニターを増設
- 24インチモニターはモニターアームで設置
→トレードルーム構築費用は200万円超え
2024年8月にノートPCを買い替えました。日本HP Spectre x360を購入しました。価格は定価429,000円をセール期間に329,800円で購入しています。PC3台合わせると購入価格は約120万円となりました。
ノートPCは正直ないならないで困りません。ですが楽天のマーケットスピード2ではPC1台あたりに表示できるツール数に限界があるので、少しでもツールの表示数を増やせるようにノートPCも使用しています。
どうせなら良いもの買いたいなってことでハイスペックなノートPCを購入しました。また購入したノートPCはタブレットみたいにコンパクトな設置が可能です。その影響でデスク左側に少し空間を作ることができたので、24インチのモニター24UD58-Bも購入しました。
24UD58-Bは4Kモニターですが2016年に発売されたモニターで2024年現在も製造されています。古いモニターということもあり中古であればお安く手に入るのが大きな魅力です。中古ではありますが24インチ4Kモニターが25,000円で購入できるのはコスパ良しです。
またモニターアームはエルゴトロン MXVではなく、Amazonベーシックのモニターアームを購入しました。24インチと軽いのでAmazonベーシックのお安いアームでも問題ないと判断したことと、コンパクトなモニターアームが欲しかったからです。
まとめ トレードルームを作りたい人へ
いかがだったでしょうか。2015年10月から今現在までトレードルームがどう進化していったかの過程をご紹介しました。最初はたった10万円でしたが最後には200万円を超えるトレードルームへと進化しています。
高いから良いわけでは当然ありません。僕自身が必要だと思ったモノを揃えていった結果が今です。人によっては10万円のトレードルームでも良いでしょうし、なんならスマホ1台だけでトレードをされている方もいます。
今自分がトレードをする上で何が必要なのか?を考えてみて、必要だと思うものがあれば揃えていってください。デイトレードの場合だとほんの少しの差で勝ち負けが分かれることがよくあります。そんな時にトレードルームの環境差で負けることは避けるべきです。
トレードルームにお金を掛けたからと言って必ず儲かるわけではありませんが、儲かる確率は絶対に上がります。トレードルーム作成にこちらの記事が少しでも役立てばうれしく思います。
→かかった費用は合計約10万円