株の必勝法は退場への近道-確率の高い手法を作る-

株の必勝法があれば投資家は皆億万長者

「株の必勝法」とGoogleで検索してみると、数多くの必勝法?が出てきます。一度検索してみてください。いくつかの”株の必勝法”と書かれた記事を見るとそれらしいことが書いてますし、読んでいると本当に勝てそうな気がしてしまいます。

でも、少し考えてみましょう。これだけ数多くの必勝法があれば、その数だけ株での成功者が出てくるのが当然だと思いませんか?じゃあ実際に成功者がたくさんいるかというと、やっぱり株式投資で勝ち続けている人って一部しかいませんよね。Twitterや投資ブログ等を見ていると、億以上の資産を持っている投資家を見かけることがありますが、必勝法なんてものがもしあれば彼らは毎日めちゃくちゃ楽して稼いでいるはずです。だって、”株の必勝法”なんですから。でも株で億以上の資産を築いている投資家の人たちも、毎日楽して勝っている人なんて存在せず、試行錯誤をしながら苦労をして収益を積み上げています。

僕は未だに株の必勝法を購入して楽して稼いでいる人を見たことありませんし、億以上の資産を持っている人ですら、必勝法を作って簡単に稼いでいる…なんて人も見たことありません。ほんの少し考えてみるだけで”株の必勝法”なんて存在しないということがわかります。

株の必勝法さえあれば一生安泰だと思っていた

今ではもう株の必勝法など存在しないとわかっていますが、株式投資を始めた頃の自分は気付いていませんでした。”株の必勝法”という存在しないものを探していた自分が懐かしいです。

僕は株式投資を始めた頃は、多くの本を読んだりセミナーに通ったり情報商材を購入したりして、株の必勝法がどこかに無いか?探し続けていました。株式投資で安定的に勝つために、多くの情報を集め、必勝法といった無いはずのものをずっと探していました。そして情報を集めてわかったことは、必勝法などは存在しないと言うことでした。

⇒数年前やろうとしていた投資のコンサルについて今思うこと

⇒投資の情報商材が詐欺か有益な情報かを見分けるたった一つの方法

自動売買システム(システムトレード)があれば一生安泰だと思っていた

もう一つ。

株の必勝法が無いと気付いた後は、システムトレードを開発しようと努力していた時期もありました。とある条件が当てはまる時にエントリーをすれば、勝つ確率が高い…という手法を見つける為に色々なエントリー条件を模索していました。銘柄選別、資金管理、エントリーの条件、ロスカットの条件、利益確定の条件、これらを全て機械的に行うのがシステムトレードです。

これに関しては、しっかりと検証をして勝つ確率の高い手法を開発している人も中にはいるので、見つける事は可能だと思っています。しかし僕は途中で諦めてしまいました。と言うか、僕には向いていませんでした。勝つ確率の高いシステムを見つける為に多くの時間を費やしたり、勝てるかどうかの検証を何回も繰り返したりするのが僕には手間だと感じ、あきらめました。

僕は完全にシステムを作って取引するよりも、ある程度その場の相場に合わせて感覚で取引している方が向いているし、楽しいと感じました。

僕のデイトレードとスイングトレードの手法を公開しています。

⇒初心者がデイトレードで儲けるために学ぶべき全てのこと-手法,リスク管理,資金,証券会社,PC環境,銘柄選定,心構え-

⇒スイングトレードで勝つ為の具体的投資手法と銘柄選び

”デイトレード”の本から必勝法が無い事を知る

ではここで、僕の投資のバイブル本、”デイトレード”に書いていた文章を引用します。

その何かとは、聖杯となる指標、そう、それを使えばその使いよさと固有のロジックによって巨万の富を約束するような指標である。他の物は、もしかしたら次の取引で大きな鉱脈に当たるのではないかとか、場外ホームランになるのではないかとか、往来相場でトントンまで戻るのではないかといった希望を持つのである。

しかし、熟練したトレーダーは、ことマーケットに関しては希望は危険であることを知っている。希望はそもそも人々をマーケットに惹きつけるものだが、マーケットでの成功と言うことに関しては、ほとんど役に立たない。むしろ、マーケットでの成功をもたらすものは、安定的に利益を上げることができる要因が何であるかを見極める能力である。

つまり、希望とか欲望とか恐怖を投影させることなく、チャートに表れていることを読み取る能力だ。他の価値のあるものと同様に、これは言うが易し、行うは難しである。ここで求められる鋭敏さは、成熟と自立である。換言すれば、自分自身とそこに見えている利益に集中するのではなく、取引の可能性に集中するのである。それを成し遂げるためには、結論に至るまでにコツコツと事実をかき集める科学者の態度が必要である。

⇒デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術

確率論で考える事で損切りを受け入れよう

何度も言っている通り株式投資には必勝法は存在しません。しかし、勝つ確率の高い手法は存在します。確率論で考えることが株で勝っていく上でとても大切です。

確率論で考えるということは、損切りは当たり前のこととして受け入れなければなりません。専業トレーダーでも勝率は大体6割くらいと言われています。10回取引すると、そのうち4回は損失で終わってしまうわけです。その4回の損失を当たり前のものとして受け入れて損切りをできるかどうかで株で勝てるかどうかが決まります。下手な人は10回中10回勝とうとします。そういう人はどこかで大損をしてしまいます。でも上手い人は10回中4回を小さな損切りで終わらせ、残りの6回でしっかり利益を確定してトータルでプラスを出しています。

⇒株で大損しない為に-暴落を防ぐことが全て-

勝つ確率を高める為には損小利大を狙う

大切な事は、損を小さくして、利益を大きく伸ばす事です。言葉にするだけなら簡単ですが、実際に実行する事はめちゃくちゃ難しいです。損小利大ができるならば相場で勝っているわけですから。しかしここを目指さなければ株で継続して勝つことは難しいでしょう。

”損は小さい間に早めに損切りをして、利益は可能なだけ伸ばしまくる。”

株で勝ちたいなら必勝法なんて無いものを探すのではなく、勝つ確率の高い場面だけエントリーをし、損切りは当然の事と捉えて、損を小さくすることを意識するようにしましょう。負けを小さく勝ちを大きく。僕が尊敬するトレーダー、テスタさんがよく仰っている「負けなければおのずと勝ちになる。」を目指すのが一番だと僕は思います。

まとめ 株で勝ちたいなら確率論で考える

こう考えると結局株で勝つなら確率の高い手法を作ることが大切です。

確率論で物事を考えると、損切りもそこまで苦痛じゃなくなってきます。確率で考えると損切りは10回中4回は必ずしなければいけないわけですから。損切りは誰でも嫌なことですが、確率で考えると必ずしないといけない事がわかります。

1回1回の取引で勝った負けたなんて考えるのは無意味です。そうではなく、10回あたりや30回あたりの取引でトータルで見て収益が出ているのかどうかを考えていきましょう。そうする事で、本当に自分自身が勝てるトレーダーになっているのかどうかがわかってきます。必勝法ではなく確率論で考えて株で収益を出していくことを意識していきましょう。

運営者一番お勧めの「デイトレード」から学ぶメンタルの鍛え方

次はこちらです。

⇒バンドワゴン効果-マーケットでの人の心理の全てがここにある-

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めたん

めたん

元証券ディーラー。現在は専業投資家として日々相場に向き合いつつ、他にも家にいながらできる"せどり"や"ブログ"で収入を作ってのんびりと生活をしています。こちらのブログでは株式投資の日々の戦略や収益、相場への考え方や向き合い方、完全在宅ビジネスの内容、お金についてのメリットや考え方、趣味の登山や旅行について記事にしています。   詳しい自己紹介【about】を読んでみてください。

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