相場で勝つ為には”手法・メンタル・相場観”の3つが必要

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1 相場で勝つ為に手法しか探していない人が多い

相場で勝つ為に手法しか探していない人が多い

株式投資を始めたばかりの人も、始めて時間が経つ人も、多くの個人投資家は相場で勝つ為に手法しか探していない人がめちゃくちゃ多いです。手法さえ見つける事ができれば相場で勝てるのに…と考えて、日々色々な本を読んだり、ブログを読んだり、セミナーに行ったりして、相場で勝てる手法を模索しています。

相場で勝つ為には手法だけ模索していても意味は無い

知っておいて欲しい事は、手法だけを模索していても意味が無いということです。手法も大事です。めちゃくちゃ大事です。ですが手法だけを見つけても株で勝てるようにはなりません。相場で勝ち続けているプロから同じ手法を教わったとして、それさえあればあなたも継続して勝ち続ける事が出来ると思いますか？僕はそうは思いません。と言うのも、題名でも言っているように相場で勝つためには手法だけではなく、メンタルと相場観も必要だからです。

⇒株の必勝法は退場への近道-確率の高い手法を作る-

⇒連敗していてもルール通りにトレードをしなければいけない。

相場の世界には必勝法など存在しない

相場の世界には必勝法などはこの世に絶対に存在しないと言うことだけは知っておきましょう。株式投資初心者ほどこの必勝法を探そうとしてしまいますが、あるはずの無いものを探していても時間の無駄です。「勝つ確率が高い手法」ならばたくさん存在しますが「必勝法」は相場の世界では存在しません。必勝法…なんて甘い言葉で情報商材を販売している商材屋さんもいますが、近づかないようにしましょう。

もし必勝法などがあれば、素人でもその通りにさえやれば億万長者に簡単になれますよね。でもそんな人っていませんよね？相場で勝つってそんな甘いものじゃないと言うことは相場をやってきている自分自身が一番わかっているはず。

⇒数年前やろうとしていた投資のコンサルについて今思うこと

⇒投資の情報商材が詐欺か有益な情報かを見分けるたった一つの方法

僕の手法に関しては他記事で全て紹介している

僕はデイトレードとスイングトレードを上手く使い分けて日々収益を積み重ねています。手法に関してはあまりに長くなりすぎるので他記事でがっつりと紹介しています。

⇒初心者がデイトレードで儲けるために学ぶべき全てのこと-手法,リスク管理,資金,証券会社,PC環境,銘柄選定,心構え-

⇒スイングトレードで勝つ為の具体的投資手法と銘柄選び

実際のデイトレード動画も公開しているので、デイトレに興味がある人はこちらもどうぞ。

⇒デイトレーダーのデイトレード動画を観たい人へ

相場で勝つ為に一番鍛えるべきはまずメンタル

相場で勝ちたい人が、相場で勝つ為に一番鍛えるべきだと思うのは手法・メンタル・相場観の中でメンタルの部分です。メンタルを鍛えておかないといくら期待値の高い手法が見つかったとしても、その手法(ルール)を実践できないからです。メンタルが弱い人は勝てる手法を構築したとしても、ルールを破ってばかりで結局相場で勝てません。

メンタルの鍛え方で一番僕がすすめたい方法は僕が投資のバイブルにしている本を何度も読む事。１０回くらい読んで欲しいですが、最低でも３回読んでください。そしてここ大切だな～と思う部分は折り目を付けて、線を引いて、いつでもすぐに読み直す事が出来るようにしてください。

そうすると、自分だけの参考書になっていきます。何か上手くいかなくなった時、線を引いた部分だけを読み直すだけで自分が忘れていた事、気を付けないといけない事が思い出されます。何度も何度も、ボロボロになるくらいこの本は読んでください。そのくらい大切な事しか書かれていない本です。

⇒株式投資初心者におすすめの本-投資のバイブルにしてほしい-

⇒デイトレード-マーケットで勝ち続けるための発想術-

コツコツドカンが多い人はメンタルが弱い

コツコツドカンで負けてしまっている人は、メンタルが弱い可能性がとても高いです。相場で勝つ人はドカンと負けることがほとんどありません。コツコツ勝ってたまにドカンと勝って、負ける時はこつんとしか負けません。上手い人はどんな時でも小さく負けています。じゃあこの違いって何なのかと言うと、自分が作ったルールを厳守しているかどうかです。たったこれだけです。あなたは自分で作ったルールを１００％守る事は出来ていますか？損切りしないといけないけどちょっとだけ我慢…なんて事を普段１回でもしていないと言い切れますか？株を買う時に明確な理由はありますか？

損切りをしなくとも、１０回中９回くらいは正直買値に戻ります。損切りをしなくても結局は買値で同値撤退が出来るわけです。でも損切をしなくても我慢してればいいんだと思って、それに慣れてしまうと、相場が大きく動いた時に、大きな損失を出してしまいます。こうやってドカンと損失が生まれるわけです。

大きな損失を出した人は運が悪かった…と思う人が多いようですが、運ではなく全て実力です。一度でも過去に自分が作ったルールを守れていない人は、必ずどこかでドカンとした損失が生まれます。ドカンとした損失は、運が悪いのではなく、全て実力だと思いましょう。自分で決めたところで損切りが出来ているならば、ドカンとした損失は絶対に出ません。

“相場で買ったら運、相場で負けたら実力”

僕は常にこう思って相場と向き合っています。

⇒コツコツドカンで負ける人と負けない人の違い-投資はTOTALで勝つ-

⇒大負けしたくないから株のしくじり先生を読んで勉強してみた。

評価損・評価益に耐えれるかどうかもメンタルで決まる

評価損や評価益に耐えられるかどうかもメンタルで決まります。

例えば１００万くらいの資金で継続した収益を出せていた投資家がいたとします。その人は１００万円で上手くいっているから、１０００万だと収益が１０倍になるから投資資金を１０倍に増やそう…と考えます。数字上の計算では当然収益が１０倍になります。でも、資金を10倍に増やすと評価損や評価益もいつもの１０倍になるわけですから、１００万の資金と同じような行動が取ることは難しいです。評価損が普段の３倍５倍になった時点でめちゃくちゃ焦りますし、評価益が普段の３倍５倍になると嬉しくて早めに利食ってしまうのが普通です。

資金を１０倍にしたからと言って、簡単に収益も１０倍になるとは限りません。１００万円の資金で投資をしていた人が１０００万円に変えてすぐに同じような投資行動を取れる人はメンタルが物凄く強い人です。

相場で勝つ為に意識されてないが大切な相場観とは

相場で勝つ為に必要な手法・メンタル・相場観の3つでしたが、最後は相場観についてお伝えしていきます。相場観についてはあまり言及している人は少ないですが、こちらも手法・メンタルに劣らず大切です。相場観だと難しく聞こえるかもしれませんが、相場における経験値みたいなものと思ってください。

相場観に関してのみ勉強して身につくものではない

相場観があまり意識されていない理由は勉強しても身につくものではないからでしょう。僕も兼業投資家の頃は意識するどころか、相場観と言う言葉すら知りませんでした。証券ディーラーをするようになってから、相場観が大事なものだと気付きました。

勉強しても身につかず、毎日相場を見る事でしか養われないものが相場観です。何年、何十年も相場で生き残り続けている人はこの相場観がずば抜けています。ただこの技術は勉強して習得することはできず、この力を身につけたければ、毎日相場を見続けるしかありません。

⇒証券ディーラーとはどんな世界なのか就職の仕方や業務内容・リスクについて

⇒証券ディーラーが使う取引ツールやモニターの枚数・内容を公開します

プロと素人が同じ手法でも差がつくのは相場観が理由

先ほども言いましたが、プロと同じ手法を素人がやっても相場で勝つことが出来ないのはこの相場観があるからです。同じ手法でも相場観があるかないかで、結果は全然違います。プロは当然勝ち続ける事は出来るでしょうが、素人だと同じ手法でも勝つどころか、負けてしまうでしょう。

なんかいつもと違う…と感じれるかどうか。

相場観は本当に感覚的なものなので、上手く伝える事は難しいです。何となく今日の相場はいつもと違うなあ…と思っていたら暴落したとか、なんかこの銘柄は今日弱いなあ…と思っていたらその後急落したとか。逆に今日はこの銘柄すごい買いが入ってる感じがすると思っていればその後急に株価が上昇して、ストップ高になったとか。

こういう感じで、毎日相場を見ていると、何かがいつもと違う…といった雰囲気を感じる事が出来ます。これが相場観と呼ばれるものです。手法とかテクニカルとかで説明できない部分です。