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株のデイトレで勝てない人が勝つためにやるべきこと

株のデイトレを始めて数か月経つけど、どれだけ努力しても全然勝てない。

めたん

 自分も2年近くまったく勝てなかったから気持ちはわかるよ。デイトレで勝てない人がやるべきことや知っておくべきことを紹介しているから最後まで読んでみて!

 デイトレは1割が勝って9割が負ける世界。そんな世界で勝ち続けるデイトレーダーになることはそう簡単ではありません。でも実はデイトレの勝者と敗者に大きな差なんてなく、ほんの少しの違いが結果に大きく影響します。

 デイトレで勝てない人がやるべきことや知っておくべきことを紹介しているので、これまで自分がやってこなかったことがあれば一度実践してみてください。デイトレの結果が大きく変わる可能性があるでしょう。

 トレーダーとして成長するには、心底トレーディングをやめたくなるような日を耐え忍んで明日を迎える経験が不可欠である

デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術より引用

 この事の内容を動画で観たい方はこちらをご覧ください。

これやらないと100%勝てません

 やっていない人は少ないでしょうけど、これやってないとほぼ100%勝てませんよってことをまず紹介します。

デイトレ向きの証券会社を使う

 まずはデイトレ向きの証券会社を使うこと。デイトレ向きの証券会社を選ぶ上で大切なことは2つあります。

  • デイトレの売買手数料が無料
  • トレードツールがデイトレ向き

 この2つを満たしている中で一番使いやすいのが松井証券のネットストックハイスピードです。他証券会社と比べてトレードツールがデイトレーダー向きなので、これまで他の証券会社でデイトレをしていた人は松井証券を一度使ってみてください。

 ちなみに松井証券にはフル板が1つしか表示できない欠点があります。その欠点を補うためにフル板が4つも表示できる楽天証券のマーケットスピード2も使用することをおすすめします。

デイトレ設備を整えておく

 デイトレをする上でデイトレ設備を整えることも必須です。古いパソコンに小さなモニター1つでデイトレをしていても絶対に勝てません。スペックの高いPCを購入して複数のモニターを用意することでデイトレで勝てる可能性が高くなります。パソコン本体は高スペックだけどモニターが1枚しか接続できない…という方は42.5インチ4Kモニター”43UN700-B”がおすすめ。4Kモニターなのでモニター1つでもたくさんのツールを配置できます。

2021年12月現在のトレードルームを紹介

デイトレで勝てない人がやるべきこと

 ここからが本題です。これから紹介する中でやっていないことがあれば一度は実践してみてください。実践してすぐには結果に繋がらないかもしれませんが、少しずつデイトレの実力がついていくでしょう。

”空売り”はせずに買いだけでエントリーをする

 買いで勝てない人の99%は空売りでも勝てません。デイトレで勝てない人はまず買いのみでエントリーをしましょう。株価の上昇と下落は動き方が全然違うので両方で取ろうとしても難易度が上がるだけです。後は単純に新興銘柄の空売りは手数料が高いことが多いので手数料の目線でも不利になります。

 上昇と下落の値動きに関しては、上昇はじわじわで下落は一気に下がることが多いです。コロナショック時の日経平均の下げ方をみるとイメージが沸きやすいでしょう。

ロットは必ず100株でナンピンもNG

 デイトレで勝てない期間にナンピンをしても損失の増える速度が上がるだけ。安定して勝てるようになるまでは100株(1単元)のエントリーを徹底してください。

 ナンピンして平均買い単価を下げるのも一つの手法ではありますが、戦略なしでやってしまうとどこかで必ず大損をします。これはどれだけ説得したところで一度大きな損をしない限り伝わらないので、”ナンピンすることで同値で逃げれた…”みたいなトレード内容が多い人は気を付けてくださいね。ナンピンをしても助からず大底で損切りをして数か月分の利益が一気に吹き飛ぶ場面が必ずきます。

デイトレ本を読んでトレード手法を学ぶ

 デイトレ本を読んでも意味がないという方も多いですが自分はそう思いません。デイトレ本を読むことでデイトレで勝っている人たちの手法や考え方がわかるので、自分に向いていそうな手法があればそれをトレードに取り入れてみてください。デイトレは引き出しが増える程勝てる確率は上がっていくので、これまでデイトレ本を読んだことがない方は1冊でもいいので購入してみてください。

デイトレ本を読んでメンタルを強くする

 デイトレ本は手法だけではなくメンタルも鍛えられます。自分が作ったトレードルールが守れない人や何度やっても同じ負け方をしてしまう人もデイトレ本を読んでみてください。読み終えた時にはこれまでと違ったメンタルで相場へ臨むことができるでしょう。

 ↓で紹介している”賭けの考え方”はポーカーのお話ですが、デイトレにも共通する内容がたくさんあり参考になるので紹介しています。

デイトレブログをチェックする

 デイトレ本を読む以外にデイトレブログを見ることも有効です。さまざまなデイトレーダーが日々の戦略や感想、デイトレ収支をブログはもちろんTwitterで書いています。毎日チェックすることでそのデイトレーダーの手法や考え方が見えてきますので、自分の考えや手法と似ているデイトレーダーを見つけたら必ず毎日ブログorTwitterをチェックしてください。

 毎日読んでいると知らず知らずのうちに自分のレベルが上がっていきます。実際に自分自身のトレード手法の一つはTwitterのとある人をとても参考にしています。というかパクりました。毎日情報発信している人を追っかけていると手法が透けてくることがあるんですよね。

 これまであまり他デイトレーダーのブログやTwitterを見てこなかった人は、別記事でさまざまなデイトレーダーを紹介しているので参考にしてください。

相場日誌をつけて負ける理由を潰して勝ちパターンを見つける

 デイトレードのスキルを上げるためには相場日誌を毎日つける必要があります。

  • 当日の相場観や戦略、デイトレで売買予定の銘柄
  • デイトレの全体的な反省点
  • トレードルールを守れたか
  • 銘柄毎の良かった点や悪かった点
  • 目標金額にたいしてのロットコントロールは間違っていなかったか
  • 新たに使えそうなデイトレ手法は見つかったか
  • 損切りや利食いでこうしておけば…みたいな内容はなかったか

 などなど…相場日誌に書くことはたくさんあります。これらを頭の中で考えるだけではなく文字(ブログ)として残しておくことはとても大切です。残しておいた方が印象に残りますし、もしスランプで勝てなくなった時に見返すことでスランプの理由がわかるからです。個人的には相場日誌+ブログの2つを同時並行でやっていくことをおすすめしています。

 A4ノートをデスクに置くとキーボードやマウスと干渉して邪魔なので、横型ノートを使用しています。

デイトレ銘柄を変えてみる

 ほとんどのデイトレーダーはデイトレ銘柄を売買ランキングの上位から見つけてきます。その理由はボラティリティが高く出来高が多いので効率よく稼げるからです。しかし効率よく稼げる銘柄には自分よりうまいデイトレーダーも集まっているので、その中で勝つことは相当難易度が高いでしょう。

 自分が株を買う時には売ってくれる相手がいて、自分が株を売る時には買ってくれる相手がいます。株価は上がるか下がるかしかないわけですから、自分か相手のどちらかが下手くそなわけです。ボラの大きな銘柄は上手いデイトレーダーがたくさん集まってくるので、その中で下手な自分が参戦しても勝てるわけないと自分は思っていました。

 実は自分自身がデイトレードで勝てるようになった一番の理由は、上手なデイトレーダーが売買しないような銘柄でデイトレをするようにしたからです。当然ながらボラティリティも小さく出来高もそれほど多くありませんが、それでも毎日2~3万程度なら稼ぐことは可能です。

 デイトレで勝てない人はデイトレ銘柄を安易に考えている人が多いので、手法だけではなく売買する銘柄も一度真剣に考えてみてください。

板読み・テクニカルのどちらも使ってみる

 デイトレーダーの多くはテクニカル手法でデイトレを行っていますが、板読みが向いている人も中にはいるでしょう。テクニカル手法を色々試してみても勝てなかった人や、板読みをやったことがない人はぜひ一度板読みも試してみてください。自分の板読みデイトレード手法をすべて別記事で公開しています。トレード日記で毎日板読みデイトレードの結果も更新しています。

\平日は毎日更新!/

材料なしの大幅ギャップダウン銘柄を狙ってみる

 これはちょっとした一つの手法の紹介です。

 朝8時~9時の間にGD(ギャップダウン)スタートしそうな銘柄を物色しておき、何か材料が出ていないかチェックしてみます。適時開示で何も出ておらずTwitterでも誰も呟いていないのに大幅GDスタートしそうな銘柄は、寄り付き後に買われる可能性が高いので狙い目です。

 もちろん日経平均が暴落しているのであれば個別銘柄も材料なくともGDスタートしますので、その辺は注意した上で実践してみてください。

 特別売気配のチェックを常にしておくことで、寄り付きだけではなく日中でも材料なしで急落した銘柄を見逃さないようになります。

Chi-Xを活用してみる

 こちらも一つの手法ですね。

 PTSはジャパンネクスト証券株式会社とチャイエックス・ジャパン株式会社の2社が運営しています。このうちチャイエックス(Chi-X)は制限値幅が東証の制限値幅よりも±10%拡大しているので、S安やS高銘柄を狙うことで稼ぐことができます。

 たとえば東証でS安つけている銘柄があれば、買い持ちしている人でとにかく早く損切りしたい人はChi-Xで売り注文を入れてくるので、Chi-Xの値幅下限あたりに買い指値を入れていると約定することがあります。

 もちろん翌日もS安になりそうな銘柄を購入してしまうと自分も損切りになってしまいますが、S安つけている理由や東証の売り板・買い板の枚数をチェックした上で、勝算があればChi-Xで購入することで5~10%近くをサクッと稼げることもあります。

デイトレで勝てない人が知っておくべきこと

 これまでデイトレで勝てない人がやるべきことを紹介してきましたが、ここからはデイトレで勝つために知っておくべきことを紹介していきます。デイトレで勝てない期間は出口の見えない迷路をずっとぐるぐると歩いているような感じで心が折れそうになると思います。ここからの内容を読むことでその迷路の出口がほんの少しだけ見えてくるでしょう。

デイトレは不思議と急に勝てるようになる

 デイトレで勝てない期間はどれだけ努力してもいろんな手法を試してもほんっと勝てません。ほんの少し儲かったとしても数日後にはその儲けの金額以上に損をしてしまい心が折れそうになります。これは今デイトレで勝っている人の誰もが一度は通った道です。でもその負け続けている間にも実は少しずつ成長はしています。

 自分も2年くらいデイトレで負け続けてきましたがふとしたタイミングから急に勝ち続けられるようになりました。自分がその転機となったのは板読みデイトレードに出会ったこと。板読みデイトレード手法を閃くまではずっと月間マイナスでしたが、閃いてからは月間マイナスになったのはたったの1か月だけです(2015/10~)。

 デイトレで勝てない間、何度も何度も読み返した言葉です。

 何ひとつうまくいかず、すべての選択の結果に自らの未熟さを思い知らされた時に、自らが成長しているとは思えないかもしれないが、こうした困難から這い上がってくるたびに大きな成長を遂げているのである。困難から這い上がってくる能力自体がその証である。トレーダーとして成長するには、心底トレーディングをやめたくなるような日を耐え忍んで明日を迎える経験が不可欠である、勝つためには継続しなければならないということを決して忘れてはならない。

デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術NO.1467より引用

ホームランではなくヒットを打ち続ける

 デイトレは運ではなく実力の世界です。たとえばスイングトレードなら3回くらい運がよければ資金がたった100万円でも億トレになる(1億稼ぐ)ことは可能です。しかしデイトレでは毎日が勝った負けたの世界なので運で勝ち続けることは不可能です。たとえ運で勝ち続けたとしても5連勝とか10連勝程度で終わるでしょうし、それで勝てる金額なんて知れています。

 なのでデイトレで大切なのは毎日ヒットを打ち続けること。大金を稼ぐことなんて考えずに毎日少額でも勝ち続けることが大切です。そういう意識でやっているとどこかのタイミングでホームランを打てることもあるでしょう。

デイトレで稼げるのは寄り付きだけじゃない

 デイトレはボラティリティと出来高の大きくなる寄り付き30分が一番稼ぎやすいと言われていますが、寄り付き以外でも稼げる時間はあります。たとえば引け間際は寄り付きと同じくボラティリティがある時間帯で、引け間際は寄り付きと違って難易度が低く簡単に稼げる銘柄が数多くあります。

 引け間際は上に下にと動くけど急落はしない銘柄が結構ありそういう銘柄を見つけると、たとえば 1,000円で買って1,005円で売ってまた1,000円で買って…を何度も繰り返して数分で数千円を稼ぐことも可能です。引けの注文状況をみて”引け成行買い”の注文が多ければ、スプレッドのある銘柄を安値で買っておいて”引け売り”の執行条件にしておけば簡単に10円くらい抜くこともできるでしょう。

 他にも前引け間際や後場寄りも比較的動く時間帯ですし、10時前後や14時前後の動かない時間帯も板読みデイトレードを使うとスプを細かく抜き続けることも可能です。引き出しを用意しておくことでどんな時間帯でも安定して稼ぐことができるようになるので、寄り付きをメインにしている人は寄り付き以外にも目を向けてほしいですし、時間帯によって戦い方を変えることも意識してみてください。

資金が少なくても勝てる人は勝てる

 資金が少ないからデイトレで勝てない…たまにそんな呟きを見かけます。でも資金があろうとなかろうと勝っている人はいますので資金量は正直まったく関係ありません。もちろん資金が少なければ収益額はどうしても少なくなってしまいますけどね。実際に自分自身は2015/10からたったの50万円からデイトレードを開始して、2016年は+740万円、2017年は+625万円稼げています。

 資金が少ないなら少ないなりに戦い方があります。

勝てない間はデイトレ収支±0円を目指す

 デイトレで勝てない人で多いのが勝とうという意識が強すぎること。勝つためにやっているのでその意識は大切ですが、デイトレでは勝ちたい気持ちが強すぎると逆に勝つことは難しくなります。

 勝てていない人はまずデイトレ収支±0円を目指してみてください。当然ノートレだったり本来のトレードをせずに±0円になっても何の意味もありません。普段通りのトレードをした上で収支が±0円を目指します。

 デイトレでプラス収支を目指すのはそれからでも遅くありません。というかそもそもデイトレでは勝とうと意識せずとも自分なりのトレードを続けていけば必然的に利益は積み上がっていきます。自分の好きな言葉に”負けなければおのずと勝ちになる”というテスタさんの言葉があって、勝つためのトレードではなく負けないためのトレードを心掛けていると利益は勝手に増えていきます。デイトレでは勝つなんて考える必要はありません。

スランプに陥った時は過去のトレードに答えがある

 安定して勝ち続けていてもふとしたことで連敗が続くことがあります。そんな時は相場日誌やブログを読み返してみることで何で負けているかの原因がわかるでしょう。相場が変わったり手法が通用しなくなったりすることでデイトレで勝てなくなることもありますが、そんな時でも相場日誌やブログを読み返すことで何かしらのヒントが見つかります。こういう日の為に毎日相場日誌やデイトレブログを継続して書き続けることはとても大切です。

勝率は6割でいい

 デイトレに限ったことではありませんが勝率は6割あれば安定して勝てます。とくにデイトレだと勝率6割あれば日単位での負けはほとんどなくなり、年間で見ても負ける日は10営業日以内になるでしょう。

 例えば自分は2016,2017年はデイトレードをメインにしており、勝率は6割前後でしたが負けた日は10営業日もありませんでした。一日のトレード回数を50回とか100回くらい繰り返すと勝率が6割もあればほとんどの日でマイナスになることはありません。

勝者と敗者に大きな違いはない

 最後です。デイトレで勝てない人からすると勝ち続けている人は何か特別な能力や技術を持っていると思うかもしれませんが、デイトレの勝者と敗者の違いにそれほど差はありません。今デイトレで勝ち続けている人でもほんの少し相場が変わったり日々の努力を怠ったりすると、負け続けることだってあります。

 デイトレで勝ち続けている人は相場に合わせて自分の手法を改良したり、相場によって手法を使い分けたり、既存の手法が使えなくなるリスクを考えて新手法を作成したりと、毎日見えない努力をしているからこそ勝ち続けることができます。デイトレで勝てていない人は9時~15時の相場が開いている時間帯はもちろん、相場が閉じている時間帯も予習や復習を毎日継続することで少しずつ結果が変わってくるでしょう。

まとめ

それではまとめです。

デイトレで勝てない人がやるべきことは、

  • “売り”はせずに買いだけでエントリーをする
  • ロットは必ず100株でナンピンもNG
  • デイトレ本を読んでトレード手法を学ぶ
  • デイトレ本を読んでメンタルを強くする
  • デイトレブログをチェックする
  • 相場日誌をつけて負ける理由を潰して勝ちパターンを見つける
  • デイトレ銘柄を変えてみる
  • 板読み・テクニカルのどちらも使ってみる
  • 材料なしの大幅ギャップダウン銘柄を狙ってみる
  • Chi-Xを活用してみる

デイトレで勝てない人でやっていないことがあれば一度は実践してみてくださいね。

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