2015年10月より稼ぎ続けている板読みデイトレード手法のすべてをこちらで公開しています。実際にどれくらい稼げているかの結果をまずお見せします。
板読みデイトレードメイン時代の年間収支 | |
2016年収支 | +7,464,114円 |
2017年収支 | +6,259,658円 |
2018年以降は他の手法も使うようになりましたが、2023年6~10月にメイン手法の合間に板読みデイトレードをした結果がこちらです。今でも通用する手法だということがわかっていただけると思います。
2023年板読みデイトレード月間収支 | |
2023年6月 | +177,900円 |
2023年7月 | +102,800円 |
2023年8月 | +141,700円 |
2023年9月 | +122,600円 |
2023年10月 | ∔91,800 |
これから紹介する板読みデイトレード手法はリスクの小さいことがメリットです。他にも、成行買いを一切せずに指値買いをメインとしますので、約定するまでひたすら待つ手法となっています。その為、ながら作業でも行うことができるので在宅ワーカーの副業としても使える手法です。
- 板読みデイトレード手法とはなにか?
- 一日5,000円をデイトレード・副業で稼ぎたい
- リスクの低いデイトレード手法なんてあるのか?
こんな人たちはぜひ最後まで読んでみてください。自分が行ってきた板読みデイトレード手法を包み隠さず公開しているので、本気でデイトレードで稼ぎたい人には必ず参考になる内容になっています。長い記事ではありますが、最後まで読んでいただけると嬉しく思います。
この記事の内容を動画で観たい方はこちらをご覧ください
Contents
板読みデイトレードの基本
板読みとは売買注文を表示している板情報を元に売買タイミングを見極めるデイトレード手法です。トヨタやソフトバンクなどの大型株は複雑な値動きをすることもあって板読みデイトレードを行うことはほとんど不可能であり、板読みデイトレード手法を実践できるのは、東証スタンダード市場や東証グロース市場などの新興銘柄が中心となっています。
そもそもデイトレードとは
デイトレードとは一日で売買を完結する取引のことです。デイトレードは略してデイトレとも呼ばれています。株を持ち越すことなく、朝9時~15時までに取引を完結させ、日々の値動きから利益を得ます。トレード回数が多い人だと一日に100回以上の売買をすることもあり、デイトレードには素早い決断力が必要です。労働時間の短さからデイトレードに憧れる人は多く毎年たくさんの人が参入してきますが、多くは資金を失い退場していくという現状があります。逆に数億円を稼いでいわゆる”億り人”となる人も存在しています。
朝9時の取引が始まる時間のことを寄付(よりつき)と言い、取引が終わる15時のことを引けと言います。
デイトレードの始め方
デイトレードを始めるまでの手順です。
- 証券会社の口座開設をする
- 30万円以上を入金する
- 信用取引口座を開設する(この時点でデイトレはできる)
- トレード環境を整える
- トレードツールをデイトレ仕様に設定する
信用取引は30万円以上がないとできません。またデイトレードでは現物取引ではなく信用取引口座が必須となります。というのもデイトレードでは信用取引手数料が無料の証券会社が多いからです。
以上の5つをこなせばデイトレードを始める準備は整います。デイトレードではデイトレ向きの証券会社を選び、パソコンやモニターなどのデイトレード環境を揃えたりする必要があります。詳細は別記事で解説していますが、ここでは証券会社は松井証券と楽天証券の口座開設をし、10万円前後のパソコンと42.5インチのモニターを用意することを覚えておいてください。
板読みデイトレード手法では松井証券のネットストックハイスピードと呼ばれるトレードツールを必ず使ってください。ネットストックハイスピードはデイトレーダーに特化したトレードツールとなっていることと、松井証券ではデイトレードの売買手数料が無料だからです。
ただし松井証券ではフル板がひとつしか見られないというデメリットもあります。その為、楽天証券を口座開設してマーケットスピード2も用意した方が尚デイトレ環境は良くなります。楽天証券のマーケットスピード2ではフル板を4つ表示できるので、板読みデイトレードをする際にはとても有効に活用できます。
フル板とは、売買状況をストップ安からストップ高まですべて確認できる板のことを言います。通常の板だと、買いと売り10個ずつの板しか表示されません。
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板を見てわかる情報
買い板と売り板を見るだけでふたつの大きな情報がわかります。
- 個別銘柄の需給(株価の方向性)
- 参加者の多さ(出来高も込みで判断)
個別銘柄の需給に関しては、板だけではなく個別銘柄と指数の強弱も込みで判断することでより精度が高くなります。強弱というのは、上昇していたら強く、下落していたら弱いという意味です。需給を判断することでどのあたりが短期的な底なのかを判断し、デイトレードを行います。
参加者の多さには買い板・売り板共に板の注文が多ければ参加者が多いことはわかります。もちろんこれは出来高で判断することも可能です。一般的にデイトレードではボラと流動性のある銘柄が好まれますが、板読みデイトレード手法ではあまりデイトレーダーからは好まれない銘柄を選ぶことが、勝つ上でとても大切な特徴となっています。銘柄選びに関しては後程解説します。
板の注文が多いことを「板が厚い」と言います。
板読みデイトレードが低リスクの理由
上げ相場では多くの人が稼ぎ下げ相場では多くの人が損をします。そして暴落相場では大半の人が大損をします。しかし板読みデイトレード手法は違います。
- 上昇相場やヨコヨコ相場⇒普通に勝つ
- 下げ相場⇒いつもより大きな金額を勝つ
- 暴落相場⇒大きく稼げるチャンス
板読みデイトレード手法は下げ相場の時こそ威力を発揮します。自分は2014年4月から証券ディーラーとして働きましたが2015年9月にクビとなりました。2015年10月より個人でデイトレードを始めたのですが当時はデイトレードに使える資金はわずか50万円しかなく、副業とデイトレードで毎月確実に生活費を稼げなければ3ヶ月以内に資金(生活費)が枯渇する状況でした。
「負けが重なる=デイトレードを辞めて就職」といった厳しい状況でどうやったら稼ぎ続けられるか?と考えた結果思いついたのが、板読みデイトレード手法です。この手法は上記にある通り上げ相場でも下げ相場でも安定して稼ぐことが可能で、下げ相場でこそ大きく稼げるデイトレード手法です。
本来デイトレードでは勝つ日もあれば負ける日もあり1か月という期間でみるとプラス収支になっている、という人がほとんどです。しかし自分の場合は生活費を稼ぐ為に一日たりとも負けられない状況でした。板読みデイトレード手法をメインとしていた2016年は一日当たりの勝率96%、2017年は勝率93%と、勝率は90%を軽く超えています。負けた日も、金額としては数千円の負け額の日が多く、大きな金額を負けたことは一度たりともありません。
板読みデイトレードに必要な資金
板読みデイトレードは資金50万円あれば問題ありません。先程紹介した通り自分自身が2015年10月より資金50万円で板読みデイトレードを始め、2016年は+746万円、2017年は+625万円稼いでいます。少額資金で始めることができるのも板読みデイトレードのメリットの一つです。
アローヘッド稼働前の板読み手法は役に立たない
少し専門的な話になります。板読みデイトレードに関しては書籍やブログなどでいろいろと解説されていますが、アローヘッドが稼働する前である2010年1月4日以前の記事は一切参考になりません。アローヘッドが稼働されてからは板の動きが大きく変わり、板読みのルール自体も変わりました。
アローヘッドが稼働されたことで、これまで板読みで勝ち続けてきた証券ディーラーの多くも勝てなくなってしまい淘汰されています。板読みの勉強をする際はアローヘッドが稼働されてからの内容を勉強してください。
arrowheadは、2010年1月4日に稼働した、世界最高水準の高速性・信頼性・拡張性を兼ね備えた、現物商品の売買システムの呼称です。直近では、注文件数の増加、短時間での注文集中、投資家の新しいニーズ等の株式市場の環境変化に対応するため、2019年11月5日にバージョンアップしています。対象取引は現物商品にかかるオークション取引(株式、CB等)です。
「arrow」 はスピードを象徴し、処理性能の高速性を意味しています。
⇒JPX日本取引所グループ公式サイトより引用
また、「head」は障壁をものともしない頑強な矢の先端をイメージさせることで、堅牢性や信頼性を意味しています。小文字で表記することにより、拡張性を表現しています。
板読みデイトレードの具体的手法
では具体的な板読みデイトレード手法についての解説をしていきます。
【スプレッドを抜き続ける】板読みデイトレード手法の原理原則
板読みデイトレード手法の原理原則とは「スプレッドを抜き続ける」ことです。
上画像を見てください。指値買い注文の一番目は764円、指値売り注文の一番目は773円となっているので、765円~772円は注文が一切入っていません。この部分のことをスプレッドと呼びます。板読みデイトレード手法では、このスプレッドの最安値に指値買いをいれて、約定した後に最高値に指値売り注文をいれます。そして同じことを何度も繰り返してコツコツと利益を積み上げていきます。
板読みデイトレード手法のやり方(上画像【5974中国工】を例に)
- 765円に指値買い注文をいれます
- 約定したらすぐに772円に指値売り注文をいれます
- 約定したら+700円の利益
- また①に戻り765円に指値買い注文をいれます(以下、板状況が変わらない限りループ)
1回あたりの利益は数百円ですが、これを1日に何十回と繰り返すことで+5,000円の利益を目指します。これが板読みデイトレード手法の原理原則です。スプレッドのある銘柄に売り崩されにくそうな場面のみを狙って板読みデイトレードを繰り返すことで、60%以上の勝率を狙います。利食い額と損失額に関してはそこまで大きな違いはないので、勝率を高めることでトータルでのプラスを目指します。
2023年6~10月の勝率を確認すると勝率が60%を超えています。
エントリーは指値買いで約定を待つ
株を購入する時は売り板(上値)を買いにいったり、成行で買ったりするのはNGです。
必ず指値買いをいれて約定するまで待ってください。株価が上がっているからといって焦って上値を買ったとしても、スプレッドのある銘柄だとリスクリターンがあいません。1回2回だと勝てることもあるかもしれませんが、長い目線で見たら必ず負けます。
上画像の【4166かっこ】を見てください。実際に板読みデイトレード中の様子をスクショしています。上値である1,135円を購入した場合と、1,125円の指値買いが約定した場合の2つを例に解説していきます。
①利食いができた場合
⇒1,139円で利食いができたら+400円の利益
②損切りとなった場合
⇒1,124円以下で損切りとなるので、最低でも-1,100円の損失が確定しています。
①・②よりリスクとリターンが見合っていない為、上値は買わないようにします
①利食いができた場合
⇒1,134円での利食いとなるので、+900円の利益
②損切りとなった場合
⇒(時と場合にはよりますが)1,120円の600株の買い板が割れたら損切りをする可能性が高いです。その場合1,119円での損切りとなるので、600円の損失が確定します。
①・②より勝率が50%だったとしてもリスクとリターンが見合っていることがわかります。
ちなみに1,125円の指値買いが刺さらずに株価が上昇しても気にしなくて構いません。デイトレ銘柄は他にもたくさんあります。大切なことは儲けることより損をしないこと。期待値の高いトレードを継続することです。
指値買いが約定したらすぐに売り注文をいれる
指値買いが約定したらすぐに売り注文をいれます。
基本的には一番目に売り注文をいれますが、地合いや状況によっては2番目・3番目にいれることもあります。上画像【9249日本エコシステム】の場合を例に解説します。
- 一番目の売り注文は1,770円(ただし先に1,770円に売り注文が入っている場合は、一番目は1,769円となります)
- 2番目は1,771円ですが、1番目と連なっている為ここには売り注文を入れません
- 3番目は現在1,775円なので、1,774円に売り注文を入れることで自分自身が3番目となります。
2番目や3番目に売り注文を入れるかどうかの判断は地合いや状況によって変わります。明確な正解はありませんが、自信がある時は3番目どころかもっと上に売り注文をいれることもあります。
また、上画像【9249日本エコシステム】の1番目1,770円に売り注文をいれた場合、1,769円に売り注文を被せてくる人(機械、アルゴリズム)が頻繁にいます。こういう時、自分も被せて1,768円に売り注文を変更するか、1,770円のまま約定するまで待つかも地合いや状況で変わります。
損切りは買った理由が崩れたら迅速に行う
買った理由が崩れたら迅速に損切りを行ってください。損切りは指値売りでも成行売りでもどちらでも構いませんが、おすすめは1番目の買い板に自分のポジションをぶつけることです。
- 指値売りでの損切りだと約定する前に株価が更に下がってしまい損失額が膨らむ可能性がある
- 成行売りでの損切りだと思った以上に安値で約定してしまい損失額が大きくなる可能性がある
- 買い板に自分のポジションをぶつけた場合、損失額が分かった上で損切りができる
上画像【9249日本エコシステム】の板を見てください。1,762円で買いポジションを持っている状態です。購入した理由は、
- スプレッドがある(板読みデイトレードの原理原則)
- 1,760円と1,762円の買い板が厚い(株価が下げにくい)
この2点です。①は原理原則ですね。その為②の理由が崩れたら損切りをします。この場合、損切りの条件としては
- 1,762円が割れた時
- 1,760円が割れた時
の2通りがあります。これは地合いや状況によってどちらを選択するかは変わります。①の1,762円が割れた時に損切りをする場合、損失額は小さいですが損切りの確率は上がってしまいます。②の場合は損切りの確率は低いですが、1,760円より下の買い板が薄いので急落した場合は思った以上に安値で損切りをしなければいけない可能性があります。
個人的には日経平均やマザーズ指数、もしくは【9249日本エコシステム】の銘柄が強い相場(上昇相場)の時は②を選び、弱い相場(下落相場)の時は①を選ぶのが良いのかなと思います。正解はありません、人それぞれです。とにかく伝えたいことは、買った理由が崩れた時に迅速に損切りを行うことだけは徹底してください。
日足と5分足チャートをチェックして流れを把握する
板読みデイトレード前には日足チャート、デイトレード中は5分足チャートをチェックしておくことで株価の流れを把握しておきます。板読みデイトレードと言っても本当に板だけを見てトレードするのではなく、チャートもチェックすることでより勝てる確率を上げていきます。
日足チャートの見方
日足チャートをチェックすることで一日の株価のレンジをある程度把握することができます。
上画像には3銘柄の日足チャートを載せています。一つずつ日足チャートを見て自分が考えることを解説していきます。
前日にギャップアップして大きく株価が上昇していることがわかります。2営業日前の株価は750円くらいなので、短期的には窓埋めとして750円まで急落する可能性を想定しておきたいです。急落が拾えたらラッキーなので、750円前後にも指値買いをいれておきたいです。
長い期間950円~1,050円のレンジ相場が続いています。レンジなので株価が下げてもどこかのタイミングでリバウンドはありそうなので、買い下がっていけばリバった時に利食いができそうです。
数営業日前に大きく株価が上昇しているがほぼ全戻しをしています。株価が上昇する前は1,750円あたりで上値が重たくなっていたこともあり、今度は逆に1,750円くらいで買いが入りそうです。その為1,750円前後の株価だと強気で買っていきたいです。
板読みデイトレードを行う前に日足チャートを見てこのようなことを考えています。そしてデイトレ中は5分足をチェックしています。
5分足チャートの見方
5分足チャートをチェックすることで数分後にどんな動きをしそうか、を想定していきます。
上画像には3銘柄の5分足チャートを載せています。一つずつ5分足チャートを見て自分が考えることを解説していきます。
ヨコヨコの動きが続いています。底値は1,100円あたりなので、1,100円付近に指値買いをいれて底値付近で買えばリスクは低そうです。約定すれば1,110~1,120円あたりに売り注文をいれたいです。1,100円が割れたら損切りをします。
ローソク足が移動平均線の下に推移していて弱い動きをしています。下げているからといって安易に買わず、急落に気を付けてやっていきたいです。
1,000付近に急落したらすぐに1,010円あたりまでリバウンドしています。990円~1,000円に指値買いをいれて約定したらすぐに1,010円あたりで利食いを狙いたいです。もしリバウンドしない場合は損切りを検討します。
こんな形で日足チャートと5分足チャートを見た後に、板をチェックして、板の厚いところの少し上に指値買いをいれると勝てる確率は大きく上がっていきます。
板読みデイトレード手法に適した銘柄の選び方&探し方
板読みデイトレード手法に適した銘柄の選び方と探し方の解説をしていきます。選び方に関しては「手法」を伝える段階である程度分かってもらえているとは思いますが、もう少し掘り下げて解説していきます。
自分より上手い人と同じ土俵で戦わない
銘柄選びの大前提として、自分より格上のデイトレーダーと戦わないような銘柄を選ぶ必要があります。デイトレードではスポーツみたいに戦う相手の顔は見えませんが、自分が株を買う時には売ってくれる人がいて、自分が株を売る時には買ってくれる人がいます。株価は上がるか下がるかの二択しかありませんので、買った自分か売った相手のどちらかが下手くそなわけです。その銘柄をトレードしている人たちが上手なひとばかりであれば自分が下手(負ける側)の可能性が高くなります。しかし上手な人がいない銘柄をトレードしていれば、相対的に自分がその銘柄の中では一番上手な可能性が高くなります。
自分はなるべくプロと同じ土俵で戦わないように、デイトレーダーが大好きなボラティリティーや流動性がランキングトップにくるような銘柄をトレードすることは避けています。デイトレードはゼロサムゲームで弱肉強食の世界。自分より下手な人がいる銘柄で戦うことで、自分は勝ち続けています。
ボラや流動性が少ない銘柄はプロがいないから比較的簡単に稼げますが、デメリットも当然あります。それは大きく稼げないこと。ボラや流動性が低いのですから当然ですね。しかし、一日+5,000円くらいでしたら稼ぐことは可能なので、安定して毎日稼ぎ続けたい人は心配しなくて問題ありません。
デイトレ銘柄の選び方
まずはデイトレ銘柄の選び方から解説していきます。
スプレッドのある銘柄を狙う
スプレッドがある銘柄のみをデイトレードしていきます。これは板読みデイトレード手法の原理原則でしたね。スプレッドのある銘柄に、売り崩されにくそうな場面のみデイトレードを繰り返すことで、60%以上の勝率を狙っていきます。
スプレッドがあれば指値買いが約定した瞬間に売り注文を一番目にいれて約定すれば数百円の利益が出ます。スプレッドのない銘柄であればせいぜい1円抜きしかできないので100円の利益しか作れません。
東証グロースor東証スタンダード市場のみ
デイトレードする銘柄は東証グロースor東証スタンダード市場から探します。というのも、スプレッドのある銘柄がその2つの市場からしか見つからないからです。他市場にもスプレッドのある銘柄を見つけられるかもしれませんが、2つの市場からデイトレ銘柄を探した方が効率が良いです。
株価は500円~3,000円から探す
板読みデイトレードで狙う株価は500円~3,000円のみです。理由としては、
- 株価500円~3,000円未満の銘柄はスプレッドのある銘柄が比較的多いから(それ以外の価格を放棄することでデイトレ銘柄探しの時短に繋がる)
- 株価500円未満の銘柄はスプレッドのない銘柄がほとんどだから
- 株価が3,000円を超えると1ティックが5円となりリスクが上がるから
株価が3,000円を超すと1ティックが5円となります。板読みデイトレードでは数百円を細かく抜き続ける手法なので、1ティックが5円になるとリスクがあがるので除外しています。3,000円以上でもスプレッドのある銘柄はありますが、出来高が少なく板もスカスカな銘柄が多いので、一度の損切りが数万円になるケースも多いです。
株価が500円未満でもスプレッドのある銘柄もあるのですが、デイトレード銘柄候補を探す際に500円未満の株価もいれてしまうと、スクリーニングに時間がかかってしまうので除外しています。しかし、日中にデイトレード銘柄を探す際に出来高急増ランキング等を見て株価500円未満の銘柄が見つかった際には、出来高や板の動きなどをみた上でデイトレード銘柄として採用することもあります。
株価は500円と3,000円を比べると、板のスプレッドも違いますし、値動きも全然違います。自分は1,000円前後の株価が好みです。人のよってこの好みは違いますので、実際にさまざまな株価の銘柄でデイトレードをして得意な株価を見つけてください。
一日の出来高は10万株~100万株が狙い目
一般的にデイトレードはボラがあればあるほど好まれますが、板読みデイトレード手法は違います。「プロと同じ土俵で戦わない」という話をしましたが、出来高ランキングのトップにくるようなボラや流動性が大きい銘柄は格上のデイトレーダーばかりいるので勝つことは難しいです。
そこで自分は出来高が10万~100万株くらいがちょうどいいと結論付けました。ただし出来高10万株と100万株を比べると全然違う動きをしますので、ここは人によって好みがあります。個人的に一番好きなのは出来高30万株前後です。しかしそこだけに絞ってしまうとデイトレード銘柄が少なくなるので、10万~100万と幅を広げています。市場が動いている時に出来高によってどんな動きをするのか実際に目で見て、得意な出来高を探してみてください。
デイトレ銘柄の探し方
続いてはデイトレ銘柄の探し方について解説していきます。探す際に必ずすべきことは、板と日足チャートと出来高(売買代金)をチェックすることです。
スプレッドのある銘柄と言っても板の動き方は全然違います。できる事なら市場が開いている日中に板の動き方を見てほしいですが、引け後だけでも構いません。さまざまな銘柄をチェックして板の動き方の癖を理解していってください。自分にとって得意な値動きをする銘柄を見つけられたら、結果は大きく変わります。
日足チャートをチェックすることで下落トレンド、レンジ、上昇トレンド、または底値付近なのかがある程度わかりますので、翌日は急落を警戒したり強気で攻めていったりといった想定ができます。自分の想定通り株価が動くことはあまりないかもしれませんが、市場が開く前にさまざまなことを想定しておくことで、うまく立ち回ることができるようになります。
出来高は10万~100万株が狙い目と先程お伝えました。10万株と100万株では値動きのスピードが全然違います。10万株では比較的ゆったりとデイトレができますが、100万株では値動きが激しいので判断を見誤ると、数秒で1万円くらいの損失を計上することもあります。
楽天証券のスーパースクリーナー
それではデイトレード銘柄の探し方を2種類紹介します。一つ目は楽天証券のスーパースクリーナーを使う方法です。
- 株価500円~3,000円の銘柄を漏れなくチェックできる
- 当てはまる銘柄が多いのですべてチェックするには時間がかかる
- 市場が開いている時間ではなく15時以降にするのがおすすめ
楽天証券公式サイトより、【国内株式】⇒【スーパースクリーナー】をクリックします。
市場は東証Sと東証Gをチェックします。それ以外の市場は板読みデイトレードには適していません。詳細検索項目では、【株価】と【平均売買代金】を項目にいれてください。株価は500円~3,000円、平均売買代金は10万~100万に設定します。
設定を入力すると180件の銘柄が抽出されました。ここから板と日足チャートをチェックしてデイトレ銘柄を選定してきます。この銘柄選定は時間がかかるので、市場が開いている時間ではなく引け後の15時以降に、翌日のデイトレ銘柄を探す際に使用するのがおすすめです。
株価や平均売買代金は数値を変更してみるのもアリです。ご自身にとって板読みデイトレードしやすい銘柄の株価と売買代金を見つけてみてください。
HYPER SBI2の売買代金急増ランキング
日中にデイトレード銘柄を探す時はSBI証券のトレードツールHYPER SBI2のランキングが便利です。「ランキング」をクリックすると、さまざまなランキングをチェックできます。東証スタンダード市場と東証グロース市場にチェックをいれて、売買代金急増銘柄をチェックしていくことでデイトレード銘柄を探します。
自分は引け後に必ず東証スタンダード市場と東証グロースの売買代金急増銘柄をチェックして、翌日に売買するデイトレ銘柄を探しています。前日にこの準備をしているかどうかで、寄付の収益が大きく変わります。
板読みデイトレードの勝率を上げるテクニック
ここからは板読みデイトレードで安定して稼ぐための細かなテクニックを紹介していきます。手法を理解しただけでは利益を出すことは難しいです。これから紹介するテクニックを理解することでさらに勝率が上昇していくでしょう。
指数と個別株の強弱からエントリーポイントを判断する
指数と個別株の強弱からエントリーポイント(指値買いの価格)を判断していくことで勝率は変わります。毎回スプレッドの一番目や厚い買い板の上に指値買いをいれているだけで勝ち続けることは難しいです。強弱というのは、指数や個別株が上がっていたら強く、指数や個別株が下がっていたら弱いという認識です。指数と個別株の強弱パターンには4つあります。
- 指数が強く個別株も強い(強気で攻めて良し)
- 指数強いが個別株は弱い
- 指数弱いが個別株は強い
- 指数が弱く個別株も弱い(急落を警戒)
この4つのパターンによって、指値買いをいれる価格は変わります。①の指数と個別株が強い時はとにかく強気で攻めていく必要があります。しかし④指数と個別株どちらも弱い時に同じような価格に指値買いをいれてしまうと損切りばかりになってしまいます。上画像【7042アクセスグループ】を例として解説していきます。
ちなみに指数とは日経平均株価とマザーズ指数のどちらもチェックしていますが、より比重が大きいのはマザーズ指数です。トレードしている銘柄は新興銘柄ばかりなので、マザーズ指数の動きに連動する銘柄がほとんどです。日経平均は全体的な流れを判断する上で見ておいた方がよい指数です。
指数と個別株どちらも強い時は強気で攻めていく必要があります。というのも指値買いを下の方に入れていても約定せずに上昇していくことが多いからです。今回の場合だと1,205~1,206円あたりにまず厚めの買い板がありますが、その手前の1,210円にも900株の指値買いが入っています。強気で攻めていくならば1,211円に指値買いをいれるのが良さそうです。
1,211円で約定後は1,242円に売り注文をいれます。約定すれば+3,100円と大きな利益となりますね。損切りは1,210円が割れてからでも構いませんが、強気相場の時は1,204円を割れるまで我慢するのもアリです。
指数と個別株どちらも弱い時はとにかく急落を気を付ける必要があります。指値買いの価格が悪いと、約定後すぐに急落して損切り…みたいなパターンに陥りがちです。なので逆に急落することを見越した上で、急落後のリバウンドを狙っていくのが勝ちやすいです。
今回の場合だと1,200円の節目を割れると多くの短期トレーダーが損切りをするので急落しやすくなります。その場合の下値めどは1,180~1,181円に厚めの買い板があるのでこのあたりで一度は下げ止まりそうです。なので1,182円に指値買いをいれて約定後リバウンドをしたらすぐに利食いをします。1,180円が割れたら損切りです。
またこの場合、指値買いの価格が低すぎて約定しなくても気にする必要はありません。大切なことは儲ける事より損をしない事です。損しにくいポイントを意識して指値買いをいれ続けていれば、いずれお金は増えていきます。
②と③の指数と個別株が逆行しているパターンでは①のように強気にいくか、④のように弱気でいくのかをその都度考える必要があります。他にも上画像5042の場合だと、1,207円や1,201円に指値買いをいれるなど、①④とは違った価格に指値買いをいれるのもアリです。
パターン①~④のどれにでも言えることですが、正解は当然ありません。勝率6割を狙っていくデイトレード手法ですので、10回中4回は損切りになっても構いません。トータルで利益を上げていくことを意識していってください。損切りに関しては迅速に行ってください。
板がスカスカの銘柄は急落を狙う
板がスカスカでボラが大きくなっている銘柄は急落を狙ってください。急落を狙う場合はフル板が必須です。松井証券でもフル板はありますが1つしか見れません。楽天証券のトレードツール、マーケットスピード2ではフル板が4つまで表示できるのでおすすめです。
上画像【3967シャノン】では1分足チャートを見ると1,400円近くまで3回も急落しています。続いてフル板をチェックすると1,400円に厚い買い板があります。この買い板があるから1,400円で下げ止まり反発している可能性が高いです。急落後はリバがあることが多いので、約定後すぐに売り注文をいれたら数秒で数千円儲かる可能性が高いです。
普段からフル板をチェックする習慣をつけておけばこの1,400円の買い板は気付ける可能性が高いです。デイトレする際は必ずフル板をチェックしておき、ボラの高い銘柄で厚い買い板を見つけたらその少し上に指値買いをいれる習慣をつけてください。稀にではありますが、指値買いが刺さって大きな利益となることがあります。
見せ玉に騙されないようにする
板読みデイトレードでは見せ玉に騙されないように注意してください。厚い買い板を見つけたからといって安易に指値買いをいれてしまうと、約定後にその板が消されてしまい大きな損失となってしまうことがあります。
厚い買い板を利用してその少し上に指値買い注文をいれるのは板読みデイトレードでの勝ちパターンですが、万が一その買い板が見せ玉だった場合を常に想定してデイトレをしてください。騙されて損をしてしまっても、失われたお金は戻ってきません、
上画像【3418バルニバービ】では1,404円に2万株を超える不自然な買い板が登場しています。1,400円にも4,000株を超える買い板があるので、1,404円の板が見せ玉だったとしても小さな損失で済むので100株だけ購入しましたが、結局数分後には2万の買い板は1,400円へと変更されてしまいました。
同銘柄で何度も損切りが続くなら触らない
同じ銘柄で何度も損切りが続くならその日はもうその銘柄を触らないようにしましょう。前日は稼げた銘柄でも翌日になればまったく手が合わない時もあります。デイトレ銘柄は他にもたくさんあるので1銘柄に固執するのはもったいないです。熱くなってしまうと他の銘柄でもうまく立ち回ることができず損失が増えてしまいます。
板がなくても指値注文は約定することがある
損切りをする時は買い板に自分の売り注文をぶつけることをおすすめしていますが、買い板のない価格に指値売りをいれた瞬間に約定することがあります。これはこちらが指値売りをいれた瞬間に買ってきている人(またはアルゴ)がいるからです。これを利用することで損失額を小さくできます。
上画像【65657SERIO】を見てください。815円に売り注文をいれているのですが、板状況が悪くなり損切りを決断。本来なら807円の買い板に売り注文をぶつけます。しかし810円あたりならば買い板は見えないが買ってくる人がいるのでは?と推測し、810円に指値売りを変更した瞬間に約定しています。
見えない板を予想して指値売りをいれることで損失額を減らせます。しかし一つ注意点があります。それは買い板のない価格に売り注文をいれて約定しなかった場合、売りを誘発させてしまい急落する可能性があること。そうなってしまうと想定していた価格より10円も20円も安値で損切りすることになってしまいます。これは実際に経験しながら学んでいくしかありません。確実な損切りをしたい場合は、買い板に売り注文をぶつけてください。
- 板のない価格でも注文をいれた瞬間に約定することがあります
- うまく利用することで損失額を減らせますが、逆に売りを誘発してしまい思った以上に安値で損切りをすることもあります。
- 確実に損切りしたい人は買い板に売り注文をぶつけてください。
バカなアルゴを発見したらその日は楽して勝てる
稀にとてもバカなアルゴを発見できることがあります。
- 自分が指値買いをいれたらすぐに約定する(アルゴが自動で売りをぶつけてくる)
- 自分が指値売りをいれたらすぐに約定する(アルゴが自動で買いをぶつけてくる)
- 基本は①か②のどちらかしか起こらないが、稀に一つの銘柄で①②どちらも起こることがある(買って売ってを繰り返せるので永遠に稼げる)
実際2021年8月23日に【2497ユナイテッド】で②の自動で買いをぶつけてくるアルゴの存在を約30分確認できました。雑に成行売りをしてくる人がいたので、何度か売買を繰り返し約30分で+2万弱稼げました。勝率は90%を超えていて損切りは一度もしていません(同値撤退のみ)。
こういったバカなアルゴは2,3ヶ月に一度見つかったらよい方なので期待し過ぎてはいけませんが、もし見つけた場合は強気に攻めると大きな利益になります。「こういうこともあるんだ」と頭の中に入れておくだけで、実際にそういう場面がきた時すぐに行動できるようになります。
空売りで稼ごうとしてはいけないふたつの理由
板読みデイトレード手法は買い目線だけで相場を見ます。空売りをしてはいけない理由は2つつあります。
- 新興銘柄の多くは空売りの手数料が高い
- 株価の上昇と下落の動き方は別物。どちらかに絞った方が上達は早い
新興銘柄の多くは空売りする際に「プレミアム空売り手数料」といった特別な手数料がかかります。この手数料は1~3円、銘柄によっては数十円かかることも。板読みデイトレードは数円を何度も抜いていく手法なので、空売りで勝負しても手数料の負担が大きく負けしてしまいます。
株価は上昇と下落では動き方が全然違います。上がる時はじわじわ、下がる時は急落することが多いです。〇〇ショックと呼ばれるような暴落時を思い出してみてください。買いと空売りどちらでも稼ごうとするとさまざまなパターンに対応する必要があるので難易度は上がります。それより買い目線だけで見た方が簡単ですし、デイトレードのスキルも上達しやすくなります。
ロットを増やす場合は損失額を考えておく
板読みデイトレード手法では出来高の少ない銘柄をトレードするので100株での売買が基本です。しかしチャンスだと思った時はロットを上げていくこともあります。ロットを上げる場合は最悪ケースでの損失額を必ず考えてください。
- ロットを大きくする
- ナンピンを活用する
上画像は【7781平山】をトレードしている最中です。しばらく小動きの銘柄が前日に大きく上昇したことで出来高も増えています。本日(上画像)も出来高は78,500株となっています。板を見ると78,500株と比較して863円と866~868円に厚い買い板が入っていることがわかります。
こんな形で「ここはさすがに売られにくそう……」と自信がある場合はロットを増やして大きなリターンを狙いにいく場合があります。ただしリターンだけではなくリスクも必ず考えておく必要があります。
【7781平山】だと損切りをする場合は866円か863円になりそうです。871円で買った場合、100株だと-500円か-800円、200株だと2倍になります。リスクとリターンを考えて損切り額が少し大きい…と思うようであれば、100株だけにするとか、指値買いを869円に変更するなどの策が取れます。
しかし強い相場の時であれば指値買いを下げると刺さらないこともよくあります。そういう場合はナンピンを活用するのも一つの手段です。871円、869円、868円に100株ずつ指値買いをいれていく…自分ならそういう手段も取ります。ロットにメリハリをつけることで収益は大きく変わりますので、ぜひ試してみてください。
得意な銘柄と時間帯を見つける
自分は東証スタンダードと東証グロースの1,000円付近の銘柄をデイトレしていますが、その中でも稼ぎやすい銘柄と稼ぎにくい銘柄があります。これはアルゴの動きや参加者、出来高によって変わるので文字では説明が難しいです。自分だけの得意な銘柄を見つけると安定して勝てる確率はグッと上がります。その為には日々さまざまな銘柄の値動きを見る必要があります。毎日同じ銘柄ばかり見ないように気を付けてください。
そして、得意な時間帯を見つけることでさらに勝率を上げられます。寄付はボラが大きいので稼ぎやすいですが、逆を言えば少しのミスで大損をする可能性もあります。しかし後場の13時~14時くらいは参加者も少なく出来高も少ないのであまり値動きはありません。時間によって同じ銘柄でも値動きは全然違うので得意な時間帯を見つけることでも勝率は上がります。ちなみに自分は15時直前の引け間際が一番得意で稼げる時間帯です。
- 寄付9時~9時半…ボラが大きく稼ぎやすいですが、少しのミスで大損する可能性もあります。この時間帯の値動きを見ておくことで9時半以降の稼ぎやすさが違ってきます。
- 9時半~10時…少しずつ落ち着いてくる時間帯ですがまだボラはあります。
- 10時~11時半と12時半~14時半…比較的ゆったりとした時間。レンジ相場になることが多いので細かく何度も稼げる時間帯です。
- 14時半~15時の引け…ボラが大きい割にわかりやすい動きをすることが多く一番稼ぎやすい時間帯です。
引け間際が実は一番稼ぎやすい
引け間際が稼ぎやすい理由はわかりやすい動きをする銘柄が多いからです。
上画像【6522アスタリスク】の歩み値を見てください。引け間際だけ株価が下げても強引に買ってきている人がいるのが歩み値を見るとわかります。
こういう動きをした銘柄を発見した時は適当に買い下がっていき、約定したらすぐに売り注文を入れておけば高い確率で利食いできます。上画像【6522アスタリスク】の場合でしたら、2,335円以下で買い下がっていき約定すれば2,340円以上に売り注文をいれます。
このような銘柄の発見方法としては、板を見るだけでもわかることはありますが、確実な方法としては歩み値をチェックすることです。株価が数秒単位で上下に動いている場合は高い確率で引け間際特有の買いが入っているので、買い下がっていけば大体儲かります。引け間際は他にも簡単に稼ぎやすいパターンがありますので、毎日チェックして是非見つけてみてください。
ハイスペックPCと大型モニターを用意
2024年8月現在のデイトレ環境・トレードルームです。
デイトレードにはハイスペックPCと大画面モニターが必要です。15~25万円くらいのPCであれば、基本的に問題なくデイトレードができます。初めてのデイトレードでしたら20~35万円くらいで探してみてください。さまざまなトレードツールを立ち上げて複数モニターでがっつりデイトレードをやるなら、35~55万円のトレードPCが必要です。
デイトレード用PCは僕もお世話になっている”勝ち組デイトレパソコン販売”さんでの購入がおすすめです。コスパもよく、販売担当者が専業トレーダーなのでPC購入での失敗がなくなります。
モニターを購入する上で意識すべき点はサイズと解像度です。高解像度(WQHDや4K)に設定できるモニターだと、従来のフルHDモニターと同じサイズでも作業スペースが大幅に広がります。その結果さまざまなトレードツールが配置できます。モニターサイズは27インチか42.5インチがおすすめです。
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2010年創業 累計販売台数は1,430台超え!
【実践編】板読みデイトレード実況解説動画を視聴する
板読みデイトレード手法のすべてをお伝えしました。最後に実況解説しながら実際にデイトレしている動画を2つご紹介します。文字を読むだけではなくデイトレ実況解説動画を観ることで板読みデイトレードの理解がさらに深まります。
⇒期間限定公開中!【板読みデイトレード実況解説動画】寄りから引けまで利益をコツコツ積み上げ 2023年9月6日【2023年138勝12敗】
⇒サンプル動画【板読みデイトレード実況動画】2021年12月23日14:40~15:00
さらにデイトレ実況解説動画を視聴したい人へ
YouTubeで僕のメンバーシップに加入していただければ、70個以上の板読みデイトレード実況解説動画が視聴できます。板読みデイトレードは今でも通用する手法です。実況解説動画を視聴することで板読みデイトレード手法の理解がさらに深まります。興味のある方は是非検討してみてください。
まとめ
長い文字と動画を最後まで読んでいただきありがとうございます。板読みデイトレードはリスクが低くデイトレ初心者でも利益の上げやすいデイトレード手法です。実践していただけると嬉しく思います。また、記事を読んだ中でわからない点があればお気軽にコメントしてください。
反響がすごいでしょうね。
さて、今日は”④指数が弱く個別株も弱い”だったと思いますが、
そうとも知らず、コツコツドカンでした。
毎日読み返し、少しはドカンの無い日を作ります。
タックン様
コメントありがとうございます。
今日は指数じり下げだったので大きな急落銘柄は少なかったかもしれませんが、中途半端な価格に指値買いをいれていると買っては損切り買っては損切り…と、何度も細かな損切りが続くことは多かったかもしれません。
もちろん銘柄によっては急落もあったと思いますので、コツコツドカンになられたのもわかります。
ぜひ、読んでみてください。
そしてわからないことや気になることがありましたらコメントいただければお答えしますので、お気軽にしてくださいね。
はじめまして。
とても勉強になるブログをありがとうございます。
記事を参考に、出来高ランキングや売買急増ランキングから探してみたのですが、そもそもスプが開いた銘柄を見つけることができませんでした
寄付きから10時くらいまで見ていたのですが、探し方や時間帯が悪いのでしょうか?
コメントありがとうございます。
東証Gにはスプレッドが開いた銘柄が多いですよ。
東証Pや東証Sだとほとんどないと思います。
一度チェックして貰えたらと思います。
自分はSBI証券のHYPER SBI2のランキングの売買代金急増銘柄から板読みデイトレード銘柄を探しています。
詳しくは別記事に記載していますので、良ければ読んでみてください。
板読みデイトレードを始めるためのツール設定と環境を解説
⇒https://methane-trade.com/matsui-netstock/
初心者です。始めたばかりでまだ、トレードしておりません。このサイトで勉強します!
質問です。
株の板読みデイトレード手法で一日5,000円稼ぐ
「【株を買う時は指値買いだけ】上値買いや成行買いはNG」のところで829円で入らないということはわかりますが、どうして「売り板が831円にあるので自分の売り指値は830円にいれることになる」のですか?よろしくお願いします。
売り指値は一番最初に約定する価格に入れる必要があるからです。
829円で買った場合のたとえ話をしているのですが、その場合、829円の売り板は(購入しているので)当然なくなっており次の売り板は831円にあるので、830円に売り指値を入れることになります。
伝わりづらくて申し訳ございません。
またわからないことがありましたらお気軽にコメントください。
デイトレおすすめツールの中で概要欄にモニター27インチが Dell S2721DS 27インチとありますが、LGモニター 27UL500-W 27 4Kよりもお勧めですか?ご見解と理由をご教示ください。
コメントありがとうございます。
27UL500-Wを調べましたが、こちらのモニターは縦型にできないかと思われます。
その為、27インチモニターを縦型にして使用している僕自身はS2721DS一択です。
モニターを縦型にして使用しないのであれば、4K対応ですし価格もお安い(Amazonセール中)ので27UL500-Wでも良いかと思います。
参考になりましたら幸いです。
早々に回答いただき感謝です。発注直前に気が付き助かりました。ありがとうございました。
いつもブログで勉強させてもらっています。板読みデイトレード未経験で全く知識がありませんが技術的なことで質問です。板読みデイトレードで5000円○○の中で「株を購入する際、新規を選択してから買い注文を入れる。売る際には返済を選択してから売り注文を入れる」とありますが、実況動画では売り注文した後、新規(1日) をclick、買いを入れた後、返済(1日)をclickしています。又、売り約定後に買いを入れた後に返済(1日)click、操作が早くてまともについていけないので、スローで何度か繰り返し確認していますが理解不能です。大引けでの買い一括返済はなんとなく理解できるのですが、こういった一連の操作について詳しく説明頂けないでしょうか?
コメントありがとうございます。
純粋にネットストックハイスピードの使い方は、松井証券公式サイトで学ぶのが一番かと思います。
僕の記事は完全初心者というよりある程度経験者へ向けて書いている部分があります。
未経験でしたらまずは公式サイトで基本的なことを学んでみてください。
参考になりましたら幸いです。
利用方法:ネットストック・ハイスピード
⇒https://www.matsui.co.jp/tool/ns-highspeed/rule/
回答いただきありがとうございました。早速サイトを開いて確認します。