デイトレードは知識なく始めてしまうと1ヶ月もあれば資金をすべて失います。専業トレーダーとして10年近く生計を立ててきた経験を通して、口座開設からデイトレードの環境構築・勝ち方までを完全ガイドしています。デイトレを始めたいと考えている人はもちろん、デイトレやってみたけど上手くいかない…なんて人もぜひ一度目を通してください。
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Contents
デイトレードの基礎知識
デイトレードをする際に知っておいた方がいい基礎知識を紹介します。
デイトレードとは
デイトレードとは一日で売買が完結する取引のことです。デイトレードは略してデイトレとも呼ばれています。株を持ち越すことなく、朝の相場が始まる9時から引けの15時半までに取引を完結させ、日々の値動きから利益を得ます。トレード回数が多い人だと1日に100回以上の売買をすることもあり、デイトレードで勝つ為には素早い決断力が必要です。
労働時間の短さと人と関わらずともお金を稼げることからデイトレードに憧れる人は多く毎年たくさんの人が参入してきます。ですが多くは資金を失い退場していくという現状があります。逆に数億円を稼いでいわゆる”億り人”となる人も存在し夢のある世界でもあります。
個別株だけではなく、FX・先物・CFD・仮想通貨とさまざまな市場でデイトレードができます。個人的に一番簡単なのが個別株なので、選択肢に迷う人は個別株でデイトレードやることをおすすめします。デイトレードのことを”スキャルピング”と呼ぶ人もいます。明確な定義はされておらず、買ってから売るまでの時間が数秒~数分で完結する場合はスキャルピング、数分~数時間で完結する場合をデイトレードと呼ぶことが多いです。
知っておきたい用語
デイトレードをする上で最低限知っておきたい用語を紹介します。
買った株が買値より値下がっている状態で売却し、損失を確定することです。損失確定、ロスカットなどと呼ばれます。多くのトレーダーは損切りを嫌がりますが、損切りをすることで損失額が更に膨らまないようにすることはデイトレードで儲ける上でとても大切なことです。
買った株が買値より値上がっている状態で売却し、利益を確定することです。利益確定、利確ともいわれ、損切りとは逆の意味です。デイトレードでは損切りを減らし利食いを増やすことで利益を積み重ねていくことが大切です。
ローソク足はローソクの形に似ていることから名付けられました。ローソク足はデイトレードをする限り毎日必ず目にするモノで、株価の値動きやトレンドをチェックする時に使われています。ローソク足が右肩上がりであれば価格は上昇傾向、ローソク足が右肩下がりであれば価格は下落傾向と判断することができ、売買判断のタイミングを見極める為にも使われています。
時間足とは、 1本のロウソク足を何分で描くのかを表したものです。5分足なら5分間の値動きが、1時間足なら1時間の値動きが一本のローソク足で表されます。デイトレードでは1分足~15分足を使うことが多いです。
移動平均線とは一定期間の価格から平均値を計算し、折れ線グラフで表したものです。使っていない人はいないと言ってもいいくらい代表的なテクニカル指標で、他のテクニカル指標と応用して使われることも多いです。さきほど紹介したローソク足と組み合わせることで価格の値動きがより明確になり、売買タイミングを判断する時に使われています。
現在価格より安い価格に並んでいる注文を買い板、高い価格に並んでいる注文を売り板といいます。買い板や売り板は人や機械(アルゴリズム)がさまざまな注文を出すことで常時増えたり減ったりしていて、この増減の動きを分析して株価は上がりそうか下がりそうかを判断することを板読みといいます。中長期投資で板読みは必要ありませんが、デイトレードで板読みはとても大切な技術です。
過去の株価の推移から未来の株価を予測する為に使います。テクニカル分析の大前提として同じパターンは今後も繰り返されるといった考え方があります。過去に10回中9回「A」というパターンになった後「B」というパターンになったとします。そうすると、次にまた「A」というパターンがきたら「B」になることを見越して株を買えば儲かりそうですよね。さきほど紹介した移動平均線も代表的なテクニカル分析の一つです。
メリット・デメリット
デイトレードのメリットとデメリットです。
- 労働時間が短い
- 人と関わらずにお金が稼げる
- 売買が1日で完結するので持ち越しリスクがない
- 夜に海外の株価を気にせずゆっくり寝られる
- デイトレードは売買手数料が完全無料
- 保有期間が短いのでやり方次第では低リスクな売買が可能
- 予測できない材料に対応する必要がない
- 少額資金でも始められるので資金効率がよい
- トレード回数が多いのでやる気次第では実力が向上しやすい
- どんな相場でもやり方次第では利益にできる
- 負けが続けば物凄いスピードでお金が減っていく
- 早い人だと1ヶ月でトレード資金の大半を失うこともある
- 毎日勝ち負けがはっきるするので精神的な負担が大きい
- 退場すると決まった時、デイトレに使った時間とお金すべてが無駄になる
- デイトレードの経験は他の仕事や転職活動に一切役立たない
- ほとんどの人が負ける世界
稼ぎやすい時間帯
デイトレードで一番稼ぎやすい時間帯は寄り付きの9時から9時半です。参加者も多くボラティリティも大きいので効率よく稼げる時間帯です。兼業デイトレーダーの多くは寄り付き30分だけデイトレードをしてから本業の仕事をされている方も多いです。
デイトレードを始めたいと考えている人はまず寄り付き30分の時間を捻出して、始めてみてください。
9割が負ける世界
専業や億り人を夢見てデイトレードを始めても、9割近くの人が負けてしまう世界です。資金をすべて失い退場する人も少なくなく、早い人だと1ヶ月でトレード資金の大半を失う人もいます。
だからこそ、デイトレードを始める人は最低限の知識とリスク管理を学んだ上で始めるようにしてください。最初から勝つことは難しいので、少ない資金でデイトレードをして負け額をとにかく小さくすることが大切です。
デイトレード上達法
デイトレードの上達法として主に3つあります。
- 本・ブログ・X(旧Twitter)・YouTubeを見て手法を探したりメンタルを学んだりする
- 実際にデイトレードをして相場観を養う
- 自分のトレード内容を見直す
この3つすべてを同時並行でこなしていくことで少しずつ上達していきます。
デイトレードではさまざまな手法があるので、いろいろな情報をチェックして自分にあったトレード手法を見つけ出す必要があります。ブログやX・YouTubeの無料情報だからといってバカにはできません。中には非常に有益な情報発信されている方もいるので、気になる人がいれば徹底的にチェックしてください。
そしてブログやXではデイトレーダーのメンタル面を学ぶことも大切です。勝っている人や負けている人の精神状態、負けている人がやらかしがちなトレード、そんな部分を学んでください。デイトレードは向き不向きのある世界ではありますが、負けている人が取ってしまう行動は比較的似ています。
デイトレードで負けている人と同じことをしないだけでも、勝ちへの可能性が高くなります。負けている人の分析は非常に大切なので、性格が悪いことかもしれませんが必ずやってください。
デイトレードは実践経験が何より大切です。デイトレードで自分の大切なお金が増えたり減ったりしている時の感情は勉強で身に付けることはできません。実践経験を通して自分のお金が増減しても平常心でトレードするメンタルを身に付ける必要があります。
そして実際にデイトレードした後に自分のトレードを見直すことで、デイトレード技術は大きく上達します。一つひとつのトレードをすべて振り返り、負けた理由や失敗した理由を考えてください。そうして少しずつトレードを改善していくことで、無駄な損失が減っていき利益を残せるようになっていきます。
読んでおきたい本
デイトレードやるなら必ず読んで欲しい本が1冊あります。「デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術」というタイトルの本です。僕自身はこれまでに10回以上は読んでいて、この本を読んでいなければ株でご飯を食べることは絶対に諦めていました。
株で負けてしんどい時にこの本を読み返すことで何度も勇気づけられていました。デイトレードで勝つ為にはメンタルの要素も非常に大切です。こちらの本一冊読むだけでデイトレにおけるメンタルはばっちりです。
トレーダーとして成長するには、心底トレーディングをやめたくなるような日を耐え忍んで明日を迎える経験が不可欠である
デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術より引用
デイトレードを始める準備
デイトレードを始める準備について紹介していきます。順序としては、
- 証券会社の口座開設をする
- 50万円を入金する
- 信用取引口座を開設する(この時点でデイトレできます)
- デイトレード環境を構築する
- トレードツールをデイトレ仕様に設定する
以上5つの準備が必要です。
信用取引でトレードをするには最低30万円が必要です。
証券会社の口座開設
まずは証券会社の口座開設をしましょう。証券会社のHPにアクセスし、書類の提出と必要情報を入力すれば、審査を経て口座開設が完了します。そして口座開設完了後にIDとパスワードが記載された手紙が届いたら、証券会社にログインできるのでお金を入金したら株式投資ができます。
- マイナンバー
- 本人確認書類
- 金融機関口座
これらの書類や情報が口座開設時に必要です。また、口座開設は郵送とネットどちらでも手続き可能ですが、ネットだと10分もあればできるのでネットでの手続きがおすすめです。
デイトレードでおすすめの証券会社は松井証券一択です。松井証券はデイトレーダーに特化したトレードツールを作っており、非常に使いやすいです。他にも板乗りが速いとかトレードツールの不具合が少ない、といったメリットもあります。また、デイトレードに限り売買手数料は完全無料なので、コストも一切かかりません。デイトレードで勝つ為にはトレードツールは非常に重要なので、他証券会社を使ってデイトレードしている人もこの機会に松井証券へ変更してください。
口座開設する際は、【特定口座】かつ【源泉徴収あり】を選択してください。一般口座や源泉徴収なしを選択した場合、確定申告をしなければいけない可能性が出てくるからです。
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資金50万円を入金する
入金のやり方を解説します。証券会社から届いた手紙のIDとパスを入力して証券会社のWebサイトでログインしてください。信用取引をやるには30万円必要ですが、少しでも負けたら信用取引ができなくなるので余裕を持って50万円入金しましょう。
デイトレード未経験の人は大きな金額を入金しないように気を付けてください。というのも最初から勝つことは難しいので、勝てない間は負け金額を小さくする必要があります。大きな金額を入金してしまうと、それだけ負け額が大きくなってしまうからです。
松井証券公式サイトへログイン後、【口座管理】⇒【ネットリンク入金】をクリックしてください。
ネットリンク入金は振込手数料が無料かつリアルタイム入金ができるので、入金手続きが終われば即時証券会社に入金額が反映される便利なサービスです。利用可能金融機関からご自身が使用している金融機関をクリックし、流れに沿って手続きすれば入金できます。
地方銀行などを使用している場合はネットリンク入金ができないこともあります。その場合は【口座管理】⇒【登録情報】とクリックし、下の方へいくと入出金先金融機関の【入金先銀行】の口座が記載されているので、そちらへ銀行振込してください。銀行振り込みのデメリットは手数料がかかることと、入金反映まで30分~1時間かかることです。
信用取引口座の開設
入金が終われば信用取引口座の開設申し込みをします。Webサイト【口座管理】⇒【各種口座開設状況】をクリックします。
信用取引口座が未開設でしたら赤丸の部分に【開設する】と記載があるのでクリックをしてください。その後は流れに沿って申し込みをすれば、審査後に信用取引口座が開設されます。
- 申し込み前に30万円以上入金をしておきましょう
- 投資経験が浅いと審査に落ちることがあります
- (だからと言って)申し込み時に嘘は書かないようにしましょう
- 投資歴が浅い人は信用取引のリスクを調べてください
- 審査の際に証券会社から電話がくることがあります
- 申し込みは何度もできるので落ちても再申し込みをしましょう
信用取引のリスクについても言及しておきます。こちらの記載のことを理解しておけば問題はないかと思います。
- 信用取引は預けた資金の約3.3倍の取引ができます
- 現物取引と比べると手数料が安いです(デイトレードだと売買手数料は無料)
- 借金して株を買うので、信用で買った場合は金利のコストが毎日かかります
- 空売りした場合は貸株料と呼ばれる毎日かかります(空売りの場合、金利はかかりません)
- レバレッジをかけて購入した銘柄がストップ安をつけると借金する可能性があります
- 特定の銘柄を空売りしている人が多ければ、逆日歩と呼ばれるコストが発生します
40万円でデイトレ環境を構築
信用取引口座を開設した時点でデイトレードはできます。ですがトレード環境を整えておかないと勝つことは難しいです。
こちら2024年8月現在の僕自身のデイトレ環境・トレードルームです。
僕自身のトレード環境を詳しく知りたい方は別記事を参照してください。PC本体が3台、モニター計8台で環境構築に200万円以上かかっています。ですがこれはオーバースペックでして、デイトレードするだけでここまでの環境を構築する必要はありません。
デスクや椅子も込みで限りなく安くトレード環境を揃えるなら40万円弱で用意できます。デイトレードしたいけどなるべく安くトレード環境を揃えたい人は、別記事で紹介しているので参考にしてください。
おすすめのパソコン
パソコンとモニターとネット回線だけは非常に大切なので、少しだけ紹介させてください。証券会社のトレードツールはPCスペックが要求されます。価格で言うと20~40万円のパソコンが必要です。初めてのデイトレードでしたら20~40万円を目安にデイトレ用のパソコンを探してみてください。
僕自身デイトレード用のパソコンは勝ち組デイトレパソコン販売というデイトレに特化したBTOパソコンを販売している会社から購入しています。おすすめしたい点としては、
- 担当者がトレード経験者
- 価格が他メーカーより安い
- 発送が早い
- PC本体だけではなくモニターやアームなどフルセット購入もできる
- 2年保証と長期保証がついている
とさまざまなメリットがあります。過去に2台勝ち組デイトレパソコン販売さんで購入させていただきましたが、トレード用のパソコンはずっとここで良いでしょと思えるくらい良かったので、今後もお世話になる予定です。PC買い替えを検討している人はチェックしてみてください。
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おすすめのモニター
デイトレ用にモニターを選ぶ際はサイズと解像度の2点が大切です。僕自身の結論としては解像度は4Kで、モニターサイズは42.5インチが一番使いやすいです。デスク環境やモニターを複数使う場合によっては縦横回転できる27インチモニターもおすすめです。
解像度4Kをおすすめする理由は、同じモニターサイズでも高解像度にするとトレードツールをたくさん設置できるようになるからです。フルHDなどの低解像度と比べて4Kの高解像度はさまざまなトレードツールが設置できるので、デイトレードをやる上で非常に便利です。これは実際に使ってみたらわかりますし、初めての人だと感動するレベルです。
これまでモニター購入する際に解像度を意識してこなかった人は、騙されたと思って4Kモニターを選んでみてください。
ネット回線は100Mbps必須
デイトレードではネット回線もとても大切です。無線は回線が不安定なので必ず有線で接続してください。ほとんどの家で大丈夫だと思いますが、回線速度のテストをしてみて100Mbps未満であれば回線会社を変更した方がいいです。もしくはLANケーブルが古い可能性もあるので、LANケーブルを買い替えてください。
ネット回線で一番のおすすめはSONYのNURO光です。SONYブランドなので安心安全ですし、通信速度が最大10Gbpsとデイトレする上で困ることはありません。ただNURO光は提供地域が限定されています。提供エリア外の人におすすめしたいのはフレッツ光です。フレッツ光は僕自身が何年も使っていますが、トラブルが少なく回線が非常に安定しています。もちろんデイトレードで困ったことは一度もありません。
そして万が一のトラブルで契約しておきたいのがスマホの楽天モバイルです。楽天モバイルは1台持ちであれば回線トラブルも多く不安ですが、サブスマホとしては非常に優秀です。特にテザリングとしての使用が個人的には非常に便利です。家のネット回線がトラブル起きて繋がらなくなった時に楽天モバイルがあれば、テザリングで無線接続することで緊急事態を乗り切ることができます。もちろん外でパソコンを使いたい時にも楽天モバイルのテザリングは重宝します。
楽天モバイルはまったく使わなければ(月3Gまでなら)月額968円、どれだけ使っても月額3,168円です。契約していれば楽天市場でのポイント還元率が上がるので、お買い物すれば月額968円の元は比較的簡単に取ることもできます。僕自身は回線トラブルに備えてもう一社ネット回線の契約した方がいいか?検討していた時期もありましたが、楽天モバイルを契約したことでその不安は消えました。
ちなみに楽天モバイルの速度テストは10Mbps程度と速度は低いです。スキャルピングは少し難しいですが、デイトレードするくらいならそれほど気にはなりません。スマホ本体はテザリング用でしたらRakuten Hand 5Gがコンパクトで持ち運びに便利ですし価格もお安いのでおすすめです。
テザリングとはスマートフォン(親機)のモバイル回線データ通信機能を利用して、パソコンやタブレットなどの外部機器(子機)をインターネットに接続する機能のことです。
トレードツールの使い方
ここからは松井証券のトレードツール、ネットストックハイスピードの使い方を紹介していきます。
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松井のツールをインストール
まずは松井証券のトレードツール、ネットストックハイスピードをインストールしましょう。Webサイトでログイン後、【ネットストックハイスピード】⇒【ダウンロード】をクリックします。
インストールが終われば、【起動する】をクリックするとネットストックハイスピードが立ち上がります。
おすすめ環境設定
ネットストックハイスピードを立ち上げたらまずは環境設定しましょう。
【ウィンドウ】⇒【SDI表示設定】をクリックします。
SDI表示設定をクリックすることで、トレードツールを自由に配置することができるようになります。これネットストックハイスピードを長く使っている人でも割と知らない人が多い機能です。
【設定】⇒【環境設定】をクリックします。
たぶん初期状態と自分はほぼ同じですが、起動時設定は前回終了時画面にしています。注文お知らせ設定は好み分かれますが、僕は邪魔にならない位置に配置したいので、通知を任意の位置に表示できるようにしています。
【設定】⇒【スピード注文設定】をクリックします。
【共通】では誤発注が心配ならダブルクリック、とにかく素早い注文をしたいならシングルクリックを選んでください。数秒から数十秒のトレードが多い人はシングルクリック推奨です。
そして【株式】では取引区分ロックの【両建て禁止】か【新規売建を発注しない】にチェックしてください。松井証券では株を売却する際に間違って新規で空売りのポジションを作る誤発注を誰もが一度はしてしまいます。【両建て禁止】か【新規売建を発注しない】にチェックしておくと、この誤発注を防ぐことができます。
必要なツールあれこれ
デイトレード時に必要なトレードツールを4つ紹介します。さらに詳しく知りたい方はデイトレを始めるためのツール設定と環境についての記事で記載しているので、こちらもチェックしてみてください。
【一日信用取引】⇒【一日信用】⇒【一日信用スピード注文】をクリックします。
一日信用スピード注文で株を買ったり売ったりします。ネットストックハイスピードで一番大事なトレードツールです。右上の呼値空白と板固定にチェックを入れて、注文確認はチェックを外してください。
株を買う時は新規、株を売る時は返済にチェックを入れてください。先ほどのスピード注文設定で取引区分をロックしていなければ、新規で株を買った後に新規のまま売り注文を入れてしまうと、空売りのポジションができてしまい両建てとなってしまいます。
【余力情報】⇒どれかをクリックします。
資産やデイトレ収支の確認ができます。Webサイトでも確認できますが、ツールを立ち上げていた方が確認しやすいので立ち上げておきましょう。
【チャート】⇒【チャート分析】⇒見たいチャートをクリックします。
見たいチャートを表示させた後は、テクニカル指標や時間軸を選んでください。「連」にチェックを入れると他のツールと連動して動いてくれて結構便利なのでおすすめです。
【株式情報】⇒【株式ランキング】⇒見たいランキングをクリックします。
僕はデイトレードする時は東Gや東Sの出来高急増ランキングをよくチェックしています。直近急激に動いている銘柄の方がボラティリティが大きいので、デイトレードがやりやすいからです。
他は買気配や売気配も寄り付き時にチェックすることがあります。買気配や売気配になっている銘柄はギャップアップもしくはギャップダウンスタートするので、寄り付いてから大きく動く可能性が高いからです。そこにデイトレードのチャンスがあります。
あったら嬉しいサイトとソフト
最後にあったら嬉しいサイトとソフトを紹介します。僕にとって必須サイトは世界の株価で、必須ソフトはExcelです。
- 世界の株価で世界各国や商品の値動きをチェック
- Excelで日々のトレード収支を記録
世界の株価は使用していない人がいないといってもいいくらい有名なサイトです。一目で様々な指数の価格がチェックできるので大変便利です。
Excelはトレード収支を記録するのに使用しています。デイトレードする上で収支の記録は絶対にやるべきです。Excelが無ければノートに手書きでも構いませんので、毎日記録していってください。
デイトレードの手法
続いてはデイトレードの手法についてです。
デイトレードにはたくさんの手法があり、人によって向いている手法もあれば向いていない手法もあります。まったく同じ手法で10人がトレードしても勝ち負けはっきりするのがデイトレードの面白いところです。なので億トレのマネをしたところで誰しもが勝てるわけではありません。
デイトレードで勝つ為には自分に向いている手法を見つけることが非常に大切です。それではデイトレード手法の基本や実践で使える手法を紹介していきます。
板読みとテクニカル
デイトレード手法は大きく分けると「板読み」と「テクニカル分析(チャート分析)」の2つに分かれます。どちらかに限定せず板読みとテクニカルのどちらも使う人もいます。比率としてはテクニカル分析をメインにしている人が圧倒的に多いです。
僕自身はデイトレードをしていた頃は板読みをメインとしていてテクニカル分析はチャートを見る程度でした。どちらがいい・悪いはありませんので、どちらをやってみたいか、どちらが自分に向いていそうかを考えてみてください。
現在値より高い価格に並んでいる注文を売り板といい、現在値より安い価格に並んでいる注文を買い板といいます。この買い板や売り板は人や機械がさまざまな注文を出すことで常時増えたり減ったりしています。この増減の動きを分析して株価は上がりそうか下がりそうかを判断することを板読みといいます。中長期投資で板読みは必要ありませんが、デイトレードで勝つ上で板読みはとても大切な技術です。
過去の株価の推移から未来の株価を予測する為に使います。テクニカル分析の大前提として同じパターンは今後も繰り返されるといった考え方があります。過去に10回中9回「A」というパターンになった後「B」というパターンになったとします。そうすると、次にまた「A」というパターンがきたら「B」になることを見越して、株を買えば(もしくは売れば)儲かりそうですよね。移動平均線も代表的なテクニカル分析の一つです。
板読みの特徴
板読みの特徴です。
- 毎日”板”の値動きを見ることで実力が向上していく
- グロース市場などの新興銘柄だと板読みの技術を持っていると勝ちやすい
- 板読みの相手は人間より機械(アルゴリズム)の方が手強い
- 機械(アルゴリズム)が注文した板は人間を混乱させてくることが多い
- 大型株だと動きが複雑すぎて板読みは使えない
- 数秒~数十秒のスキャルピングトレードと板読みの相性が非常に良い
- 板読みメインだと一日の取引回数が100回を超える人も多い
- 板読みだとトレード回数が多いので検証や反省を毎日行うことで実力がついていきやすい
- 一回あたりの利益は数百円の場合も多いが、それを繰り返すことで大きな利益となる
僕自身は板読みデイトレードをメインにしていた時期がありまして、手法については別記事で完全公開しています。毎日5,000円を安定して稼ぎたい人におすすめの手法です。
テクニカルの特徴
続いてテクニカルの特徴です。
- メインにする時間足によって売買の時間軸が大きく変わる
- 大型株ならテクニカル分析一択
- 1分足や5分足がメインだと株の保持時間は数秒から数分間になることが多い
- 15分足や60分足がメインだと保持時間は数十分~数時間になることが多い
- テクニカル分析の指標は数十個あり、それらを自分で組み合わせることが必要
- ローソク足と移動平均線だけのシンプルなテクニカル分析でデイトレードをする人もいる
- テクニカル分析で優位性が見つかれば、システムを組んで自動的にトレードをさせる人もいる(いわゆるシステムトレード)
テクニカル分析ではついてる仙人さんの手法がおすすめです。チャートからトレンドを判断してトレードを行います。デイトレードと言っても1日に1~2回しかトレードをしないので、ゆったりトレードをしたい人向けです。日経225先物を対象に書かれた本ですが、出来高の多い大型株にも使える手法です。
トレード手法完成までの流れ
先ほどもお伝えしたようにデイトレードでは自分に向いた手法を見つける必要があります。人から見たら変な手法と思われても、それで勝てるのであれば何も問題はありません。結果がすべてです。
手法が完成するまでの流れとしては、
- 本・SNS・ブログ・相場を見て手法が閃く
- 実際に少額の資金でデイトレードをして検証
- 検証してダメそうなら①に戻る
- 検証して使えそうなら新手法の完成
といった流れです。大体10個くらい手法が閃いたとして、そのうちの1つでも新たな手法として使えれば良い方です。そして手法は時間が経つに連れて廃れていくものなので、既存の手法の改良はもちろん、デイトレードで稼ぎ続けるためには常に新手法を開発していく必要があります。
手法は本・SNS・ブログで探す
デイトレードの手法は自分だけの力で探すより、他人の力を借りた方が効率的です。本やSNS・ブログで今はさまざまな人がデイトレード手法を公開しています。明確に公開していなくても、デイトレーダーのSNSやブログを読むだけで何となく手法がわかることもあります。自分から積極的に情報を取りに行ってどんどん盗んでいきましょう。
おすすめの本を2冊紹介するのと、SNSはXのおすすめアカウントを紹介した記事を書いています。そしてブログはブログランキングから面白そうなデイトレブログを探してみてください。
- 書籍⇒初心者でも実践しやすいRょーへーさんの手法
- 書籍⇒エントリー判断が非常にわかりやすいついてる仙人さんの手法
- SNS⇒ブログ記事【厳選】Twitter”X”のおすすめ株クラアカウント20選
- ブログ⇒ブログランキングからデイトレブログを探す
初心者おすすめのデイトレ手法
僕自身が2015年10月から実践している板読みデイトレード手法は低リスクでデイトレード初心者におすすめです。低リスクの理由は格上のデイトレーダーがいない銘柄でデイトレードをするからです。板読みデイトレード手法は僕のブログで完全公開しています。
多くのデイトレーダーはボラティリティと出来高の多い銘柄でデイトレードをします。しかし、そういった銘柄はプロのデイトレーダーが集結するので難易度はめちゃくちゃ上がります。逆にボラも出来高も少ない銘柄だと、格上のデイトレーダーはいないので相対的に自分が優位に立てます。
デイトレードの世界では1番を目指す必要なんてありません。自分の実力が上から100番であっても101番や102番の人と戦って勝てればお金は増えていきます。勝った負けたの世界で勝ち続けるためには、戦う相手(銘柄)を選ぶことが大切です。
テクニカル分析の基本
続いてテクニカル分析の基本を簡単に解説します。テクニカル分析はローソク足と移動平均線を組み合わせて使用することが基本です。+αで他のテクニカル指標を使うかどうかが人によって分かれるポイントです。人によってはローソク足と移動平均線のシンプルなテクニカル分析の人もいますし、他のテクニカル指標を2つも3つも組み合わせて活用している人もいます。板読みと同様でテクニカル指標を活用して自分なりに勝ちやすいパターンを作っていくことが大切です。
トレンドに沿ったトレード
テクニカル分析ではトレンドに沿ったトレードが一番シンプルで値幅が取れます。上昇トレンドでは買いのみでエントリーし、下落トレンドでは空売りでエントリー、そしてトレンドレスでは売買をしません。
上昇トレンドと下落トレンド、そしてトレンドレスの判断方法はいろいろとありますが、一番わかりやすいのは移動平均線とローソク足の位置で判断することです。移動平均線の上にローソク足があれば上昇トレンド、下だと下落トレンド、それ以外はトレンドレスと判断する方法です。チャートをパッと見ただけで判断ができます。
このトレンド分析のやり方は先ほど紹介したついてる仙人さんの書籍が非常に勉強になります。
レンジ相場は支持線・抵抗線
レンジ相場では支持線・抵抗線を活用する方法があります。支持線や抵抗線は多くのトレーダーが意識する価格帯なので、必然的に支持線では買われやすく抵抗線では売られやすくなります。先程載せたトレンドレスのチャートを見てください。
レンジ相場だとトレンドに沿った売買はできませんが、レンジ相場を活用したトレードができます。レンジ下限(支持線)で買い、レンジ上限(抵抗線)で売れば儲けやすいです。またその場合、損切りする時はレンジブレイクした時です。
レンジブレイクした場合はトレンドが出やすくなるので、迅速な損切りを心掛けてください。間違ってもナンピンだけはしないように注意してくださいね。
支持線とは、過去の株価の下値と下値を結んだ線のこと。抵抗線はその逆で、過去の株価の上値と上値を結んだ線のことです。どちらの線も斜めに引くのではなく、真っすぐの横線で引くのが特徴です。
デイトレード銘柄の選定方法
続いてはデイトレード銘柄の選定方法を紹介していきます。先ほども軽くお話していますが、デイトレードは銘柄にこだわることで勝率が大きく変わります。
ボラと流動性が必須
まずはデイトレード銘柄を選ぶ上での考え方から紹介していきます。
デイトレードはボラティリティと流動性のある銘柄を選ぶのが必須です。ボラティリティ(株価の変動)がない銘柄を売買しても値幅がとれません。流動性がなければ株を買いたい時に買えませんし、売りたい時に売れません。デイトレードは1日で完結する売買なので、この2つを兼ね揃えた銘柄を選ばなければ儲けることはできません。
格上とは戦わない視点を持つ
多くのトレーダーは考えていませんが、株を買う時には売ってくれる人がいて、株を売る時には買ってくれる人がいます。デイトレードはいわば対人ゲームだということを強く意識してください。
僕がデイトレードで安定して勝ち続けられるようになった大きな理由は、自分より格上のデイトレーダーと戦わないようにしたからです。そのためには銘柄選定が非常に大切です。
「ボラと流動性はそこそこあるけど大きな資金を持っているプロが参入しづらい銘柄。」そんな銘柄を狙ってデイトレードをしてからは負けなくなりました。グロース市場で1日の出来高が10~100万株くらいであれば資金力を持ったプロは参入しづらいので、格上と戦わずデイトレードをしたい人は参考にしてみてください。
格闘ゲームやFPSゲームで想像してください。プロと戦うより、ゲーム始めて1ヶ月目の人と戦った方が勝てる確率は高いですよね。寧ろ、ある程度の経験値がある人だとほぼほぼ負けないと思います。デイトレードでも銘柄にこだわればそれに近いことができます。プロと戦って稼いだ100円と下手な人と戦って稼いだ100円、価値は同じです。ずるいと思われるかもしれませんが、デイトレードは勝った負けたの世界なので、勝つことにこだわった選択肢を取るべきです。
ただし大きくは勝てない
格上がいない銘柄でデイトレードする場合のデメリットは、大きな金額が勝てないことです。僕が2015年10月からやってきた板読みデイトレード手法は格上と戦わないことで比較的低リスクで勝てる手法です。しかし1日に勝てる金額は限られていて、5,000円から頑張っても2~3万円くらいです。
「デイトレードでお小遣いを稼ぎたい」そんなスタンスであればいいですが、デイトレードで生計を立てたいと思う人だとちょっと少ないですよね。プロがいない銘柄で戦う場合は大きく稼げないデメリットがあることは覚えておいてください。
デイトレードなら新興銘柄
個別銘柄はいくつかに分けられます。
- トヨタやソフトバンクなど誰もが知っている大型株
- 上場したばかりのIPO銘柄
- 株価が300円未満の小型株
- 東証グロースやスタンダード市場に上場する新興銘柄
結論、板読みなら新興銘柄に絞ってください。テクニカルでも新興銘柄をおすすめします。新興銘柄のメリットはボラティリティの大きい銘柄が多いことが挙げられます。材料1つで10~20%動くなんてザラにあります。デイトレードする上でボラは必須なので、デイトレーダーの多くは新興銘柄中心にトレードをしています。
そして大型株とは違って板がスカスカな銘柄が多いので、先ほど言った格上のトレーダーの参入が少ないので難易度が低いのもメリットの1つです。もちろん板が詰まって出来高の多い新興銘柄もありまして、そういう銘柄だと大口投資家やアルゴリズムなどがたくさんいるので難易度が上がります。
銘柄ごとの特徴
先ほど紹介した4種類の銘柄の特徴を簡単に紹介します。
大型株は板読みが通用しないことが特徴です。ですがテクニカル手法をメインとする場合は大型株で戦う利点はあります。というのも大型株は出来高が大きい銘柄が多いので、チャートが比較的綺麗な形となり、テクニカル分析が機能しやすいからです。
IPOは非常にリスクが高い銘柄なので上場して数日は触らない方がいいです。上場したばかりのIPO銘柄はテクニカル分析がしたくても過去の情報がないのでできません。また値動きが非常に速いので板読みすることも難しいです。S安からS高へと雑な値動きをすることも珍しくありません。ボラだけ見ると魅力的ですが、一般的な銘柄とは違い異常な値動きすることが多く、ギャンブル要素が大きな銘柄です。
小型株はまたの名をボロ株とも呼ばれることがあります。普段は1円2円しか動きませんが、材料や大口投資家の仕掛けで火が付くことがあり、1日で50%近く値上がりすることもあります。タイミングが良ければ一日で大きく稼げますが、逃げ遅れると非常に大きなマイナスとなるので、ハイリスクハイリターンな銘柄です。
東証グロースは多くのデイトレーダーが集まる市場です。スタンダード市場だとデイトレーダーは減りますが、グロース市場で触る銘柄がなかった時にスタンダード市場にも目を向けることがあります。デイトレードする上で一番おすすめしたい市場です。
売買ランキングが手っ取り早い
さて、ここからは具体的なデイトレード銘柄の見つけ方を紹介していきます。手っ取り早いのは売買ランキングをチェックする方法ですね。証券会社のトレードツールには売買ランキングがあるので、出来高が多い銘柄や出来高が急増している銘柄などを表示させて、1銘柄ずつ板やチャートの動きを見てデイトレしやすそうかを確認していきます。
このデイトレしやすそうか?の感覚は人それぞれ違います。最初はそういう感覚が全然わからないと思うので、あまり銘柄を限定しすぎず幅広くいろんな銘柄をトレードするようにしてください。例えば同じグロース市場でも、株価や一日の出来高、板の厚みなどによって値動きは結構変わります。
決算や材料の出た銘柄
JPX公式サイトで見られる適時開示情報をチェックして、決算や大きな材料が出ているかどうかを確認するのもひとつです。決算や材料次第では翌日大きく動きます。
夜間PTSで動いている銘柄
適時開示情報をチェックするのは面倒という方は、夜間PTSで動いている銘柄をチェックしてください。夜間に動いている銘柄は相場が引けた後に開示が出ている可能性が高いです。一つひとつ開示をチェックせずとも、PTSで動いている銘柄のみ開示をチェックすることで時短となります。
最近は個人の煽りで動くことも多いです。PTSで動いている銘柄に何も材料が出ていない場合は、TwitterやYouTubeで銘柄検索をすることで動いている理由がわかることもあります。
楽天証券のスーパースクリーナー
楽天証券のスーパースクリーナーは条件に合致した銘柄を抽出できます。僕自身は板読みデイトレードに適した銘柄を見つける際に使用している時期がありました。
- 東証Sと東証Gにチェックを入れる
- 株価は500円~3,000円に設定
- 売買代金は10万~100万に設定
これらの条件をいれることで180件の銘柄が抽出されました。後はここから一つずつの板とチャートを確認してデイトレード銘柄を選定していきます。条件は人によって変わりますので正解はありません。デイトレードに適した銘柄がはっきりしている人にはスーパースクリーナーはおすすめです。
デイトレブログをチェック
デイトレードブログはたくさんのデイトレーダーが作っています。デイトレーダーがトレードする銘柄はボラティリティ、流動性を満たしていることがほとんどです。デイトレブログをチェックするだけでデイトレに適した銘柄が見つかります。
デイトレブログはブログランキングから自分にとって面白そうなのを探してみてください。毎日同じ人のブログを追いかけることでその人のデイトレ手法がわかってくることもあります。
ちなみにデイトレードするならご自身でもぜひブログを作ってください。毎日ブログを書くことでデイトレードのスキルは必ず上がっていきますし、デイトレ仲間も増えていきますし、読者が増えれば収益化も狙えるのでメリットしかありません。
無料メルマガに登録する
無料のメールマガジンに登録するのも結構おすすめです。メルマガで紹介される銘柄は旬なテーマ株が多いので、今流行っている銘柄がわかります。旬なテーマ株は1銘柄で終わる事は少ないです。流行っている銘柄がわかればその銘柄と関連した銘柄も買われることが多いので、調べておくことで次に上昇する銘柄を先回りして見つけることもできます。
テーマ株銘柄は板読みやテクニカル手法とは違い、心理ゲームのような稼ぎ方にはなりますが、デイトレはもちろん、2,3日の短期トレードでも非常に有効な戦略です。
↓で紹介しているメルマガは匿名かつフリーメールで登録できるので、面倒な手続きは一切必要ありません。是非登録してみてください。
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デイトレードで勝つ為に
デイトレードで勝つ為に僕自身がやってきたことを紹介します。
手法とメンタルと相場観が必要
デイトレードで勝つ為には「手法」「メンタル」「相場観」の3つが必要だと考えています。
- 手法…デイトレードでの戦い方ですね、人それぞれに向いた手法があるので自分にあった手法を見つけることが大切です。
- メンタル…勝てる手法があってもメンタルが伴っていなければ勝てません。自分で作ったトレードルールが守れない人や、毎日平常心でトレードができない人はメンタルを鍛えることが必要です。
- 相場観…毎日相場を見ることで力がついていきます。相場は雰囲気、という言葉がありますが、意外とバカにはできません。「普段と何かが違う」「何か違和感ある」経験者がそう感じる時はその後悪材料が出ることが多いです。
手法に関しては本・SNS・ブログなどをチェックして、自分の性格に合ってそうな手法が見つかれば使ってみてください。メンタルは「デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術」一冊読むだけでOKです。ただし10回は読み返してください。
相場観だけは勉強で身に着けることはできません。日々相場を見続けなければいけませんので、習得といいますか、力がつくまで時間がかかります。
日々相場を見て考える
日々相場を見て勝つ為に必要なことを考え続けることでデイトレの技術が向上していきます。
例えば…
- 投資家の心理状態⇒買っている人がどのあたりまで下げたら損切りしたくなるか?多くの投資家が損切りしたくなる価格で買ってあげれば、自分は勝ちやすくなる
- Aの動きの後Bになることが多い。具体的にどのくらいの確率で同じような動きになるのか検証してみよう
- 今日は日経平均が非常に下げている。こういう時に買われる個別株と売られる個別株の違いは?買われる銘柄、売られる銘柄、どちらでトレードした方が自分は勝ちやすい?
などなど。
デイトレードはある程度力が付くことで、急に勝てるようになることが多いです。僕自身も2年近く負け続けていましたが、板読みデイトレード手法と出会ったタイミングで急に勝てるようになりました。手法が自分の性格に合っていたこともありますが、2年近くの努力でメンタルと相場観もある程度身についたからだと思っています。負けている間は相場と向き合うことの意味を見出せないかもしれませんが、日々の努力は確実に成長へと繋がっています。
デイトレードの書籍より非常に好きな文章をここで引用します。
何ひとつうまくいかず、すべての選択の結果に自らの未熟さを思い知らされた時に、自らが成長しているとは思えないかもしれないが、こうした困難から這い上がってくるたびに大きな成長を遂げているのである。困難から這い上がってくる能力自体がその証である。トレーダーとして成長するには、心底トレーディングをやめたくなるような日を耐え忍んで明日を迎える経験が不可欠である。勝つためには継続しなければならないということを決して忘れてはならない
デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術より引用
人の手法をパクリまくる
デイトレード手法はいろんな場所で学べます。本・X(旧Twitter)・ブログ・YouTubeを駆使してトレード手法を学んでいってください。Xやブログでは明確にトレード手法を公開している人は少ないです。でも日々その人の投稿を見続けているとどんな手法かは結構わかってきます。
僕自身今メインとして使っているトレード手法は、元々Xのとあるトレーダーさんのをパクったのが始まりです。その手法は2018年頃から使っていて、形はだいぶ変わっていますが今現在も使えています。2020年からはその手法のお陰で年間1,000万円以上稼げるようにもなっているので、Xはもちろんそのトレーダーさんにも非常に感謝です。
もちろんそのトレーダーさんもわざわざ「自分の手法は〇〇です…」なんて書いていません。でも毎日投稿を見続けることで何となく手法がわかってきて、それを自分なりに改良していって今があります。自分でトレード手法を考えることも大切ですが、その閃きを得るためにも人の手法を参考にするのは絶対にやるべきです。
SNSで勝者と敗者を分析する
ちょっと性格悪く感じるかもしれませんが、SNSで勝者と敗者を分析してみるの結構おすすめです。慣れてくると、この人は安定して勝ち続けられそうとか、この人は勝てなさそう…なんてのがわかるようになってきます。
そして勝者と敗者の違いがわかるようになれば、敗者と同じようなトレードをせず勝者のやり方を真似ればそれだけで期待値プラスのトレードができるようになるはずです。
「なんでこの人は勝ち続けられるのか」「なんでいつまでたってもこの人は負けてばかりいるんだろう」こういう視点でXのアカウントをチェックしていればいろいろと気付きがありますよ。
デイトレードの本を10回読む
デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術は1回読んだだけではこの本の良さには絶対に気付けません。というか1回目だと同じようなことばっか書いてて眠たくなって途中で辞めてしまいません?自分がそうだったんですよね。でも、デイトレードで勝てない時にまたこちらの本を手に取った時に多くの学びがありました。
1回目より2回目、2回目より3回目の方がさまざまな気付きが得られるので、できることなら10回読んで欲しいです。僕はこの本がなかったらトレードで生計を立てることは諦めていたかもしれません。それくらい大切なことを学ばせてもらった本なので、読んだことがない人は必ず購入して読んでください。
ランニング・筋トレ
運動中にトレード手法を閃くことは結構あるのでおすすめです。ずっと在宅で仕事をしていると健康にも悪いので、健康目的でも運動はおすすめです。僕自身はトレード部屋にトレーニングベンチとダンベルを置いていて、相場中の暇な時間によく筋トレしています。
トレード手法の閃きといった意味では筋トレよりランニングの方が個人的には良いです。無心で外を走っていると、ふとしたタイミングで閃くことが過去何度もありました。ただ走ってるとすぐ忘れてしまうので、思いついた時にすぐメモできるようにメモ帳もしくはスマホを持っていくこと必須です。
初心者がやりがちな失敗
続いてはデイトレードを始めたばかりの人がやりがちな失敗について紹介していきます。致命的な失敗をやってしまうと人生レベルで取り返しがつかなくなることもあります。
会社を辞めて専業になる
意外と多いのが勝ててもしないうちに会社を辞めてデイトレ一本で稼ごうとする人。20代でしたらまだいいですが、30代以降や既婚者でしたら人生詰むレベルのやらかしになることあるので要注意です。
デイトレードは1ヶ月真面目にやって±0円で終わることすら最初は非常に難しいです。会社を辞めてしまうと生活費を稼がないと…といったプレッシャーとも戦わないといけません。そんな精神状態でデイトレード初心者が勝つことなんてほぼほぼ不可能です。デイトレードはそんな簡単に勝てるほど甘い世界ではありません。
安定して勝てるようになるまでは絶対に会社を辞めずに兼業でデイトレードをしてください。相場が開いている時間と会社の就業時間が被る人は、転職するか、夜にFXや先物などでデイトレードをしてください。とにかく最初から収入がない状態でデイトレードを始めないようにしましょう。
最初からフルレバ投資
最初からレバを掛けるのも絶対に辞めておきましょう。勝てる手法を構築できていないのにレバを掛けてもお金を減らす速度が上がるだけです。資金50万円でも5,000万円でも勝てる人は勝てますが、負ける人は5,000万円でも1ヶ月で簡単に全額溶かしてしまいます。レバを掛けたり大きな資金でやったりすることはそれだけ怖いことだと認識してください。
だから最初は資金50万円でやってください。資金の増額は勝てるようになってからでも遅くありません。少額資金でやっておけば、デイトレに向いてないとわかった時に勉強代と思って諦めもつきやすいです。負け額が大きすぎると引くに引けなくなってしまい、全額溶かすまで辞められない人も一定数います。
空売りで稼ごうとする
株の買いと空売りは同じように見えて難易度が全然違っていて、買いより空売りの方が難しいです。そして株価の上昇と下落の値動きは全然違うので買いと空売りを同じように考えていると上手くいきません。
こういった理由があるので、デイトレード初心者は最初買いのみでトレードをしてください。買いだけだと下げ相場は損するのでは?なんて思うかもしれませんが、例えば僕がやってきた板読みデイトレード手法だと買いしかしないのに下げ相場の方が不思議と稼ぎやすいです。やり方次第ではどんな相場であれ稼げるので、難易度の低い”買い”だけで相場を見て、トレード技術を上げていってください。
煽り屋推奨銘柄を触る
デイトレード初心者の人が非常に騙されやすいのが煽り屋が推奨する銘柄です。Xでフォロワーが多くて個別銘柄を連呼するような人がいたらフォローしないように気を付けてください。当然ですがそんなアカウントが推奨する銘柄は買わないように気を付けてください。
一見すると煽り屋が推奨する銘柄は値上がりしているように見えます。ですがそれは煽り屋が出来高の薄い銘柄を買い上げたり、煽った後にデイトレ初心者が買ったことで株価が上昇しているだけです。煽り屋は銘柄を推奨後に株価が上昇したところで大抵は売り抜けます。となると、煽り屋が推奨した後に購入した人たちは、煽り屋の為だけに購入したことになりますよね。
煽り屋推奨銘柄を購入しても勝てるようにはなりませんので、触らないようにしてください。Xでフォローすべきおすすめアカウントは別記事で紹介しているのでぜひ目を通してください。
必勝法を探す
デイトレードを始める誰もが一度は聖杯(必勝法)を探そうとします。デイトレードの世界で勝ち続けている人は一定数いますが、彼らは必勝法があるから勝てているわけではありません。地合いやその時の相場にあわせたトレードをすることで勝ち続けています。
投資の世界に聖杯はありません。億トレの手法を実力の無い人が真似しても勝つことはできませんし、億トレにトレードを教わったところですぐに勝てるとは限りません。囲碁や将棋の世界でプロから教わっても誰もがプロになれるとは限りません。投資の世界もそれと同じです。
多くのデイトレード初心者は儲かっている人を見つけると「何か自分には知らない必勝法があるのではないか?」と考えてしまいます。デイトレードで勝ち続けている人はリスク管理が上手で、相場に合わせて常に手法を改良し続ける人です。同じ手法で勝ち続けられるほどデイトレードは甘い世界ではありません。その為には日々の努力がとても大切です。
負け癖がついている
デイトレードで安定して勝てない人は毎日負け続けてしまうのがこの世界です。早ければ1ヶ月負け続けて資金が枯渇します。とは言っても「負けが当たり前」になってしまうと負け癖がついてしまいずっと勝てなくなってしまいます。Xやブログで負けたことをネタにしている人は意外と多いですが、絶対しないようにしてください。
負けた時はなぜ負けたのか?を徹底的に考えてください。そして勝てない間は毎日±0円を目標にしてください。最初からデイトレでプラスを目指すのは難しいですが、日々の積み重ねが気付かない間に大きな成長に繋がります。まずは±0円を目指して頑張ってください。
デイトレードに必要な心構え
最後はデイトレードで勝つ為に必要な心構えをお伝えします。デイトレード初心者が一番興味を持ってくれない分野ですが、デイトレードで儲けるために一番大切な部分です。必ず読んでください。
挑戦する期限を決めておく
悲しい話ですがデイトレードは向き不向きがあり誰もが勝てる世界ではありません。どれだけ努力をしても向いていない人が勝つことは難しいです。なので必ず期限を決めておいて、その日までに勝てるようにならなければデイトレードは諦めた方がいいです。
自分自身は証券ディーラーをクビになり個人でデイトレードを始めた時、3ヶ月で勝てないようであれば就職することを決めていました。証券ディーラーの期間も含めれば、勝てるようになるまで2年近くかかりました。期限を決めたからこそ真剣にデイトレードに向き合えましたし、結果的に駄目だったとしても悔いなく次の道に進めていたと思います。
相場ノートを用意する
専業トレーダーで相場ノートを用意していない人はいません。毎日トレードを振り返り、相場ノートに気付いたことや勉強になったこと、その日の反省点、予習したことや復習したこと、トレードした銘柄、買った価格や利食い・損切りした価格、なぜ損切りになったのかなどなど、デイトレードで学んだことをすべて記載していってください。
そして明らかな失敗があれば、同じ失敗を繰り返さないようにトレードルールを作ってください。トレードルールを作っていくことで損失は少しずつ減っていき、結果的に利益が増えていきます。デイトレブログを始めると尚デイトレスキルは向上していきますし、デイトレ仲間も増えていくのでおすすめです。
トレードルールは厳守する
自分で決めたトレードルールを守れない人は絶対に儲かりません。
- 損切り価格を決めていたのにできなかった
- 買うべき価格なのにビビッて買えなかった
- してはダメなのにナンピンをしてしまった
- ルールにない、なんとなくのトレードをしてしまった
デイトレードを始めると自分だけのトレードルールが増えていきます。そのトレードルールは儲ける為・損をしない為に作成しているはずです。トレードルールを守らずにデイトレードをするということは、優位性がないただのギャンブルトレードです。
ゼロサムゲームの世界でそんなギャンブルトレードをしていては絶対に勝てません。ギャンブルが好きでしたらパチンコやパチスロの方が少額で楽しめるのでおすすめです。
デイトレードに一発逆転はない
「デイトレードで億を目指す」そんな夢を持ってデイトレードの世界に足を踏み入れる人は多いです。しかし、デイトレードは運・不運とは無縁で実力がすべての世界です。一発大きいのをあててホームラン…そんなことはデイトレードではありません。デイトレードで億を目指すには毎日ヒットを打ち続けることが大切です。
デイトレードは一日でトレードを完結するので、ホームランを打てたとしてもたいしてお金は増えないんですよね。ホームランを打ちたいのであれば短期トレードがおすすめです。資産100万円でも2回テンバガー、株価10倍銘柄を買えれば億り人になれるからです(税金考慮せず)。
デイトレードは夢がある世界と思われますが、夢を叶える為には日々一歩ずつ進む必要があることを覚えておいてください。そしてそのためには日々の努力が必要なので、非常に険しい道のりです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
デイトレードを始めようと思う人がこちらの記事を読んで、少しでも儲かるきっかけになれば嬉しく思います。最後に自分がデイトレードで儲ける上で一番参考にしている書籍「デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術」から、一番印象に残った言葉をご紹介します。
トレーダーとして成長するには、心底トレーディングをやめたくなるような日を耐え忍んで明日を迎える経験が不可欠である
デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術より引用
今日はオリンピック閉会式の日です。連休を利用して動画をじっくり見させて頂きました。
真似は無理なので諦めかけましたが、利確のポイントは大変参考になりました。しかし、いくら観察してもエントリーポイントの優位性は理解出来ません。一つ考えたのは全ての銘柄が日中下落し、引けに向けて少し上昇する事を狙っているように見えました。
さて、このサイト、貴兄のツィターで初めて知りました、あと何回も閲覧させて頂きます。
目から鱗のサイトでした。有難う御座います。
タックン様
コメント、記事を読んでいただきありがとうございます。
エントリーのポイントは売買する個別銘柄の強弱(地合い)、マザーズ指数の地合いによって変わります。
強い動きをしている場合は強気で、弱い動きをしている場合は売り崩される時が多いので少し安い価格で指値を入れています。
エントリーポイントの考え方にはRょーへーさんの書籍は一つの参考になるかと思います。
⇒Rょーへーさんの書籍、初心者にもできる逆張りデイトレードの極意
こちらこそありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
めたん